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2024/06/07 22:41:03 (yYbiglp6)
イメージは中世欧州です。

城下街の裏道にあるギャングやアサシンなどが集う酒場。
経営してるのは見た目はか細い老爺、この場を知らぬ初めて訪れる者は誰しもその老爺を胸倉を掴み脅しをかけるが老爺がジロリと目を動かすだけで圧倒され逃げ出してしまう。
それを見て大笑いする客たち、薄汚れた白いカーテンに隠されたような扉の向こうによく当たると言われている占い師がいる。
占い師は真深く被ったベール越しでも美しさわ判り、濃紫シースルーの着衣からもスタイルの良さから男共は恋人、妻、愛人は断られそれでと無理やり悪さをしようとする者は悉く街からも見なくなってしまう。

「フフッ、頃合いかしら?」
部屋で水晶に向かい手をかざしある人物に夢を見せていく。


〔止めろ!!私に触れるな、無礼者!!〕
夢の中である人物は何者かに拘束され陰部をいいように弄られている。
〔ウッッ…、止めろと言ってるではないか!!グウッ……、あぁぁあ、止めろ!挿れさせるな!グッアアッ……。
アァァアーー……、止めろ!イクッ、イキます!!ハァハァハァ……〕
体を痙攣させていると目を覚ます。
〔なんて夢だ!この私が……。〕

息を切らせ額からは汗が滴り、陰部は勃起し陰のうにも触れられた感覚がある、そして何より白濁した液体が腹を汚している。
〔まさか……夢精か……?否、そんなはずはない、風呂でメイドに出してもらってから休んだんだぞ。〕

「あの人はいい夢が見られたかしら?あとは頼んだわよ、愛しの相棒さん……。
私たちはあの方を復活させないといけないのよ。
復活したあの方も私たちの意のままによ?」

お相手は決まってます。
読んでくれたら嬉しいなぁ。
 
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57
投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2025/03/01 23:09:23    (IZpmEMsI)
ーーーーーーーーーー王宮 前王執務室--------
王都でメルヒルの噂を聞きつけた側近が、前王に報告している。
<それはまことか?勇者メルヒルがそのような所業を、魔の子村で行ったというのか?>
<はっ、なんでも映像にばっちり写っていて、映像を盗み見た者の話では、年端もいかない初潮を迎えたばかりの少女まで手にかけて、嫌がるのを構わず捻じ込んでいるとか。その部分からは鮮血が垂れていたとのことで。>
<私もメルヒルの事甘やかしすぎたかもしれないが、現王はそれ以上に放任して……それはそうと、こんな時にヨハンセンはどこに行った?また王都中をほっつき歩いているのか>
<王都下中を探しておりますが、いまだに見つからず……>
<メルヒルの今回の任務は、手前の山の祠まで。要らぬ心配をする必要はないか。>
<それなのですが、勇者の噂話を聞いた時に一緒に聞いたのですが、勇者が出立する前に、現王と話し込んでいるのを見たと言う者が。>

ーーーーーーーーーー王宮フアナ王女の部屋--------
側近と話し終えた前王は、娘であるフアナ王女の部屋に向かう
侍女に取次ぎを頼むと程なくして、フアナ(リリス)が出てくる
<これはお父さ…いえ前王閣下。いかがなされましたか?>
<いや、身体の調子はどうかと思ってな。(私は何をしたいんだ。身重のフアナに、メルヒルの所業聞かせるわけにもいかんし。フアナの相手は当のメルヒル。尚更聞かせるわけにはいかん。)>
<お気遣いありがとうございます。元気な子らしく、この頃はお腹を蹴ることもあります。(そんなことだけならとっとと帰ってよ。全くもうタイミング悪いったらありゃしない。これから城下で引っ掛けた衛兵とデートなんだから……あの男大きそうだわ。長持ちするかな?妊娠の心配ないって言うと、みんな喜んで中出しするし…人間の男なんてちょろいものだわ。)>
<そうか、くれぐれも大事にな。それはそうと、ヨハンセンをどこかで見かけなかったかな?>
<ヨハンセン殿ですか?さあ、見ておりませんが…>
<そうか。どこかで見かけたら、私の部屋まで来るように、言っておいてくれないか。>
<畏まりました。本日はわざわざのお見舞い痛み入ります。>

前王が立ち去ると、ヨハンセンにテレパシーを送るリリス
〘ヨハンセン様。つい今しがた前王がお見えになり、ヨハンセン様を探しておいででした。〙

ーーーーーーーーーーあばらや--------
果実酒を注いだグラスを揺らしながら、サマエル・ジギタリスとリルベルの会話を聞いていたヨハンセン。
<〘そうか、リリスわかった。そろそろ帰る。〙リルベル聞いた通り、前王がお呼びみたいで行かねばならなくなった。勇者の所業映像を収めた魔石のコピー一個くれないか。戻り掛けにキースのところに行って、本物のフアナ王女へのお土産に置いていってあげよう(笑)>

ーーーーーーーーーーキースの酒場--------
フアナの前に目の前に忽然と姿を現すヨハンセン。
<ヨハンセン貴方何者なの?いえ何者でもいいから助けて頂戴。>
フアナのその懇願を完全に無視したまま、ベットサイドテーブルに、一個の石を置くヨハンセン。
ヨハンセンが石に向かって何事か呟くと、石の上の空中に何事か映像が映し出される。
<その石は何、答えなさいヨハンセン。>
その言葉にも無視したまま部屋を出ていくヨハンセン。
部屋を出たところにキースが。

