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2023/05/12 18:46:03 (2t/X8NC7)
妊娠4か月を超え、私のお腹はまだ膨らみは無いものの
私自身は確かな命を感じていました。
約17年ぶりの妊娠。
しかし私は、週に2回正人さんとアナル拡張をしていました。
初めて10日で普通サイズのバイブまで入れることが出来ていましたが
正人さんのペニスはもう少し大きかったので
時間をかけて広げていきました。
ある夜、正人さんは私に寝バックで優しく付きながら
こう言ってきました。
「アナルのカウンセリングを受けてみないか?」
(紗)「病院ってこと?」
(正)「広い意味では(笑)」
(紗)「誰かに見られるってことだよね」
(正)「そうだね!!」
(紗)「私いやよ、産婦人科が限界」
(正)「じゃあ、産婦人科ならいい?」
(紗)「・・・・・。」
【数分この会話はなく、私はイってしまいます】

(正)「さっきの話、女性だったらいい?」
(紗)「イヤ」
(正)「N美さんでも?」
(紗)「はぁ?」
(正)「N美さん、お医者さんだよ(笑)」
(正)「美容外科と消化器内科の」
承諾した私は、6年ぶりにN美さんと再会するのです。

私たちはN美さんの住むマンションに伺いました。
すると『お手伝いさん?』のような私より少し若い女性が出迎えてくれました。
(N)「ようこそ紗枝さん。」
(紗)「ご無沙汰しております。」
(紗)「母の件、色々ありがとうございます。」
(N)「こちらへどうぞ」
私たちは一番奥の部屋に誘導されました。
そして入った瞬間、私は硬直してしまいました。
15畳ぐらいある部屋でしょうか。
右にキングサイズより大きなベッドが見
左側には色々な道具と思しきものにレースが被せられていました。
その中でもちらっと見える決定的なものは
私の目を見開くには十分でした。
なんとSMの拘束椅子がありました。
私も乱交やスワッピングの会場で見たことはありましたが
実際に専用の椅子に拘束されたことはありませんでした。
N美さんは「シャワー浴びていらっしゃい」と言うと
お手伝いさんが誘導しバスローブ等を渡してくれました。
私が部屋に戻ると、3人は談笑していました。
するとN美さんは「全裸になってこのテーブルの上に四つん這いになって」と言い
私は素直にその通りにしました。
次に「頭をテーブルに付けて、お尻だけ高く突き出して」と指示します。
「紗枝さん、肌がキレイね」
「下半身も引き締まってまるで30代よ」
色んな言葉をかけながらN美さんが手袋を付けている姿が見えました。
なんと、私の目の前には鏡が広がっています。
私の下のテーブルですが恐らく本革で
ヒーターが付いているのか生温く
四つん這いになっても膝や腕に疲労を感じない
ふわっとした感覚でした。
そんな事を考えていると
「紗枝さん、おつゆがもう溢れてる」とN美さんが一言。
その瞬間、体中が火照ったような気がしました。
クリトリスを摘ままれ、身体をビクッとさせると
今度はオマンコに温かい感覚を受けました。
次に鏡を見ると、正人さんがクン二していました。
正人さんはいつも通り優しいクン二をじっくりしてくれました。
そして正人さんが離れたと同時にアナルに温かいローションがかけられます。
そこからはよく覚えていませんが
正人さんに聞いたところによると
30分ほどN美さんが私のオマンコとアナルをゆっくり広げながら
マッサージしてくれていたようです。
その間に私は何度もイってしまったようでした。
N美さんの指がアナルに4本入ったところで私のあまりの感度のよさに
中止したそうです。(これ以上は赤ちゃんに良くないと)

気づいたとき、目の前には正人さんの顔がありました。
正人さんはキスをしてくれましたが、口が離れると同時にお尻に
温かい液体が急に入って決ました。
浣腸されたのでした。
しかもその波は3回、N美さんと正人さんは私の目の前にいます。
じゃあ一体??

