今日子さんには、このナンパの事を私が知っている事は嫁に内緒にしておくように
お願いしておきました。　そんな事を知らない振りをして嫁にメールを送りました。
私「楽しんでる？」　直ぐに返事は帰ってきませんでした。
嫁「うん。今日子も今日はテンション高いよ」
私「帰る時、また連絡して」
嫁「分かった」
しばたくして、今日子さんからは電話がかかってきました。
今「もしもし、今お手洗いに行くって部屋を出てきたの。　相手は、嘘かもしれないけど33歳と32歳の
先輩と後輩の関係みたい。二人で、出張だって。　二人とも独身らしい。」
私「それで今日子さん達の事は、どんな紹介をしてるの？」
今「私達も独身って言っちゃった。　独身は、バツイチの私だけだけどね。」
私「まぁーそれはいいとして、どんな状態？」
今「それが、言いにくいのだけど、チョットだけエロトークとお触り的な事が。　私は、いいけど奈津美は私が守るから」
私「奈津美は、大丈夫？」
今「楽しく話してるけど、少しお酒も飲んでるからガードが甘くなってる。　奈津美を一人にしてるから部屋に戻るね。
　　また連絡するよ。
私「分かった。連絡してね」
軽く、触れている。その話を聞いて、興奮していました。　早く次の連絡が欲しい気持ちでした。
流石の私も嫁の事が気になりメールを入れましたが、返事は帰ってきません。

12月5日（金）の夜、いつもの様に家に帰りました。
まだ嫁達は帰っていません。一旦私から連絡を入れました。
私「今帰って来たから」
嫁「おかえりなさい。　もう帰ろうか？」
私「いいよ心配しなくて。　今日子さんも一緒だろ」
嫁「うん。一緒だよ」
私「今日子さんに悪いから付き合ってあげなよ」
嫁「分かった」
私「ところで、今日は飲んでるの？」
嫁「少しだけね」
私「了解。ほどほどにね」
嫁「うん」
私「また、連絡して」
嫁「分かりました」
そんな、会話をしました。　私もシャワーを浴び一人でビールを飲みくつろいでいました。
今日子さんから連絡が入りました。　嫁と連絡を取って1時間程してからだったと思います。
時間にすると、23時は回っていたはずです。
今「今、奈津美とお店出たらナンパされちゃって、カラオケに行こうと…。行ったらダメよね？」
私「ナンパ？それで、奈津美はどうなの？」
今「よく分からないよ。　私次第って感じかな。」
私「相手は？」
今「相手も二人なの。やめた方がいいよね？」
私「どんな人？」
今「話では、出張で来てるらしく、あまりこの近くの事は知らないみたい」
私「そうなの。　若い人？」
今「どうだろ？私たちと同じか、少し上かな？二人とも近い年齢と思う」
私「今日子さんは、行きたいの？」
今「できれば、行っても楽しいかなと…」
私「それなら条件があるけど、相手の人の事が分かったら定期的に連絡くれる？」
今「分かった。分かった。相手も待っているから一旦行くね。ありがとう」
そう言って、ナンパの誘いに乗った二人でした。　ここにきてナンパか！　
私は、出張に行ってもナンパという事自体縁のないといいますか、勇気もなく出来ない
男です。　そんな男が羨ましい限りです。　それと、ナンパをさてた嫁達も大したものです。

今日子さんからの連絡は、おの玩具を手に入れてからは満足しているとの事です。
しかし、あの日の事が忘れられないとも告白してもらいました。
どんな事をしたのかは、今日子さんの口からは告白されていませんが、出来ることなら
また経験してみたい的な話があります。
そんな関係でですが、出張から帰宅の繰り返しを数週間した時でした今日子さんから連絡がはいりました。
もう12月になっていました。確か、12月の第一週目の12月4日（木）でした。
今「明日、奈津美とお出かけしますよ。明日、帰って来るんでしょ？」
私「やっと外出ですか。　明日は帰りますが大丈夫ですよ」
今「それなら奈津美が飲んじゃって前みたくなっても安心だね」
私「安心と言うか、なるべくは普通でお願いね」
今「それじゃーOKだね？　多分、奈津美からも連絡あると思うけど、今の話だとまだ奈津美からは連絡ないようだね」
私「また連絡あったら、聞いていない事にして奈津美とは話をするよ」　嫁からは、まだ聞いていないはずです。今日子さんから
連絡があったのは、お昼休みも過ぎて少ししてからでしたか。多分、奈津美と昼にでも連絡を取って決まったばかりでしょう。
夜になり、いつもように嫁と連絡を取っている時に嫁から話がありました。　私は、簡単に承諾しました。
私「その日は、帰るけど気にしないで遊んでおいで」
嫁「ありがとう。なるべく早く帰るから」
私「もう明日のことだろ。今日子さんにも気を使わせたら悪いから心配ないからゆっくりしておいで」
嫁「ありがとう」
私「また明日、都合見て連絡するよ。今日はお休み」
そう言って、明日が来るのを楽しみにしました。
嫁との会話も終わったころ今日子さんから連絡が入りました。
嫁が、明日の事を今日子さんに連絡をしたみたいです。
今「明日は、大丈夫だって奈津美から連絡あったよ。」
私「明日は、頼みます」
今「任せておいて。色々と隆さんにはお世話になっているから」
今日子さんから、そんな風に言われて恐縮しました。　
お世話なんて…。実は、あれは私なんですから。私の方が、「ありがとう」と
言わなくてはいけませんよね。　結局、今日子さんはまだあの日の事を私だとは
気付いていないのが改めて確認できました。