<ヨハンセン様、おいででしたか。>
<キース、守備は上手くいっているようだな。>
<おかげさまで。映像を保存した魔石は、王国の新聞社の手に渡りました。魔の子村からの使いは、今しがた馬車に乗って、記者と一緒に新聞社へ向かいました。>
<そうかよくやった。その魔石、今フアナ王女の枕元に置いてきた。魔法をかけてあるから大丈夫だとは思うが、魔法が切れて狂って暴れだすかも知れんから、注意しといてくれ。怒りの嘆きの感情は、時として強大なエネルギーを出すからな。>
<はい、畏まりました。>
56
投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2025/03/01 14:53:45    (UyfPq31z)
ヨハンセンが私と婚姻すると宣言すると妹弟に宣言すると頷き微笑む。
「私は実の父母、兄姉弟妹も居りません、エル様、ジギタリス様、もし認めて下さるなら実の姉と思って接して下さい。」
「勿論、私はリルベル様を実の姉と思い接しさせて頂きたいのでこれから姉上と呼ばさせて頂きたいです。」
「エル様、嬉しいです。」
「姉上、私は弟です、エルと呼んで下さい。」
「ありがとうございます、エル。」
「姉上、弟に敬語は不必要です。」
「そうね、エル、ありがとう。」

一方、ジギタリスは渋々と言った感じで…。
「リルベルお姉様とお呼びすれば満足でしょうか?」
「ありがとうございます。」

ヨハンセンが私を軽んじる事をしたら許さない。と言ってくれたがジギタリスの態度は頑なで…。
〘ヨハンセン、無理はありません、これからの日々を重ね信頼してもらえる様するので今は妹の可愛い我が儘と思って接してね。〙

ヨハンセンにテレパシーを送る。
「この石は魔龍の涙だったのですね、修道院の前に置かれていた籠の中の私が握っていた物だそうです。
修道士様は誰にも見せてはならないと仰っていました。
私はその教えを守り養父母にも義姉にも勇者にも誰にも見せた事はありません、触れたのは修道士様以外ではヨハンセン、貴方が最初ね。
……ねぇ、私、半魔龍族なのかもしれないわ、でないと幾らヨハンセンが私を復活させてくれたからと言っても闇魔法まで使えるのは不思議なのよ。
元々、私の奥底に眠っていた闇魔法があったのではないのかしら?ねぇ、ヨハンセン、魔龍の涙と私の血で実父母を辿れないかしら?
修道院の前に私を置いたと言う事は……、ふたりともこの世には居ないと思うのよ…。
ヨハンセン、空腹だわ、食事をしながら話を進めましょう?」
手を組み生命を頂くという意味、祈り「頂きます。」とリルベルもヨハンセンも双子もそうしてから食事を始める。
スープを飲みながらサマエルが仮説を立てる。

「成る程…、兄上、仮説ですが姉上のお父上は魔龍族でお母上は聖女だったのでしょう。」
「エル、魔龍族と人間が交わったからこの女(ひと)が正聖女となったと言う事?だったら魔龍族の領主様に会いに行かなきゃ!」
「それは辿ってみないと判りませんが……。」
(この女が作ったスープで魔力が少し回復してるし体力も…、お兄様が言う様にリルベルとか言う女は……。)
「タリスは魔龍族の次期領主にご執心だからただ会いに行きたいだけだろう?」
「な、何を言っているのよ!魔国王族と魔龍族が婚を結べば魔国の為になるのよ、そうそれだけよ!」
「ほぉー、そうか、しかしな我ら二人が猫の姿にされた時、叔父が言っていたが従姉を魔龍族の次期領主リュウトベック殿と婚姻させふと…。」
「嘘…、リュウトと私は番なのよ?」
「あぁ、知っているが今、ジギタリス、お前は行方不明の身、混乱を避ける為、魔龍族の次期領主として魔国の姫と婚姻するのは可笑しい事ではない。」
「リュウトが…、私以外を?私を辿れないと?
お兄様、何故…?」

サマエルを睨みつけると今度はヨハンセンを見、白猫の目から涙が…。
「ジギタリス様に予測を申します、次期領主はまだお若いのではありませんか?(頷くジギタリス)ならば次期領主様はまだ番を認識されていないのかと…。
女性と違い男性は晩熟です、ジギタリス様に好意はあるでしょう、ただまだ番と認識していないかと…、ただ…。」
「ただ?何なのよ?!」

ヨハンセンの顔を見、眉を下げ言いづらそうに言葉を発する。
「……認識せずジギタリス様以外の方と子を成すと次期領主様の心は壊れ夭逝されてしまうでしょう。」
「そんな、そんな事…、お兄様、エルどうしよう!」

「ヨハンセン、まだ果実酒飲む?私はもう……。」

空いたグラスの上で指を回すと水が満たさせるとその水を一口、毒見をするかの様に飲むと。
「エル、ジギタリス様、まずは魔力もですが身体も回復させなくては…、
こちらはヨハンセンから習い、私が改良した回復水です、こちらもお飲みになって先程、お二人が体を休める様、柔らかなクッションを用意しております。」


−−−キールの酒場−−−

魔の子村の孫娘とその恋人が酒場に入るとキールがお待ちしておりました。と
奥の席に新聞社の記者が座っている、近寄り挨拶を交わすと席に着き勇者の非道を話ていく。
「証拠がコレです。」

記者の前に映像魔石を置くとテーブルの上の空間に映される勇者が行った残虐で残忍な物。
この目の前にいるうら若き娘が犯され見覚えのある女性が服の上から手を入れられ豊満な乳房を乱暴に揉まれている。
目の前に居る青年は助けようとし前方から斬られているが…。
「ルチア…様?修道女のルチア様まで!そして君は斬られたのだろ?何故…?」
「生きている?かと聞きたいんですよね?」
「答えは映像にあります。」
「まだあるのか?」
ふたりが頷くと次なる映像が…、まだ少女と言っていい女の子、勇者の初潮が来てれば!の悪魔の様な言葉、少女を助けようとする父親らしい人が斬られる。
血吹雪が…、次々と勇者により尊厳を傷つけられる女性達と斬られる男性達。

勇者が他の女性を犯しているとベールを被った黒髪の女性が現れ、何かを呟くと目の前の青年の血が止まる。
助けられる者と助けられない者、何故だ?とふたりを見ると青年が口を開く。
「助けられた者達は前正聖女様を最後まで信じた者達、助けられなかった者は処刑場で口汚く罵ったり石を投げた者達です。」

