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2024/06/07 22:41:03 (yYbiglp6)
イメージは中世欧州です。

城下街の裏道にあるギャングやアサシンなどが集う酒場。
経営してるのは見た目はか細い老爺、この場を知らぬ初めて訪れる者は誰しもその老爺を胸倉を掴み脅しをかけるが老爺がジロリと目を動かすだけで圧倒され逃げ出してしまう。
それを見て大笑いする客たち、薄汚れた白いカーテンに隠されたような扉の向こうによく当たると言われている占い師がいる。
占い師は真深く被ったベール越しでも美しさわ判り、濃紫シースルーの着衣からもスタイルの良さから男共は恋人、妻、愛人は断られそれでと無理やり悪さをしようとする者は悉く街からも見なくなってしまう。

「フフッ、頃合いかしら?」
部屋で水晶に向かい手をかざしある人物に夢を見せていく。


〔止めろ!!私に触れるな、無礼者!!〕
夢の中である人物は何者かに拘束され陰部をいいように弄られている。
〔ウッッ…、止めろと言ってるではないか!!グウッ……、あぁぁあ、止めろ!挿れさせるな!グッアアッ……。
アァァアーー……、止めろ!イクッ、イキます!!ハァハァハァ……〕
体を痙攣させていると目を覚ます。
〔なんて夢だ!この私が……。〕

息を切らせ額からは汗が滴り、陰部は勃起し陰のうにも触れられた感覚がある、そして何より白濁した液体が腹を汚している。
〔まさか……夢精か……?否、そんなはずはない、風呂でメイドに出してもらってから休んだんだぞ。〕

「あの人はいい夢が見られたかしら?あとは頼んだわよ、愛しの相棒さん……。
私たちはあの方を復活させないといけないのよ。
復活したあの方も私たちの意のままによ?」

お相手は決まってます。
読んでくれたら嬉しいなぁ。
 
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37
投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2024/11/12 22:52:53    (tX3tBeuM)
赤々と暖炉に火が灯り時折、パチパチと何かが爆ぜる音がしているあばら家の室内。
自分が眠っていたベットを魔法で整え終えたリルベルが、ヨハンセンの向かいに座ると、

「リルベル、漸く君が願っていた復讐を行う時が来たようだ。最初の獲物は、騎士フレデリックとその姉クレア、時と場所は三日後に王宮で行われるパーティだ。どのように復讐するかは決めたか?」
ヨハンセンは、果実酒の瓶を持ち上げて、リルベルの前にあるグラスに果実酒を注ぐ。
「魔族は酒を注ぐのも魔法でやってしまうが、王宮ではこうやって注いでくれて、これがなかなか良いものでな。といっても、元人間のリルベルは分かっているか。これがパーティに着ていくドレスと宝飾品一式。気に入ってくれると嬉しいのだが。」

一番大きな箱の中には、レースやフリルをふんだんに使った紫色のドレス、細長い箱にはこれも紫色の石(アメジスト?)を使ったネックレスが入っている。
「サイズは大丈夫だと思うが、ドレスを着てみてくれ。宝飾品は、私の瞳と同じ色の物とのリクエストだったので、一番近いと思われる石で誂えさせた。あとこれが同じ石を使ったピアス。」
そう言って小さな箱を一つリルベルに渡したヨハンセンの手元には小さな箱が一つ残されている。

ーーーーーーーーーーパーティ一行---------

洗い場の椅子に座ったベルの背後に膝立ちになったメルヒル。
「さあ、ベル背中を流してあげよう。(なぜかは分からんが、湯に浸かっていたらペニスが元に戻って来た。以前よりは少し小さい気もするが、なにこれだけ戻れば、感じにくいベルも俺の虜。)」
ベルの背中にペニスを押し付けながら、申し訳程度に肩をタオルで撫で始めるメルヒル。
「ありがとうございます、メルヒル様。勇者様にこんなことをしてもらって、申し訳ないことです。(この勇者女好きって聞いたからどんなもの持ってるかと思えば、こんなに小さいの?こんなんで感じるサキュバスなんていないわよ。全く笑っちゃうわね。)」

ベルの横でこれも洗い場の椅子に座り、身体を固く縮こませているルチア。
「ルチア様これでお胸をお隠しください。」
そう言ってハイルは余っているタオルをルチアに渡すと
「ルチア様は旅も初めてのことゆえ分からないのも仕方ないことですが、旅の途中ではこうやって背中を流し合うことも、普通のことなのです。」
言いながらルチアの背中を流すハイルの手はどこまでも優しい。
いつの間にかハイルの手の動きに身を任せていたルチア。
わずかに開いたその口からは、吐息にも似た息が漏れ始めている。
手桶でルチアの背中に湯をかけたハイル
「終わりました、ルチア様。お湯に入りましょうか。」
「ハイル様…あの……旅ではお背中を流し合うのも、普通の事なのですよね…でしたら今度は私がハイル様のお背中を……」
「ルチア様が私の背中を……それは有り難いことです。申し訳ありませんがよろしくお願いします。」
ルチアと入れ替わりに洗い場用いすに腰を下ろしたハイル。
ルチアの手の動きに身を任せていると急に
「ハイル様、左腕を上げていただけますか?」
とのルチアの声。
「まぁ、ハイル様これは痣でしょうか?何かの紋章のようにも見えますけど。」
「あぁ、それですか…私の生国では、生まれながらにどこかに痣がある者が多いのです。私の場合それが脇の下だったと。」
「そうですか、立ち入ったことを申し訳ございません、ハイル様」
その後は無言でハイルの背中を流すルチア。手桶で湯を流し
「これで終わりです、ハイル様。お湯に入りましょう、外は恥ずかしい…(ハイル様はやはり勇者なんかとは違う、脚に手を伸ばしてこなかったし、間違えたとか言って、胸を揉んでくることもなかった。どうせ同じ純潔を捧げるなら、ハイル様の方が……何私ったら、何変なこと考えてるの。)」



36
投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2024/11/10 15:51:41    (ExfVqI0g)
「ヨハンセン、貴女も悪い人ね、聞こえてるのに橋目で見るだけで無視だなんて可哀想な王女さま…。」

可哀想な王女さま、その言葉だけフアナには聞こえた。
「(何よ!私が憐れだと言うの?!あの女、動ける様になったら絶対許さないんだから!!何、何よこれ!お腹がいきなり膨れてきたけどあの女が言っていた私、誰かの巣になっていると言うの?
お腹の中の何かが動いてるわ、嫌だ、気持ち悪い、嫌よ、嫌ーーー。)」

