午前10時　当該人　外出、尾行開始
マンションエントランスを出る恭子の映像
この日は、オフホワイトのノースリーブのトップスにベージュタイトスカート、黒ストッキングにお気に入りのレッドソールの黒のピンヒールパンプスでした。
少し大人しい感じでした。下に身につけたランジェリーとのギャップ差を計算したコーデなのか？
探偵B「当該人出て来ました」
探偵H「こっち来ないな」
恭子はタクシー乗車時の大通り方向ではなく、スーパーなどがある駅前方面への近道である方向へ歩いて行きます。
探偵H「よし、行こう」
Hが車を降り恭子の後をつけます。
午前10時10分　当該人　●×線△□駅到着
恭子は、最寄駅に行きました。自宅から近いですが、タクシーで行った駅とは違い、急行が停まらない駅です。
午前10時18分　当該人　●×線△□駅より○◎方面へ準急乗車
30分間隔の準急がタイミング良く来たところを見ると、恭子は時刻を調べて来たみたいでした。
恭子は、中央部の座席のドア横に座りメイクを始めました。イチからと言うわけではないのでメイク直しのようでした。入念なチェックをしているところを見ると男に会う可能性が高いと私はこの時に思いました。
メイクが完了すると、バックからスマホを取り出し、イヤホンを耳にはめ、音楽を聴きながらLINEかメールをしている様でした。
それが終わると、ネットサーフィンをしているようでした。
午前10時38分　当該人　●×線×□駅下車
恭子が準急を下車しました。ここは急行が停車する駅です。
探偵たちも下車します。
恭子は腕時計と駅時刻表を交互に見ていました。
駅アナウス「◎○方面▼▲経由◇■行急行が到着します。白線の内側にお下がりください」
やはり恭子は急行に乗り換えるようでした。
午前10時40分　当該人　◎○方面▼▲経由◇■行急行へ乗り換え
恭子は急行に乗車しました。探偵たちも乗車しましたが、準急に比べ乗車人数が少ない感じでした。
探偵たちは、恭子が乗車した車両の前後の別車両にわかれ監視していました。
午前10時50分　当該人　■△○駅下車
恭子が降りた駅は超定番デートスポットとして有名なエリアの最寄り駅でした。
探偵B「ここか～。男と待ち合わせで決まりですね」
探偵H「断言できないけど可能性大かな？」
慎重な探偵Aとは違うタイプみたいですが、私もそう思うのも仕方ないと思いました。
恭子はホームから超定番デートスポットエリア方向の駅改札口へ向かいながらスマホで通話していました。
恭子はスマホで通話を終えると少し早歩きぎみになり、改札を出るとコンコースを歩き、有名待ち合わせスポットで立ち止まり辺りを見回しました。
やがて恭子は、柱の1本を背にして立ちました。
探偵H「俺が向こうに回るから、Bさんこっちでお願いします」
探偵B「了解」
恭子を挟む形で監視していました。
後で聞いたことですが、この方が恭子がどちらの方向へ歩き出したとしても距離が取れるということと、どちらからでも待ち合わせの人物が近づいて来るのを早く見つけられるのだそうです。

続く

投稿途中で先ほどアップしてしまい、御見苦しくなりましたことをお詫びします。
こちらが全文です。

某日、私は有給休暇を取得し、探偵社の事務所を訪問していました。
この日は、フラワーアレンジメント教室終了後の映像報告もありましたが、元々、その前週の調査報告書を受け取る日でもありました。
しかし、恭子に不倫を言い逃れされない為に、その不貞行為が、その時だけでなく、一定期間連続していたことを証明しようと恭子の身辺調査も続行されていました。
私は、恭子には有給休暇の事は言わずに出勤する振りをして探偵社の事務所へ来ていました。

