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共有される女

投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
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2026/04/05 21:46:54 (q1e1YjXi)
通りが見渡せるカフェの窓際の席

カップルらしき男女が語らい合っている。
「〇〇ちゃん今日は遅くまで引っ張りまわしてごめんね。疲れちゃった?
遅くなっちゃうからそろそろ帰ろうか。親御さんも心配するだろうし…」
テーブルの上に置いてあった伝票を掴んで立ち上がる海斗は、そのままレジに向かい会計を済ませ、〇〇に振り返り、
「じゃあ行こう。」
帰り道の途中暗がりもあったが、海斗は〇〇の手さえも握ろうとはしなかった。
「〇〇ちゃん、今度の土曜日で付き合いだして半年だよね。土曜日はお互い少し早起きして□□ランドに行こうよ。」

〇〇と別れて帰る途上海斗のスマホが着信を示す。
それは会社の上司から土曜日出勤を厳命する電話であった。

「土曜日出勤かぁ…折角の休みだってのに面倒くさいなぁ……」
上司のあまりの剣幕に「わかりました。」と答えてしまった海斗。
しばらくして、〇〇との記念日デートの約束を思い出す。

「しまった……土曜日は〇〇ちゃんとデートの約束したんだった…
今更上司に断りの電話入れられないし、〇〇ちゃんすごく楽しみにしてたみたいだったし…どうしよう…」


その日の夜宙斗のマンション

海斗「宙お願いだから、土曜日俺の身代わりでデート行ってくれよ。
俺その日急遽出勤になっちゃって。〇〇ちゃん凄く楽しみにしてて……
頼むからさ…中止とか言って〇〇ちゃんを悲しませたくないんだ。」
宙斗「悲しませたくないって、お前…
〇〇ちゃんって、この前写真見せてくれた可愛い娘(こ)だろ。
海お前、自分の彼女が兄弟とはいえ他の男とデートしてても平気なのか?」
海斗「平気…ってわけじゃないけど……悲しませるよりはましだろ。」
宙斗「分かったよ、行ってやる。でも何があっても後で文句言うなよ(笑)」
海斗「分かった。助かったぁ…恩に着るよ宙。何があってもって何もないだろうし(笑)」
宙斗「で、どこに連れてく予定とかは話してあるのか?」
海斗「少し早起きして□□ランドに行こうって…細かい話は電話でって」
宙斗「□□ランドねぇ…成程。約束はお前と電話でするんだよな。
逐一こっちに連絡してくれるってことか。
お前が彼女の事なんて呼んでるのか、彼女との仲はどれくらいまで進んでるのか、色々と教えてくれ。」
海斗「なんでそんなこと必要なんだよ。」
宙斗「お前馬鹿か…知ってないと話し合わなくなるだろうが。
最悪俺が替え玉で来たって事、彼女にばれるぞ。そしたら、振られるなお前(笑)」
海斗「そ…そうか、そうだよな……振られるのは嫌だし、分かった話すよ。」

--------------------------------------------------

海斗の彼女を宙斗が寝取り、最終的に双子兄弟共有の女にされる(する)イメです。
以前ここで遊んだ〇〇さん、お待ちしてます。

宙斗・海斗:35歳の双子の兄弟。
      身長体重は共に176cm・75kg。
宙斗:S・寝取り癖有・観察深く気遣いができる(マメ)
海斗:M・自覚なしだが寝取られ癖有・鈍感で自己中

二人を外見で見分けるのは困難。
見分ける方法は性格的なものが一番だが、異性との付き合いが浅い〇〇にはまだ無理なこと

宙斗と海斗のマンションは向かい合っており、それぞれ最上階の角部屋。
それぞれの部屋から、それぞれの部屋が見える位置関係に建っていた。

 
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30
投稿者:**** 2026/04/17 12:35:13(****)
投稿削除済み
29
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/17 11:01:44    (ivTBqH.Q)
右耳にイヤホンを着けられそこから流れる音声、宙斗と海斗のやり取りに耳を疑い驚きの表情を見せ深々と頭を下げる宙斗を見つめる。
(え?え?海斗さんの身代わりでお兄さんの宙斗さん…?
……そうだよ、私、ランドで宙斗さんとキスしちゃった…、コレって浮気?
だけど私は宙斗さんを海斗さんと思ってたわけで……。)

