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共有される女

投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
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2026/04/05 21:46:54 (q1e1YjXi)
通りが見渡せるカフェの窓際の席

カップルらしき男女が語らい合っている。
「〇〇ちゃん今日は遅くまで引っ張りまわしてごめんね。疲れちゃった?
遅くなっちゃうからそろそろ帰ろうか。親御さんも心配するだろうし…」
テーブルの上に置いてあった伝票を掴んで立ち上がる海斗は、そのままレジに向かい会計を済ませ、〇〇に振り返り、
「じゃあ行こう。」
帰り道の途中暗がりもあったが、海斗は〇〇の手さえも握ろうとはしなかった。
「〇〇ちゃん、今度の土曜日で付き合いだして半年だよね。土曜日はお互い少し早起きして□□ランドに行こうよ。」

〇〇と別れて帰る途上海斗のスマホが着信を示す。
それは会社の上司から土曜日出勤を厳命する電話であった。

「土曜日出勤かぁ…折角の休みだってのに面倒くさいなぁ……」
上司のあまりの剣幕に「わかりました。」と答えてしまった海斗。
しばらくして、〇〇との記念日デートの約束を思い出す。

「しまった……土曜日は〇〇ちゃんとデートの約束したんだった…
今更上司に断りの電話入れられないし、〇〇ちゃんすごく楽しみにしてたみたいだったし…どうしよう…」


その日の夜宙斗のマンション

海斗「宙お願いだから、土曜日俺の身代わりでデート行ってくれよ。
俺その日急遽出勤になっちゃって。〇〇ちゃん凄く楽しみにしてて……
頼むからさ…中止とか言って〇〇ちゃんを悲しませたくないんだ。」
宙斗「悲しませたくないって、お前…
〇〇ちゃんって、この前写真見せてくれた可愛い娘(こ)だろ。
海お前、自分の彼女が兄弟とはいえ他の男とデートしてても平気なのか?」
海斗「平気…ってわけじゃないけど……悲しませるよりはましだろ。」
宙斗「分かったよ、行ってやる。でも何があっても後で文句言うなよ(笑)」
海斗「分かった。助かったぁ…恩に着るよ宙。何があってもって何もないだろうし(笑)」
宙斗「で、どこに連れてく予定とかは話してあるのか?」
海斗「少し早起きして□□ランドに行こうって…細かい話は電話でって」
宙斗「□□ランドねぇ…成程。約束はお前と電話でするんだよな。
逐一こっちに連絡してくれるってことか。
お前が彼女の事なんて呼んでるのか、彼女との仲はどれくらいまで進んでるのか、色々と教えてくれ。」
海斗「なんでそんなこと必要なんだよ。」
宙斗「お前馬鹿か…知ってないと話し合わなくなるだろうが。
最悪俺が替え玉で来たって事、彼女にばれるぞ。そしたら、振られるなお前(笑)」
海斗「そ…そうか、そうだよな……振られるのは嫌だし、分かった話すよ。」

--------------------------------------------------

海斗の彼女を宙斗が寝取り、最終的に双子兄弟共有の女にされる(する)イメです。
以前ここで遊んだ〇〇さん、お待ちしてます。

宙斗・海斗:35歳の双子の兄弟。
      身長体重は共に176cm・75kg。
宙斗:S・寝取り癖有・観察深く気遣いができる(マメ)
海斗:M・自覚なしだが寝取られ癖有・鈍感で自己中

二人を外見で見分けるのは困難。
見分ける方法は性格的なものが一番だが、異性との付き合いが浅い〇〇にはまだ無理なこと

宙斗と海斗のマンションは向かい合っており、それぞれ最上階の角部屋。
それぞれの部屋から、それぞれの部屋が見える位置関係に建っていた。

 
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73
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/05/17 03:59:44    (ycXsXKe5)
−−−最寄り駅からターミナル駅、新幹線駅方面、海斗−−−
海斗「へへへッ、やっぱ俺のテクって女をメロメロにするんだな。」
調査し海斗の人となりを見てきた近くで聞いていた海斗担当は思う。
海斗担当(これから誰かと会うのか?こんな遅くからよー…、まぁ、風俗だろう?えっ?新幹線駅?
おいおい、冗談だろ?誰かと会う前にパチスロかよ、これって必要経費で永瀬さん、出してくれるか?)

海斗が店に入るのを見送ると莉奈母へ、連絡する。
莉奈母から娘とは関係は終わったが今後のこともあるから調査を続けて欲しいと。
予算は3くらいと連絡すると即座にいい返事。
莉奈母「その遊びがどのようなものか解りませんが〇〇さん、海斗が目標ですからお忘れなく。」
海斗担当「そりゃー、もう…。」

莉奈母から軍資金を出させる算段を終えると店に入る貰った海斗の近くに座りバカスカ勝っていき海斗の羨む視線を感じる。
海斗担当(ヤバい、目立ちすぎたか…、ここは作戦変更で。)「お兄さん、ついてないね。」
海斗「ついてないも何にも、仕事は配置換え、彼女には振られるわ、パチスロにも勝てないわ、いいことないっすよ。」
海斗担当「俺、ここ勝ったんでよかったら飲みに行きます?」
海斗「いいねー、あっ、いや…、この後、女と会うんっすよ。」
海斗担当「へぇー、お兄さん、イケメンだもんね、元彼女さんの後釜彼女さん候補?美人そうだよね。」
海斗「(彼女にはなー、紗栄はセフレ、んー…。)
あー、ね、彼女候補じゃないんですよー。(小声)体だけ。
元カノも何とかコンタクト取ってより戻せないか考えってるんすよ、美人で処女って唆られないすか?」
海斗担当「(小声)そのセフレは?彼女いなくなったなら候補にしては?未練ですか?」
海斗「(小声)セフレは2番目でもいいってさ、都合よく扱おうと思ってねー。
元カノは馬鹿にされた仕返しに処女奪って今度はこっちから捨ててやりますよ。」

