2026/10/07 23:27:00
(x/YdjZpW)
受付で署長・副署長の挨拶を軽く受けた後応接室へ通される黒瀬と青山
応接室のソファに座ると、改めて署長・副署長が
署長「私、翠ヶ丘警察署の署長を務めさせていただいている○○と申します。
こちらに控えているのが副署長の□□です。」
署長がそう言って名刺を渡すと、副署長も一言添えてから名刺を渡す。
渡されたその名刺を目の前のテーブルに置く黒瀬と青山
署長「あ、あのそれで…今日はわざわざ本庁からどのようなご用件で?」
「いえ、先月から各警察署を回らせていただいてておりまして…」
その時悠木巡査がお茶を持って入室してくる。
お茶が各自に配膳されるまで、しばしの沈黙。
悠木巡査が副署長にお茶を配膳したときに、副署長が結城巡査のお尻にタッチ
したことを青山は目敏く見ている。
悠木巡査が退室すると、今見たことを黒瀬に耳打ちする青山。
それを聞き軽く頷いた黒瀬は続けて口を開く。
「各警察署の検挙率を拝見いたしますと、こちら翠ヶ丘警察署はダントツに悪く
なっておりまして…その原因を調べたいと思って伺わせていただきました。」
署長「あ…あのそれでは査察でいらっしゃったと…」
「いえ、まだ視察という名目ですが…何か隠し事をなされた時には、視察が査察に
変わる可能性がありますので、ご承知おきを。」
署長「は…はい。。」
黒瀬の圧倒的な圧、青山の鋭い眼光に内心恐れおののいている署長と副署長。
「先程こちらに着いてから、ここに通されるまで、いやここに通されてからも
何点か問題と思われる点が見受けられましたが、署長はその問題点をご自身で
理解なさってますか?」
署長「(何て答えればいい?分からないって言えば無能って自分から言ってる
ようなものだし、分かってると言えばならどうして直さないって言われそうだし。)」
副署長「(やばいな…さっき悠木君のケツをいつもの癖で触ってしまったところを
見られてしまったかな。)」
「いかがなされましたか??答えられないなら私から言いますが。」
署長・副署長「……」
「一言で言ってこの署の規律は緩み切っています。その緩みが検挙率の低さにも
影響を及ぼしているのではないでしょうか。」
黒瀬の言葉を引き継ぐように今度は青山が口を開く。
青山「先ず第一に受付に婦警を一人で立たせていること。受付に立たせるための
人員用の予算は別途支給されているはずです。」
その後も気が付いたことを、話していく青山。
その中には先程の、副署長から悠木巡査に対するセクハラ行為も含まれていた。
「ということで、今視察はここから査察の改めさせていただきます。」
宣言するように言った黒木続けて
「先ずは署員からの聞き取りから始めましょう。手始めに先程受付にいた婦警から
続いて、そうですね……交番勤務という警官を。聞き取りが終わるまで、この部屋を
使わせていただきますが、何か問題はございますか?」
聞いているようで、その実有無を言わさないような強い口調