しばらく繁華街をぶらついてみたけど、ナンパされる気配が無い。
やっぱり喪女は、少し位痩せたからってそんなに上手く男が寄って来るはず無いかと諦めてネットカフェに寄って帰ろうと考え始めた時、屋台で飲んでる知り合いを見つけました。
「おじさん、隣空いてる？」
ジムを出た後、今着ている胸を強調した露出の高い服に着替え、濃い目のメイクをして街に出た。
「あぁ、空いてるよ。こんな美人さんの隣で飲めるなんて、今日はツイてるな」
このおじさん、私の上司なんだけど、家にも職場にも居場所が無いいわゆる窓際課長、私だって全然気が付かないの。
まあ気が付かないのも無理はない、普段の私は化粧っ毛の無い無口な無愛想女、まだ27歳なのにおばさんって呼ばれてる位印象の薄い女、似た者同士だ。
しばらく他愛もない話をして、私は課長をホテルに誘った。
元が冴えない私の初めての男が、こんな冴えない親父でもいいかと思った。
「こんな爺をからかうなよ、あぁそうか、悪いな、女を買うほど金持って無いんだ、それともホテルに入ってから恐いお兄さんが出てくるとか？あんたみたいな美人さんと飲めて楽しかったよ」
こう言われて、ナンパされなかった理由がわかった気がした。
私の出で立ちは、商売女か美人局の印象だったらしい。
「違うわよ、私はおじさんが気に入ったの、おじさんとセックスしたいの。もちろんお金なんかいらないし、恐いお兄さんも出て来ないから、ねぇいいでしょ」
私は課長の腕を掴み、ホテルに入った。
ホテルは初めてじゃない、誰かと入るのが初めてだった。
妄想エロ女の私は、何度か中を見たくてひとりで入って、妄想オナニーをして帰って、アパートで自己嫌悪になっていたことがある。
「ラブホテルなんて、何十年ぶりだ、今はこんなに綺麗なんだなぁ」
「早くしよ！」
私は下着だけになり、課長の首に両腕を回しキスをしました。

確かに、膜が無いのに処女は変ですけど、生セックス未経験という意味での処女と書きました。

その日は最初から違っていました。
いつものようにジムに行くと、初めて私にトレーナーが付きました。
手取り足取り、熱心に指導してくれるんです、時折際どい所をボディタッチしながら。
いつもは、スタイルの良い綺麗な奥様を誘い入れてるスタッフルームに初めて誘われました。
入るなり、唇を奪われました。
この歳にして、初めてのキスです。
彼の舌に合わせて、私も舌を絡め吸いました。
キスしながら、彼の手が私の胸を鷲掴みにして揉んでくる。
デブが痩せても、おっぱいの肉はそのままだったから、私の胸は92のFカップある。
他人に揉まれるのって、凄く気持ちいい！
私も彼の股間に手を伸ばす。
硬い、ディルドなんかより全然硬い！
早く、本物のチンポを見てみたかった、しゃぶりたかった。
彼が私のシャツを捲り、直接おっぱいに吸い付いてきた。
気持ちいい！思わず声が出てしまう。
もう我慢出来なかった。
私は彼の前にしゃがみ、ジャージとパンツを一気に下ろす。
そして、飛び出した勃起チンポにしゃぶりついた。
生まれて初めての生チンポ、フェラチオ。
毎日ディルドをしゃぶって練習したの、ディープスロートだってイラマチオだって出来るわ。
いきなり、私は全開でバキュームフェラをした。
「ダメ！出る！」
喉奥に、ドクドクと彼の精子が流れ込んできた。
「えっ？もう逝っちゃったの？」
まだ咥えて30秒も経ってない。
私は彼の精子を飲み干しながら訊いた。
「だって、あんな凄いフェラ、初めてだったから、ゴメン」
そう言って、彼は出ていった。
私のフェラの見本はエロ動画、それもハードな洋物の無修正を観て練習してた。
そう言えば、日本のAVはもっとソフトにしゃぶっていたなと、今さらながらに思い出した。
やっと本物のセックスが出来るって期待したのに！
その日は金曜日、ネットカフェじゃなく、少し街中をぶらついてみた。
今までは期待してなかったけど、今日はトレーナーに口説かれた。
だからナンパを期待して、ナンパされたら即ホテル有りきで。