勝手に話していく海斗、地方の事務員とこれから会ってホテルにしけ込むと言う。
海斗担当(ってことは、あの女か(紗栄)、少し調べたが獲物狙ったら…、工場の男共、海斗に着いて出ればこれでのこと清算出来る奴も居るらしいしな。
離婚したのは1組、再構築が17組、彼女持ちが2組だったよな。
しかし諦め悪い男だな、これと依頼者に報告しておかないといけないな。)

−−−新幹線駅改札口−−−
紗栄「岡田さん、まだ居てないなぁー。あっ!岡田さん!」
海斗「ごめん、ごめん、待った?」
紗栄「全然、待っとらんよー。」
海斗「どこのホテル泊まるの?そこの近くのラブホでいいよね?」
紗栄「えー、うち、岡田さんちに泊まるつもりでおったんよ。」
海斗「それはダメ、俺ん家は散らかってるし彼女しか入れないの!」
紗栄「残念やわー、なら明日の朝には帰らんとなー……。」
海斗「……部屋掃除してくれる?ご飯作ってくれる?
(小声)ヤリ倒す?笑」
紗栄「お掃除とご飯は簡単にして(小声)倒しちゃおー。」

そのまま地元駅へ直行しコンビニではなくドラックストアで避妊具と簡単なレトルトを購入し海斗マンションへ入るふたり。

部屋の電気が点くのを見届け30分してから離れる調査員。
翌朝、出勤し報告書をまとめていると宙斗担当が出社してくる。
宙斗担当「おつかれ、結構な量あるな。」
海斗担当「あぁ、だから前もって作成してたのもある、手直しして昨日の報告も付け加える。」
宙斗担当「調査終わったんじゃないのか?」
海斗担当「それがな……。」

−−−永瀬家−−−
「今度、藍ちゃんとお礼に伺いますと言ってしまったんですが…、海斗さんのいらっしゃらない土曜日とかがあればいいのですが…。
(ミスをしたから代役が必要だったんだ、でも女性とあの施設に入っていったのは事実で…。
でもミスがなければ宙斗さんにお会いするのは海斗さんと長くお付き合いした後、お義兄さんとしてだったかも知れないんだよね。
……そうならないで良かった、えっ?私……。)」
チラッと宙斗の顔を見ると目が合ってしまい慌てて下を向く莉奈。

莉奈父「宙斗くん、アイツが来ない曜日があったら教えてくれないか?」
莉奈母「アナタ、取り敢えず岡田さんのお陰で莉奈ちゃんがあの人とお別れ出来たんですから乾杯しましょうよ。(莉奈ちゃんのお顔が朱いわ、岡田さん、気づいてるかしら?
それより岡田さん、莉奈ちゃんのこと本気なのかしら?早く調査報告書が欲しいわ。)」
莉奈父「すまん、すまん、では宙斗くんの尽力のお陰で莉奈が難を逃れられたことに乾杯。」

各自、軽くぐい呑みを上げ「乾杯。」と
莉奈父「今日の昆布締め、少し酢が強くないか?」
莉奈母「そうですか?手が滑って少し多くなってしまったのかしら?」

昆布締めまで自宅で作る莉奈母、どれほどまで家族に尽くしてきたのかが伺え知れる。
「お母さん、美味しいよ、お酢強めだけど。」と笑顔で。
莉奈母「莉奈ちゃんまで言うのね、岡田さんはどうかしら?お酢強いと感じる?」

雑談をしながら莉奈母が探りを入れる。
営業なら転勤はあるか?休日出勤の有無、両親は健在か、地元はどこなのかなど様々で。
莉奈父「そう言えば今度、宙斗くんの会社に担当者と行くんだが風間室長とそちらの担当者の5人で昼食でもどうかな?
オフレコだがそちらの会社の担当者を変える話が出ていてね…、その担当者、うちの担当者、女性なんだが高圧的に接してきてね。
高圧的だけならまだしも…、莉奈、悪いが冷蔵庫からウルイを持ってきてほしいんだ。」
「うるい?まだ残っていたかな?」

莉奈が席を立つと。
莉奈父「セクハラまがいのことをしてね、でだ、君に担当変更してもらえないかと思っているんだよ。」

過保護、過保護の何者でもない。
セクハラのことを聞かせたくない親心と言えば聞こえは良いが莉奈に男の怖さを教えていないことにもなる。
25歳まで男性と付き合ったことがない、それが証拠だろう。

莉奈父の言葉で宙斗はより加虐性を擽られた?