あのお手伝いさんが私に浣腸していたのでした。
そしてプラグを差し込んでその上から電マを当ててきました。
電マはアナルだけでなく、オマンコにも当てられ
私はお腹をヒクヒクさせながらまたイッてしまうのでした。
そしてワンワンスタイルになって、テーブルには吸水シートが敷かれました。
N美さんがわたしの右の乳首を軽く舐め廻した後、乳首をギュッと
握るのと同時にアナルのプラグを一気に引き抜きました。
私は勢いよく浣腸液を噴射しました。
落ち着いたころ顔を上げると「おめでとう!!」とN美さんが言ってきました。
私に、今の状態ならアナルSEXできるけどやってみる?と聞きました。
私は何も答えられませんでしたが正人さんが
「今日は止めておこう」といい私も頷きました。
それから2か月ちょっと、私はN美さんのマンションに通いました。
4回目ぐらいになると、10分もほぐせばアナルSEXできる状態になりました。
あるとき、私は思っていたことをN美さんに聞きました。
「もしかして、母の脱毛したのはN美さんのお店ですか?」
N美さんはニコッと笑っていました。
そして6回目、いつもは椅子かテーブルで始まっていたのですが
N美さんからベッドへ寝るように指示されました。
するとN美さんは正人さんに向かって「いいのよね?」と聞いていました。
私は頭が???となっていましたが、次の瞬間
お手伝いさんが服を脱ぎだしランジェリー姿になりました。
そして「よろしくね、紗枝さん」といい私の耳を舐めてきます。
正人さんは「由香里さんも味わったんだ。」「怖い事痛い事は何もしない。」
「お前は身体と預けていればいい」と言われました。
後から聞くと、N美さんもお手伝いさんも両刀使いなんだそうです。
ただN美さんは70%のS度、お手伝いさんは20%のS度と言うことで
よくわからないまま自分を納得させていました。
正人さんに、ちなみにKさんはMだったのと聞くと
チンポが使えていた時はドSだったのだろうけど
N美さんと出会ってチンポが勃たなくなってからは
Mに徹した方があの夫婦は愉しめたのかもな・・・と。

3人のレズ?プレイが終わり正人さんは終始鑑賞してくれていました。
「3人とも綺麗だったよ!」という言葉にN美さんは
「私は66のババアだよ」と自虐。
笑いながらお開きとなり私達は帰宅しました。
結局正人さんは「アナルSEXは出産してから!」と言い張り
何度か私が持てる全てのテクニックを駆使しても首を縦に振ってくれませんでした。

そして離婚から180日経過した日、私たちは入籍しました。
正人さん、いや主人は2日後の私の誕生日に入籍することを
考えていたようですが、私が1日も早く入籍したかったので!
これで私の44歳の濃密な1年が終わったのでした。







966
2023/05/12 14:23:32 (2t/X8NC7)
「紗枝さん、哲さんと離婚して下さい」
ハッキリ言われてしまいました。
その場で答えることができませんでしたが、気持ちは固まっていました。

そして自宅へ帰り、主人の帰りを待ちました。
約束通りの時間でした。
手には段ボール箱を抱えています。
テーブルに3人座ると、主人がすぐ口を開きました。
(哲)「離婚届は?」
(紗)「記入しました。」
(哲)「正人から俺の悪行も聞いたのか?」
(紗)「正直信じられなかったけど、あなたが悪行というぐらい」
(紗)「本当の事だったのね」
(哲)「すまん」
(紗)「由希子は大事な友達だった!!」

(哲)「実は2人に観てもらいたいものがあるんだ。」
(哲)「どうするか困ってね」
段ボールの中には、なつかしいデジカメや色褪せたポラロイド写真
バイブやランジェリーが入っていました。
(哲)「3年前に紗枝とデジカメの動画を見ただろ?」
(哲)「それ以来だよ」

書いているのは実際の1割程度でしょう。
ここに書き続ける内容でもないですし、特定に繋がる内容が多いので、この部分は大幅に添削しています。
結局段ボールに中身はほとんど正人さんが持ってきたモノなので
正人さんが処分する方向になりました。
例の契約書ですが、3枚が目の前に揃っているのを確認し
正人さんがビリビリに破き主人が火をつけて灰になりました。
これで私は借金の呪縛から解放されることになりました。
また、離婚届は必要な内容を揃え、翌日私が提出しました。
その週末、福岡にて2人の娘にも会って説明しました。
私は正人さんと名古屋で暮らすことになりました。