青年は上着を脱ぎ…上半身裸となると大きな斬られた痕がある。
「ならばこの女性は前正聖女の関係者か…、しかし身内ではなさそうだね。
後ろ姿だがこの女性は黒髪だし前正聖女はティーブルー色だったからね、この女性の目的は?
否、それより君の傷の痕とその…。」
「私、大丈夫です!この映像の写真も使って下さい!勇者のメルヒルの非道さを王国の人達にも知ってもらいたいんです!」
「君の顔にはモザイク掛けるから心配しないでくれ、しかし挿入部はそのまま使いたいんだ。」
気丈だ、この村の者達が逞しいのか、それとも別の意図があるのか…、今考えても仕方がない。
正義の味方のはずの勇者が…、処刑された前正聖女が無実だったと噂もあるが当時は確証がなかった。
フアナ王女が身籠っていると言う噂も、美形男性、貴族から庶民まで手を出しハーレムを作ろうとしている噂もある。

正聖女は無い罪で処刑されたのだろうか?
「済まない、少し考え事をしてしまった、続きも見せてほしい。」

黒髪の謎の女性は勇者が立ち去った後、回復魔法を使い村人を癒しているのが事実。
勇者が非道の限りを尽くし振り返りもせず去って行ってるのも事実。
「明後日、前王主催の舞踏会があるから記事にするのは三日後になってしまうが…、
キールさんの酒場には壁に耳あり障子に目ありだから噂は舞踏会の最中にも出回ってしまうだろうが
勇者メルヒルが凱旋する頃には記事も出、噂も全世界に広まっているだろう。
帰りの村や町で異変に気付くかどうか…。」


−−−冒険者ギルド−−−

「キールさんの酒場に魔の子村の者が来て王国新聞社の記者と会ったたらしいぞ。」
「なぜそんなど田舎の者が記者と?」
「おい!オイラの故郷をど田舎とか言うな!」
「悪い、悪い、でも魔の子村の者が記者とだぞ?」
「ちょっくらキールさんの所に行ってくる!」
数刻後、慌てて戻ってきた魔の子村出身の冒険者。

「た、た、大変だ!魔の子村が襲われた!一度オイラ、村に戻るだ!」
「襲われた?魔族と友好関係だし凶暴な生き物なぞ、魔の子村周辺に生息してないはずだぞ?」
「ゆ……が……。」
「えっ、聞こえないぞ、はっきり言え!」
「勇者が、メルヒルが、魔の子の女達を犯し男達を斬殺した!」
ギルド中に冒険者の声がギルド内に響き渡り皆が知る事となった。


−−−娼館の客達と娼婦達−−−

ギルドの話が噂が回り娼婦達が勇者とは関わりたくないと……。
上級娼婦が貴族を客としていた、その貴族の耳に入り貴族達にも噂が回り始めている。

そしてフアナが身籠り逆ハーレムを作ろうとしていると……。

夜会、舞踏会の日にはフアナの噂は噂ではなく本当の事として囁かれ、
勇者の噂は次第に大きくなり尾ヒレが付き、魔の子村だけではなく人々が枯れ寂れた地までが
勇者メルヒルが非道を働いたとなっていた。

まだ現王の耳には入っていないが…、前王の耳には魔の子村での残虐な様は届いていた。
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投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2025/02/16 22:00:49    (qlUL6siE)
「言葉が過ぎるぞ、ジギタリス。個々の人間が愚かなわけではない。中にはこのリルベルのように聡明な者もいる。救いようもなく愚かで自分勝手な者の比率が、魔族と比べて多いのも事実だろうが。」
怒りを込めた声で返した後、リルベルから石を受け取るヨハンセン。
「ほう、これは魔龍の涙か。入手先はさしずめリルベルの養親と言ったところかな?リルベルはもうこんなものが無くとも魔法は使えるだろうが、お守り代わりか。」
石をサマエルに渡してから、
「サマエル、ジギタリス。良い機会だから言っておく。私はゆくゆくこのリルベルと婚を結ぶ。今からは実の姉と思って接しろ、いいな。少しでも軽んじる態度を見せたら、その時は私が許さないからな。」
「わかりました、お兄様。」
「(嫌々という様子で)畏まりました。」

「それでお兄様結婚はいつ頃をお考えで。」
「叔父上がこのような挙に出なければ、リルベルの復讐が成った後すぐにでもと思っていたが、先ずは父上と母上を救い出さねば。」
「父上と母上、命の心配はありませんが、窮屈な思いをしていると思うと不憫で。一刻も早く救い出していただけないでしょうか。」
「布石はもう打ってある。人間国の自称勇者が、手前の山の祠にそろそろ着くころだ。本来ならそれから向こうは、警備も厳重なのだが、その自称勇者に叔父上を討たせるため警備を緩くさせてある。」
「人間とは本当に愚かな者たちです事。私達みたいに一瞬で移動することもできないなんて。」
「サマエル、そんなこと言うものでもない。そのおかげでこちらは十分な対策ができるのだからな(笑)」
「でもいくら叔父上とはいえ、人間ごときに易々と討たれるとは思えませんが。」
「人間だけではな(笑)一緒にハイルとオートマタがいる。あとこれも私が魔族にしたルチアという者もな。父上と比べ人望が皆無な叔父上の事、いくら魔王の座を掠め取ったとはいえ、本気でついていっているものなど、最初からの腹心だけだろう。叔父上とその取り巻きさえ討てれば、その後はまた父上に魔王の座に復帰して貰って。」
「でもその勇者とやらが、人間国に戻って英雄視されてしまっては…」
「あいつが英雄視されることなぞ絶対にない。そのための布石も打ってあるからな、今頃人間国では自称勇者の悪い話でもちきりだろう。サマエル、ジギタリス体力が戻ったら人間国の魔の子村に行ってみるがいい。自称勇者が自らやらかした行為で、村は大変なことになっているから。」