沈黙の時間が暫く流れる、その間、莉奈は落ち着くためかカカオフィズを何回も口にするとグラスの中が無くなる。
バーテンダーは何も言わずカカオフィズとミネラルウォーターを莉奈の前に置く。
そのグラスと手に取り落ち着くために交互に飲んでいく。
「宙斗さん、すみません…。」

何の謝罪なのか…。

「もし私に妹が居たとしたらやはり恋人に興味が有りますしそれは理解出来ます。
ただ…仕事が忙しいからと……、入れ替わってまでデートとは思いません。
海斗さんが仕事の都合でキャンセルになってしまっても後日にするくらいの臨機応変さはあります。
……お兄さまなら海斗さんの性格を解った上で入れ替わり……、仕方無しに入れ替わったんですよね?
謝罪は一度保留にさせて下さい、騙されたとは言え私…浮気しちゃったんですよね…。
海斗さんは私が他の男性とデーとしてもいいと思ってたと言うことですよね……?」
誰にその疑問を投げかけたのか[他の男性と…]グルグル頭の中で回っている。

話を耳端で聞いていたであろうバーテンダーがオーナーに耳打ちをしてから…
バーテンダー「このカクテルをお飲みになられたら本日はお帰りください、岡田様も宜しいですね?」

宙斗にはもう一杯のウィスキーと莉奈には甘い甘いカクテル、アレキサンダーを差し出す。
「頂きます……、甘くておいしい…。」

サクレと共に飲食する莉奈、宙斗から顔を見えないように横を向く。
(泣いちゃダメ、泣いちゃ…。)

甘くてアルコール度数の高いカクテルを飲み……フラッする。
カクテルのせいか海斗の行動のせいか…目が潤んでいる。
宙斗を見ると莉奈はその気はないが一般的にはこのまま…何処かへと言った目だった。

(あれ?私、さっき宙斗さんに告白…されてる?好きと言われただけだよね?わかんないよ…。
見分けもつかないほど海斗さんのことちゃんと見てなかったんだ…。
好きの気持ちは…、恋がしたかったから?男性とお付き合いしたかったから?)
いつもよりアルコール度数が高いお酒、会計も忘れrifugio segretoを出るとターミナル駅まで………。
言葉ない、無言のまま、手も繋がないが宙斗は莉奈を歩道側を歩かせ見守っている。

「ここでだいじょうぶです……。」
そう言い改札口に入ろうとすると海斗を見掛ける、その隣には海斗と背の高さは殆ど変わらないグラマラスな美人な女性と密着しネオンのあるオトナの休憩施設、宿泊施設方面へ。
「海斗さん……、あの女性は?宙斗さん…、私追い掛けます。」

宙斗も着いて来てくれて宙斗、莉奈に気付かずその施設へ入っていく海斗とグラマラス美人女性。
二人が入ったその施設は満室と表示された。
宙斗に支えられその場に立ち尽くす莉奈だったが…、酔っていたせいか海斗に騙されてたせいなのか……。
宙斗の手を取りその隣の古びた施設へと入っていこうとする。
「わたし、みりょくないですか?」

明らかに酔っている莉奈。
過保護の莉奈の家、ここでそこに入ったらどうなるか…。

−−−rifugio segreto、閉店後−−−
長野(オーナー)「今日、…昨日、宙斗くんの連れ唆られないか?」
森田(バーテンダー)「はい、…見てたいですね……。」
長野「あぁ、目の前で見たいな…。」
何を見たいのか?
言わずとも二人とも女性の恥じらいを…、同じ趣味、性癖。

長野「岡田様がこの店に連れてくる女性、初めてだよ。」
森田「はい、…カップルの女性を…。」
長野「それは言うな。」
森田「無粋でしたね…。」
今後のことを思うふたり。

−−−オトナの施設−−−
海斗「疲れマラなのか、最近勃起してしかたないんだよ。」
「そうなの?まぁ、私も溜まってるし構わないけど…、シャワー浴びてくるわ。」
女性がシャワーを浴びている間、テレビを点けあのチャンネルに合わせる奇しくもまた兄に彼女が寝取られるバージョン。
女優は一緒、莉奈には全く似てない。
「そんなのに興味あるの?その娘、胸あまりないじゃない?
私くらいあれば余裕で挟めるわよ。」

