沙絵といます。ラブホです。

やっぱり俺達はこうなる運命なんだと……

沙絵もずっとそう思ってきたと言いました。
子供のころはそれが恐くてこわくて仕方なかったんだと言いました。
でも、いつかは弟に抱かれる事になるだろうとも思っていたと言いました。
だから、
「お前と……純とやったことは姉ちゃんはうけいれてるんだから、心配すんな」と、

バスローブを少女のように抱えて前を隠しながらベッドから降りるとお風呂に行きました。

ドアを開けて顔だけ残して茶化しました。

「おまえ、うまくなったなぁ、けっこーよかったよ」
そう言って笑うので
「だろ？、千佐子から姉ちゃんの喜ばせ方はレクチャー受けてきたからな」
負けずに返しました。

「なある、……ちーのやつ！」
怒る風でもなくドアが締まりました。

鼻唄が聞こえる

たしか、「ジュピター」、だったかな？

「木星」の事ですね。

お隣のお姉ちゃんは優美に代わってもらいます。
あの特別な臭いはなくて残念ですけどね。
でもね、LINEをくれるんですよ。
お友だちと喧嘩したとか、先生がイラつくとか、ゆーみんの話とか色々です。
特にエロっぽい話はありません。
「ブスでごめん」と書いて送ってきた写メも最近はアプリで盛ったものだけです。

「写メありがとね。だけど盛らなくても、つか、そのままの○○ちゃんがが一番かわいいと思うよ」と送ると
「そんなこと言うのパパだけ」(パパ……か、)と返してきた数秒後にまた
「でも、ありがとパパ」
って、これはヤバいですよね。
パパと呼ぶ事がオヤジを狂わせる事を知ってるとしか思えない。
姫の言うとおり、これは本当に深入りをすると危ないかも知れません。

つか、女の子を持った父親って、なんでみな浮気して子供を泣かすんだろう、
みんな可愛くて本当にいい子ばかりなのにね。
見ていてつらいです。

ところで沙絵は七瀬にはキャンセルを言ってないみたいです。
「ママがねミニスカートをリクされたーって嬉しそう
ゆーちゃんパパはママを喜ばせるてんさいだね」

んー、確かにLINEで書いた気がする。

でも、今となっては優美が一番安心できます。
一番安心で癒されるセフレとなってしまいました。

「純に嫌われたみたいって沙絵が言ってるけど、なんで急に会わないとかなったの？」

って、……
「もうお前だけにしょうと思ってさ」と茶化しました。

「そっか、だけど沙絵、なんだか寂しそうだったからせめて話す位はしてあげてもいいんじゃない？」

だって、
こっちもいきなりでなんだか可愛そうだし……

沙絵とのセックスもしない方がいいのかな……と、迷う。
正直やりたい女だし……

お隣の娘は諦めるけど……
近相の血が暴れるんです。
耐えられないかも

ごめんなさい、沙絵とはやっぱりやりたいです。

沙絵には金曜の密会(？)はキャンセルを入れました。
あと、今後も体の関係はやめにしたいとも……
矢継ぎ早にLINEを送って来たけど、どれも「うー～ん……」て感じです。

「ふたりの子供をちーに反対されて怖じ気づいたのか？、相変わらずの根性なしは変わってないみたいね」
とか、
「やるだけやったからもういいって言うの？姉ちゃんはお前専用の便器だとでも言う？」
とか、
他にも色々ね……

さて、千佐子と沙絵はどんな話しを交わして千佐子は何を言ってくるやら。

おはよう姫

ありがとう、

やっぱりそう思うよね。
その言葉が欲しかったんです。姫が背中を押してくれないと、そして方向を人差し指で教えてくれないとパパはとんでもない所へ連れていかれそうで恐いんです。
情けないけど、パパは成人女性と殆ど経験がなくて通りすがりのロリと妄想遊びばっかりしてきたから、何かを企まれても分からないんだと思うんです。

