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共有される女

投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
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2026/04/05 21:46:54 (q1e1YjXi)
通りが見渡せるカフェの窓際の席

カップルらしき男女が語らい合っている。
「〇〇ちゃん今日は遅くまで引っ張りまわしてごめんね。疲れちゃった?
遅くなっちゃうからそろそろ帰ろうか。親御さんも心配するだろうし…」
テーブルの上に置いてあった伝票を掴んで立ち上がる海斗は、そのままレジに向かい会計を済ませ、〇〇に振り返り、
「じゃあ行こう。」
帰り道の途中暗がりもあったが、海斗は〇〇の手さえも握ろうとはしなかった。
「〇〇ちゃん、今度の土曜日で付き合いだして半年だよね。土曜日はお互い少し早起きして□□ランドに行こうよ。」

〇〇と別れて帰る途上海斗のスマホが着信を示す。
それは会社の上司から土曜日出勤を厳命する電話であった。

「土曜日出勤かぁ…折角の休みだってのに面倒くさいなぁ……」
上司のあまりの剣幕に「わかりました。」と答えてしまった海斗。
しばらくして、〇〇との記念日デートの約束を思い出す。

「しまった……土曜日は〇〇ちゃんとデートの約束したんだった…
今更上司に断りの電話入れられないし、〇〇ちゃんすごく楽しみにしてたみたいだったし…どうしよう…」


その日の夜宙斗のマンション

海斗「宙お願いだから、土曜日俺の身代わりでデート行ってくれよ。
俺その日急遽出勤になっちゃって。〇〇ちゃん凄く楽しみにしてて……
頼むからさ…中止とか言って〇〇ちゃんを悲しませたくないんだ。」
宙斗「悲しませたくないって、お前…
〇〇ちゃんって、この前写真見せてくれた可愛い娘(こ)だろ。
海お前、自分の彼女が兄弟とはいえ他の男とデートしてても平気なのか?」
海斗「平気…ってわけじゃないけど……悲しませるよりはましだろ。」
宙斗「分かったよ、行ってやる。でも何があっても後で文句言うなよ(笑)」
海斗「分かった。助かったぁ…恩に着るよ宙。何があってもって何もないだろうし(笑)」
宙斗「で、どこに連れてく予定とかは話してあるのか?」
海斗「少し早起きして□□ランドに行こうって…細かい話は電話でって」
宙斗「□□ランドねぇ…成程。約束はお前と電話でするんだよな。
逐一こっちに連絡してくれるってことか。
お前が彼女の事なんて呼んでるのか、彼女との仲はどれくらいまで進んでるのか、色々と教えてくれ。」
海斗「なんでそんなこと必要なんだよ。」
宙斗「お前馬鹿か…知ってないと話し合わなくなるだろうが。
最悪俺が替え玉で来たって事、彼女にばれるぞ。そしたら、振られるなお前(笑)」
海斗「そ…そうか、そうだよな……振られるのは嫌だし、分かった話すよ。」

--------------------------------------------------

海斗の彼女を宙斗が寝取り、最終的に双子兄弟共有の女にされる(する)イメです。
以前ここで遊んだ〇〇さん、お待ちしてます。

宙斗・海斗:35歳の双子の兄弟。
      身長体重は共に176cm・75kg。
宙斗:S・寝取り癖有・観察深く気遣いができる(マメ)
海斗:M・自覚なしだが寝取られ癖有・鈍感で自己中

二人を外見で見分けるのは困難。
見分ける方法は性格的なものが一番だが、異性との付き合いが浅い〇〇にはまだ無理なこと

宙斗と海斗のマンションは向かい合っており、それぞれ最上階の角部屋。
それぞれの部屋から、それぞれの部屋が見える位置関係に建っていた。

 
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163
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/07/24 00:07:38    (gNR47nNi)
ーーーーー散歩から帰宅後、永瀬家ダイニングーーーーー