そう海斗、実は隠れ巨乳フェチだった、莉奈の胸も小さくはないが海斗には物足りなさがあった。
「アナタもシャワーしてきたら?」
海斗「あぁ……。」
(オカダさんの話の通り見た目はそっくりね、アッチの方はどうかしら?疲れマラとか言ってたから楽しめるかな~?
しかしいいバイトよね、好きなエッチは出来る、オカダさんと同じ顔で好み。
それで◯万円はいいバイトよ。)
28
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/16 21:50:50    (Qs0938Rr)
「(やはり薄々でもおかしいって思うよな…海斗には悪いが、このままこの娘(こ)のことを騙し続けるの気が引ける……)
莉奈ちゃんこれ聞いてくれる。」
そう言うと、自分の右耳から右耳用のイヤホンを外し莉奈の右耳に差し入れて、
スマホに保存してあったボイスメモのファイルを再生する宙斗。

【宙お願いだから、土曜日俺の身代わりでデート行ってくれよ~】
と流れ始める海斗の声。それと会話している自身(宙斗)の声も。
莉奈の顔がみるみる内に険しくなってくる。
「そして、もう一つのファイルがこれ…」
【宙。やっぱりだった、今すぐ来てくれ、酔いどれ酒場、サカモトって居酒屋。
お前も知ってるだろ~】
「莉奈ちゃんいや永瀬莉奈さんって言った方がいいよな。
君の[居酒屋へ向かう時と電話が終わった後、別人のような気がして…。]
っていう感想間違いじゃないんだ。俺岡田海斗の双子の兄、宙斗って言います。
海斗の奴仕事で大きいミスしたみたいで、今も会社で仕事してるはずです。」

そう言ってから、一息つくと続けて
「最初は俺も永瀬さんのこと騙すのはって思ったんだけど、弟の彼女がどんな女性なのかという好奇心に負けて、身代わりになることを受けてしまいました。」
ウイスキーで喉を湿らせてから尚も続ける宙斗。
「それにランドではキスまでしてしまって……言い訳になっちゃうけど、土曜日一日永瀬さん君と行動ともにしてて、俺永瀬莉奈さんという女性を好きになってしまって…今日は騙していた事を告白するために、そして謝罪するために来ました。
こうして謝っても許してもらえるとは思ってないけど、ごめんなさい。」
莉奈の横で深く首を垂れる宙斗。
「土曜日永瀬さんの事家まで送って、上がっていきなさいって言われたとき逃げるようにして帰ったのは、俺は海斗じゃない騙してるんだって負い目があったからなんだ…」
頭を下げながら話す宙斗。



27
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/16 15:00:07    (qWE6yNNZ)
”rifugio segreto(リフージョ セグレート)”の扉が開き席に案内される。
お店の名前は海斗基、宙斗に教えてもらった、意味も……。
「イタリア語なんですね!秘密の隠れ家、素敵です!
店員さんもウェイターさんとバーテンダーさんのふたりだけというのも隠れ家に相応しいネーミングです。」

またウェイターがオーナーだと教えられる。
「海斗さん、ウィスキーお飲みになるんですね、初めて知りました。」

心地よいジャスの音。
「カカオフィズってありますか?」
バーテンダー「御座います、お作り致しますので少々お待ちくださいませ。」
オーナー(ウェイター)「◯◯さん(バーテンダー)、三組様になりましたのであと二組様までです。」
バーテンダー「畏まりました。」

オーナーからの申し送りに応えたあと莉奈のカクテルを計量しタンブラーに注ぐと炭酸水を入れ軽くステアする。
バーテンダー「お待たせいたしました、こちらカカオフィズで御座います。
飲みやすくなっておりますがアルコール度数は8%と若干高くなっております。」
「ありがとうございます、(体を捻り横顔を見ながら)海斗さん、何だか…居酒屋さんへ向かう時の海斗さんと電話が終わった後の海斗さん、別人のような気がして…。
そんな筈ありませんよね、何言ってるんだろう、私…。」