少し上を読んで、「残った借金は??」と思われた方もいらっしゃると思います。
実は離婚する5日前、正人さんへ私の母から連絡があったんだそうです。
母は既に正人さんの連絡先を消して相当な時間が経っていましたが
N美さんとの交流があったようです。
全く知りませんでした。
偶然か何か分かりませんが、母は正人さんに
「800万あれば紗枝たちの借金は無くなるのか?」と聞いたそうです。
正人さんは「600万弱ですよ」と答えると母は
「全額私がお出しします。紗枝を解放してあげて下さい」
そういったそうです。
翌日、正人さんはN美さんと私の母とお会いし「預かり証」を母に渡したとの事でした。
私はやはりここでも母に守られていたことになります。

私は離婚し旧姓に戻りました。
正人さんが新しいマンションを購入し
東京・名古屋の単身用は解約しました。
更に正人さんは3つの会社を経営していましたが、
Kさん絡みのない3社を売却する準備を始めていきました。
お互い40代です。
正直重荷が無くなった今、普通に争いのない日常を求めていました。
SEXについてはあまり期待していませんでした。
ところが、正人さんとは週に4~5回はするようになりました。
しかも愛のこもったSEXです。
ストレスが無くなった私の子宮は
同居して3か月たったころ、正人さんの精子を迎え入れました。

妊娠初期でしたので、正人さんは激しいピストンを止めました。
ただ、クン二を含めた愛撫は今まで以上に時間をかけてくれました。
カラダの変化が始まったのか、私はなぜだかアナルに興味をもつようになり
正人さんにお願いしてみました。
私はアナルに対してだけは嫌悪感があり、正人さんも
風俗店の店長もひたすら断っていました。
それまで強引に攻められなかったのはただ運がよかっただけなのかもしてませんが。








967
2023/05/12 13:20:07 (2t/X8NC7)
4か月前、私は風俗嬢でした。
Kさんは10か月の闘病生活だったと聞きました。
それは正人さんとの情交が激減した期間とぴったり一致します。
私は何故教えてくれなかったと言いたくなり、急に涙が出てきました。
かなりの時間悔みながら泣いたと思います。
私は勝手に「正人さんは私への興味が薄らいだ」と思い込んでいました。

(正)「哲さんからは何も?」
(紗)「何の話?」

正人さんは主人に電話を入れます。
(正)「哲さん、伝わっていないみたいですが?」
(哲)「・・・・・代わってもらえないか?」
(紗)「はい」
(哲)「昨日はすまなかった。」
(紗)「なぜ正人さんが知っているの?」
(哲)「実は正人は4日前から大阪にいたんだ」
(哲)「株の売却で俺も同席していた。」
(紗)「全然答えになっていないわよ」
(哲)「・・・・・離婚してくれないか?」
(紗)「何いってるのよ。」
(哲)「俺知ってたんだ、お前がソープで働いているの・・・」
(紗)「・・・・・・・・。」
(哲)「止めたかった。」
(哲)「でも娘へのお金を考えて歯を食いしばって頑張っていると思うと動けなかった」
本当はこんな話の流れになれば、涙があふれてくるものなのかもしれません。
しかし私は出ませんでした。

(哲)「離婚届はサインして、リビングの黒いバッグの中に入れてある」
(哲)「俺を許してくれ」
(紗)「許す、許さないの話じゃないでしょ?」
(紗)「正人さんとの契約はどうするつもりなの?」
【沈黙が続き、正人さんが電話を代わりました】
(正)「19時に自宅に来れますか?」
(哲)「行くよ」

電話を切り、正人さんは話し始めました。
(正)「元々、株は哲さんが勤める会社が軌道に乗った時売却する予定だったんだ」
(正)「10日ぐらい前に哲さんが強請られたみたいでさ」
【私は察しました。あのお客様だと】
(正)「騒ぎが大きくなると株を引き取ってもらえなくなる可能性があったので早々に手続きに入ったんだ」
(正)「それを聞いて哲さんに聞いたんだ、事実かを」
(正)「そしたら知ってたってよ、数か月前から」
(紗)「・・・・」
(正)「正直言って、俺早い段階で紗枝さんと哲さんを離婚させるつもりだったんだよ」
(紗)「えっ?(驚)」
(正)「実は哲さんに復讐したかったんです。」
(正)「俺が大学2年の時の彼女、酔った勢いで哲さん含めた3人でレイプされたんです。」
【もう驚きの連続で声も出ません。】
(正)「彼女は被害届も出さず、すぐ退学していきました。」
(正)「哲さん連中、実はレイプ魔だったんです。」
(正)「同じ研究室だった△△由希子さんって知ってるでしょ?」
(正)「彼女も被害者です。」
【さらに正人さんは続けます】
(正)「沖縄から帰った時、玄関で俺が哲さんに殴られたの覚えてます?」
(紗)「・・・うん。」
(正)「あの時決心したんですよ。絶対あなたと哲さんを別れさせると。」
(正)「でも2つ解決すべき問題があったんです。」
(正)「一つはお子さんの事です。これはある程度成長するまで時間がかかると思ってました。」
(正)「2つ目は・・・・・。」
(紗)「何?言いづらいなら言わないで。」
(正)「N美さん。」
(紗)「!!!」
(正)「俺はN美さんと相当深い仲になりました。」
(正)「正直あの身体からは離れることはできませんでした。」
私は思い出しました。N美さんから
『正人君をオトコに育てたのは私」だと。。