着替えを終えた宙斗
「分かりました。では大将…いや坂本さんの方に、連絡しておきます。
それとどうでしょう…来られるかどうかは分かりませんが、
三宅さんに声かけてみるのはどうですか?。」
最後の言葉は莉奈に向ってのもの。
その場で、サカモトに電話をして、
『大将、宙斗だけど。今日海とその連れいないよね。
今日18時くらいに4~6人で行くからさ。席だけ抑えといてよ。』
坂本『宙ちゃん…うん大丈夫、土日は海ちゃん仕事みたいだし、
二階堂紗栄さんに来てもらってるのも、平日の昼間だけだから。
うん分かった待ってる。』
電話を切ると、莉奈父・莉奈母に向き直り
「やはり弟(海斗)等は、週末に店に来ることはないみたいですので、
大丈夫です。」
莉奈父「うん、ありがとう。でも今人数を4~6人と言っていたみたいだが、
三宅さんが来られたとしても5人なんだが…もう一人というのは誰の事かな?」
「勝手に話しを進めてしまって申し訳なかったのですが、
良い機会ですので従兄の准一を紹介しておこうと思いまして…
婚約式の時には伯母さん夫婦に来てもらわなきゃですし、
その前に一目でもと思いまして。」
莉奈父「そうか、そうだな。気を使って貰ってすまないね。
(佐野准一か…調査会社の報告では素行・金銭関係には特段問題無しだったが、
勤め先には吃驚したな。まさか同じ会社だったとは。)」
「まあ、従兄もこれから連絡してみるので、来られるかどうかは分かりませんけど。」

ーーーーー永瀬家⇒道中⇒宙斗マンションーーーーー

「ではお父様・お母様、北町駅に向かう電車に乗る前に、
莉奈さんか私のスマホに連絡していただけますか。
北町駅まで迎えに行きます。」
莉奈父「分かった。ではまた後で。」
莉奈と宙斗は一足先に宙斗のマンションに向かうために永瀬家を後に。
玄関から出てきた莉奈と宙斗の姿を盗み撮りして、二人の姿を恨めしそうに
見ている隣家の息子。
隣家息子「くそっ、莉奈の奴あんな男と一晩同じ屋根の下に…
あの男もあの男だよ。結婚前の女の実家に泊まるなんて。色男ぶりやがって。
でもあの男の顔どこかで見たような気がするんだよな。どこでだっけかな。」

「莉奈、荷物持つよ。」
莉奈から半ば強引にバックを取り上げ、自らの肩にかける宙斗。
電車に乗りターミナル駅で乗り換えて、北町駅に降りマンションへ歩き出す。
「(莉奈がここを歩くのも、あの時以来か?あの時の事には、
触れないようにしといたほうがいいよな)居酒屋サカモトはこの路地を曲がって
少し行ったところね。で、僕のマンションはあの建物。」
歩きながら見えてきた、建物を指さす宙斗
「二棟ある建物の手前の建物ね。」
ゆっくり歩いて北町駅からは20分位、居酒屋サカモトからは7~8分の建物に入っていく莉奈と宙斗

ーーーーー宙斗マンションーーーーー

「この建物一応オートロックで、モニター付きのインターホンに防犯カメラが
付いてて、防犯には力入れてますって謳ってるけど、実際の効果は…
マンションの玄関は共連れとかが問題になってるし、もし相手の部屋番号を
知ってれば、玄関さえパスしちゃえば、部屋前までは直行できちゃうからね。」
言いながらオートロックを解除すると、莉奈を先に中に入れ、後をついてくる
怪しげな人物がいないことを確認すると中に入る宙斗。
「ここの最上階の角部屋801号室ね。」
そう話しながらポストから数通の封書と、数枚のチラシを手にする。
「こんなチラシが入れられてる時点で…(苦笑)」




162
投稿者:永瀬莉奈 ◆MHIGxDfwng
2026/07/23 14:15:21    (wZJz4y/Y)
−−−ダイニング−−−
莉奈母「お口に合って良かったわ、ねっ、莉奈ちゃん。
お味噌汁、莉奈ちゃんが作ったのよ。
うちでは割と色んな食材お味噌汁にするわね、レタスとミニトマトとかきゅうりと卵とじとかね。」
「お母さん、言わないでほしかったです…、もっと上手になってから作ったことを言ってほしかったよ…。
変わり種のお味噌汁驚かれるかもしれませんが美味しいんですよ。」

−−−散歩中の宙斗と莉奈父−−−
莉奈父「圧力をかけるつもりはないが恋人の宙斗くんと帰宅してその様に言うのであればお隣のご主人に正式に抗議せざる得ないな。
私は私の勤めてる会社がそれなりに大きいことを自覚しているし君も莉奈と付き合うにあたって二の足を踏んだと思う。」