フフフッとひとり笑った後、宙斗がこちらを向き視線が重なる。
「甘くないサクレならこのカクテルと合うと思うんですよ。」

−−−永瀬家、両親−−−
父「莉奈はまだなのか?」
母「えぇ、岡田さんと食事ですって…何でも岡田さんの最寄り駅らしくて…。」
父「ハァ?!10も離れた娘を地元の駅に連れて行っただと!岡田海斗はどうしようもないヤツだな!」
母「莉奈ちゃん、初めての彼氏ですし…、おつきあいがどの様なものか解ってないと思うんですよ。
今言っても聞く耳持たないと思いますし…もう少し様子を見てあげてもとはおもうんですが…。」
父「君も歯切れが悪じゃないか!わたしと同じで賛成ではないと言うことかね?」
母「傷が浅いうちに…距離を取ってもらえたらと思っています。」
父「傷?浅い?どう言うことだ?!まさか……。」
母「いえいえ、貴方がかんがえているような関係ではないですが…、どうやら初めてのキスをしたようで…。
それ以上の関係になる前に距離を置いてもらったほうが…。」
父「莉奈が…、そうか……、そうだな!深い関係になる前に君から言ってもらえないか?
あの男は莉奈を大事にしていないと…。」
母「えぇ、貴方が出張の時にゆっくり話してみたいと思います。」
26
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/16 13:08:13    (Qs0938Rr)
ショットバー”rifugio segreto(リフージョ セグレート)”前に着き、
初見では少し分かりにくい場所に設置してあるボタンを宙斗が押すと、
確認のためか一瞬小窓が開き直ぐに閉じられて、続いてドアが開けられ、
室内の招き入れられると同時に、オーナーらしき人物の
「いらっしゃいませ、岡田様。」の声。

その室内はこじんまりとして、L型のカウンターに10脚ほどの背の高い
スツールと壁際には2組のテーブルと同様のスツール。
落ち着いたジャズが低音量で流れる、間接照明に浮かび上がるその店内には
2組ほどの先客が。
カウンターの奥、バーテンダーの背後の壁には棚が設えられ数多の酒瓶が
置かれている。
「こんばんは、〇〇さん。」
そう言いながらL型カウンターの短い側の壁際に、【莉奈ちゃん、どうぞ】
という感じで、莉奈を座らせるとその隣に腰掛ける宙斗。
「岡田様、いらっしゃいませ。」と前に来るバーテンダー。
バーテンダーに向け「〇崎のストレートダブルとサクレ、クラッカーと
チーズ盛り合わせに…」
今度は莉奈に向けて
「莉奈ちゃんは何にする?好みを言えばそれに合わせてカクテル作ってくれるし、ソフトドリンクも各種あるし。ね、〇〇さん。」
最後はバーテンダーに向けての言葉。

「岡田様……」
困ったなという感じで笑みを浮かべて返事を返すバーテンダー。
一度棚の前に戻ると、グラスにウイスキーを注ぎ宙斗の前にコースターと共に置く

宙斗はその間にスマホを操作し、スーツの内ポケットからイヤホンを取り出すと
自分の耳に差し込み何やら確認を。
莉奈が頼んだ飲み物をバーテンダーが莉奈の前に置き、二人の間にサクレ、
クラッカーとチーズ盛り合わせを置くと棚の前に戻るバーテンダー。
誰かからオーダーが入ったのであろう、バーテンダーはシェーカーに材料を入れて
振り始める。
シャカシャカ……リズムのいい音が静かな店内に、BGMのように響き始める。
25
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/15 22:47:01    (GjiO9e4b)
会計後、サワー代出してくれると言ってた…。
しかも無問題(モウマンタイ)、海斗が絶対言わなさそうなセリフ。
その国を嫌って何かと言ってるし私にもその国の人と関わるな!と言うし、でも学生時代…留学生と交流あったしたまに連絡はしてる。
(この話、海斗さんにはしてないんだよね…、隠し事してるようで嫌だけどあの国の人を悪く言うから話したくないんだよね…。)

店外に出ると「有難うございました。」礼を言う、そのまま駅にそして電車では隣り合わせに座ると朝の話。
(ずっと手を繋いでくれてたし…しかも私だと解ってたならもっと叱ってくれたと言ってけれてる…。)
「あっ、はい、ショットバーがどんな場所なんだな解りませんがそこのお店に…、海斗さんのお薦めのお店に行ってみたいです。」