「これは長話が過ぎた。リルベル私達も飯にしようか。」
ヨハンセンがいくつか呪文を唱えると、テーブルの上に
サラダボール一杯のサラダ、湯気の立った鶏の丸焼き、これも湯気の立ったスープ、山盛りのパン、果実酒の瓶、グラス等々が出現する。
「サマエル、ジギタリス悪いな。明日にはかろうじて魔族の姿に戻せるだろうから、その時にご馳走してやるからな。」
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投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2025/01/29 19:37:32    (eikb12S2)
「ヨハンセンに妹弟が居たのね、知らなかったわ。
ジギタリス様、サマエル様、お初にお目にかかります、リルベルと申しますら以後お見しりおきを……。」
軽い会釈をする、頭のいい子だったらカーテシーをしないこの挨拶の意味を理解するだろう。

「兄上、リルベル様は将来僕達のお義姉様となる方と理解してよろしいのでしょうか?」
「えっ〜、この人間を?」
「ジギタリス、止めなさい!」
「サマエル様、宜しいのですよ、人間だった時は正聖女でした。」
「下等な人間しかも神に仕えるなど愚かです事…。」
「えぇ、愚かでした…、しかし私は今は魔族です。」
「はぁ?人間が魔族?あり得ないでしょう!」
「体力が回復なさった暁にはお見せ致しますわ。」
「リルベル様、タリスが申し訳ありません。
兄上!!タリスをお許しください!!
あの様に怒れる兄上を僕は初め見ました、怒りの魔力が……、怖ろしい……。」
「ヨハンセンもサマエル様、ジギタリス様、いいのです、信じられなくとも受け入れられなくとも当たり前です。」

ヨハンセンの怒りを和らげるかの様にヨハンセンがいつの間にか握り締めていた手を包み見上げ微笑む。
「リルベル様、僕の事はエルとお呼び下さい。」
「ありがとうございます、エル様。」
「おい、エル!この人、何企んでるか判らないわよ!」
「ヨハンセンの大切な家族ですからまずは体力魔力を回復してもらわないとなりませんね。
エル様、お父様とお母様は今は?」
「あぁ、父上は魔力封印の地下牢に……、母上は……、魔王妃寝室にて深い眠りについております。」
「お父様は地下牢に……、ヨハンセン、お父様の魔力は感じられるかしら?
お母様の魔力はあまり強くないのかしら?」
「リルベル様!そうなんです、母上は地位の低い魔族…、いいえ、魔族と人間の間に産まれた半魔族なのです。」
「嘘よ!母上が半魔族だと!私は信じないわよ!半魔族が魔王妃になれるわけないじゃない!
しかも私の魔力は兄上には劣るけどエルとそう変わらないわよ!」
「サマエル様、魔族をお母様を誇りに思うのは良い事ですが真実から目を逸らしてはなりません。」
「な、何を!下等な人間如きに何が解ると言うのです!」
「下等な人間、えぇ、私は物心付いた時には修道院の下女でした、父母の顔は知りません。
修道院長様、曰く早朝若しくは夜も明けていない深夜に籠に入れられ泣きもせずこれを握っていたそうです。
これが何かは誰も判りませんでしたが、洗礼を受けた時、聖女と判明し聖女の鍛錬をしていく内に正聖女と判明しました。
正聖女が孤児だと王国としては何かと問題があった様でとある大公の養女となりそこでは普通の貴族の暮らしの教育を受けました。
この話は何れまた……、その前にお二人には体力と魔力を回復してもらわなければなりません。
ご不満でしょうが……、こちらの冷製スープをお飲み下さい、お姿が猫なので温かいスープはご無理でしょうから…。」
「リルベル様、ありがとうございます。」
「……回復しなければ何も出来ないものね、仕方ないけど飲むわ。……!!(美味しい、何この魔力がお腹から溢れてくる感じは…、
さっきあのリルベルとか言う女が用意したのよね。)」
「ジギタリス様、お気に召して頂けたようで良かったです。」
「闇黒魔力と聖魔力の両方を感じますがリルベル様、両方使えるんですね。」
「えぇ、人間だった頃に比べると聖魔法の方は劣りますが魔族になってからは攻撃魔法も使える様になりました。」
「先程の石見せて頂けないでしょうか?」
「そうですね、ヨハンセンにも見せた事なかったのでまずはヨハンセンからで宜しければその後どうぞ。」

ヨハンセンにその〝石〟を渡すと……。
それは石ではなく◯の涙の結晶だった。
「ヨハンセン?魔の子村から何も食べていないのよ、私達も夜食を頂きましょうよ、石を見つめてどうしたの?」
53
投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2025/01/20 22:28:46    (jc3S70FP)
ーーーーーーーーーー山、あばら家--------

二匹の子猫を連れているリルベルと共に、暖炉が灯り温かいあばら家に着くと、
「リルベルの頼みだ。私が回復魔法をかけてあげよう。まあ、私の力を持ってしても、数週間はかかるだろうが…」
回復魔法の呪文を唱え始めようとすると、二匹の子猫が何か訴えようとするかのように、少なくなっているであろう体力を使って「ニャーニャーミャーミャー」と鳴き出す。
「ん?どうした?この魔法で時機に良くなるから。」
只話した時には鳴くのを止め、呪文を唱え始めようとすると泣き出す子猫たち。数度それを繰り返すと流石に違和感を覚えるヨハンセン。
「ん~、何か変だな。この子猫たちは、私に回復魔法を使ってほしくないと訴えてるようだ。といっても舞踏会は明後日。いくら温かくしているとはいえ、このままここに置いていったら直ぐに死んでしまうだろうし。」