莉奈母「アナタ、莉奈ちゃんにも知っていてもらわないと世の中には酷い人も居るってね。
じゃなきゃ、またあの人みたいな人と出会ったとき困るのは莉奈ちゃんよ。」
「お母さん、私がどうしたの?」
小鉢に入ったウルイを持ってきながら。

莉奈母「莉奈ちゃんがまた悪い人に引っ掛からないように話をしていたのよ。」
「お母さん!大丈夫よ、次は紹介とかじゃなくて自分でちゃんと好きになった人にするから。」
自然と宙斗の方を見る莉奈だがそれは無意識で。
72
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/05/16 14:54:46    (eiR9lHlS)
ーーーーー永瀬家ーーーーー

莉奈父の手により、リビングテーブルに並べられる数種類の日本酒の瓶
・〇保〇碧〇
・磯〇慢
・〇州〇齢
が並べられ、試すような口ぶりで「どれがいいかな?」と聞いてくる莉奈父。
その間に莉奈の手により、数種類の料理がテーブルに並べられる。
「どれがと言われても…困ったな……日本酒は全く詳しくないですし(苦笑)。
この中で唯一呑んだことがあるのは〇保〇なんですが、呑んだのは百〇とか千〇で…
(久保田も碧〇になると高価なはず…まあ〇〇株式会社の取締役なんだから、安い酒呑んでる訳はないんだが…ウイスキーはマッカランで日本酒はこれか、流石だな…)」
少し悩んだ末、

「ではこの、〇州〇齢というのを頂戴していいでしょうか?
(確か以前に、大将だったか誰だったかに、〇州〇齢って酒はこっちでは
入手困難なんだぞって聞いた気もするが、並べてくれたんだ、まあいいだろ)」
莉奈父「〇州〇齢ね、分かった…
(山国の蔵元の酒選んだか…ウイスキーは〇る〇か角と言ってたし…
酒の銘柄には全く頓着が無いらしいな。この前のそうだったが、
あまり深酒もしないみたいだし、酒の点で莉奈が苦労させられることは無さそうだな。)」
そう言うと、残りの二本を棚に戻す莉奈父。
莉奈父「さあ、どうぞ宙斗君。」
瓶を宙斗に向け傾ける莉奈父
「ありがとうございます、頂戴します。」
いつの間にか目の前に置いてあったビードロのぐい呑みを、言葉と共に捧げる宙斗。
宙斗のぐい呑みに酒を注ぎ終わると、瓶を持ったままぐい呑みを持とうとする莉奈父。
「あっ、お注ぎします。」
瓶を莉奈父から受け取り、莉奈父に注ぐ宙斗。

宙斗が瓶をテーブルに置くと、また瓶を持った莉奈父が、用意を終え座っていた莉奈と莉奈母に
「ほら君たちもどうだ?」
莉奈と莉奈母のぐい呑みに注ぎ終え改めてぐい吞みを持った莉奈父が
「今日、宙斗君と藍ちゃん、坂本さんという方のおかげで、莉奈が正式にあの男に別れを告げることができた。本当に感謝しているよ宙斗君。」
莉奈母が軽く頷きながら
莉奈母「本当…ありがとうございました、岡田さん。
(でも完全に信用するのは、興信所の報告見てからよ。)
そうだ、藍ちゃんや坂本さんって方にも、お礼しないいけませんわね。」
莉奈父「そうだな。宙斗君今度、坂本さんがやってる店に案内してくれるかい?」
「案内するのは構いませんが、あそこは海斗もたまに利用してて…海斗とかち合ったら拙いかと思うんですが…」
莉奈父「そうか…それもそうだな。私と家内はあの男と面識はないとはいえ、坂本さんにお礼を言ってる場面に入ってきたら拙いか…あの男はそれほど気が利く奴かね?」
「どちらかと言うと、気は利かない方で自己中心的なのですが…念には念を入れておいた方が宜しいかと…海斗は会社で何か大きいミスをしたみたいで、この頃忙しくしていたみたいです、大きいミスなら会社から何らかの処分があるのでは?」
その会話を聞いていた莉奈は…

ーーーーー海斗-----

井ノ原からのメッセージを読み一段と肩を落として、
海斗「くそっ、なんでみんな俺から離れていくんだよ…あー、むしゃくしゃする。
やりてえ。女に生でぶち込んで、中出ししてえ……」
性欲を持て余し、自分でしようとAVの再生を始めたところに、一通のメール。
海斗「こんな時に誰だよ全く……」
メールを開けると、協力工場の事務員から
【紗栄です、私明日休みなんです。
どこかでお会いして、二人で食事でもしませんか?
連絡首長~くして待ってます。(ハートマーク)】

海斗「紗栄って、出張先にいた事務員の女の子か。そういえばやったんだっけか。
この時間から二人で食事それも明日休みって、完全に誘ってるよな。
若干ケバかったけど、おっぱいは最高だったし、中も……
今後の発散用に関係持っといてもいいかな。」
電話アプリを開き、連絡先から沙栄の番号を呼び出すとコール。
程なくして
「はい。岡田さん?紗栄ですけど…」
「あっ、紗栄ちゃん。俺…俺…岡田海斗だけど…」
「岡田さん!(一気に嬉しそうな声に変わる)」
「沙栄ちゃん、メールありがとうね。二人で食事いいね。是非行こうよ。」
「嬉しい…待ち合わせの場所と時間どこにします?明日ですよね。」
「できれば、これから会えないかな。〇〇新幹線駅の改札に〇時にいるからさ。」
「ほんとに?じゃあ用意して早速出ますね。じゃあまた後で。」
電話を切ると手早くシャワーを浴びて、派手な下着・超ミニスカート・胸が強調されるシャツを着て、薄手の上着を羽織り家を出る沙栄。
沙栄「岡田さんってちょろいわぁ(笑)…憧れの都会暮らしももうそこまで…」


ーーーーー海斗の家を張り込んでいる海斗担当調査員ーーーーー

海斗担当「この調査も明日で終わりっと。しかし海斗って奴、色々とやらかしてくれて、盛りだくさんの報告書が書けそうだ…」
その時マンション玄関から出てくる海斗の姿を見かける。
海斗担当「おいおい、この時間から外出かよ…お願いだからもう静かにしててくれよ。調査する方の身にもなれってんだ全く。」
そんなことを思いながらも海斗の後をつけていく海斗担当調査員