テレポートで移動した先は魔の子の山の魔族以外にはただのあばら家に見える家の中。
「暖かいわね、私もまだまだね、ヨハンセン、ありがとう、部屋を暖めてくれたの、貴方よね?
食事にワイン、いいえ、果実酒ね、この香りは魔国のザクロかしら?人間たちは人間の血の味がすると言われて食べないけどこんなに美味しい果物はないのにね。
私達、魔族は下種の人間なんて食べるわけないのにね、食べてるのは魔族の中でも言葉が話せない家畜と下級魔族だけよね。
その下級魔族だって食べ物があれば人間なんて食べやしないわ。
食事の後は朝まで一緒にいてくれるのかしら?」

そう言いながら闇黒魔法でベッドメイキングをする。

−−−パーティー、一行−−−

「ベル様が心配なので早く戻った方がいいとは思っているんです、しかし勇者様の傍に居たくないんです…。
実は私…、勇者様に純潔を汚されてしまいました、修道女と言うのに…、こんな穢れた私は修道女のままでも…、ハイル様のお近くに居ても宜しいのでしょうか?」
「勇者、メルヒルがその様な下劣な真似を何と嘆かわしい。ルチア殿が望まれその様な関係になられたのではないのなら貴女は穢れてなんて下りません。
私ならば…、その様な告白をして下さったルチア殿を尊敬、労わりたいと思います。」
「ハイル様……、誰にも言えずにおりました、胸の痞えが下りました、ありがとうございます。ベル様が心配です、戻りましょう。」

ルチアに紳士然とした微笑みを見せるハイル。
勇者とオートマタ、ベルの近くに行くとベルの声が聞こえる。
「勇者様、お戯れはおやめ下さい。」

声だけは嫌がっているが抵抗はしていないオートマタ、ベル、それをいい事に乳房を揉みまくるメルヒル。
「ベルのおっぱいは服の上からでも柔らかだ、直接揉ませてもらいたいものだ、感じて下も濡れているだろう。」
「勇者様、いけません、お二人がお戻りになります。」

「メルヒル様、宿が取れました、宿併設の温泉場で疲れを癒やして下さいとのことです。主人から預かってきたタオルです。」
「ベル様、大丈夫でしたか?」
「えぇ、大丈夫よ。」
「ルチア、これは間が悪かったな、そんなに心配しなくとも君も可愛がってあげるから…。」
「ハイル様、ベル様、疲れを癒しに参りましょう。」
「おい!ルチア!聞いているのか?!」
「メルヒル様、ここは一旦、湯で疲れを取って食事をしましょう。」
「そうだな、ハイルの言う事も分かった。」

温泉に到着すると男女に別れた暖簾があり案内人に宿屋の鍵を見せると入れてくれる。

「ようやく湯にありつけますね。」
「えぇ、ルチア様も暫く体を清められなくて気分が悪かったでしょう。」
「はい、旅に出たことがなかったのでここまで過酷と思っていませんでした、ベル様もハイル様もご尊敬致します。」
「勇者様もですよ?彼はもっと過酷な旅に出ていました。」
「それは知っております、騎士様、魔法使い様、正聖女様と共に狂暴なドラゴンを倒したと聞いています。
が、正聖女様は処刑されてしまいました、本当に正聖女様は……、すみません、聞かなかった事にして下さい。」
「ルチア様、もしかして正聖女様が無実の罪でと思っておられます?実は私もなんです、王都では言えませんが……。
(あとでルチアとリルベル様の無実を信じている事を報告しましょう。)」
「……ここにも正聖女様を信じて下さる方がいらっしゃった…、ありがとうございます、ベル様。話し込んでしまいましたね、温泉に入りましょう。」
「えぇ、入って食事を……、えっ?なぜ勇者様とハイル様が?脱衣所だけ別で中は一緒の作りなのですね。」
「ベル殿、その様です……、あまりそちらを見ない様にしますゆえお許しを、ルチア殿、旅ではこの様な作りの温泉場があるのです。」

腰にタオルを巻いたメルヒルがルチアとベルに近寄り。
「体を洗ってやろう、旅は道連れ世は情とも申すではないか。」
ニヤニヤしながらベルの肩に手を置き洗い場の椅子に座らせるメルヒル。

「ハイル様、お止めになって下さい。」
〘ハイル、ルチアに洗い合うのが旅の常識だと教えてハイルがルチアを洗ってあげなさい、ただしまだ絶頂させては駄目よ。〙

−−−復活後、料理が並べられた日の昼過ぎ−−−

マジックを出し切りリルベルは泥の様に眠り目を覚ましたのは太陽は頭の上。
起き上がるとメモと食事と強魔石がテーブルに置かれている。メモを手にし目を通すと。
「……ヨハンセン、気まぐれで貴方は私を魔族として復活させてくれたけれど私は私がするべき事、人間に復讐をするのみよ。
闇魔法…、時を止めるなんてそんな事も出来るのね、誰でも出来るのかしら?元人間の私は魔族に受け入れてもらえるのかしら?
これ、キッシュよね、私食べてみたかったのよ、パイとベーコンの歯ざわりを味わってみたかった…。
こちらはお肉、牛肉かしら?スープも温かい…、またデザートまであるわ。全部私が食べても誰にも咎められない……。
温め直しの魔法まで…、これは力加減が難しそうだからこんなにも美味しそうなお料理で試したくないわ。頂きます、ヨハンセン。」

強魔石のお陰でマジック切れを起こさなくなったリルベルはテレポートも完全に習得し、上級闇魔法の炎、水、風、土、雷などの魔法も習得した。その頃には強魔石なしでもマジック切れを起こさなくなっていた。
「ヨハンセンに何かお礼を…、私に出来る事は習得している魔法を使って作り出す物よね。」

山頂にテレポートすると聖魔法で生命の息吹を闇魔法で時を進め人間界にない人間には毒にもなる青百合を咲かせた。
その副産物として青石もいくつか出来上がっていたのはリルベルも気づいていなかった。
35
投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2024/11/09 20:44:01    (axVcsdei)
酒場の奥にて、囚われの本物のルチア王女に哀れみともなんともいえぬ目を一瞬向けたヨハンセン、
「麗しの君よ、いつかのあばら家に、ドレス及び酒肴の用意等を整えておいた故、一緒に参ろうか。」
そう、ヨハンセンが言ったかと思うと、二人の姿はカーテンの向こうに消え、その直後酒場からも一瞬のうちにかき消えていた。
「(ヨハンセン……何故私に気が付かないのですヨハンセン。)」
ルチア王女の声なき声は、誰の耳にも届かなかった。

