2026/04/16 21:48:20
(3dua.8qx)
「・・・・わかった。」
できる限りの返答をしてくれていると真緒はわかっているのだろう。
でも寂しいものは寂しいと言いたげに、やや唇を尖らせ、子どもっぽい表情を浮かべて龍太郎を見つめる猫のような目。
真緒の立場だから許されるその視線に、龍太郎はズルいと感じただろうか。
「じゃあ、夏にお祭りいきたいな。旅行とかで行けたら、2人で浴衣着て、手繋いで歩けるしそれがいい」
自分たちを知らない場所にいけばいい、そう考えた。先の話をして、明るく話題を終えた。
かと思うと、暁斗のことに触れてくる。今触れられたくなかったのに、龍太郎は逃がしてくれなかった。
「・・・だって、何も聞かれてないのに急に彼氏いるって言えなくて。もう一回告白されたら・・その時に言おうと思ってるんだけど・・。気のせい、かもしれないし・・。」
暁斗はまだ自分のことを好いてくれている・・とは思うけれど、以前のように告白されたわけではない。自分から言うのは自意識過剰かもしれないとも思うし、これからクラスや行事で一緒になることが多いから気まずくなるのも嫌だった。
バツが悪くて、これ以上聞かれたくないと龍太郎の下から逃れようとモゾモゾと動く。
【こんばんは。戻されちゃいましたね。笑】