ーーーーー永瀬家での食事を終え、家に向かう宙斗ーーーーー

「母親はもうちょいかかりそうだけど、これで父親は攻略完了ってところか。
まあそれも、〇〇のところの調査報告が上がれば…」
そんなことを考えながら、宙斗がターミナル駅のコンコースを歩いていると、通路の逆端をスキップでもするかのような足取りで、駆けて行く海斗を見かける。
「海の奴、まさかまだ諦めてないんじゃ…」
少し海斗の後をつける宙斗だったが、海斗は莉奈の家へ向かう路線への階段を通り過ぎていく。
「莉奈の最寄り駅に行くんじゃないなら、どうせ調査員が尾行してるだろうし、まあ放っておいていいか。しかしこの時間からどこか出かけるなんて、あいつの会社明日休みか?」
踵を返す宙斗

ーーーーー宙斗の調査をしている宙斗位担当調査員ーーーーー

宙斗担当「依頼者の娘宅を出て、順調に帰宅ってか…本当に何もないな宙斗って。
何の面白みもない報告書になりそうだ…」
ターミナル駅で宙斗の後をつけながら、そんなことを考えていると宙斗が急に立ち止まり一瞬逆端を見ると、踵を返す。
宙斗担当「なんだ?どうした?」
宙斗の見ている先を見ると、海斗の姿。
宙斗担当「原因は海斗か。ってことはあいつ(海斗担当)も…いたいた(笑)」
一瞬踵を返した宙斗だったが、又振り返り歩き始める。
宙斗担当「海斗に話しかけるでもなく、また戻るのかよ。」
自身の近くにはさっき昇って来た、依頼者娘宅方向へ向かう電車のホームへの階段。
宙斗担当「そうか、こっちに行くんじゃないかと心配したと…でもそうじゃなさそうだからまた引き返したってところか。海斗がどこに行ったかはあいつ(海斗担当)に聞けばわかるし。」

71
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/05/15 13:49:37    (3Ii8kqnP)
−−−永瀬家−−−
莉奈父の呑もうじゃないかが合図のように莉奈母が立ち上がりその後に続く莉奈。
キッチンからは莉奈母がおつまみを持っていくよう言われている声が漏れ聞こえる。
莉奈父「妻は莉奈のために料理を頑張って人に教えるまでになったんだ。
…莉奈は子どもの頃、食が細くてね、その度に手を変え品を変えとしていたからかレパートリーも広くてね。
今日のメインは莉奈の好きな和風グラタンなんだ、牛乳を使わず豆腐を使っていて…、これにするか。」

そう言いながらウイスキーのシェルフの隣の引き戸の燻されて茶色くなっている竹の棚の四合瓶の日本酒をいくつか掴みテーブルの上に置く莉奈父。
ラインナップは流石といったところだろうか、愛娘の彼氏になり得る宙斗を試すような物。
久〇〇〇寿、〇自慢特別純米、そして信〇亀〇。

莉奈の手で運ばれてきたのは豆腐とアボガドのサラダと白身魚の昆布締め、鮪中トロのお刺身で。
「先にこちらをと母が…。」
莉奈父「この中でどれがいいかな?(これから長い付き合いになり得る人物、どれを選ぶかお手並み拝見と行こうか。)」

莉奈父に問われているとき莉奈母がお酒を注ぐグラスがいくつかのグラスを薄口のグラス、ビロードのぐい呑み、少し大振りのワイングラスを運んできた。
莉奈父「宙斗くんはどれが呑みたいかな?」
莉奈母「岡田さんが選んだら一度グラス下げますね。」
「母も私もあまりお酒飲めないので父のお相手お願いします。」

莉奈母の宙斗の呼び方が宙斗さんから岡田さんに変わっている。
海斗を完全に除外し〝岡田〟は宙斗だけとしたと言う判断なのだろうか?それとも…?
莉奈母「莉奈ちゃん、食前酒として私たちも少し飲みましょうか?」
「う〜ん〜、そうだね、少しなら…。」

−−−海斗マンション−−−
スマホを確認すると莉奈に関する情報が宙斗の手で全て消されてるのを再度確認すると肩を落とし…、が何かを思い立ったかのようにメッセージを作り送る。
が相手からは今は忙しい。と断りのメッセージが入る。
「今までだったら話聞いてくれてたのにどうしたんだ、井ノ原さん?」

−−−井ノ原家−−−
井ノ原「岡田からメッセージだよ…、何の用だよ。」
画面を朝香に見せながら。

井ノ原「朝香にまた永瀬さんの連絡先聞いてほしいって、呆れてものも言えないよ、朝香に悪態ついておいてよく頼めるよな。」
朝香「逆にその根性尊敬するわ、アナタは真似しちゃ駄目よ?」
井ノ原「するわけないだろ?そもそも俺は浮気する奴は許せない!
今までは同期の中でも仲いい位置に居たがこれからは少しずつ距離を置くよ。」
朝香「それがいいわ。」

−−−地方工場の事務員、紗栄−−−
紗栄「ふふふっ、岡田さんに連絡して〜、そろそろこのオッパイを恋しがってるころだろうから〜。」
ほくそ笑み何かを企ててる紗栄。

紗栄「基礎体温よ~し、ピルの止めて女の子の日来たし〜
これで……。」
70
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/05/11 22:13:31    (VJ0MGmPQ)
ーーーーー永瀬家ーーーーー