(正)「名古屋の夜、遂に離れる決心が付き『いよいよ紗枝さんを』と思ったとき仕事に没頭せざるを得ない状況になりました。
(正)「Kさんからの仕事が増えたんです。」
(正)「俺はKさん、N美さんからの信頼を裏切らないよう邁進するだけでした。」
(正)「そして昨日、哲さんにお返しのグーパンをしました。」
(正)「哲さんは既に紗枝さんと離婚する意思を固めていました。」
(正)「お前に紗枝を任せる・・なんてことは言われていません。」
(正)「数々苦労させて、風俗嬢までさせてしまった後悔が強かったんだと思います。」

968
2023/05/12 11:23:54 (2t/X8NC7)
私が風俗嬢を辞めて10日後、主人と正人さんと3人で夕食を食べに行きました。
そこで翌月から主人が新会社で部長になることを聞きます。
私は食事中ほとんど話を聞いていませんでした。
食事が終わり、正人さんと別れて私達夫婦は自宅に戻りました。
そしてリビングに入った瞬間、主人に服を脱がされレイプされました。
私はもちろん抵抗しましたが、涙が出たと分かった瞬間に
力が抜けました。
主人は「ごめん」と謝りながら愛撫してきますが
4か月風俗嬢をした身体です。
まるで童貞の中学生ぐらいを相手している感覚でした。
ただ一つ気づいたことがありました。
主人のペニスが勃起しているのです。
風俗嬢をする前の月に主人のをフェラした覚えがありましたが
いわゆる「半勃ち」で本番まではできませんでした。
そして数年ぶりの夫婦SEXをしました。
しかし不満が残った私は、その後風呂場でオナニーしたことは
言うまでもありません。

次の日の朝、主人は今まで見たことのない笑顔で出社していきました。
自宅にいた私は家事をしていると正人さんから電話が鳴りました。
私は取りませんでした。
何度か無視を続けていましたが、正午過ぎになった電話を取りました。
(正)「忙しかった?」
(紗)「いや、ちょっと体調がすぐれなくて」
(正)「今から出てこない?」
(紗)「今日はちょっと・・・。」
(正)「契約書の事、すっかり忘れてるんだ!」
(紗)「・・・・・。」
(正)「昨日哲さんとしたんだろ?」
(紗)「!! ???」
(正)「5分でそこに着くよ」
(紗)「分かりました。」

私たちはそのままラブホテルに行きました。
なんとそこは、前月風俗店の店長と来たところでした。
一緒にシャワーを浴び、普通に1回戦行いピロートークを始めます。
(紗)「なぜ昨日主人とSEXしたこと知ってるの?」
(正)「なんとなく」
(紗)「私たちこの1年、SEXしたの5回ぐらいかしら」
(正)「いろいろ忙しかったからな」
(紗)「あっ、主人の仕事の事ありがとう。」
【少しの沈黙があり】

(正)「kさん、亡くなったよ」
(紗)「えっ、あのkさん??」
(正)「N美さんも葬儀の時随分やつれていた」
(紗)「いつの話?」
(正)「4か月前だよ」



969
2023/05/12 10:32:55 (2t/X8NC7)
皆様、メール・レス等色々ありがとうございます。
一番最初から申し上げている通り、これは私自身の記録
みたいな物なんです。
6年かけて日記などの記録から掘り起こしたものを
ほぼ原文のまま少しづつWordに書いていましたが
A4縦100枚超えのとなりました。
それを添削しながら少しづつUPしています。
多分7割ぐらいはお出しできているかと。
エロが少ない部分もあるので、お気に召さない方も
多いのではないでしょうか?



