よかったですね。ボクの出番がなかったのも、病気が軽く済んだからでして
不幸中の幸いとすべきですね。
　商売っ気をだした言い方になりますが(気にせずに聞き流して下さいね)、
「倒れた」という表現からは９割方、脳卒中といえますね。心臓発作の場合
もありえますが、屈み込んだりする形が多いでしょう。知ったかぶった顔を
するのがイヤで黙ってましたが、もう説明を聞いたでしょうから、いまさら
ボクが聞いたようなセリフを並べても平気で聞いてくれるよネ、エヘ。
　脳卒中の三タイプのうち、直後にでも手術に踏み切るのはくも膜下出血の
場合です。原因となったのが脳動静脈奇形ですから、これをクリップして、
次の発作を防止できるわけです。奇形があっても、無症状なのでこのような
発作を起こしてはじめて見つかることが多いんです。まれには何かの検査で
たまたま発見されることもありますが、きわめてまれ。
　ボク個人としては、２０年か後には軽い脳梗塞発作後にも、血管再新生を
促すような小規模の手術が出来てくるんじゃないか、ってひそやかな期待を
持って眺めています。いま話題の万能細胞の実用的研究の先にある夢です。
ああいう研究って、火が着くように進むときもあるから数年で始まっちゃう
なんてこともあるかも知れない。燎原の火、というイメージかな。
　とまァ、夢みたいな話は棚上げして、ゆかりさんママに話を戻すと、今回
もし何の脳神経学的後遺症も残ってないのであれば、単に「不幸中の幸い」
どころか、めっけものと言うべき幸運です。なぜというと、説明したように
病的な出血イベントでも起こさぬ限り、先ず発見されないからなんです。
　勝手な専門的見方から、今宵はひとりで杯を傾けようかナ。伝言ですが、
明日はいろこい抜きの一泊予定ですので、次便は明後日の夜になります。

主治医やナースに尋ねたいけど気兼ねして・・といった気持ちをもつことが
もしも少しでもあれば（整理しなくていいから）書いてみて下さい。
　順序が反対ですが、その後いかがでしょうか。自分のことになりますが、
若いときは道を誤ったような気で辛い気分も味わったけど、この道に入って
本当によかったと思っています。自分も仕事で愉しんでるけど、それと別に
友人や親戚の相談になにくれとなく応じてやれることです。同業の悪口を、
といわれそうで口幅ったいのですが、弱者の側に一緒になって考えてみると
現実の医療機関や、そっちの従事者ってのはホントに思いやりに欠けてる、
と感じる瞬間があります。
　あまりにも遠い存在でしょうが、少しでも役立てればって気持ちです。

読みました。心配ですね。ボクも実はそっち関係でして、できれば少しでも
知りたい気持ちが一杯です。直接にお役に立てる手立てはなさそうですが、
「まずは少しでも」の気持ちがあります。お汲み取り下さいますよう。
　ボクの方、ゆうべはクマちゃん予定が臨時に入って、書けませんでした。
本日は「赤とんぼ」メモを渡しがてら実技研修の予定ですから、これも翌日
になってのレポートになります。研修といっても、ボクとしては見せて頂く
だけですが、エヘヘ。じゃ

しばらく続いた秋晴れも今日ぐらいが最後、という感じですね。ボクは軟弱
ですから、ごく弱くですけど、もう床暖房を夜間は入れています。まあ昼は
赤とんぼがちらほらしてますし、けさ窓ガラスに張り付いてたカエルさんは
お腹をパンパンに膨らませてました。カエルだったらかわいく感じるくせに
蜘蛛のでかい陰が東側の障子に映ってると小憎らしく感じるのだからボクは
けっこうエコヒイキの強い人間みたいです、エヘヘ。
　有段者カノジョに渡すべき「赤とんぼ」メモ、やっと取り掛かりました。
金曜日にはいちおう出来上がらせなくっちゃ。もっとも、盗用しちゃおうと
読み直してみたら、ゆかりさん宛の原稿がけっこうよく書けてるので、あと
ちょこっと付足せば、あんまりボクとしては遜色ないのができそうですよ。
いかにボクがあなたに入れ込んでたか、の証拠みたいに見えました、ハハ。
　ついでにチンポの話の中断ぶりも気になりました。あすにでもネ。