「あまり使いたくはなかったが、仕方あるまいな。」
そう言うと何かの呪文を唱えたヨハンセン、次の瞬間猫の鳴き声を発し、子猫と会話らしきものを始める。数分間それが続いたと思うと、次の瞬間、
「これは驚いた。迂闊で全然気が付かなかったが、この二匹は私の叔父の魔法で、姿を変えられた妹と弟ということだ。この二人いや今は二匹か…に回復魔法をかけると、魔法をかけた者の素性・場所が分かる魔法もかけられているということだ。」
猫との会話内容を、かいつまんでリルベルに話したヨハンセンは続けて、
「であれば、その魔法をかいくぐることなど、容易いこと。」
先ずあばら家全体に変身魔法及び隠匿魔法、その同心円20m先に同じく隠匿魔法、そして今いる部屋全体に変身魔法及び隠匿魔法をかけるヨハンセン。
「叔父上とその取り巻きには、この魔法を破ることは、まず不可能だろう…(笑)」
「リルベル済まんが、この子猫たちに、今から教える呪文の、回復魔法をかけてくれぬか。流石にちょっと魔力を使いすぎたようだ、三重の隠匿魔法、変身魔法は流石にきつい、ちょっと魔力を使いすぎた。」

呪文を伝えると、すぐさま子猫に向かって呪文を唱えるリルベル。
次の瞬間、白い子猫が猫の姿のまま
「お兄様、すいません。抜かってしまいました。全てお兄様の言う通りだった。」
「〇〇〇〇か…久しぶりだな。気にすることはない。体力が戻ったわけではないから無理はするなよ。」
「でも叔父様がこのようなこと企んでいようとは……私たち皆叔父様に騙されていました。」
「だから気にしないでいい。先ずは体力を戻してからの話だ。私が生きているのだから、叔父上も父上・母上に手出しはできないからな。私とこの女性、リルベルというんだが……は、明後日人間国王宮で開かれる、舞踏会に出席せねばならんから。明日一杯は、このあばら家で、二人きりゆっくりしようと話していたんだが、思わぬ客人が現れたものだ(笑)」

ーーーーーーーーーー王都入口の酒場前--------

馬車が一軒の建物の前に停まり、外から御者が扉を開けてくれると、
「着いたみたいね〇〇。何か起こるようだったら、私の事守ってよね。」
「もちろんだよ〇〇。君のことは俺が絶対守る。って、ヨハンセン様が厳しく言ってあるって言ってたから、少しは安心してるんだけど。」
「そう言いながら震えてるじゃないの〇〇(笑)」
「怖いんじゃないぞ、武者震いって奴だからな。」
「そう言うことにしておいてあげますよ(笑)さあ行きましょうか。」
魔石を手に先に馬車を降りる孫娘。
「すいませんけど、用事が終わるまで待っていていただけますか?」
御者のそう話すと
「はいそのように、ヨハンセン様、リルベル様から申し付かっております。行ってらっしゃいませ。」
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投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2025/01/19 14:33:41    (UBv/yIGi)
ヨハンセン、リルベルに言われ王都城下町、フアナ王女に化けているリリスがが少し膨れたお腹で散策をしている。
〈…フアナ様、お腹が?〉
〈あぁ、本当だ、子どもを?〉
〈勇者様のお子様だろうか?〉

王都の人々達が小声で話している。
〈王女様、昼食時、こちらで召し上がりませんか?〉
〈そうね、朝もパンを五つとメイン三皿、サラダとスープも食したのだけどお腹が空いてしまって…、そこの貴方、私をエスコートしてくださらないかしら?〉
〈私ございますか?只今、警備中でございまして申し訳ありません…。〉
〈そちらの兵士、貴方がこの方の代わりに警備なさい。〉
〈(また我が儘姫のはじまりかよ!しかし腹の膨らみ食べ過ぎか?妊娠か?)畏まりました、お前、フアナ王女様の仰せのままにしろ。〉
〈(王女って勇者の婚約者だよな?……が、情夫にでもなれれば安泰だよな。)王女様、エスコートさせて頂きます。〉
〈当たり前よね、昼食後のエスコートも出来るわよね?(小声)宿泊施設で?〉
〈(!!マジか、王女様のハーレムに入る事が出来そうだ!)〉
〝この兵士は正聖女ベルに対して拷問を働いた輩〟

〈は、はい、王女様に置かれましては高級料理店には飽き飽きでしょうから庶民の食堂に行きませんか?〉
〈あら、面白そう、ぜひ行きましょう。(小声)食事後、引き込み宿に行きましょう?
行為の内容によっては後宮に入れてあげるわよ、


−−−ヨハンセンが用意した馬車内−−−

〈◯◯、この魔石、王都に行く前に見てみない?〉
〈そうだな、心折られた正聖女様のお気持ちをもう少し知れるだろう。〉
〈……見る。〉
孫娘が呟くと魔石が光り二人の脳内に村での残虐、惨殺行為が巡る。

〈……覚悟していたと言え酷いわね。〉
〈あぁ、酷い……、が正聖女様に起こった事、君のお父さんに仕出かした俺の親父の残忍な………。〉
〈◯◯!止めて!確かにおじさんの事は憎いけど◯◯と違う人格なのよ!貴方を愛している事に変わりはないの。〉
〈◯◯、すまない、ありがとう、早く終わらせてヨハンセン様とリルベル様の為に村を再建しよう。〉
〈道のりは遠いわよ?〉
〈覚悟してるよ、俺に不満をぶつけてくる村民もいるだろうがリルベル様が初めは説得してくださるだろう。〉
〈えぇ、リルベル様が……。〉

馬車は王都まであと数十分の所まで走っている。
〘キール、勇者の噂は流しているかしら?〙
〘リルベル様!ヨハンセン様!軽くですが酒場五番目に口の軽い男に話しました。
ジワリジワリと広まっております、三、四番目の男は偽りを交え話を広げております。
一、二番男は村の代表が到着したら広める様に整えております。〙