その後、帰宅して用意したモノに歯ブラシを+し。
莉奈母「出来合いのソースなら家にあるバジルソース持っていったらどうかしら?サラダはあるわよね?」
莉奈父「夕食は坂本さんの居酒屋だね、お礼にも伺いたかったから丁度いい、宙斗くん、連絡つけてくれないかな?
それと送ってくれるのは嬉しいが私は君と〝店〟で飲んでみたいだが◯◯(莉奈母)、帰りタクシーで構わないよな?」
莉奈母「そうですね、明日、日曜日ですし皆で飲んだほうが楽しいですものね、宙斗さん、どうかしら?」

−−−その後−−−
荷物を持ち公共機関を使いまずはふたりで北町へ到着。
「父と母は16時くらいにこちらに来ると言ってましたし…、それまでふたりで居られますね。
折角、ドライブに誘っていただいたのに私の我儘でご自宅に越させて頂いてすみません。」

駅からどれくらいなのか、サカモトはどの辺りなのか
南町とは違い商店街があるのが楽しそうなどの話をしながらマンションまでの道を歩いている。
161
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/07/20 23:29:03    (BRgKv.1e)
ーーーーー永瀬家・ダイニングーーーーー

「このお味噌汁、具は玉ねぎとジャガイモですか…ジャガイモのお味噌汁って
始めてなんですけど、美味しいんですね…甘くて出汁が効いてて…」
莉奈をドライブに誘うと、莉奈は宙斗のマンションに行きたいと言い出す。
「僕のマンションですか、勿論構いませんけど少し散らかってるんですよね。
でも逆に飾らないいつもの生活、見といて貰った方がいいのかも。
いざ一緒に住むという時になって幻滅されるよりはましですよね(笑)」
そこそこ綺麗にしている自覚はある宙斗だったが、謙遜気味に言う。

朝食を終え莉奈父から、散歩に誘われる宙斗。
「散歩ですか良いですね、お供いたします。すいませんジャージまで…」
おそろのジャージに着替えて、玄関を莉奈父に続き出ると
莉奈父が小声ながら吐き捨てるように話す。
「そう言えばあの方昨日伺った時にも、莉奈さんに心無い言葉を…」
歩きながら、昨日永瀬家に入る前の出来事を、莉奈父に話す宙斗
莉奈父「そうかそんなことが…近所付き合いは〇〇(莉奈母)に任せて
私は極力口を出さないようにしてきたが、娘にそんな言葉を投げられては
黙っておれんな。今度向こうのご主人と話すことにしようか。」

散歩から戻ると莉奈の用意は終わっており、莉奈母から、お昼や夕飯は
どうする積りなのかと。
「今直ぐにここを出たとしても、僕のマンションに着くのは10時半位ですか。
近くには落ち着いたカフェもこじゃれたレストランもないですし…
莉奈さん、お昼はマンションでパスタなんかいかがでしょうか?
と言っても麺を茹でて、出来合いのパスタソースをかけるだけですけど(笑)
夕食は…う~ん。」
少し考えこんだ宙斗、急に思いついたように。
「そうだ、サカモト。サカモトがあった。お父様、お母様。以前サカモトの
大将にも礼を言わなきゃと、仰ってましたよね。
今日は土曜日、あいつ(海斗)も出勤だし、連れは休みの筈です。
丁度いい機会ですので、ご案内しますよ。帰りは私が車でここまでお送りします。
布団の用意が無いので、泊まっていただくことはかないませんが、
お父様、お母様にもマンション御覧いただけますし。
いかがでしょうか?それで良ければ、私の方からサカモトの大将に、
話しておきますけど。」

ーーーーー 准一 ーーーーー

宙斗からのメールを読んでいる准一
「これから、莉奈と帰るだぁ…おいおいってことは、莉奈ちゃんの事
今日覗けるってことか…おっと続き続き…なになに?マジか!
莉奈ちゃんの親もかよ。仕掛けたカメラ不自然なとこ無かったよな…
相手は開発の統括をしてる常務、細かいとこにも目が行くはず。」