ーーーーーーーーーーパーティ一行---------
〘リルベル様、聞き入れていただきありがとうございます。
温泉に浸かった時にペニスが元に戻れば、最低でも勇者の奴間違いなくルチアかオートマタのどちらかには襲い掛かるものと。
勇者め、道中これまで何度か、オートマタに手を出しておりますが、ペニスがあれのため最後まで達せておりません。
オートマタも嫌がるそぶりは見せませんが、かといって勇者に触られている最中に、声一つ上げておりませんので、勇者の自尊心はかなり傷つけられているかと。
色々考えますと勇者が最初に襲うのはオートマタであるかと。〙
〘えっ私勇者にやられちゃうの?リルベル様ぁ…やられついでに、リルベル様から託されたあれ、その時に勇者の尿道から仕込んじゃっていいですか。〙
〘オートマタね…細かいことはハイルに任せてますから、ハイルの言うこと聞いてちょうだい。〙
〘は~い…人間のペニスって、先が分かれるわけでもないし、中で膨張もしないから、気持ちよくもなんともないのよね。ハイル、この旅が無事成功裏に終わったら、貴方の先割れペニスでおまんこと尻穴一気に貫いてちょうだいよ。〙
〘オートマタ、それはおいおいな。もう宿だから、テレパシーはとりあえずこれまでだ。〙

「ふう、やっと着いたな。ハイル疲れてるとこ悪いが、部屋取れるか聞いてきてくれるか。」
と、メルヒル。
「はいわかりましたメルヒル様。」
ハイルが宿に向かおうと歩を進めると、
「ハイル様、私も一緒に。」
そう声が聞こえ、いつの間にかルチアが隣に。
「では御一緒しましょうか、ルチア様。(勇者も嫌われたものだな。一刻たりとも一緒にいたくないってことか。)」
宿に向かう二人を見送りながら、
「(ルチアの奴、健気なものだ。私を振り向かせようとハイルに言い寄って、私にヤキモチを焼かせようとしてるのか。)」

ーーーーーーーーーーリルベル復活、その後---------
「歩けるようになって、魔法の鍛錬にも精がでているようだ。」
ベットに眠るリルベルを見下ろして呟くヨハンセン。
「美味いものでも用意しておいてやるか。」
手指を振ると、湯気を立てている食事が出現する。
「冷めることはないと思うが、もし冷めた時の為、温める魔法のやり方を書いておいてやろうか…聖魔法とはちょっとやり方が違うが、効き目はこちらの方が強いはず。」

ーーーーーーーーーーメモ---------
リルベルよ。
名族になったとはいえ、動けるようになったからと言って、急激に動かすのは毒だからな。程々にしておくんだな。
食事を用意しておいたから起きたら食べてくれ。
温める魔法も書いておく。
この魔法出力を間違えると、鶏どころか豚牛さえも一瞬のうちに消し炭に変えるからな、注意することだ。

ーーーーーーーーーー再びパーティ一行---------
ハイルと共に宿に入り、ハイルが交渉しているのを後ろで見ているルチア。
「(勇者と一緒にいるのが嫌で、ハイル様に付いてきてしまったけど、今向こうにいるのは野獣の勇者と見目麗しいベル様の二人。
私ったら、修道女にあるまじき行為を…自分の身を最優先に考えてしまった…どうしよう向こうに戻った方が……)」
そこまで考えた時ハイルが
「ルチア様、何とか二部屋二泊用意できました。ここのお宿の近くに温泉があるそうですので、一休みしたら皆で向かいましょう。
勇者様にも報告しなければですね。」
「そ、そうですね……(勇者の悪行をハイル様に伝えるには、今がチャンス。どうしよう…)」
「ルチア様考え込んでどうかされましたか?早く戻って報告しましょう。それにやっと湯浴みができますよ。」

34
投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2024/11/04 14:50:20    (l.mx5dJV)
−−−パーティー、一行−−−

〘あら…戻すの?誰の目から見ても丸分かりで股間を弄る様、滑稽で面白かったのに汚らわしいけれど私が見るわけではないから温泉の湯に浸かったら戻してあげてもいいわ。私の前以外では……ね。以前より小さく戻すけど……。
魔の子山山頂までの最後の村は食事は質素だけど湯は天然の温泉よ、野湯、脱衣場だけ男女に分かれているけど中は同じ…、何が起こるかしらね?
何か起きたらハイル、その場は止めて頂戴ね、ルチアの気持ちを完全にハイルに依存させて彼女はまだまだ使えるわ。
宿屋と酒場兼食事処は別、久しく貴男が食べてない物であろう、野生の魔牛の睾丸のロッキー・マウンテン・オイスターと干し野菜とマジックマッシュルームのスープに大麦のパスタが入ったものを
先ほどテレポートして私が作ったから魔力が込められてるしロッキー・マウンテン・オイスターで精力増進しマジックマッシュルームで幻覚をみるはずよ。
見た目は質素な食事、質素な宿屋に勇者は満足するかしら?文句なんて言ったらルチアに軽蔑されるだけ…、ロッキー・マウンテン・オイスター食べたら間違いなく魔牛を食べた事ない勇者は発情するわね。
食事処の主人たちは姿は人間だけど中身は魔国の者たちよ、子どもが配膳係りだからルチアも睾丸と解っても食べざる得ないわ。
あの匂い袋で落ちる寸前のルチアが食べたら発情するけど勇者は嫌、そうなるとハイル……。
任せたわよ、オートマタはリリスが動かすから二人でね?〙
〘〘ヨハンセン様、リルベル様、承りました、王国に戻るまで勇者のペニスは元に戻すと言う事ですね。村の女を襲ったらどの様にしましょう?〙〙
〘その辺りはハイルに任せるわ…。〙

ハイルはベルの荷物も持ち、モンスターが出現すると二人の荷物はハイルの荷物の上へ置き汚れない様に注意する。
「(ハイル様はベル様の分までお持ちになりお優しい、あんな野蛮な勇者とは大違いだわ。
ハイル様は誰にでもお優しい…、嫌だ、私ったらベル様に嫉妬しているの?)」
「(ルチアの奴!ハイルなどに目を向けて何を考えているんだ!そうか!俺に構われてるベルに嫉妬して俺に嫉妬して欲しいのだな、ハイルは当て馬と言う奴か!)」
魔子の山の山道をひたすら登り小さな村へと到着する。

