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2024/06/07 22:41:03 (yYbiglp6)
イメージは中世欧州です。

城下街の裏道にあるギャングやアサシンなどが集う酒場。
経営してるのは見た目はか細い老爺、この場を知らぬ初めて訪れる者は誰しもその老爺を胸倉を掴み脅しをかけるが老爺がジロリと目を動かすだけで圧倒され逃げ出してしまう。
それを見て大笑いする客たち、薄汚れた白いカーテンに隠されたような扉の向こうによく当たると言われている占い師がいる。
占い師は真深く被ったベール越しでも美しさわ判り、濃紫シースルーの着衣からもスタイルの良さから男共は恋人、妻、愛人は断られそれでと無理やり悪さをしようとする者は悉く街からも見なくなってしまう。

「フフッ、頃合いかしら?」
部屋で水晶に向かい手をかざしある人物に夢を見せていく。


〔止めろ!!私に触れるな、無礼者!!〕
夢の中である人物は何者かに拘束され陰部をいいように弄られている。
〔ウッッ…、止めろと言ってるではないか!!グウッ……、あぁぁあ、止めろ!挿れさせるな!グッアアッ……。
アァァアーー……、止めろ!イクッ、イキます!!ハァハァハァ……〕
体を痙攣させていると目を覚ます。
〔なんて夢だ!この私が……。〕

息を切らせ額からは汗が滴り、陰部は勃起し陰のうにも触れられた感覚がある、そして何より白濁した液体が腹を汚している。
〔まさか……夢精か……?否、そんなはずはない、風呂でメイドに出してもらってから休んだんだぞ。〕

「あの人はいい夢が見られたかしら?あとは頼んだわよ、愛しの相棒さん……。
私たちはあの方を復活させないといけないのよ。
復活したあの方も私たちの意のままによ?」

お相手は決まってます。
読んでくれたら嬉しいなぁ。
 
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投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2024/06/09 11:35:00    (HeMo1.3x)
喧騒の一夜が明け、当日の開店準備の為、酒場の扉を開ける
老爺。
掃き掃除を終え顔を上げると、小高い丘の上に王宮が建っている。
「王様か…あそこから街を見下ろす気分は、どうなんだろうな…おっといけない準備準備。」
その時、店の奥を間借りさせている、美人の占い師が姿を現す。
「おぉ〇〇。早いな。中まだ掃除終わってなくて。」
薄く笑いを浮かべ、会釈をしながら店内の奥に入っていく〇〇。


王宮の国王執務室
「国王、この頃以前にもましてお盛んのようで(笑)」
「何を言っとる、ヨハンセン…お主が宛がうからだろうが(笑)」
「王国中の女と言う女は、老若・既婚未婚問わず王様のものゆえ。そういえばそろそろ王女(姫)様もお年頃でございますな。」
「どういう意味だそれは?」
「いえ、別に私からは何とも……王女様お綺麗で、お年頃になられましたから(笑)」


国王と参謀ヨハンセンがそんな話を終え数刻後、国王執務室へ向かう一人の男。

「国王より呼ばれて参った。お目通り願う。」
そう言い身体をずらし、窓際の壁の前で物思いに耽り始める勇者。
(この私が夢精とは…まだまだ修行が足らないようだ。)
「これは勇者殿、今国王へ取り次ぎますので、しばしお待ちくだされ。」
執務室のドア前を警備していた衛兵は、そう言うとドアを小さく開け中へ向かい声をかけようとするが、

「国王様、お戯れを…およしになって……あっ…いや……だめ…だめですってば…こくおう…さま…だ…だめ…で…す。いやっ……そんな…とこ。」
「いやいや言ってる割には、洪水になってるではないか…好きなんだろ(笑)」
「だ…だめ…で…す。。あうっ…あっ…あんっ…」

その声を聞き衛兵は一瞬<またか。>という表情を浮かべるが、
「国王様、勇者殿が参られました。」
と務めて冷静に声をかける。
「きゃっ…」
っという小さな声の後に響く衣擦れの音。
それに被せるようにこれも小さな
「ちっ…」
という舌打ちが聞こえるが、つづいて
「わかった、ちょっとまってくれ。」
との声が流れてきた後、しばらくして
「待たせたな。勇者殿をこちらへ。」
との誘いが聞こえる。

衛兵はその言葉を聞き、
「勇者殿、お待たせいたしました。国王様の用意が整いましたので、どうぞ中へ。」
薄く苦笑の表情を浮かべながら、ドアの前を一歩退き勇者を執務室の中へ誘う。
「では失礼して。。」
衛兵にそう声をかけ軽く頭を下げて、執務室の中へ入る勇者。
「勇者殿、お呼び立てして申し訳ない、どうぞそちらへ。」
数段高くなった場所にある椅子に座った国王は、入ってすぐにある椅子を指すように言葉をかける。
国王の後ろにあるカーテンが少し揺れている。

勇者が椅子の前に立ったのを確認して
「どうぞ、お掛けくだされ勇者殿。」
一言声をかけた後続けて
「勇者殿を見込んでなんだが、〇〇山山頂の祠のそばに咲いているという青い百合の花と、祠の中にあるこれも真っ青な石を、取ってきてくれまいか。」
「百合の花と石…ですか?」
「ああ。どんなものかは、町にある修道院にいる、修道女が知っているでな…道案内も頼むといい。では頼んだぞ、話はそれだけじゃ。」
そう言うと、立ち上がってカーテンの奥に消えていく国王。勇者はそれを見送ってから、執務室を出て王宮の後にし、町の修道院へ歩みを進める。


勇者が王宮を出て、町の修道院に向かう準備をする為に自宅へ戻ったころ、〇〇山のさらに奥にある△△山山頂近くの洞窟
<サキュバスよ、今年も〇〇山に青い百合が咲くころだな。>
<魔王様、そうでございますね。今年も人間共が取りに来ますかね。>
<あぁ、来るだろうな。あの百合には強壮の効能があるからな。人間共も強壮剤は欲しいらしい(笑)>
<今年も先に取ってしまいますか?>
<あぁ、勿論。。今年は別のものを植えといてやろうか(笑)>
<別のもの?>
<こちらにはあの百合に似た、別のものがあるだろうが。>
<あれは……毒では?幻影が見えたり、あの行為を止められなくなり衰弱し、最終的には…>
<構わんだろ、どうせあの国は目障りで、その内潰そうと思ってたのだから……そんな事よりサキュバスよこっちに来なさい。>
魔王の腕が触覚に代わり、何本かに分かれその内の一本がサキュバスに巻き付く。
<お前の中に儂の分身を植え付けておくから、取りに来た人間に注入してやれ(笑)>
触角の一本がサキュバスの口らしき部分に入っていくと、身体の奥底まで侵入してしていく。
サキュバスは目を見開き体を震わせる。


開店前の酒場のカーテンの奥から、老爺に声がかかる。
「お爺さん、今日の夜か明日こちらの店に、場内から勇者殿がこの店に来られますよ。」
「そりゃ嬉しいね…〇〇さんお得意の占いかい。」
老爺がそう返すが、返事はない。
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