−−−魔の子村と魔の子山の家−−−

「愛しの相方さん、もう少し回復してあげたいわ。」
大きくない村を廻り回復魔法を施していると息絶え絶えの白猫と黒猫が村外れで命を終えようとしている。

「ヨハンセン、このコ達、魔の子達で高貴な子達よね?
今、私がここで回復してあげても元の姿に戻るには回復までに10年は掛かるわね。
猫の姿のままなら数日で話せる様になりそうだけども貴方のお知り合い?」
猫のふたりを連れ魔の子山の家へと転移する。

「ヨハンセン、貴方と舞踏会までゆったりと過ごしたいわ、注文していた物が届いたのね。」
テーブルの上に小さな黒い包みの箱が置かれている、中にはリルベルの黒瞳、黒髪の色とヨハンセンの紫の色のイヤーカフスが……。
51
投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2025/01/11 22:44:26    (yOCSanlj)
ーーーーーーーーーー王国--------

「現王の言うことなぞ、聞く振りだけしとけばいいさ。笑
それよりリリス、酒場にちょっと寄ってフアナ(本物)王女様の現体形をコピーしてきたから、これで体形アップデートしてくれ。
これからは、フアナ王女様の体形も日々変化するだろうから、リリスお前の体形をフアナとリンクできるようにしておいたからな。
これからは気分がよくなったからとか言って、フアナの身重の体形を王国街中に晒すようにしてくれ。
衛兵の中に気になる男がいたら、リリス本来の姿を使って骨抜きにしてくれ。お前の技をもってすれば、容易かろう。」
ヨハンセンから今のフアナの体形イメージを受け取り、体形を変えるリリス。
「お腹のお子も少し見ぬ間に大分大きくなられました。そのようなご褒美宜しいのですか、ヨハンセン様。常時この姿だと疲れてしまいまして。」
「あぁ存分に、けれどくれぐれも怪しまれないように。この子には存分にお飾りとしての任務をこなしてもらわなければ。おっ、やっとのことメルヒルめの性欲も収まったようだ。そろそろリルベルの元に戻らねばならぬな。」
「では頼んだぞ、リリス。」
そう言い残すと、ヨハンセンの姿はそこから掻き消る。

ーーーーーーーーーー村、惨劇後のカラマツの麓--------

次の瞬間カラマツの麓、リルベルの横に姿を現すヨハンセン。
「リルベル今戻った。王都ではついでに、勇者メルヒルがここでしでかした惨劇を広める手筈整えておいた。惨劇を広める使いの者には、酒場のキースに会うように言ってくれ。後はあれが滞りなく進める。」
「しかし、メルヒルの奴、やりもやったりだな。男は皆惨殺、生理のある女は全て凌辱とは、トロール族でも尻尾を巻いて逃げ出しそうだ。」

「ハイル、ハイル。ルチア具合が良かったぞ。お前たち二人好きあっているのだろ?見ててもどかしいんだよ、ここでついでにやっちまえ。」
ベルに最後の精を放出後、家の壁に凭れてベルの胸を弄りながら話すメルヒル。
ヨハンセンがかけた隠匿魔法により、惨殺された男・凌辱され気を失い体の一部に布切れがへばりついている女達の姿はメルヒルからは見えなくなっており、色欲に落ちたメルヒルは村全体を壊滅させたことさえ覚えておらず気楽な調子で話している。
「ハイルおまえとルチアが一発やったら出立するぞ。」

「しょうがないお人だが、パーティリーダーの言うことには。」
形だけルチアに覆いかぶさるハイル。
腰を使っている振りをしながら、ハイルはルチアの耳元で
「いくら私が魔族とはいえ、このような場所(惨劇があった場所)でルチアをものにするわけにはいきません。ここは形だけですが、私のルチアに対する気持ちは本物です。本懐はリルベル様の復讐が成った後で。その時はもうすぐです。」

ーーーーーーーーーー村、孫娘&幼馴染--------

リルベルに映像魔石を渡すと、その中身を簡単に確認したリルベルが、魔石を返してくる。
「これを王都の入り口直ぐにある酒場のご主人キース様にお渡しすれば宜しいのですね。」
リルベルの横に立つヨハンセンはその問いに対して
「ああ、手筈はキースに伝えてあるから、メルヒル一行が〇〇山に向けて出発後すぐに、君達は王都に向けて出発してくれ。足の速い魔馬を用意したから使うがいい。魔石だけキースに飛ばしても良かったんだが、新聞社的には被害者から証言を取りたいだろうからね。」

幼馴染:「しかし、〇〇に証言させるとなると、どうしても惨劇を思い出させることに。」
孫娘:「いいの、〇〇。覚悟はできてる。正聖女様のためになることならなんだって耐えて見せるわ」
幼馴染:「君が大丈夫って言うなら、いいんだが。」
孫娘:「〇〇だって一度、自称勇者に切られているじゃない。」

孫娘&幼馴染:「でも、村の外には怖い魔物が出るからと、小さい時から言われているのですが。」
「この魔馬が引く馬車に乗れば、魔物なんか出るはずがない。魔族の上下関係は厳しいからね。仮に出ることがあっても、メルヒルめの所業に比べれば、怖くないだろ?」
孫娘&幼馴染:「確かに。」
メルヒル一行が出立後、ヨハンセンが用意した馬車に乗り込む孫娘&幼馴染
孫娘&幼馴染:「あの私達馬車なんて扱ったことが無いのですが。」
「大丈夫、御者付きだから。」
ヨハンセンがそう言うと御者席に着座している御者が見えるようになる。

「リルベル村で救う者は救って、私達は魔の子山のあばら家に戻るとしようか。舞踏会当日の朝まで二人でゆっくりと過ごそう。
ハイル・オートマタ・ルチアと三人の魔族に囲まれての旅は、メルヒルにとっても面白いものになるだろう。笑」