2人の顔を見ても私は無表情だったと思います。
主人は少し先行きが明るいような表情を見せていましたが
私は瞬間的に「ムッ」とした表情をし、寝室に入りました。
お茶も出さずにいると、30分ほどして主人が来ました。
「正人がお前と出かけたいと言っている。」
そういって煙草をふかし始めました。
私は風俗面接を受けた直後です。
これは誰にも言っていません。
今日だけは正人さんに会いたくありませんでした。
私はそういう気持ちになれませんでしたが
「命令」と受け止め従うことにしました。

喫茶店の一番奥に座り日常生活の変化について
話をしました。主人と2時間程度話していたようですが
双方の気持ちを聞きたかったようでした。
結局指一本触れられることなく、私は早い時間に帰宅しました。
1時間弱で帰宅した私を見た主人はびっくりした表情をしましたが
私はそのままトイレに入りました。
正人さんに抱いてもらえなかった感情が沸々と沸きはじめ
悔しさ・虚しさ・寂しさが入り混じった感情の中
私はクリトリスに指が進んでいました。
悲しい事に、感度が上がるにつれ頭に浮かんできたのは
昼間に講習を受けた風俗店長の顔です。
そう、数時間前に私のオマンコを舐めていたあの店長さんでした。
私は次の日からパートと言って3時間のソープ嬢勤務を始めました。
勤務は約4か月続きましたがその間正人さんと交わることはありませんでした。
ただ、店長さんとは恐らく20回はSEXしたと思います。
30代後半の店長でしたが、テクニックは最高でした。
本当に愛の無い、感度良好の情交でした。
4か月目には店長に心も依存し始めていたと思います。
本人は気が付かないものですが、いつの間にか夜は晩酌し
化粧も濃くなり、44歳にして初めて煙草を吸いました。
知っている人が見れば、急な変化は分かったと思います。

長女が大学を卒業し、季節は春を過ぎていました。
主人は社長ではありませんでしたが、以前一緒に働いていた
仲間のリーダー的な存在でした。チームワークが整えば
意外と業績回復も早いもので、トラブルから半年で
月間黒字になるまでになっていました。
今思えば、主人はお坊ちゃんだったのだと思います。
自身では判断できない弱さが、一度会社を手放し
再びリーダー的存在になった事によって成長したのかと・・・。
それからすぐ、関西圏の企業に吸収合併されるのでした。

私が風俗嬢をしている間に状況は相当変化していました。
会社の合併が行われ、それに一番尽力したのは正人さんでした。
自ら会社の株40%を買い、投資家の伝手で一番いい条件で
引き受けてくれる先を探してくれていたのです。
負債が少なかった会社はすぐにいくつかの企業が手を
上げてくれたそうでした。
合併条件に主人の会社の全役員は総退陣
主人は新会社で部長職を得られることになりました。
それを知らない私は、あの日もそれとわかるような格好で
ソープに出勤していました。
その日2人目のお客様を迎えました。
部屋に入り雑談をしていると、お客様が私をじっと見ます。
「もしかして●●さんの奥さんですか?」
私は一気に血の気が引いていきました。
その表情でバレたのでしょう。
その後は何も言われずご奉仕させて頂きましたが
ぎこちない感じだったと思います。
逆にお客様は興奮したようで、ゴム無し挿入を懇願されましたが
「お店のルールで」で押し通し難を逃れました。
ただ、その2日後そのお客様が自宅に現れました。
主人と飲んでその勢いで「●●さんの家で飲みましょうよ」と
言われ気分を良くした主人が連れてきました。
長い時間居座ったと思います。
恐らく隙あれば私を抱くつもりだったのでしょう。
主人がトイレや煙草で席を外した時、胸をもまれ
キスをされ、ショーツを脱がされオマンコに指を入れられました。
しかし『酒だけは』強かった主人を寝せませんでした。
断念したお客様は「奥さんまたお相手よろしく!」と言って
帰って行きました。
私は次の日で風俗嬢を辞めました。

そして、それから数日後に会社吸収合併の話を主人から聞く事になるのです。

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