玄関でのあいさつを終えリビングに通される宙斗。
「日本酒ですか。呑み過ぎてしまうことが多く、次の日辛くて避けているのですが…
本日はご相伴させていただきます。と、頂く前に本日の報告を…」
宙斗がそう言うと、莉奈父がキッチンで準備していた莉奈・莉奈母を呼ぶ。
莉奈父「じゃあ、宙斗君頼む。」
莉奈父から促されて、今日の話し合い(海斗への通告(笑)?)結果を話す宙斗。
最後に、録音データを再生して報告を終える
「このデータをお渡ししますので、保管のほどよろしくお願いします。後莉奈さんの電話番号変更は、一刻も早く終えていただいた方が宜しいと思います。」
莉奈母「まあ、良かったわ。でも本当にあの人(海斗)は、莉奈ちゃんの事諦めたのかしら?」
「う~ん、それは何とも…でも時間が解決するかと……」
莉奈父「莉奈ははっきりと別れを告げ、藍ちゃんそして宙斗君・坂本さんもその後押しをしてくれて、その時のやり取りのデータはここにある。もし海斗がまた何か言って来たら、その時は躊躇なく警察に乗り込むということでいいだろ、な、莉奈。
取り敢えずこの話は終わり…宙斗君今日はありがとう、呑もうじゃないか。」

ーーーーー海斗ーーーーー

居酒屋サカモトから帰宅した海斗
海斗「くそっ…宙斗の奴…それに坂本さんも坂本さんだよ、皆して俺一人責めて。
いくら呑んでも酔えやしない…宙斗の奴はまだ帰ってないか…」
カーテンを開けた窓から見える、真っ暗な宙斗の部屋
海斗「送るだけにしちゃいやに遅いな。まさか宙斗の奴莉奈ちゃんと…」
そんなことを考えると、自然に力を増してくる自身の股間。
この頃何故か見ていたNTRのAV。それも見ていて興奮していたのは、寝取られる方。
海斗「…俺って寝取られるのに興奮してる?そんな馬鹿な」

ーーーーー調査員ーーーーー

カラオケボックスを出て別れた宙斗・海斗をそれぞれ追う調査員。
宙斗は調査依頼者宅へ、海斗は居酒屋サカモト経由自宅へ戻りそれきり目立った動きは無い。
情報交換の為、海斗担当へ電話をかける宙斗担当
宙斗担当「お疲れ。そっちは何か動き合ったか?」
海斗担当「この前の居酒屋に寄って、その後は帰宅。以降動きなしだ。そっちは?」
宙斗担当「依頼者の娘を自宅まで送って、そのまま依頼者宅の中へ。それきり動きなし。宙斗は娘の婚約者ってこともあって、気に入られてるらしい…なにも無さ過ぎて気持ち悪いくらいだよ。」
69
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/05/10 03:57:26    (4JtxogXL)
−−−カラオケボックス宙斗が莉奈に関する情報を全て削除し諭すように海斗に言い聞かせてる間、坂本に礼を言う莉奈と藍。
藍「今度、莉奈と…、宙斗さんとお礼の意味も込めての(お店)伺わせていただきます。」
「宙斗さん、大将、今日は本当にありがとうございました。大将、藍ちゃんと伺わせていただきますので…。」
語先後礼をしカラオケボックスを出るとターミナル駅へ。
宙斗に送られ地元駅まで戻ろうとした時、海斗が未練がましく着いてこようとしていることが坂本の声で判るが振り向きもせずそのままホームへ。
「大将には後日、改めてお礼に伺わせていただこうと思います。」
藍「私も一緒に行くわ、誘われたし。笑」

電車に乗り込むと宙斗に忠告を受けて頷き。
「番号は変更手続きを帰宅後にすると思います。」
藍「そうだよね、オバさんが許さないよね、変えたら直ぐに教えてよ?」
「勿論!直ぐ教えるよ。(これで宙斗さんとは………もう連絡取れないよね…、でも今、毎日ついていてあげられるわけじゃない。と言ってくれたよね?
その前に私、好きって言われてるし私も好意があるって今日はっきりわかったし…。)」

莉奈の様子を見ていた藍が。
藍「宙斗さん、莉奈のこと念のため自宅まで送ってあげてくれませんか?
私は最寄り駅同じだけど反対方向なんですよ、まだ明るいけどオバさんが待ち構えてるだろうし、それに…ねぇ?
宙斗さんも莉奈もこのまま別れて莉奈の連絡先解りません状態になったら今後連絡取れなくなるよ?」
「……もしご迷惑でなかったら母がきっと夕食を作って待っていると思うんです。」
藍「宙斗さんの分もね、オバさん、持て成し好きだからね〜。」
「ご一緒していただけませんか?」

莉奈がそう言い終わると丁度、地元駅へ到着し改札を抜けると藍と別れ、自宅へ。

−−−永瀬家−−−
インターホンを押すと莉奈母がドアを開けると飛び出すように出てき莉奈を抱き締める。
「お父さん、お母さん、ただいま、心配していたのは解るけど宙斗さんの前で恥ずかしいよ。」

莉奈母の背中に手を回しながら応える莉奈、永瀬家ではこれが平常運転。
莉奈父「宙斗くん、今日は悪かったね、話も聞きたいし妻も腕によりをかけて食事の準備をしたから食事をしながら話を聞かせてくれないか?」

莉奈母、莉奈に抱き着きながら。
莉奈母「莉奈ちゃんの好きな(和風)グラタン作ってあるのよ。
宙斗さんもぜひ食べていってくださいね。
今度、莉奈ちゃんとお料理教室するんだから。」
莉奈父「おいおい、そんな話は居つしたんだい?玄関先で何だからなかに入ろうじゃないか。
宙斗くんは日本酒、イケる口?」

グラタンと日本酒の組み合わせに宙斗は?