ターミナル駅に着くと賑わいのある方向とは違い…◯◯方面へ。
「お酒だけじゃなくて軽食もありますよね?」

そう尋ねると甘くないサクレが美味しいと教えてくれた。
重厚そうか扉の前、宙斗がインターフォンを押すと覗き窓が開く。
24
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/13 20:36:13    (imOU7Ecd)
会計をしながら
「大将悪いね。(少し身を寄せ小声:まじ?海の奴身勝手な上偏食なのかよ。さっきの表情合点がいったよ。)今度必ず埋め合わせするからさ。」
会計を終え後ろの莉奈の方を向いて
「じゃあ、行こうか。サワー代くらい稼いでるから心配しないで。
男が少し遅くなったってモウマンタイ(無問題)大丈夫、大丈夫。
どうせやもめ暮らし、帰って寝るだけだしね。」
ICカードをタッチして改札を通りターミナル駅に向かう電車に乗り込むと、
空いていた座席に並んで腰かる。
「よければターミナルで一回降りて、駅前に□□ってショットバーがあるんだけど、
そこに行かない?ちょっと落ち着いて話したいこともあるし。」
莉奈の手を自らの腿の上に移動させ、その上から自分の手を被せさすり始める宙斗。
「莉奈ちゃんが何か食べたいなら、どこかのレストランにでもするけど…」

そう言い莉奈を見るために横を向く宙斗。
するとこちらを見ていた莉奈と目が合う。
慌てたように朝のお礼を言ってくる莉奈。
「朝…??あぁあれって、莉奈ちゃんだったんだ…大丈夫だった?
痴漢野郎を車外に追い出して直ぐ、別の移っちゃったから…
被害者が莉奈ちゃんと分かってれば、もっとこっぴどく叱っておくんだったな。
連絡くれたの?」
スマホを見て操作する振りをする宙斗。
「あっ、本当だ、仕事のメールに紛れて……
変身できなくてごめん。
(海斗の馬鹿が。返信くらいマメにしろよ。
自分は返信がないとブーブー言うくせに…)」

宙斗がスマホを仕舞うと同時に、ターミナル駅のホームに電車が滑り込んでいく。
「どうする?ショットバー付き合ってくれる?それとも食事にする?」
並んで電車から降り、ホームを歩きながら莉奈に問う宙斗。
23
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/12 23:10:51    (n0JgUija)
席を外したことを謝った…。
人参食べた…。
「お店を変えると言っても海斗さん、かなりの量注文してましたよ?
マスター(大将?)作っちゃってるんじゃないですか?」
マスター(大将?)「大丈夫だよ〜、海ちゃんが出たあと、オーダーストップしてたからさ。」

生ビールを持ってきたマスター(大将?)がそう応える。
マスター「勿体ないからこれだけは飲んで行ってよ?(小声(宙ちゃん、海ちゃん、野菜ほとんど食わないんだよ。)」

(内緒話かな?直ぐに出ちゃうからマスター、怒ってるのかな?)
そんな様子もないふたりを見て小首を傾げる莉奈。

宙斗が生ビールを全部、莉奈が生ライムサワーを半分飲んだところで席を立ち…。
(あれ?靴……、綺麗…?)
「会計はあとでお支払いしますから…、でもこれからだと海斗さん、帰り遅くなっちゃいますよ?
家の近くの駅だと居酒屋さんはあまりありませんけど大丈夫ですか?
海斗さん、ビールがお好きだからそれに前言ってましたけどカフェは料金だけ高くて勿体ないってお好きでないようでしたし
バーは……。」
(あんな店はカッコつけてるヤツが行くんだ。って言ってたんだよね……。)

支払いを済ますと手を繋いでくれた歩く速度も合わせてくれる。
(海斗さん……だよね?)

横顔を見上げるとこちらを見てくれ笑顔まで…。
「あっ!朝、有難うございました。
怖くて恥ずかしくて……、お昼に連絡したんですけど返事なかったので今日、残業なのかと思ってました。」
22
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/12 22:02:19    (EO6G4J7/)
ーーーーー居酒屋 酔いどれ酒場(笑)ーーーーー

海斗の身代わりで、宙斗が入店すると、怪訝な顔をしながら名前を呼ぼうとする大将のサカモト。
やはり外観がそっくりでも、二人と付き合いの深い人間が見れば、ちょっとした仕草等で即座に違いは分かってしまうらしい。
宙斗は急いでサカモトを指で制して、莉奈の待つ座敷の引き戸を開ける。

