2026/10/11 05:42:30
(NvW96IjV)
「あっ、私、移動教室じゃんっ。やばいって…っ!」
繋がったままキスをして、少し余韻に浸るも、スマホが示す時刻を見て、慌てて離れる。
ショーツをあげて、シャツの乱れを整え、慌てて空き教室を出た。本校舎とは離れているため、少し走らないと間に合わない。
2人で慌てて走っている時、なんだか青春っぽい感じがした…。
「は、はあ…。あの、急いでるので…。」
放課後のチャイムが鳴ると、拓海を呼びに廊下へと出た。
今日は漫画の発売日だから、本屋に寄って、それから拓海の家に行く約束をしている。
そうでなくても、こんな不良生徒に着いていく理由もないが…。
(拓海…?なんで拓海の話…?)
適当にあしらおうとしたが、拓海の名前を聞いて、立ち止まる。
拓海がまた何かトラブルに巻き込まれたのだろうか。何か嫌な予感もしつつ、「少し遅れるから待っててー😎」の顔文字をつけて、なんでもない風を装った。
「あ、あの、どこまで…。」
女生徒についていきながら、クラスメイトから聞いた、彼女のことを思い出した。
名前は確か、『一ノ瀬 愛羅』で、中学の時から不良だったはず。ドSな性格で、イジメを行って女の子を1人不登校にさせたとかなんとか…、どこまで本当なのかわからないが、危険な人物なのは変わりない。
こっそりスマホを操作し、録音の準備をしながら、後をついて行った。