魔子の山、山頂までこの村が最後の村。
「人寂しい村ですね。」
「ルチア殿は国から出たことがないのですね。」
「はい…、恥ずかしながら…。」
「修道女が外の世界へ出るのは難しいでしょう。」
「ベル様、そうなんです、しかしこれからは王国の為に私の癒しの魔法でも役に立つのでしたらギルドに所属してハイル様たちのお役に立てればと思います。」
「ルチア殿、そのお言葉嬉しい限りです。」
「ルチア、たかが剣士などに付き添う必要はない、お前くらいの癒し魔法の持ち主なら我ら王宮に仕えよ、王国に戻った際、王に頼もう。」
「いいえ、勇者様、私、修道女として王国の人達の役に立ちたいのでギルドに登録したいと思っています。」
「ルチア殿、流石修道女、貴女ほどの心優しき女性に出会った事がない。」
「まあ、ハイル様……。」
「勇者様、先に宿屋に行ってから女性陣に湯浴みを…。」とハイル。
「ハイル様、お心遣いありがとうございます。」とルチア。
「メルヒル様、お腹も空きました。」とベル。

−−−酒場−−−

「見物が出来ました、有難うございます。出来ればリルベル様をヌードを拝見したかったですが……。
貴方様がリルベル様を連れてき置いていった時よりヨハンセン様が貴方が恐ろしくて触手が動きません。
ヨハンセン様に失礼と思いますが実は私、キースは恥ずかしながらリルベル様を手籠めにしようとしました。
過去の話なのでお許し下さい…、リルベル様に触れた瞬間、私の手は…闇黒の炎の釜に両手を入れた様に膨れ上がり痛みを伴い動かす事が出来ませんでした。
そんな私にリルベル様は微笑みながら「邪な気持ちを持ち私に触れたらこうなるのよ?」とお優しいリルベル様は癒し魔法を施してくれました。
ヨハンセン様、そうなる事も分かっていて仕込まれましたね。」
「ヨハンセン?……フアナにを見に来た?いい子にしてるわよ、何が起きるか見るしか出来ない動けない状態。」

カーテン奥の扉から姿を現したリルベルは今日もシースルーのベールと身体の線がよく判るレースのドレスで愛しの相方さん、ヨハンセンの手を両手で包み見上げる。
「(ヨハンセン!何してるの!私にその女、変な魔法を掛けたのよ!どうにかしなさい!
ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ーーー!)」
「見て、ヨハンセン、王女のペニス、今や勇者より立派でしょ?産まれたら直ぐ噴き出す程に乳房も血管が浮き出る程、母乳も溜まってるわよ。
あらまた、精液を出したみたいよ、王女の精液どう使おうかしら?」

−−−騎士一家と騎士、フレデリックとその姉、クレア−−−

「フレデリック、そろそろ婚約をしたらどうだ?」
「そうね、クレアも婚約が決まりましたもの。」
「父上、母上、姉上が嫁がれてから婚約者の選別に入りたいと思っています。」
「今からクレアのドレス姿、楽しみだわ。」
「お母様、お気が早いです、夜会で王様から正式に婚約を認めていただかないと……。」
「夜会は婚約者が勿論エスコートしてくれるのてまあろうな。」
「いいえ、宮殿まではリックに馬車で到着後に婚約者のウェイスト様に…。」
「そうか、そうか、ではフレデリック、頼んだぞ。ところで領地の話になるのだがフレデリックだけ残り話の続きをしよう。」

騎士の母と姉が部屋を後にすると父と息子の話となる。
「父上、何か不都合がございましたか?」
「不都合もだが…、領地の北側の森に狂暴な獣が出現し、領地全体で雨が振らないせいで作物の生育状態が悪いと報告を受けている。
アレ(正聖女)を偽りの罪で断罪したからではないのか?」
「しかし父上、和平の為と言い姉上を魔国の皇太子と婚姻させても宜しかったのですか?」
「魔国の者が我々人間族と姿が同じとは言え時の流れる早さが違うと聞くと心配ではあったが…。」
「大丈夫です、雨が振らぬのも一時的なものでしょうし、狂暴な獣と言っても魔族ではありません、夜会後、私めが領地に一時戻り獣を退治しています。」
「解っているだろうがクレアはアレが偽りの罪で断罪されたのは知らぬ。」
「はい、解っております、しかし母上は?」
「知っておる、孤児院上がりの平民の娘が正聖女で淑女の鑑と言われるクレアより名が広まっているのを快く思っておらなかったからな。
教会に赴いても孤児の奴らに「何だ、正聖女様じゃないんだ。」と言われたと悲しげにしておったとも聞いている。」
「チッ!処刑された後まで手間を掛けやがって!」
「処刑するより娼館に売ってしまえばよかったのではないか?我が領土も潤い、男共も楽しめたであろう。」
「父上もですか…、それは私も思いました、地下牢に閉じ込めて性奴隷として飼ってやればよかったと……。」

−−−記憶の遡り−−−

傷もすっかり癒え、ヨハンセンのアドバイスに従い魔の子山の森で最初は簡単な炎の闇魔法を使い、使い切ると聖魔法でマジックを回復させ繰り返し精度を上げ炎と水はすぐに使える様になった。
「テレポートよね、これも同じ様にして……。」

テレポート先は聖魔法で整えたベッドの上、やはりマジック切れを起こし聖魔法も使えない、身体も動かない、話すのもやっと。
「……テレポートはまだ早かったかしら、仕方ないわ、このまま明日まで眠ってしまいましょう。」

翌朝目を覚ますと、テーブルには食事と強魔石と一通のメモが。
「ヨハンセンからね。」

メモを読むと驚きのあまり息を呑む。
「……人に、いいえ、魔族…、違うわ、ヨハンセンにこんな事言ってもらえるなんて思いもよらなかったわ。
いただきます、ありがとう、美味しくいただくわ……。」