160
投稿者:永瀬莉奈 ◆g7UozdVMEQ
2026/07/20 19:50:49    (8f.pcKm.)
−−−莉奈母と莉奈−−−
着替えメイクも終え、普段のカバンより少し大き目のカバンに櫛やブラシ、シュシュなどを入れ準備を終えて。
莉奈母「お昼、宙斗さんのお家で食べるのかしら?夕飯は?帰りは車かな?」
「お散歩から帰ってきたら帰りのこともお昼もどうするか他のことも聞いて何か持っていけるものがあったら持っていってもいいよね?」
莉奈母「えぇ、いいわよ、そうだわ、莉奈ちゃんと作ったクッキーまだあるわよ。」
「持っていってもいいよね?」
莉奈母「お父さん、残念がるわよ。笑」
「また作るから、あっ、戻ってきたみたい、宙斗さん、お父さん、お帰りなさい。
準備出来てますが宙斗さん、何かエプロンとか他に持っていく物ありますか?」
莉奈父「何だ、まだ10時前だぞ、そんなに早く宙斗くんの家に行きたいのか。笑」
「お父さんったら、そうだけどそうじゃないってば!」

笑い声が響く永瀬家とはよそに隣の家の長男が母親に当たり散らしているが父親は我関せず…と言うか莉奈父の勤める会社を知っている父親はどうしたら莉奈父を怒らせないように出来るか考えている。

−−−准一、マンション−−−
准一「いやー、永瀬常務の娘を覗けると思うと腕が鳴ったわ。」
作業部屋には玄関に置いても可笑しくない姿見、キッチンカウンターの上に貼り付けられるポイントライトなどある。
准一「問題はいつ仕掛けるかだよな、前の時計とBluetoothスピーカーは置いてあるからいつ来てもらってもいいんだけどな。
風呂に付けるのは少し大掛かりだからな。」
159
投稿者:永瀬莉奈 ◆g7UozdVMEQ
2026/07/20 19:49:52    (8f.pcKm.)
−−−永瀬家、ダイニング−−−
「(お味噌汁、好みに合ったかなぁ?)
ドライブも嬉しいですが…、宙斗さんのお家に行ってみたいです、お母さん、ダメかな?」
莉奈母「そうね…。」
食い気味に「婚約する前に行ってみたいしお部屋にお泊りもしてみたい、それに恋人時代に旅行もしてみたいです。」
莉奈母「家に行くのは宙斗さんが構わないのであればいいですけど泊まりや旅行はね……。」
「どうして?婚約するの決まってるよ?」
莉奈父「泊まるのいいんじゃないか?私たちが出国してから同居は今は出来ないとなるよりお試しをしてみたらどうかと思うがね。」
莉奈母「貴方…、そうね、宙斗さん、信頼してますからね。」
「お父さん、お母さん、ありがとう、宙斗さん、お家に伺ってもいいですか?」
莉奈父「今日は遊びに伺わせてもらうだけだぞ。」
「それは勿論です、宙斗さん、どうでしょう?」
瞳を輝かせ〝初めての〟男性宅訪問にワクワク・ドキドキしながら宙斗を見る。

食事が終わると片付けと莉奈の支度のため時間がある宙斗と莉奈父。
莉奈父「宙斗くん、散歩でもどうかな?私の新品のジャージがある、お揃いになるがどうかな?笑」

外に出ると隣の2階から覗いている長男が苦々しげに宙斗と莉奈父を見下ろしている。
お隣長男「クソッ!莉奈の父親何考えてるんだよ!あの男、莉奈の父親にも母親にも認められてるんだな!畜生!」

莉奈父「宙斗くん、気づいてるかい?隣の長男、私たちが散歩に出るのを見ているぞ。笑
これで莉奈を諦めてくれれば御の字なんだがね。」

−−−海斗と紗栄の様子−−−
海斗は出掛ける人たちと反対方向の電車に乗り込むとスマホを触り出す。
海斗「何か莉奈ちゃんの情報ないかな?」
一生懸命、SNSなど調べるが出て来ない。
(莉奈ちゃんの親友とか言う女の名前なんだったかな?三宅…あい、漢字が判らん!)
ショールーム社員「副所長じゃないですか、おはようございます。」
海斗「(莉奈ちゃんのこと調べられないけどコイツとも話しておかないと食えないからな。)おはようございます、◯◯さん。」
ショールーム社員「慣れました?土日祝はお休み取りにくいから大変じゃないですか?」
海斗「まだ慣れないねー、◯◯さんが手取り足取り教えてくれれば慣れるかな?笑」
ショールーム社員「本当に?笑、歓迎会するって言ってたじゃないですか?明日なんですけど2次会終わったら…。」
海斗「手取り足取り?笑」
ショールーム社員「えぇ、手取り足取り。笑」