私が探偵事務所に居た頃、のちの報告書では次の様なことになっていました。

○月○日（調査22日目）
午前8時　依頼人、娘と出勤、当該人　自宅玄関で見送り
私が娘と一緒に出勤するのを玄関先で見送る映像
午前8時15分　当該人エントランス横ゴミステーションへ普通ゴミ及びリサイクルゴミ出し
恭子が普通ゴミ以外に週１回のペットボトル・アルミ缶のリサイクルゴミをきちんと分別している映像
堅実な家事は正にザ・主婦の姿でした。
午前9時10分　当該人　自室べランダにて洗濯物干し
堅実な家事は正にザ・主婦の顔でした。
しかし、いつもより家事のペースが早いです。この事に探偵たちも気づいた様でした。
探偵H「やってることはいつもと同じだけど、ちょっと早くないか？」
探偵B「そうですね。1時間は早いですね」
探偵H「動きがあるかもしれないな」
探偵I「当該人、自室カーテン閉めました」
恭子がベランダに面した部屋の白いレースのカーテンを閉める映像
洗濯物で見えにくかった室内が更に見えにくくなりました。
探偵H「了解、中は見える？」
探偵I「洗濯物が邪魔ですね・・・角度変えたら・・・」
カメラを右方向へ移動しているようで、画面が右へ動いて行きます。
探偵I「あ～、洗濯物の隙間から人の気配はわかりますね」
洗濯物と洗濯物の間から白いレースカーテン越しに恭子らしき女のシルエットが見えました。
探偵H「了解、その角度で監視」
探偵I「了解」
室内を動き回っているのか恭子のシルエットは見えたり見えなくなったりしていました。
探偵Ｉ「当該人、ベランダ窓開放」
しばらくして恭子が白いレースのカーテンの境を手で分け、ベランダのアルミサッシ製ガラス戸を開けました。
ベランダに出るのか？と思われたのですが、ガラス戸を開けただけで、室内奥へ消えました。
探偵H「窓開けただけ？」
探偵I「そうです。ベランダの窓を開けただけで、室内に戻りました」
探偵H「了解、で、当該人は見えてますか？」
探偵I「室内奥へ行ったため確認できず」
探偵H「了解、動きあれば報告よろしくお願いします」
探偵I「了解」
約20分後
探偵I「当該人確認、バスタオル姿です」
恭子が髪の毛を束ね、バスタオルを身体に巻き付けた姿で室内奥から現れる映像
探偵H「バスタオル？今までになかった動きですね」
探偵I「当該人、室内奥へ移動」
恭子が室内へ消えます。
探偵H「了解、監視続行して下さい」
探偵I「了解」
約5分後
探偵I「当該人確認、下着着用」
恭子が再び白いレースカーテン越しに現れました。
恭子はバスタオルを巻いてませんでした。裸？と思った瞬間でした。
強風が吹いたのか洗濯物が大きく揺れ、白いレースカーテンがふわりと捲り上がりました。
裸に思えた恭子は、ランジェリーを身につけていました。
恭子が風を遮るためにベランダガラス戸を閉めようとしますが、白いレースカーテンが風に煽られ邪魔になったみたいで、恭子は白いレースカーテンを大きく開けました。
そのため恭子のランジェリー姿がはっきりとしました。
一瞬でしたが、恭子の薄い茶の乳首が見えました。いつか恭子がランジェリーBOXに隠していたのを発見した時に見たカップレスブラの様でした。
恭子が後ろ向きなると、奥へ消える前のこれもまた一瞬でしたが見え、下に履いているのがTバックであることがわかりました。
恭子が奥から戻って来ると、ガーターベルトが身につけられていました。そして、片足をベッドに上げストッキングを穿き出しました。
探偵I「当該人セクシーなランジェリー類なので外出の可能性大！」
Iが少し上ずった声で報告しました。
探偵H「了解、各自スタンバイ」
探偵たち「了解！」

続く

某日、私は有給休暇を取得し、探偵社の事務所を訪問していました。
この日は、フラワーアレンジメント教室終了後の映像報告もありましたが、元々、その前週の調査報告書を受け取る日でもありました。
しかし、恭子に不倫を言い逃れされない為に、その不貞行為が、その時だけでなく、一定期間連続していたことを証明しようと恭子の身辺調査も続行されていました。
私は、恭子には有給休暇の事は言わずに出勤する振りをして探偵社の事務所へ来ていました。

○月○日（調査22日目）
午前8時　依頼人、娘と出勤、当該人　自宅玄関で見送り
私が娘と一緒に出勤するのを玄関先で見送る映像
午前8時15分　当該人エントランス横ゴミステーションへ普通ゴミ及びリサイクルゴミ出し
恭子が普通ゴミ以外に週１回のペットボトル・アルミ缶のリサイクルゴミをきちんと分別している映像
堅実な家事は正にザ・主婦の姿でした。
午前9時

○月○日（調査18日目）
前回は、花屋店員の再訪問がなく空振りに終わったフラワーアレンジメント教室の日です。
午前中私の出勤後に、いつものように家事を済ませていく恭子の映像がありました。

午後1時～午後2時　当該人他関係者に異常行動なし
午後になると、共用ルームにフラワーアレンジメント教室の準備をし、生徒さんたちがやって来る様子が映ってました。
その中には、花屋店員が教材用の花も運び入れる様子も含まれていました。
ここまではいつも通りでした。
いつもと違うのは、前回と同じく、女性探偵Gさんが再び潜入調査をすることでした。

午後3時　当該人利用中共用ルームより生徒退室
フラワーアレンジメント教室が終了して、生徒さんたちと女性探偵Gさんも共用ルームから出て来ました。

午後3時15分～午後4時45分　
当該人利用中共用ルームへ（花屋名）男性店員１名　入室
花屋店員がこの日は、再訪問しました。

午後5時　当該人利用中共用ルームより退室
恭子が管理人に共用ルームの鍵を返して帰宅しました。

午後5時15分　女性生徒1名（探偵G）　管理人室訪問
午後5時20分　共用ルームへ女性生徒、管理人と入室
午後5時30分　女性生徒1名共用ルームより退出
探偵Gが予定通りペン型スパイカメラを回収したようでした。

そして、私は探偵Aからスパイカメラの映像の結果を得られたとの報告を受けたのでした。

続く