50
投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2025/01/08 09:21:40    (KO4ZY0bL)
「忘れていないわ、貴方の叔父上を残虐的に勇者が討ち取るのよね…。
対話もせずただの討ち合い…、それを見て魔の者達、人間達はどう思うのかしらね?
私の愛しの相方さん、王都に行ってしまうの?直ぐに帰ってきて頂戴、ヨハンセンと離れるのは今は嫌よ、久し振りに寄り添えたのに…。
これから先何が有っても私の心は貴方のものよ、貴方の心も私のものよね?」
ヨハンセンにそう尋ねると……、
応え終わりヨハンセンは転移魔法で王都へと行ってしまう。

「二人で見るつもりだったのに…、一人で勇者の愚行を見物するのも見苦しいわ、そうだわ、魔の子山の家で一眠りしましょう。」
転移魔法で家に戻ると綺麗にベッドメイキングされている広々としたベッドに横になる。

〘ハイル、ルチア、オートマタ、終わったら起こして頂戴ね。〙

〘リルベル様、暫くお休み下さいませ。〙

孫娘は勇者の極悪非道な様をリルベルから借りた映写魔石に映していく。
孫娘:「勇者様、…ご無体な私、恋人が……。」

布を切り裂く音、孫娘は必死に衣服を押さえていたがビリビリに破かれてしまう。

孫娘の恋人:「勇者様、止めてください!その娘は俺の恋……び、と…。」
肉を切る音、皮膚が裂け血が吹き出しその場にうつ伏せに倒れる青年。

孫娘:「イヤぁぁぁーーー!」
叫び声を上げる孫娘を地面に押し付け膣にペニスを挿入させる勇者。

孫娘:「いやぁ、止めて!◯◯!◯◯!助けてー。(この酷い行いを正聖女様はお一人で耐えたのですね、!)」
懸命に青年の名を呼ぶが返事はない。

ルチア:「ゆ、勇者様…、その様な事をされては困ります。」
勇者:「ルチア、嫉妬しているのか?」
腰を振りながらニヤニヤとルチアを見ると手を伸ばしたルチアの衣服を掴み乱暴に近寄らせ、頭を押さえつけ
下品なキスをし口内へ舌を入れてくる勇者。
ハイル:〘ルチア、虜囚の蜜を勇者へ流し込め!〙
ルチア:〘ハイル、承知しました。〙

唾液とともにハイルから受け取った虜囚の蜜を勇者メルヒルに流し込むと勇者の陰嚢が膨らむ。
ドクンドクン……。
勇者メルヒル:「(こ、これは…玉が熱い、チンポがガチガチだ!これでルチアを!否、村の女達を!)」
ドクドクドクと精を孫娘の子宮へ注ぎ込むとそのままルチアへ、乱暴に挿入し数度、腰を振ると…白濁した液体を…。

そして近くにいる女へ…、少女へと毒牙を伸ばすとその少女の父親が前に立ちはだかる。
勇者、メルヒル:「邪魔立てするな!俺は勇者だぞ!」
村の男:「勇者か何か知らないがまだ子供だぞ!」
勇者、メルヒル「初潮が来てりゃー、女だ!」
村の男:「な、何を!」

勇者に歯向かう父親、その父親を勇者の持つ剣で斬りつける。
村娘:「父ちゃん!嫌だ、嫌だ、嫌だ!勇者様、止めてく……、グゥっ……、痛いよ、痛い!
父ちゃん、母ちゃん、助けてー!」

あちらこちらで悲痛な叫び声と罪なき人たちの血。
ハイル:「そろそろリルベル様にお出まし頂きましょう。」
ルチア:「ハイル、リルベル様にこの様な惨劇を?」
ハイル:「大丈夫だ、リルベル様には…。」

「ハイル、ルチア、大分、時間が掛かったのね、勇者の欲望はまだ?」
ハイル:「粗方、治まったと思われますがリルベル様は勇者に姿を見られない様、お願い致します。」
「襲われでもしたら魔法を使わなくてはならないものね。」
ハイル:「負傷者と純血を失った者、受精しそうな者を分けております。」
ルチア:「リルベル様を辱めた愚か者達は外におります。」
「ルチアはヨハンセンが戻り次第、魔の者へ、整理は出来ましたか?」
ルチア:「勿論、リルベル様への忠誠を誓います。」
「ハイルへの想いもよね?」
恥ずかしそうに頷くルチア。

「ハイル、ルチア、孫娘の元へ、案内して頂戴。」
孫娘から癒し魔法を施し但し記憶だけは消さない。
青年にも癒し魔法を…、傷と記憶は残るが回復している。

「記憶は貴方達の試練です、それでも尚、寄り添え、村を存続するのなら記憶が薄れていくでしょう。
前にも言いましたが私は優しくありません、貴方達の」

村を人間だけに記憶を残し、その他の人間達の記憶も傷も全て癒やし、その映像はリルベルが孫娘に渡した映像魔石で保存する。



−−−王都−−−

ルチア(リリス):「ヨハンセン様、お越しいただきありがとうございます、大変申し訳ありません、私、一人で対応出来ませんでした。
現王の言う通りにすると前王の威厳がなくなってしまうので判断が鈍りました。
リルベル様の意識が震えております…、対応し次第、リルベル様の元におもどりください。
この震えはヨハンセン様と離れ、魔力が不安定になっております。」
49
投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2025/01/07 16:59:06    (dA3iZf.m)

「勇者への復讐の仕方は、リルベルに一任してあるから、そちらの指示に従ってくれ。
私から言うことは一つだけ、自身の身の為にもくれぐれも裏切りだけはしないことってことだけだな。
それとリルベル、私の方の計画も忘れないでくれよ。勇者には現魔王を派手に討ち取って貰って、魔国にとって敵になってもらわねば。笑」

ーーーーーーーーーー王国、フアナ王女(リリス)付従者---------

A:「この頃王女様ご気分すぐれないのかしら?」
B:「どうして?」
A:「あまり、天蓋からお出にならないし。」
B:「正聖女ベル様の祟りじゃないの 笑(小声)」
A:「馬鹿、めったなこと言うと、貴女も処刑されちゃうわよ。」