その頃、紗栄は洗濯はして掃除は軽くしたあと繁華街へと出掛けるためメイクと身支度をするがやはり露出多めの服装と派手なメイク。

続きます。
158
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/07/20 18:39:36    (BRgKv.1e)
ーーーーー永瀬家・客間ーーーーー

浴室から戻った宙斗は、敷かれていた布団に横になる。
「ここまでくれば、あとはいつやるかだけってか(笑)准に報告しといてやるか。」
スマホを取り出しメールを打ち始める。
【准、俺今どこにいると思う?】
暫くして返信
准一【どこしけ込んだんだよお前。】
【その言い方(笑)どこもしけ込んじゃいないよ、ただ、莉奈んちに泊まってる。】
准一【莉奈んちって…お、お前、まじで莉奈ちゃんの家に…】
【まじまじ(笑)明日マンション戻るから…じゃあお休み。】
スマホの画面を暗くすると枕元に置いて、目を閉じて今日の事を思い出しながらも
眠りに落ちる宙斗。

翌朝、頬へのプニュっとした感覚、『朝ですよ、朝食出来てますから…。』
という言葉で、薄く目を開ける宙斗。
目を開けたすぐ上には莉奈の顔、身体に密着している柔らかい感触で
完全に目を覚ます。
「ご、ごめん。寝ぼけて抱き寄せちゃったのかな……本当にごめん。」
その時、まだ自らの腕が莉奈の背中に廻されていることに気が付き、
そっと腕を離す。
真っ赤になりながらも、『宙斗さん、朝食出来てますから…。』と言って
慌てて立ち上がり客間を出て行く莉奈。

ーーーーー永瀬家・ダイニングーーーーー

「おはようございます。」
姿を現した宙斗に対して
莉奈母「おはようございます、宙斗さん。ゆっくりお休みになられました?」
莉奈父「宙斗君、おはよう」
そう言った莉奈父の顔には微かな笑みが浮かんでいる。
「おはようございます。すっかりお世話になってしまって…ぐっすりと、はい。」

莉奈母と莉奈の手により、ダイニングテーブルには{ザ・朝食}と言った感じの
ご飯
お味噌汁
お新香
焼き魚
生卵 などが並べられる。

配膳が終わると
莉奈父「じゃあ、いただこうか。いただきます。」
一同「いただきます。」
唱和して食事が始まり、少し食べ進めた時
莉奈母「宙斗さん、今日はどうなさるの?ご予定は?」
「今日ですか?マンションに帰って、着替えて…特にその後の予定は…
掃除に洗濯くらい……そうだ莉奈さん、天気も良さそうだしよければ
ドライブにでも行きませんか。」

ーーーーー海斗マンションーーーーー

海斗「じゃあ沙栄、行ってくるから。(くそっ、土日休みじゃないってのに、
まだ慣れないな。前の職場だったら土日は沙栄とやり倒してたのに…)」
沙栄の唇を奪い、舌を差し込み口内を嘗め回す海斗。
その口が離れると
沙栄「朝からもう、海ちゃんったら。濡れちゃうじゃない(笑)」
海斗「悪ぃ悪ぃ(笑)…帰ったらいっぱい可愛がってやるから、いいこにしてろよ。」
沙栄「うん、待ってる。(土日はサカモトのパートも無しだし、
つまみ食いできる相手もいない…漁りに出ようかな?
繁華街で少し立ってれば、お小遣い払ってくれる人も)」

ーーーーー 准一 ーーーーー

前夜の宙斗とのやり取りを見返す准一
准一「宙の奴とうとう昨日は帰ってこなかったし、まじで莉奈ちゃんちに
泊まったのか。いいよなあ…やったのかな?流石に親が同じ屋根の下に居ちゃ
本番までは無理か…今日戻るって言ってたから、問い詰めてやる(笑)」