−−−ヨハンセンのメモ−−−
何と書いたか教えて下さい。
33
投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2024/10/26 16:53:21    (FOItq7iR)
〘麗しの君には、みなまで言わぬとも、わかってもらえると思ってのいたが。やはりこういうことは、人間共を見習って言葉にしたほうがよいということか(笑)
フアナ王女の様子を伺いにというのは、自分を偽るための方便。麗しの君に逢いにというほうが、目的の比重の大半さ。〙
そうテレパシーで話した後、フアナ王女(リリス)を王宮に送り届けて前国王への報告も済ませて、一度自分の宿舎にと宛がわれている家の戻ったヨハンセン。

家の玄関ポーチには、少し大きめの平たい直方体の箱一つ、長めの小さい直方体の箱一つ、小ぶりの立方体の箱二つが置かれていた。
箱にかかれた文字を見て
「早いな、昨日の今日でもうできたのか…時間の流れが違うとはいえ、流石だ…」
家に入り箱の中身を確認したヨハンセンは、箱四つをあばら家に瞬間移動させて自らもそこにテレポートする。
ベルに復活魔法を施したあばら家、その後自らをリルベルと名乗り始めたベルが、内装を直したあばら家で
「ここは人間国と違って流石に寒いな。」
ヨハンセンが指を軽く振ると、火が灯っている暖炉が壁際に、部屋の中央には大きめのテーブルが出現する。
箱をテーブルの上に異動させたヨハンセン、
「これで良しと。今度来る頃には部屋の中も暖まっているだろう。」

そう独り言ちると、リルベルがいる酒場の前にテレポートするヨハンセン。酒場の扉を開けると、
「おぅ、キース…この前はいい目の保養になっただろ(笑)?リルベルはいるか?」
奥にいた酒場の老爺にそう声をかけると、
「ヨハンセン様…この前は久しぶりにいいもの見させてもらいましたわ。一瞬若かりし頃のこと思い出しまして(笑)。リルベル様は奥に…」
そう言うとカーテンを指し示す。

ーーーーーーーーーーパーティ一行---------

たまに出現する下級モンスターを、ハイルの剣やオートマタの攻撃魔法などで撃退して、〇〇山への歩みを進めるパーティ一行。
今度もモンスターに最後の止めを刺した後、
「(ハイルもベルもなかなか従順だな。誰がパーティのリーダーか弁えてるし。しかしベルのあのおっぱいの揉み心地、最高だったな。俺の手で感じてたみたいで、これがこんなに縮こまってなきゃ、一発お見舞いしてやるところだったんだが…計算外はルチアなんだよな。ルチアの奴いつもハイルのそば離れないし、ルチアが色目使ってるのに、ハイルは気が付いてない。ルチアは余程たまってると見てるんだが。)」
自らの股間を軽く押さえ、そんなことを考えていたメルヒルに、
「メルヒル様、このモンスターたんまりとピーチ(通貨単位)溜め込んでました、これで次の村でも色々と買い物できそうです。」
とハイル。
「そうかそれは良かった。じゃ次の村では久しぶりに、宿に泊まろうか。俺とハイルはまだしも、女性二人はそろそろ湯浴みもしたいだろうし。」
「は、はい、分かりました。良かったですね、次の村では宿に止まれますよ。」
最後の部分は隣にいるルチアに話しかけるハイル。
メルヒルはメルヒルで
「(宿では男部屋と女部屋で別れる。そこで女部屋に押し入って、俺の手技と舌技で…それまでにこれが直れば、二人並べて後ろから交互にぶち込んでやるんだけど…)」
などと考えていた。

「(匂い袋の効果もあるとはいえ、色欲の塊だなメルヒルは。俺たちインキュバスだって、もっと理性的だぞ。そうだ…)」
〘ヨハンセン様、リルベル様。ハイルです。以前お願いしたようにメルヒルのペニス元に戻す準備をしておいてください。〙
32
投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2024/10/25 09:09:22    (ChLFugWD)
〘愛しの相方さんからプレゼントだなんて今から待ち遠しいわ、魔国産の貴方の瞳と同じ色の最高級の誰もが羨む素敵なネックレスにイヤリングをドレスも魔国産の繭から紡いで布にした物をお願い。
下らない話なのだけどエスコート者、プレゼントされた宝石で貴族たちが上下関係の目安にするのよ。
魔国の皇太子の貴方と現れた私に注視してくるわ、そして姉上とやらも近づいてくると思うの、貴方の美しさに吸い寄せれて…、眩い光に害虫が集まるかのようにね。
愛しの相方さんのお陰でここまで美しく“作り直し”てもらったんだもの淑女の鑑と言われる彼女も興味津々、無礼がないか虎視眈々と狙ってくるわ。
人間なんて貴族なんてそんなもの、養父母様たち以外は…。
……本物の王女に会うためだけに来るの?私に逢いたいからではなく?残念だわ、戦闘前の一時、久し振りに楽しい夜を過ごすかと思っていたのに……。〙



−−−記憶の遡り−−−

「私の過去など覗いた所で面白味もなかったでしょうに……、悪く思っていません。
えっ?テレポート!……人間だった時、魔石を使ってもマジック切れを起こしたのよね…、確かあの時も勇者は寝かせてればいいと言って起き上がらせてもくれなかったのに
何故、私は勇者を盲信していたのかしら……、今の私にだったら魔石を使わなくてもテレポート使えるかしら……?
ヨハンセンは上級魔術持ち主、テレポートは簡単にしていたわ、それもそうよね、私の肉体を再生させ容姿まで変えられる魔力の持ち主だもの不思議ではないわよね。
人間ではなくなった言うのに聖女ではないのに聖魔法は大きいのね…、何だか嫌な感覚だわ、でもこの嫌な魔法も使いようによっては復讐に使えるわよね…。
“清らかな風”」
手を組み天を仰ぐとあばら家だった木の家は尊き者が休む家へと変わり室内も整然清潔感あるれる変わる。が人間には今までのあばら家、荒れた室内と見える。

「傷も癒えている様ね、ヨハンセンと名乗った者が言った通りだけれどそれにしても早くないかしら?
……右手が利き手が闇魔法、少ないわ、体が動く様になったら精度を上げる事にしましょう。
今は憎い聖魔法だけど体を治す為に使いましょう……、“命の源”。」

清潔感あるテーブルにスープとパンが…。
「……この魔法、命を繋ぐものだけれど心は満たされないのよね。思い出すわ…、館長と王女がバター香るクッキーを食べていたのよね。
思わず生唾を飲んだら軽蔑な目で見られてしまったけれど人として当たり前の感覚を否定されて……。」