−−−居酒屋サカモト−−−
坂本「海ちゃん、居てくれても構わないけど悪酔いしないでよ?
絡んだりしたら追い出すからね。」
海斗「大将までそんな冷たいこと……。」
常連客1「海ちゃんは正体なくす飲み方だからな。」
常連客2「そうそう、宙みたいにいい酒飲みじゃないとな。」
海斗「〇〇さん、いつの間に宙とそんなに仲良く?」
常連客2「宙は人を見て一人呑みも上手いからな、カウンターで隣り合って話をする内に、なぁ?」
常連客1「他のお客さん、商店街の人たちとなんかも仲いいぞ?」
坂本「俺、前から言ってたよな?自由奔放はいいが程々にしなよ?って言葉を変えれば自分勝手な振る舞いをするな。ってことだよ。
今後、サカモトで泥酔したり他のお客さんに絡んだりしたら出禁にするよ?」
海斗「俺…、そこまで?(嫌われてる?イヤ、俺のことを励まそうとしてくれてるんだよな。)
わかったよ、大将!!」
68
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/05/06 16:10:07    (whWlosKn)
ーーーーーカラオケボックスーーーーー

海斗が落としたスマホを拾うと、手早く莉奈の連絡先・通話履歴・メールのやり取り履歴を削除して、海斗の前へ戻す宙斗。
「海、莉奈ちゃんや我々は、今の最後の言葉で、お前が莉奈ちゃんと別れることを、受け入れたと理解したからな。これ以降一切莉奈ちゃんにつき纏うな、連絡するな分かったな。もし街で見かけても声をかけたりするな、いいな。」
海斗「……」
力なく自分のスマホの連絡帳・通話履歴等を見て、莉奈関係のデータがすべて削除されていることを確認する海斗。
海斗「こ…ここまでしなくても……(力なく小さな声)」
「これからは莉奈ちゃんにつき纏うな、連絡するな分かったな。
破ったら莉奈ちゃんのご両親は、今の録音データを持って警察に駆け込むだろう…」
海斗「わ…分かったよ…(力なく小さな声)」
宙斗が目配せすると、ポケットから自身のスマホを取り出し操作する坂本
すると、カラオケボックスに入った直後の海斗の大声から始まり、
最後の分かったよという、力なく小さな声までが再生される。
「この通り今回のやり取りは、一部始終録音させてもらった。
今日帰宅したら莉奈ちゃんがご両親に聞かせるだろう。
いいな、海。絶対に莉奈ちゃんに接近しようなんてこと考えるなよ。
これは肉親からの切なる願いだ……」

莉奈の方に向き直り
「さてと…本当は下手な歌一曲歌って、発散したいとこだけど、
とりあえず海斗も分かれ受け入れたし、今日は帰りますか。
大将悪いけど海斗を送って行ってよ。
俺は莉奈ちゃんと三宅さんを地元駅まで送って行くから。」
坂本に小声で
「海斗が付いてこないように見張ってて。今度絶対に、今日の埋め合わせするから(笑)」

ーーーーーターミナル駅 海斗と坂本ーーーーー

揃ってカラオケボックスを出ると
海斗「り…莉奈ちゃん……」
前を行く莉奈の後についていこうとする海斗
坂本「海ちゃん、駄目だって。あんたの家はこっちでしょうに…」
半分力づくで海斗を引っ張っていく坂本。
「いい、海ちゃん。駅で待ち伏せとか絶対駄目だからね。そんなことしたら本当に訴えられちゃうよ。(海ちゃんがどうなろうと別になんだけど、海ちゃんが訴えられたら宙ちゃんが気の毒だからね…)」

ーーーーー莉奈地元駅への電車内ーーーーー

「莉奈ちゃん、一応海斗のスマホから莉奈ちゃんの連絡先・通話履歴・
メールのやり取り履歴なんかは全部削除したけど、
念には念を入れて番号変えたほうがいいと思う。」
藍「そうしなよ、莉奈。あいつ番号、暗記してるかもだし…
あいつが別の電話機から電話して来たら、莉奈出ちゃうかもでしょ。」
「後、最低でも一か月位は帰りとか周り注意してて。
毎日ついてあげられるわけでもないし、」
67
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/05/06 06:21:19    (ZCQz36C1)
−−−カラオケボックス−−−
本当に…本当に…本当に駄目なの、莉奈ちゃんと段々小さくなる海斗の声、宙斗の言葉に莉奈に聞いていると言う。
藍に背中に手を置かれ勇気をもらい大きく深呼吸をすると頷き。
「えぇ、はい、もうお付き合い出来ません。」