157
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/07/19 17:28:39    (Qi9YgaUJ)
−−−莉奈父と莉奈母の構想−−−
莉奈父「2、3年は宙斗くんのマンションで住んだとしても子どもが産まれれば二世帯だよな。」
莉奈母「この辺り子育てするのにいいのですが隣のこともあるから心配なのよね。」
莉奈父「◯◯さんのところか父親は一般的考えみたいだが母親と長男の考えがおかしいから心配ではあるのは解るが
流石に莉奈に夫や子どもが居れば大丈夫だと思いたいがおかしな考えをする輩は思いもしない行動をするからな。」
莉奈母「そうなんです、莉奈ちゃんそっくりな子どもが産まれたら◯◯くんがまた良からぬことを考えそうで…。」
莉奈父「宙斗くんとも相談だが別の場所に建てるのも考えてみてもいいだろう、そうすれば庭ももっと広いだろうし二世帯の家の広さも色々考えられるだろう。」

−−−客間−−−
スーツを脱ぎ下着姿になる宙斗から視線を外しワイシャツを受け取る。
「いえ、見苦しいとかそう言うのではないんですが…、父以外の男性の薄着を…プールや海以外で見るの初めてで…、どうしたらいいのか判らなくて…。」
ただの下着姿、それなのに莉奈は顔を赤くしドギマギしている。

「い、いつか慣れるのでしょうか?母も父の用意を手伝ってますしお風呂の用意も全部してますが…、あっ、シャワーですね。
湯が張られてると思いますのでゆっくりお入りください、私も後に…。」
宙斗が浴室に入ると莉奈母から新品の下着を渡されタオルと共に棚の籠のなかに入れる。

宙斗が出た後、シャワーで軽く汗を流し…パジャマに着替えると客間の様子を窺うと静かで眠っているようで。
「空調大丈夫みたい、あっ、お母さん。」
莉奈母「莉奈ちゃん、落ち着かないみたいね、大丈夫よ、空調も過ごしやすいようにしてあるから。
おやすみなさい、明日少し早く起こしてあげるから。」
「おやすみなさい。」

−−−客間−−−
「朝ですよ、起きてください、えっ?あっ…。(どうしよう…、えっと…。)」
寝ぼけた宙斗の腕の中に納まりどうしていいか判らず固まっていると戻ってこない莉奈の様子を見に莉奈父が客間へ。

莉奈父「(小声)宙斗くん、寝ぼけてるな、様子を見に来たのがお母さんじゃなくてよかったな。笑」
「(小声)お父さん!そんなこと言っている場合じゃないわよ、どうしたらいいの?」
莉奈父「(小声)そうだな…、頬にキスでもしたらどうだ?私が居たら気まずいだろうから先に行くぞ。」
「(小声)お父さん!お父さんってば…、もう…。(本当にするの?)」

−−−隣の長男−−−
長男「マジで帰らなかったのか!絶対許さない!!」
謂れのない怒りを宙斗と莉奈にぶつける隣の長男。
156
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/07/19 16:02:26    (.EPtmmMH)
ーーーーー永瀬家・客間-----

宛がわれた客間で、スーツを脱ぎトランクスと下着代りの白ノースリーブ姿になった宙斗に莉奈の声が聞こえてくる。
「あっ、目の前でごめん。見苦しい姿見せちゃったね。」
ノースリーブから生える腕、トランクスから生える脚は筋肉質で、
ある程度は引き締まっており、贅肉は見当たらない。
「そんなことない…将来的に一緒になりたいって先に言いだしたのは僕の方だし…
急な話で吃驚はしたけど、お父さんやお母さんに認めて貰えて嬉しいよ。」

