2026/08/02 18:54:59
(uArb81y6)
「…。」
その表情、瞳の奥に燻る欲求、名残惜しさ。
この数時間程度の時間で変化する由真の内に秘める性欲に、男は歓喜したいほどに高ぶっていた。
射精直後というに、男の股間は固さを維持。
とはいえ、怒張していた数分前にはやや劣る。
それはやはり年齢的な物もあるか、しかし、唯一性、優越感からやや萎えを見せた竿が再びその首を持ち上げていく。
その頃にはもう、挿入を強請るような言葉が自然とその唇が紡いでいる。
直前で夫の存在を口にしていながらも、そんな言葉が当たり前のように出てくるあたり、完全に由真の心身を掌握しているとさえ言えそうだった。
手元にあったメモ用紙を取り、さっと何かを記入すると手渡す男。
「ここに私の連絡先を書いておいた。
帰ったら彼をセックスに誘うんだ…。
断られるか、満足できなければ、連絡してくるといい。
今の発情気味の君の誘いを受け切れない、あるいは簡単に果てるほど欲情した君ですら満足させられないとなれば…。」
ちらっと眠りこけた新木に視線を向け、
「彼に、少なくとも君の身体を満たす能力は足りない…ということになる。
満たされなければ、君自身の手で慰めた後…。
改めてその感想、感じたことを私に伝えてくるといい。
時間を設けよう、今度は彼の労いではなく、君の身体を…労うためにね…由真。
その為には、彼には悟られてはいけないよ…。」
優しく撫でるように髪に触れ、男は薄く笑みを浮かべそう話すと、自身も衣服を整える。
程なくすると、新木は目を覚ましバツが悪そうに詫びの言葉を口にしながら、家路につく運びとなった。