その音に反応して莉奈が笑みを浮かべて振り向く。
「(莉奈ちゃん可愛いよな。やはり海斗なんかには勿体ないな。ランドでは手繋ぎとキスだけで止めといたけど、俺の女になるべき女だな。)莉奈ちゃんごめんごめん、放り出しちゃって。誘ったのにこれじゃだめだよね。」
そう言った時に大将のサカモトが
「海ちゃん、ビールどうする?温くなっちゃたろ。」
と引き戸を開けながら声をかけ、分かってるからといった感じで、宙斗に軽くウインクを送って来る。
「じゃあ、冷えてるのに変えて貰おうかな。」
「いやいや変えてもらうって、お題はちゃんと、貰うよ(笑)」
「なんだよ、サービスじゃないのか(笑)、じゃあ、生一杯ね。」
そう言いながら、割られていない割り箸を割って、お通しの煮しめの人参に手を伸ばし口に放り込む宙斗。
その様子を【えっ?】ッという感じで莉奈が、【あっ!】っという感じでサカモトが見るが時すでに遅し。

宙斗を違った表情で凝視している莉奈とサカモトに、
「大将美味いよ、このお煮しめ。今度作り方教えてよ。」
と言った後、二人の表情に気が付き
「二人ともどうしたの?俺の顔に何かついてる?」
と。
「いやっ、何も。」
と一言言い残して、キッチンに戻っていくサカモトと、吃驚した表情が猜疑の表情に変わって来る莉奈。

「(どうした?俺何かやっちゃた?)」
いくら考えても分からない宙斗。それはそうだろう食べ物の好みまでは把握し合っていないのだから。
「やっぱりこんなとこまで来てもらって、疲れちゃったかな。莉奈ちゃんの家に近い方に移動しようか。」
そう言って、伝票を掴み席を立つ宙斗。
21
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/12 06:58:14    (MHr77p6d)
(海斗さん?あとでメールしよう。)
痴漢から助けてくれたのは思いもよらぬ相手、海斗(宙斗)。
周りをキョロキョロと見ても宙斗の姿は見てない。
(あとでお礼の連絡だけ入れよう…。)

そしてお昼休みに連絡。
【海斗さん、朝は有難うございました、助かりました。】

しかし返事はなかった。
(私に興味ないのかな?)

「マジ!」
スマホを見ると俺が痴漢から助けたことになってるが宙斗だ、宙斗に、宙に間違いない!
(宙も尻か胸、どさくさに混じって触ったのか?)

−−−水曜日、居酒屋酔いどれ酒場、サカモト−−−
仕事をこなし…、あっという間にが水曜日。
待ち合わせ場所、ランドとは違い時間に遅れてくる、謝罪なし、先を歩く。
(お礼を言おうと思っても並んだ話せないし居酒屋でお礼言おう。)
追いつき居酒屋へ入るとマスターに挨拶をし座敷席に入ると座って襖を閉める姿がマスターにも見える。

サカモト(海ちゃんの今度の相手は俺にも挨拶するし所作もキチンとしてるしちゃんとした家の娘なのかな?)
サカモト「海ちゃん、開けるよ〜、生と生ライムサワーね。
こっちはお通しの煮しめ。」
「マスター、ありがとうございます。」
海斗「俺、人参嫌いなんだよな…、莉奈ちゃん、食べてよ。」
「それは構いませんが、スマホ鳴ってませんか?」

電話に出るとそのまま店の外へ。
サカモト「あれ、海ちゃん、電話?」
「そうみたいです。」
サカモト「自由奔放と言ったら良い言い方だけど…、海ちゃん、相手の娘、放って電話なんて失礼だ…ってそら…。」
「海斗さん、お帰りなさい、食べるの待ってました。」

ライムを絞ろうと半分に切られたライムを手にする莉奈。

マスターは宙斗が口元にシーッ指を持っていくと、ありゃまた海が宙に頼んだんだなっと。
(宙ちゃんも海ちゃんに頼まれて大変だな…、否違うか、宙ちゃんも愉しんでるのか……?)

−−サカモトが宙斗を恩人と思うようになった出来事−−−
半年くらい前か、サカモトが休みの日にデートした相手が美人局で…、それを元々知り合いの宙斗が警察沙汰になっても間を取り持ってくれた。
警官1「本当に知らなかったの?知ってたらただのかい春だよ?」
サカモト「本当に知りませんでしたって!岡田さん、証言頼むよ!」
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