ーーーーー話は少し遡り、永瀬家・リビングーーーーー

「住むところですか…
私のマンションがある北町の方も、閑静さではこちらに負けますが
そこそこいい街です。
莉奈さんにも一度そちらの暮らしを体験してもらったうえで、
どちらがいいか決めさせていただければと、思っております。
(一度くらい莉奈をマンションに住まわせて覗かせてやらないと、
准の奴拗ねるから(笑)
それに方法はまだ思い浮かばんが、海の奴にも見せつけて…)」
莉奈父「そうか…(少し不服そうに)」
不服そうな感じを読み取ったのか宙斗。
「でも子供が出来たらこちら一択かな…
こちらの広い庭は安心して遊ばせられます。
マンションだとそういう点はどうしても劣りますから。
それに子供が出来たら、お父様やお母様に傍にいて貰えるだけで、
何かと安心ですし。」
莉奈父「そうかそうか。(機嫌が直ったようで少し嬉しそうに)
じゃあ、少し気が早いが二世帯住宅へ、
改築がいいのか建て替えが良いのかも含めて、
設計頼んでみようかな。なあ、〇〇。」
莉奈母「ちょっと本当に気が早すぎますよ。困った人ね(笑)
今日は遅いからもう休みましょう。
莉奈ちゃん宙斗さんを客間に案内して差し上げて、
お風呂使うようでしたら、そちらもお願いね。
片すのは明日やりますから。
ほらあなた、休みますよ…こんなに呑んでしかたない人(笑)
じゃあおやすみなさいね、莉奈ちゃん宙斗さん。」

ーーーーー再び永瀬家・客間-----

用意してくれていたパジャマを身に着けながら正座している莉奈に、
「莉奈、厚かましいんだけどシャワーだけう買わせてもらっていい?
一日の終わり、シャワー浴びないと落ち着かなくて…
(そんな目で見上げられたら、ここで押し倒したくなるだろうが…
流石に親が同じ屋根の下にいるこの状況、それにゴムもないんじゃ拙いよな。)
そうだあと、下着も新しいの頂いていいかな、サイズはLかXLで」

莉奈の案内で浴室に移動すると、
「ありがとう、終わったら中のスイッチで電源堕としとけばいいよね。
後は戻れるから、莉奈も休んで…」

ーーーーー翌朝、客間ーーーーー

莉奈母に言われて宙斗を起こしに来る莉奈。

宙斗の肩が軽く叩かれて、『朝ですよ、起きてください。』と優しい声。
「う~ん……もう五分…」
身体に覆いかぶさるように肩を叩いていた莉奈の背中に腕を廻し、
抱き寄せてしまう宙斗

155
投稿者:永瀬莉奈 ◆02z0IKahLM
2026/07/18 13:58:41    (iLxPU7OD)
−−−永瀬家、話を終えてのキッチン−−−
「指輪を一緒に?(指輪の代わりに何をお返ししたらいいのかなぁ?)はい、嬉しいです。」
前祝いの手伝いと言われ莉奈母とキッチンへ。
「(こんなに急ピッチで話が進んでしまって宙斗さん、不快に思っていないか心配…。
お父さんもお母さんも私のことになると決断早いし少し強引過ぎるところもあるからなぁ…。
確かに海外赴任で一人暮らしとなると心配事が多いかも知れないけど…成人もしてるんだから…。)ねぇ、お母さん?」
莉奈母「婚約早いと思ってるんでしょ?」
莉奈の気持ちを知りながらことを進めた理由を話してくれる。

莉奈母「莉奈ちゃんは保護者が渡航してしまうのよ?
成人してるとは言え守ってくれる親が近くに居ると居ないとでは全く違うのよ、隙を突いて狙う悪い人も居る。
それなら将来決めてくれている宙斗さんと同居したほうが安心だし籍を入れる前にお互いを知るいいチャンスだと思うのよ。宙斗さんも嫌なら断っていると思うわよ?」
「そうかなぁ…、宙斗さんの気持ちが心配…。」

用意を終えダイニングテーブルへ、莉奈父と宙斗の前へ鰆の粕漬やその他の副菜を置くとまた再びお酒を注ぐ。
引っ越しはいつとかどこに住むかなど話しながら夜も更け帰るという宙斗を引き留める莉奈父。
莉奈母「お風呂も沸いてますしアメニティーなどもあるから心配しないで大丈夫よ。
下着、拘りないなら用意してあるのがあるからサイズを教えて頂戴、莉奈ちゃん、宙斗さんのワイシャツ洗濯して差し上げたら?」
「宙斗さん…、父も母もこう言ってますし泊まっていって下さい。」

−−−お隣長男部屋−−−
お隣長男「全然帰る様子がないな、まさか本当に泊まりか?嘘だろ!玄関前のライト消えた、マジで泊まりだ。
莉奈の父親も母親もあの男を認めてると言うことだよな。
まさか同じ部屋には寝ないだろうが…、畜生!畜生!莉奈のヤツ許さないぞ!」