そんな事を考えていると右手から魔力が溢れ人間だった時には食べられなかったパウンドケーキと甘いショコラショーがワゴンに…。
「私、ワゴンまで直したのかしら?……この一部始終をヨハンセンが見てると言う事ね、……ありがとう、ヨハンセン。」

パンとスープを食す事なくパウンドケーキとショコラショーを口にするリルベル。
「あまい……。」

瞳から涙が一筋。
嬉しいのか、悲しいのか、怒りなのか、憐れまれたと思ったのか感情が溢れ人間達に復讐したいと改めて思い、食した後、スープとパンを残したまま眠りにつく。

翌朝、残していたスープとパンを食べた後、立ち上がり包帯を解くと鏡に姿を映す。
「別人ね…、初めましてリルベル、さようならベル。」
31
投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2024/10/23 21:45:35    (2OKRu89f)
〘ドレスと宝石のプレゼント?構わんよ、麗しの君に似合うようなやつを見繕ってあげよう。
そういえば今度、王宮で貴族達を招いてのパーティがある。
前国王の命で、私もパーティに出席せねばならぬゆえ、そこを麗しの君のデビューの場にしよう。
麗しの君の美貌、国中の噂になるぞ。
そこで、騎士の姉上他貴族と親交を持ってくれ。
これより私は王宮にフアナ王女を届けた後、本物のフアナ王女の様子を伺いにそちらに行くから。〙

ーーーーーーーーーー〇〇山へ向かうパーティ一行---------

山道へ差し掛かる手前のところで馬車が止まり、御者が馬車内に声をかける。
「勇者殿、これより先は馬車では無理な様子。申し訳ございませんがここからは歩いてください。」
片腕をベルの腰に廻し身体を支えるふりをしながら、ベルの身体の感触を楽しんでいた勇者メルヒルは、
「そうか。分かった。ここまで送って貰って悪かったな。皆、ここからは歩きだそうだ。参ろうか。」
そう言って一足先に馬車から下りるメルヒル。
ハイルは隣のルチアに、
「ルチア殿、ここからは歩きだそうですが大丈夫ですか?荷物は私が持ちましょう。」
そう言うと、ルチアが遠慮するにも関わらず、ルチアと自分の荷物を一緒に抱えて馬車を降り、ルチアが馬車を降りるのを手助けするハイル。
「あ、ありがとうございます、ハイル様。」
遠慮気に差し出されていたハイルの手をギュッと握り、馬車を降りるルチア。
「(ハイル様、なんて紳士なのかしら。野獣のような勇者とは大違いだわ。どうせなら初めての殿方は、ハイル様のような。あらいやだ私ったら、聖職者にあるまじきことを。)」
そんなことを思いながら頬を染めるルチアと、その様子を見逃さないメルヒル。
「(ルチア、私という者がありながら、他の男に。ハイルとかには、早めに分からせておいた方がよさそうだ。とはいっても肝心のこいつは、縮こまったままだし。さてどうしたものか?)」

〘ヨハンセン様、リルベル様。匂い袋を使うまでもなく、メルヒルは肉欲に取りつかれているようです。私がお願いしますと言ったら、その時だけメルヒルの肉棒を元に戻してください。〙
そう二人にテレパシーを送った後、自分の剣のつば先にオートマタから預かった匂い袋を下げるハイル。
「(これで良しと。これで私の横を歩いているルチアには匂い袋の効能が、そのルチアを見てメルヒルが(笑))そうだ、、」
〘オートマタ、聞こえているか?今度休憩の時にメルヒルに科を作ってくれ。誘われたら拒まずにな。〙
〘ハイル、分かったわ。サキュバスの私の腕見せてあげる(笑)勇者の精搾り取ってしまって構わないわよね。〙
〘ああ、もちろん。できれば、ルチアに見せつけるようにして搾り取ってやってくれ。〙

ーーーーーーーーーー王宮へ戻る馬車そして王宮---------

〘ヨハンセン様。私は王宮でどのように過ごせば宜しいでしょうか?〙
〘リリス。王宮での過ごし方は、本物のフアナ王女と変わらないようにすればそれでよい。本物のフアナ王女の記憶、立ち居振る舞いの仕方は、身体と一緒にコピーしただろ。何か特段の指示があればその都度にな。〙
〘了解いたしました、ヨハンセン様。〙
「さあ、着いたようだ。リリスくれぐれも気が付かれないようにな、馬車から下りればそなたは王国の王女だからな。」

御者が王宮前で馬車を止めると、馬車の横に踏み台を用意する。
「ヨハンセン、参りましょうか。すっかり遅くなってしまいましたわ。」
「はい、フアナ王女様。大公閣下にもご挨拶をしませんと。」
「そうですね、パパ心配してるかしら?」

ーーーーーーーーーー時はリルベル復活時に遡る---------

右手からは闇魔法、左手からは聖魔法が使える女を見て
「これは驚いた。闇魔法と聖魔法両方が使えるようになるとは。それはそうと悪いとは思ったが、お主の記憶覗かせて貰った。お主人間だったときは、ベルと名乗っておったようだな。取って食おうとは思っておらんので、安心してくれ。」
ヨハンセンはそういうものの、その言葉を信じられないベルは猜疑の目をヨハンセンに向けている。
「そうは言われても、そうそう信じられないのは、仕方ない。魔族は傷の治りも早い故、もう少し経てば歩けるようになるだろう。歩けるようになったら、隣の森で魔法の精度上げるように練習したらよい。後々何かの役に立つかもしれんからな。定期的に顔を出すから、何か必要なものがあったらその時に言ってくれ。あまり遅くなると国王が不審がるから、私は王宮に戻る。ではまたな。」
目の前にいたヨハンセンがそう言ったかと思うと、その姿は一瞬のうちにかき消えていた。