ーーーーーーーーーー王国、天蓋内リリス---------

天蓋外での従者の会を耳にするリリス
「拙いわね、不審がられ始めてるわ。ヨハンセン様リルベル様に連絡して、指示を仰がないと。」
〘ヨハンセン様、リルベル様聞こえますでしょうか?リリスです。〙
〘リリスか、どうした?〙
〘ヨハンセン様。私がフアナとして姿を現さないから、王女付きの従者が不審がってきておりまして。〙
〘そうか、従者及びお主が対面したものについては、記憶を書き換えるつもりでいたから問題ないと思っていたが、誰の目にも触れないというのも確かに不自然だな。分かった一度そちらに戻る。〙

ーーーーーーーーーー村--------

「リルベル、ということで私は一度王国に戻らねばならなくなった。
勇者にはその性欲を十分に満たせてくれ。
といってもあれは勝手に女を襲うだろうが。見てみろあそこを、魔法で動かなくなった村の女を見境なく襲っておる。今度はあの孫娘が近づいて行ったわ。久しぶりの動く女、直ぐに襲うだろう。ルチア今行って二人同時に襲われて来い、まぁ人間族は魔族と違って、二人同時に貫くことはできんが。」
勇者の方に歩みを進めるルチアを見て、何とも言えない表情を浮かべるハイル。
「なんだこの感情は?私はインキュバス。自分もこれまで何人もの女体と交わって来たし、サキュバスが誰と交わろうと、これまで何の感情もわかなかったのに。相手がルチアだからなのか?」

ーーーーーーーーーー村、カラマツの下勇者--------

「おっ、あの女(孫娘)は動いているではないか。今度はあの女に、私の子種を注いでやるとするか。おいそこの若い娘、こっちに来い。」
「わ、私でございますか。あのこの方たちはどうして、下半身裸なのでございましょうか?お隣の奥様もいらっしゃいますし?」
周りに転がっている女性を訝しげに見ながらも、勇者に近づく孫娘。
孫娘心の中の声:「やはりベル様が言った通り、勇者とは名ばかり。一皮むけばその実態は悪辣な異常者だわ。」
思いながらも勇者の横に立つ孫娘
「何か御用がおありでしょうか、勇者様。」
「あるから呼んだのだ、まぁ、隣に座れ。」
勇者の言うことに従順に従う孫娘
孫娘心の中の声:「私もこれから勇者に慰み者にされるんだわ。でもそれが正聖女様の復讐のお手伝いになるのであれば、この身など。」

孫娘の心の中など分からない勇者、いきなり隣に座った孫娘の上衣の裾から手を滑り込ませて、胸に手を当てる。
「娘、お主いい乳をしておるな、齢はいくつになる?」
「あっ、は、はい〇〇になります。」
「そうか、〇〇か。もう身籠れる齢だな。お主にも私の子種を分けてやる。目出度く身籠れば、一年後の同じ時期に村中で兄弟が産まれるかもな。」

そう言い、孫娘の上で腰を使っている勇者の背後から近づくルチア。


48
投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2024/12/26 17:45:51    (rToKltJ1)
「ルチア、跪いたと言う事は私への忠誠を誓ったでいいのかしら?」
「はい、リルベル様と共に憎き勇者を…、いいえ、私の場合は私怨ですからリルベル様とは比べ物になりませんがお手伝いさせて頂きます。」
「ルチア、人間より魔の者の方が仲間意識は数段高いのよ。
仲間になったら生命に変えてまでも裏切らない、その掟を破ったヨハンセンの叔父である現魔王はそれだけでも生命の価値がないの。
私もヨハンセン同様、関係のない人々の生命まで欲しくはないの、ただ私を信じもせず裏切り罵り、凌辱した者達を魔の者となった今でも許せないのよ。
それだけだったらここまで恨まなかったでしょう。
神父様、修道女様、婚約が決まった親友やお養父様、お養母様、お義姉様にまだ幼い義弟、
ただ私と関わっただけの執事やメイド達、料理長、料理人にその見習いたちその他の人達にまで手を掛けた王族、王国を許せないの。
呪って呪って滅ぼしたいの、その手伝いは初めは人々から理解されません。」
「はい、それでも構いません、ただ…。」
「ただ?…役割を終えたらハイルと情愛を交わしたい?」
「恥ずかしいですが…、そうなれば良いと思っております。」
「それはハイル次第ね、ただインキュバスはただ一人と交わる事はないわよ?(ハイルとリリスは下級淫魔でなくしてしまったけれど…
まだ本人達も気付いていないのよね、ヨハンセンがしたの?)」
「それでも構いません…、嫌ですけれどもそれがハイル様の種族ですから仕方ありません。」
「ルチア殿…。(なぜだ、人から好意を寄せられ嬉しいと思う気持ちが湧いている。)」
「ハイル、これからルチアは勇者と交わります、いいですね?」
「それがお二人の思い描いている未来を描けるならば構いません、ルチア殿、……否、ルチア、辛い思いをするとは思うが勇者に抱かれてこい。
快楽へ堕としてやれ、虜囚の蜜入の酒だ、勇者その酒を飲ませてから抱かれるんだぞ、必ず快楽堕ちする。」
「はい、ハイル様、いえ、ハイル、勇者を堕とす為にこの身を使ってでも堕とします。」
「ルチアを抱いた後、勇者は村の女達に襲いかかり止める男達を斬り殺すだろう。」
「えぇ、隠匿魔法がかかっていない者は王族達に習い私を辱めた者達、助けてあげないわ。」
〘リルベル様、その事なのですが最低限の回復魔法を施しては如何でしょうか?〙
「〘……リリス、判ったわ、それを孫娘の持つ魔石に映すのね。〙」
〘はい、正義の味方の勇者が極悪人、魔の者と判るリルベル様が回復魔法をすると…、ヨハンセン様、如何でしょうか?
ルチア様、今、そちらに着きます。〙
〘ベル様、はい、不安ですが勇者を必ず堕とします。〙
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