−−−永瀬家、客間−−−
エアコンや空気清浄機などをセットしながら。
「宙斗さん、急に色々すみません…、父も母も強引過ぎますよね…、本当に(婚約)いいんですか?」

セットし終わり客間で正座をし宙斗を見上げる。

−−−居酒屋、サカモト−−−
紗栄「大将、最近、◯◯くん、夜来てないの?」
坂本「試験前だからな、学生は学業が優先だ。」
紗栄「そうなんだー、つまんないなー。」
海斗「何だ紗栄、◯◯のこと気になるのか?」
紗栄「海ちゃん、ヤキモチ?可愛いー。(絶対、童貞だよね、美味しく頂いちゃいたいのよね。)」
154
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/07/13 23:15:29    (svuxWE8j)
ーーーーー永瀬家ーーーーー

「なるほど、そういう理由ですか……
弟のことで心配をおかけして、申し訳ありません。
確かに将来を正式に約束したんだと見せつけておくのは、いい手かも知れませんね。
(准から情報入れさせれば、あいつ地団駄踏むかな(笑)
一方俺は、婚約するってことはそっちも大手振って…
准はどうせカメラで覗くから、あとはあいつにどんな手で見せつけるかな。)」
グラスを持ち、莉奈からお酌を受けながら、
「でもさすがに身一つというのは、私の格好がつきません(笑)
婚約指輪は用意しますので、莉奈さん後で一緒に見に行きましょう。
(本当ならサプライズがいいんだろうけど、指のサイズなんて分からんし…)」
注がれた日本酒を飲み干すと、莉奈母に言われて再度お酌をしてくれる莉奈。
「その他の日程とか場所とかはお願いしてしまっていいでしょうか?」

莉奈父「勿論だとも、なあ、〇〇。宙斗君が了解してくれて良かったよ。
〇〇、前祝だ。何か簡単なものでいいからおつまみ作ってくれないか?」
莉奈母「分かりました。明日の夕食様にと下ごしらえ終えてた、
鰆の粕漬がありますのでそれ焼きますわ、莉奈ちゃん手伝って頂戴。」

ーーーーーお隣息子ーーーーー

お隣息子「もうそろそろ二時間、いつもなら出てくる頃合いなのに、
今日は嫌に長いな。」
莉奈中学時代のパンツを握りしめて
お隣息子「あの男まさか泊っていくとか……いやあそこの両親莉奈を溺愛してて、
結婚前の男女が一つ屋根の下とか、絶対許すはずがないよな」

その後一時間経ち二時間経っても、永瀬家の玄関が開くことは無かった。

ーーーーー再び永瀬家ーーーーー

「すいません。すっかりご馳走になってしまって…もう遅いので今日は…」
ほろ酔いの脚で立ち上がろうとする宙斗
莉奈父「今からじゃもう電車も無いだろうから、泊まっていきなさい。」
莉奈母「そうですよ、客間にお布団用意してありますから、
泊まっていってくださいな。」
「でも……いくらなんでも…」
莉奈父「いいから…」

ーーーーー准一マンションーーーーー

「宙の奴、まだ帰ってこないな…本当にどこかしけこみやがったか。
腹減ったぁ…サカモト行こうにも、海とあの女が来てるって、大将から連絡あったし
何食えってんだよ、こんな事ならコンビニで弁当でも買ってくれば良かった…」

ーーーーーサカモトーーーーー

大将(坂本)が何度目かの注文の品を小上がり座敷に持って行った際、
海斗「大将、今日もいつものメンツ来てないの?」
坂本「ああ、そうだね。皆忙しいんじゃないのかな。(安心しろ、お前ら二人がいないときには来てくれてるよ(笑))」
海斗「俺らはサカモトの商売に貢献してやってるだろ、なあ沙栄。(笑)
これだけ貢献してるんだから、一品位サービスしても罰当たらんよ大将」
苦笑しながら注文の品を置き、小上がり座敷から退室、厨房に戻ると
坂本「何が売り上げに貢献だよ。一番安い酒に、つまみも碌に頼まない。
パートに昼だけ雇ったあの女は、客に色目使いやがって、
何人かもう毒牙に掛かってるとか、常連をあの女から遠ざけられて良かったよ。」


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