30
投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2024/10/21 22:57:23    (eCYdUB3P)
〘クスクス…、愛しの相方さん、視えてるわ、本当によく言ったものだわ、弱い者ほどよく吠えるね。
ハイルは上手に騎士になっているのね、館長でさえもインキュバスと気づいていないのね。
力の弱まった勇者が気づくわけもないわね、しかしハイルにマウント取ったところで一見紳士的な出立ちでルチアが不快を表してないのだから
勇者よりハイルに今の所は軍配が上がってるわね、力だって勇者よりハイルでしょうに…。
フフフッ、ハイルが魔国の者と知ったら勇者はどうするのかしらね?
その前にルチアには堕ちて貰うけれど勇者にもインモラルに堕ちて貰わないとなのよね…。
リリス、聞いてますか?勇者に襲われたらオートマタのベルの魔法を一部使えなくしようと思うの。
それでハイルに怪我をさせて……勇者の責任にする。
ベル、ルチアを襲ったから魔法が発動しなかった、ルチアを庇ったハイルが少し重めの怪我をする、どうかしらこの筋書きは?〙
〘リルベル様、仰せのままに…、そちらの魔法使いと騎士はどう始末を付けるのですか?〙
〘そうね、魔法使いは…魔法禁書が読めると王女に誘い出してもらって魔法を発動して自ら破滅してもらいましょうか?どうかしら愛しの相方さん?〙
〘騎士は如何されるのですか?〙
〘大事な大事な姉君を魔国に嫁がせたくない…、そうね、私、その大事な姉君とやらと接触してみようかしら…。
淑女の鑑と言われている信心深く心のお優しい女性らしいから…、暗部を擽るのも面白そうね、愛しの相方さん、手伝ってくれるかしら?
貴族のパーティーで接触してみようと思うの。エスコートよろしく頼むわ、その前にドレス一式揃えないとだわ。
愛しの相方さん、私の為に貴方の目の色の素敵なドレスと宝石をプレゼントして頂戴。〙



−−−礼拝後、出発−−−

「私はベル様の隣に座りたいです。」
「それはいい考えですが…、馬車は山道に向かいますので揺れる事が予測されます。
よろしければルチア殿、私の隣にお座りになりませんか?」
「ハイル様、宜しいのでしょうか?(あっ、でもベル様が汚らわしい勇者の隣に…。)」
「そうですね、男性に支えてもらって乗った方が安定しますものね。」
「俺もそう思う、ルチアとはベルより少し前に知った仲、親交を深めると言う意味でもいいと思うぞ、なっ、ハイル。」
「はい、勇者様。」
勇者メルヒルは主導権を握ろうと三人の名を敬称を付けずに呼び始めるがハイルはルチアにもオートマタにも紳士然で話し掛ける。
ルチアもオートマタもハイル同様、メルヒルと一線を置いている。

「ベル、貴女はギルドに所属していると聞いたが今まで噂も聞いたことがない。」
「えぇ、メルヒル様が最前線にいらっしゃる時にこの国へ移民として避難してきたので…。
戦争ですから仕方ありません、母国は東国の水龍に護られた国でした…、メルヒル様ならお分かりでしょう?」
「水と緑豊かなあの国か…、申し訳ないことをした。が中央国の勇者である私には王命で国統一と……。(不味いぞ、話題をそらさないと…。)」
オートマタの話を聞き額の汗を拭いながら話題を逸らせないかと、その時、馬車がガクンと揺れオートマタがメルヒルに抱きつく形となる。
リルベルが改造した人間の肌感、柔らかさをそのままにしたメルヒル好みの大きさの乳房がメルヒルの手に……。
「(ウヒョー、柔らけー、デケー、少し揉んでも大丈夫か?)」
「ンッ……、ァッ…。」
「(ベルは敏感なのか?聖女の裸は盗み見たが触ったことがない。惜しいことした、処刑前、襲わせる前に一発遣っとけばよかった…。)
ベル、大丈夫か?」
「はい、すみませんがメルビル様、揺れがおさまるまで支えてもらっても宜しいでしょうか?」
29
投稿者:ヨハンセン ◆LeY5PvBg4w
2024/10/07 22:21:04    (lJOSgsu1)
〘匂い袋か…あんなもの嗅がせたら、ただでさえ獣の勇者が、それしか考えられなくなり、やり死にするかもしれんが、それもまた一興か…
馬については魔国産のものに変えている故、発情する心配はないが、御者に影響されては困るな。
今回の御者はいつもの者と違い、若く新婚とのこと。ハイル、匂い袋を取り出すのは、パーティ一行が出発してからにしてくれ。それでいいかな?麗しの君よ。
あの匂いは好意を抱き始めた異性のことは、一層魅力的に感じて、何をおいても自分のものにしたいと、思うのであったな。。
修道女ルチアからハイルへ好意の目が向けられ、それに勇者が気が付いた時の表情も楽しそうだ。
ハイル、もう着く故、お前とのテレパシー通信はここまで。
麗しの君よ、パーティ壊滅は、ハイルとオートマタに任せて、われらはこちらで仕上げの準備をしようぞ。。〙
馬車が止まり、御者が馬車の扉を開けると、一行が降りて協会に入っていく。

ーーーーーーーーーー教会---------

旅支度を整え終え、再び部屋に入って来たルチア。
「ルチア殿、今までこういった旅のご経験は?」
「ハイル様、何分にも初めてのことゆえ、他の皆様のお邪魔にならないか心配で…それに私は戦うこともできませぬ。それに…」
「そんな心配なぞ要りません、私ハイルがルチア殿をお守りいたします。ルチア殿は治癒魔法を使える存在。パーティには必要不可欠です。それに何です?他に心配事でも…」
「い…いえなんでも…(館長様の前では流石に言えない…でも旅立ちの後すぐにでも、ハイル様には話しておこうかしら…)」
その時、扉がノックされ直ぐに開くと、四人が中に入って来る。
「これは王女様に勇者様。ヨハンセン殿にそちらは?」
ベル(オートマタ)を見て、ヨハンセンに問いかける館長。
「ああ、こちらは魔法使いのベル殿。攻撃魔法とサポート魔法を使えて今回のパーティに同行される。」

「そうですか、宜しくお願いします。こちらが同行するルチアになります。それに向こうが剣士のハイル殿。」
「ハイルと言います。宜しくお願いします、勇者メルヒル殿にベル殿でしたか?」
一瞬のうちにベルに目配せするハイル。
「ベル様宜しくお願いします、ルチアと言います。(勇者好みの肉感の方だわ……この方も勇者の餌食に…)」
挨拶をしていると、メルヒルの好色の目が嘗め回すように見てくるのを感じる。
そう思うと無意識のうちに、ハイルに身を寄せるルチア。その様子を見逃さないメルヒル。
「剣士ハイル殿か、はじめてお目にかかる。今回パーティのリーダーを務めさせていただくメルヒルと申す。」
ハイルに対してマウントを取るメルヒル。