海斗「……イヤだ!宙、スマホ渡さないぞ!」
テーブルの上にあったスマホを握り胸の辺りで誰にも取られないようにしている海斗。

「……私が連絡折り返さなかった理由、海斗さん自身も解っていましたよね?それなのに毎日何度もメッセージを送ってきて電話もしてきて…。
両親も知ってますしもう番号(スマホ)自体変えたほうがいいと言ってます。
海斗さんには話していませんでしたが自分で言うのも何ですがもの凄く両親に…、特に母に愛されてて…(苦笑)いいえ、恥ずかしながら溺愛されてまして…
今日、海斗さんと…別れました。と言う話を持って帰らないと両親と弁護士と警察に行くと思います、それは(宙斗さんのためにも)避けたいんです。」
藍「オバさんの莉奈への溺愛ぶりは半端ないわよ、親友の私が言うなら間違いないわ。
自宅に行ったら産まれた時からのアルバム見せてくるし、学校でケガしたと連絡が入ったらかすり傷でも飛んで来たりで…
今日だって私が来なきゃ絶対、カラオケボックスなんて来れなかったし勿論、宙斗さんが居なきゃ絶対無理だったし
用心棒役で坂本さんが居ると連絡したから莉奈にも私にも連絡来ないんですよ。」
「藍ちゃん、お母さんの話…恥ずかしい、でも親友の藍ちゃんだけじゃなく私の友だちの間でも有名なお話なんです。
話は戻りますが今日、受け入れてくれないと多分明日にでも警察に私も有給を取って連れて行かれます。」
海斗「明日直ぐなんて弁護士連れてなんて無理だよ。」
藍「いい加減にしてください!オジさん、〇〇株式会社の取締役よ?いくらでも伝はあるんだから!あっ…、ごめん、莉奈〜。」
「それは…、うん、大丈夫、話しちゃったのは海斗さんが中々納得してくれないから口滑らしちゃったんだよね。」
海斗「〇〇株式会社?同業他社の……取締役?終わりだ、終わった……。」
項垂れた海斗がスマホを落とすと宙斗がそのスマホを拾い、坂本が。

坂本「いいね、海ちゃん、待ち伏せ、付き纏いとかしちゃ駄目だからな、永瀬さんのご両親に本当に警察に届けられるぞ。」
ブツブツと尚もまだ何かを呟いている海斗。
66
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/05/03 22:07:02    (X5xC2y5w)
ーーーーーカラオケボックスーーーーー

「海、いい加減受け入れろ。じゃないと本当に警察に届けられちまうぞ。
それに莉奈ちゃんが井ノ原朝香さんだっけ?に原因話したら、旦那さん経由でお前の会社にも話広まるだろ。そうしたら、お前会社での立場も無くすぞ。それよりはただ、理由告げないで、ちょっと合わなかったので…の方がお前にとっても傷口少ないだろうが。」
そう言うと海斗に手を差し出す宙斗。
海斗「心入れ替えるからさ……考え直してよ莉奈ちゃん。お願いだからさ。」
藍「優しさ皆無で自己中、大声で怒鳴るし、女性蔑視で浮気性。いいところ見当たりませんよ貴方。宙斗さんが言うように会社での立場無くす前に、別れなさい…」
坂本「海ちゃん、受け入れなよ。」
海斗「本当に…本当に…本当にもう駄目なの、莉奈ちゃん。(段々と小さくなる声)」
「さっきから皆にそう言われてるだろ。ほら出せよ早く。」
海斗「俺は莉奈ちゃんに聞いてるの。。それに宙、さっきからなんだよその手は。」
「お前のスマホちょっと貸せよ。莉奈ちゃんの連絡先・通話履歴・メールのやり取り履歴、俺が消してやるよ。どうせお前自分じゃ消せないだろ。」

ーーーーー永瀬家ーーーーー

莉奈母「あなた、どうなってるでしょうね話し合い。」
莉奈父「どうかな…海斗がおとなしく聞き入れるとも思えんが……でも藍ちゃんや宙斗君も一緒だし、莉奈も言いたいことは言えてるんじゃないか?」
莉奈母「だといいんですけど…」
莉奈父「結果待とうじゃないか。物別れだったら、その時は警察に届けるまで。」

ーーーーー井ノ原家-----

朝香「どうしよう?莉奈ちゃんに今度聞いた方が、謝った方がいいかな。変な人紹介しちゃって御免ねって。」
井ノ原「俺も変な奴紹介した負い目あるし。朝香に嫌な役目押し付けちゃうみたいだけど大丈夫?」
朝香「それは仕方ないわよ。」
井ノ原「それに今回の問題の処分、そろそろ出そうだって話だ。」
朝香「どうなりそうなの?」
井ノ原「直属の課長と部長は降格と減給6ヵ月、海斗は協力工場へ出向らしい。協力工場では地方営業所勤務みたい。地方営業所と言っても隣県みたいだけどね。」
朝香「隣県かぁ…いっそのことどこかの離島とかだったら良かったのに。」
井ノ原「うちの会社の協力工場に、離島営業所は無いよ」
65
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/05/03 13:55:42    (DhJqxrev)
−−−カラオケボックス−−−
(話さないと、話さないと…。)
海斗が藍に〝この女〟と怒鳴ると莉奈の身体がビクッとなる。

(直ぐ大きな声出すところ前から苦手だったんだよね。)
大きく深呼吸をしてから気持ちを伝えるために海斗を見つめながらゆっくりと話し出す。
「最後まで口を挟まず話を聞いてくださいね?」
海斗「別れるだなんて言わないでよ…、莉奈ちゃん、嘘だよね!」
「話を聞いてからにして欲しいです、最初に結論から…。
海斗さんとはこれ以上、おつきあいすること出来ません、ごめんなさい。
理由はいくつがあります、私も悪かったところがあると思います。
初めましてのお付き合いだったのでどうやってお付き合いしていいか判りませんでしたし、お付き合いしていく内に好きになる。と言われそうだと思っていました。
でもそうではないと(宙斗を見ながら)思いました。
これが理由の1つです、あとは…。」
海斗「イヤだ、嫌だ、イヤだ、イヤだ!」
坂本「海ちゃん、最後まで口を挟まず言われてただろ?
大人なんだから最後まで聞きなよ、その話を聞かないところ悪い癖だ。
だから仲間が離れていくんだよ…、俺だって客じゃなきゃ海ちゃんとの付き合い考えるもんな。」
海斗「えっ?大将も?ウソだろ…。」
藍「現実を見なさいよ。」
海斗「うっせぇな!莉奈ちゃんの親友だか知らないけど鬱陶しいんだよ!」
「それもです、その直ぐ大きな声出すところも言葉遣いが悪いところも原因です。
怒鳴られた人の気持ちを考えられませんか?怒鳴った相手が…、一度ありましたよね?」

新事実、莉奈とデート中、格好をつけようとしたのか他のカップルの男性に食って掛かり危うく警察沙汰になるところだった話を宙斗、藍、坂本に話す。
「それから女性蔑視過ぎます、〝女〟なんて言葉、テレビや映画でしか今まで聞いたことありませんでした。
他にも有りますが1番の原因は…、ここに居る人みんなさん、口が固いと思ってますから話します。
……大将のお店に行った日のことが原因です、予定が入るかも知れなかったにも関わらず約束をし身代わりを立てた。
そこまでは分かります、理解は出来ませんが…、何故他の女性と…ホテルへ、入ったんですか?」
海斗「それは…、でも!でもさ、一度の浮気くらい許してくれても…。」
「一度、本当に一度だけですか?…こうやって何かある度に疑うような関係よくないと思うんです。」
海斗「でも……。」

グダグダ言い中々納得しない海斗に藍が。
藍「海斗さん、仮、あくまでも仮のお話。
もし莉奈が他の男性とホテルに行ってそれ許せます?」
海斗「許せるわけないだろ!男と女は違うんだよ!!」
「海斗さん、それ本気で言ってますか?」
藍「最低ー。」
坂本「海ちゃん、男の俺でもそれに賛同できないわ、そりゃないわ、ダブスタだろう。」
「なら井ノ原さんにお話してもいいですね?お付き合い出来なくなった理由、私の口からまだ話してないんですよ。」
海斗「それはマズいって…。」
藍「マズいことした自覚はあるんですね、往生際が悪いですよ、莉奈からの別れ話聞き入れてください。」
64
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/05/02 21:16:34    (1NlRQpDQ)
どうしてお前らがここに…と騒ぎ立てる海斗を無視して
「海、いいから黙ってついてこい。」
そう言って、歩き始める宙斗の横にはいつの間にか莉奈が。
ぶつぶつ言いながらも莉奈目当てに渋々ついてくる海斗。
「ここだここだ…」
ガラス扉を引き、莉奈・海斗・藍・坂本を先に建物内へ入れる。
莉奈と藍はそれぞれ「すいません」と頭を下げ、坂本は「宙ちゃん悪いね」と、
これも頭を軽く下げて中に入っていくが、海斗だけはさも当然という感じで
何の反応も示さず中へ。

ーーーーーカラオケボックスーーーーー

店員に案内された部屋に入ると、ファミレスで打ち合わせた通り席に座る。
海斗「なんだってんだよこんなとこ連れて来て。それになんで宙たちが…
見たことない女もいるし」
大声で叫んでいる海斗
「海、少しは落ち着けよ。今から話すから。
先ずは俺から概要を話して、莉奈ちゃんにバトンタッチする。」
莉奈を見ると微かに頷く莉奈。
「海、俺がこの前お前に話したこと覚えてるか?」
海斗「莉奈ちゃんが俺からの電話やメールを迷惑がって、
気持ち悪いって思ってるって話か。」
「ちゃんと覚えてるんだな、感心・関心。」
海斗「でも、莉奈ちゃんは俺に誘いのメールを…」
「あぁ、メールや電話じゃお前話が通じないだろうからって、
直接もう連絡はしてくれるなって直接伝えるお誘いのな。それがこの場だよ。
俺や大将がいるのは莉奈ちゃんを守るため、そしてこの女性、
三宅さんって言って莉奈ちゃんの親友だけど、
彼女がいるのはそれ絵を見届ける証人ってわけだ。
莉奈ちゃんのご両親は、お前の日頃の行状を莉奈ちゃんから聞き及ぶに至り、
最初は直ぐにストーカー被害で警察に届けるって言ってたんだ。
でもそれはあまりにもってことで、俺と莉奈ちゃん本人がお前に別れを告げて、
それをお前が受け入れるって条件で、警察へ届けるのは待って貰ってる。
俺の肉親の情無下にするなよな、海。」
話しを盛り海斗に告げる宙斗

海斗「別れたいなんて嘘だよね、莉奈ちゃん。嘘って言ってくれよ。」
中腰になり、今にも莉奈に掴みかかりそうになっている海斗を、
隣で押さえている坂本。
藍「あなた、莉奈に愛想付かされてるの分からないの?
連絡ない時点で察しなさい。」
海斗「うるせえこの女(あま)。お前になんか聞いてねえよ。
嘘って言ってくれよ莉奈ちゃん。」
藍「莉奈ちゃん…なんて猫撫で声出して気持ち悪い。」

ーーーーーカラオケボックス外、出入り口が見渡せる場所ーーーーー

宙斗担当「おぅ、久しぶり…どうだった海斗とやら……」
海斗担当「どうもこうも……あいつは駄目だ…俺が親だったら、絶対に娘には近づけないよ。あんなの連れてきたら親子喧嘩しても、引き剥がすね。」
宙斗担当「そんなにか……」
海斗担当「あぁ、後で報告書上げたらお前にも見せるよ。で、そっちは?」
宙斗担当「驚くほど何もなし、品行方正ってのを絵にかいた感じ…あまりにも何もなさ過ぎてこの調査ばれてるんじゃと思ったぐらいだよ(笑)」


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