〘麗しの君、見てるか。勇者がメルヒルに対してマウントを取ってるぞ。
ルチアがハイルに身を寄せたことにご立腹らしい(笑)〙

<ハイルと言います。勇者メルヒル様のご噂は、以前から伺っております。
以前の遠征では、敵将の首を取ったとか、その他の武勲のことも諸々と。
今回は青百合と青石を取って来るミッションで、強敵も出ないだろうからと、鍛錬を積んで来いということで、未熟ではありますが私に白羽の矢が立ちました。
色々と勉強させてください。宜しくお願いします。>
そう言ってメルヒルに対して頭を下げるハイル。
ハイルの言葉を聞き態度を見て、満足そうに笑みを浮かべるメルヒル。

<それではメンバーもそろったことだし早速出立しようか。〇〇山と言えば少し距離がある。明るいうちに少しでも進んでおきたいからな。>
そのメルヒルの言葉でメンバーが立ち上がるが、館長が出立のお祈りをささげてくれるとのことで、メンバーが旅立ったのは、それから半刻後の事だった。


28
投稿者:リルベル ◆NCfYZhhGkk
2024/09/23 07:05:30    (3h9RU2Vo)
〘ハイル、これから宜しくね、私はリルベル。
人間界の勇者なんて魔族の貴男からしたら赤子の手を捻る様なものかしら?
ヨハンセンの事は愛しの相方さんと呼んでいるの、その事を覚えていてね。
私からのお願いはオートマタのベルが持っていく匂い袋を馬車行ける所まで貴男が随時使って頂戴。
ハイルとオートマタには何の意味も無い匂い袋よ、ただメルヒルとルチアにはどうかしらね、何せ強力な媚薬使用の匂い袋だから…。
愛しの相方さん、馬に匂い袋の成分を摂取させてくれたかしら?発情したら可哀想だもの。〙
〘リルベル様、いくつか質問しても宜しいでしょうか?
なぜ人間界の聖女だった貴女様が魔族に手を貸すのですか?
貴女の目的は何でしょうか?まさかヨハンセン様の邪魔をする訳ではありませんよね?〙
〘質問に答えます、確かに私は人間界の聖女でした、しかし私は愛しの相方さんの手で魔族となったのです。
経緯はこれから会う勇者とこの国の王女、勇者の仲間により罠に嵌められ冤罪で屈辱的な拷問を受け処刑されたのです。
私の事だけでしたらここまで悪く思わなかったでしょう、しかし親しい人々の首も跳ねこの辺りは貴男にも観せて上げるわ。〙
〘……これはこの様な事が!魔族にもここまでのクズはおりません!
魔族には短い年月でも人間であったリルベル様には長い年月、そこでヨハンセン様と信頼関係を結んだのですね。〙
〘そうね、それに魔族は決して裏切れないのよね、愛しの相方さんが教えてくれたわ。
私の右腕には裏切りをしたら無限に復活出来ない様に契約の証が刻まれているわ、無論、愛しの相方さんに◯◯の箇所に証があるでしょ?〙
〘私はヨハンセン様と主従の契約をしております、ヨハンセン様、リルベル様を私が裏切れば同じ様になると言うことですよね?〙

ヨハンセンの返事後、リルベルからハイルに
〘ハイルは両刀なのですか、動物の交尾の様な物にして欲しいわ。〙



−−−教会、ルチア−−−

「(ハイル様は私の体を見てこないわ…、視線を感じないもの、この方は下劣な勇者や酒場の男性達の様な人とは違うのかしら…?)」
「館長殿、先程の話の続きですがルチア殿の同行の寄付金ですが王宮からの寄付金と私の報酬もと思うのですが如何でしょうか?」
「えっ?それをなさるとハイル様の報酬が無くなりますが…。」
「いえいえいえ、私は独り者でギルドに所属し衣食住と困っている訳ではないので…、申し訳ないがこの教会は随分、手入れがされていない様に見受けられる。
身寄りのない幼子達にも十分な食事や教育も必要とこの国の騎士…、忘れて欲しい。
私の事は剣士と言う事にしておいて下さい。」
「まぁ、騎士様が態々同行なさってくださるのですね、安心です。」
「本当です、ハイル殿、ルチアを宜しくお願いします。」



−−−酒場から教会までの馬車−−−

「王女様、心に命じておきます。」
〘リリス、共有ありがとう、疲れていませんか?〙
〘リルベル様、お心遣いありがとうございます、ヨハンセン様、聞きましたか?リルベル様が私にお優しい言葉を掛けて下さいました!〙
〘優しさだけじゃないのよ、ごめんなさいね、リリスを復讐の手助けの為に使ってしまって…。〙
〘勿体ないお言葉です!今の魔王より、より強い私が尊敬出来る主に主従したいのです。〙
〘それなら大丈夫よ、◯◯山から戻った頃には産まれる魔王を種にして力ある者が現れるわ。〙

「(聖女ベルとは違う…、このベルと言う女、中々いい体してる、旅の途中で発散させてもらうのに丁度いい、ルチアと3Pもいいが
此奴はどうやったら元に戻るのか……。)」
豆粒程になってしまったペニスに気づかれない様に(皆、気づいている。)手をやりどうにかならないかと考える。

教会に到着したと言うヨハンセンの声に現実に戻され馬車を降りると外作業をしている外から手伝いに来ていた修道士の会話が聞こえてくる。
「◯◯山の青石には欠損した体の部位を回復してくれたり失った機能を回復してくれたりする魔力が秘められてるらしいがまやかしではないのか?」
「否、まやかしではないぞ、実は俺が体験している、戦争で足を欠損し青石の使用を国王様から許可を得、回復させて頂いた。」
「あ〜あ、確かお前、勇者“様”を庇って怪我したんだったな、欠損までとは話は聞かなかったがな。」
「勇者“様”が庇われての怪我は外聞が悪かったんだろう、で、戦争は懲り懲りと言う事で修道士として生涯を終えたいと願い出たわけだ。」
「昔と違って一部の修道士、修道女も婚姻が認められる様になったもんな。」
「生涯独身を貫く者も多いがな、俺はルチア殿に王命が終わり次第、交際を申し込もうと思っている。」
「肉感のルチア殿か、俺は今の嫁、一筋さ。」

「(肉感のルチアの体を俺は知っているぞ。
ベルも青石で機能回復をしたら頂くとするか。)
ベル殿、修道院の館長様にご挨拶をしてから旅立ちましょう。」

勇者に気付いた修道士が深々と頭を下げ今の話聞かれたかなどこそこそと話している。
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