こないだの買い出しにお隣の奥さんと出掛けたのも何だか怪しい感じがしたし、手芸教室へ行ったのも大して興味も無さげな割には行ってみたいと言い出して子供たちをパパに預けてみたり、どことなく何もかもが出来すぎていて不自然だと、
何となくだったモヤッとした疑問が姫の返事で霧が晴れたみたいに鮮明になづた気がする。

やっぱり、千佐子と沙絵はどんな事をしても離れられないのかも知れない。

もしかしたら沙絵は弟を檻に入れてでも千佐子を取り戻す気なのか……

ここまで疑ってもまだ千佐子を弾劾出来ないパパです。
本当にあいつが可愛くて仕方がないんです。

みっともなくてごめんなさい。

でも、わかった。わかりました。
沙絵との約束はキャンセルします。
こないだの沙絵の「次からは家で……」とか怪しすぎる。
千佐子もお隣の娘を使いすぎる。
姫がいなかったらとっくにイタズラして捕まっていてもおかしくない状況をお膳立てされていましたよね。

千佐子の体をあの子の身代わりとして、なんて私が到底我慢できないと踏んでいたのかも知れない。

だけど、やっぱりどうしても分からないのは、そこまでやるならなぜ俺と離婚してでも沙絵と同性夫婦にならないんだろうかと言う疑問です。
そうすれば基地がいのように朝から晩まで舐めくりあっていられるだろうに、

解せない……
本当に解せん！

千佐子と沙絵が、多様な性癖を抵抗なく自在に発揮し、千佐子はパパに姉を抱かせ、隣の娘をお膳立てしイタズラさせ、あるいは隣の娘のパンツを舐めたり、娘の名前を叫んでイクとこをビデオに撮られ・・・

つまり、千佐子と沙絵が寄りをもどすためには、パパの脅しの武器の効力をゼロにする＝パパに数々の罪を犯させれば、パパの脅しの兵器はただのガラクタになる、と二人は目論み、愛してるはずなら不自然極まりないはずの近親相姦を薦めたり、隣の娘を薦めたりしている。
だから、隣の娘は一発アウト！もう縁を切らなければ、私、知らないよ。
パパは警察に捕まり、沙絵と千佐子は寄りを戻す・・・わからないけど
極めてそんな臭いしかしない
ハッキリいって沙絵も千佐子もイカれとる
隣の娘は、一切関わらない
できないなら、私は、ついていけないです

話がどうも気に入らない。

千佐子は、
いや、まだ何とも言えないけど沙絵と繋がり過ぎてる気がするんですよね。

二人に俺はコントロールされている？
いや、二人でコントロールしょうとしている……かな？

どっちも好きだなんて言う曖昧なところを利用されてるのかも知れない。

まあ疑えば切りがないですけどね。

ただ、何となく女たちの思惑に嵌められつつあるような気分なんです。

姫がいなかったら俺なんて女たちの都合のいい道具に過ぎなかったわけですから。
二人の腰を抜かすような遍歴を聞けば、あの頃の俺なんて純朴で皮を剥きたてのショタみたいなもんだったんでしょうね。
千佐子が故意に見せつけてるとも知らずに千佐子の制服のスカートから見えるパンツをこっそり覗いては妄想三昧、毎日2回も3回も擦りだしていました。
どうやってかは知らないけど二人でそれを見ていたとこないだ千佐子に言われたんです。
何かで隠し撮りされてたのかも知れません。
沙絵と二人してそれを見てゲラゲラ笑ってたんだろうなあ……
「うわあっ、また出してるよぉー、何回出るんだこいつ」とか沙絵と言ってたのかな、
実際に多いときは4回出た時もあったから……

笑われるのは、それはけっこうキツイです。

あの頃は本当に千佐子とやることばかり考えてましたからね。毎日まいにち千佐子のオマンコを想像しては擦りだしていました。
たぶん小さめのバケツ一杯分くらいは出したと思います。

それくらい千佐子が好きだったんです。

だからこそ、そこを笑われるのは物凄く辛いし、キツイですよね。
でも、笑われたと言うのはただの私の被害妄想かも知れないんですけど。

「少しは姉ちゃんの言うことを信じるようになったか？」
沙絵から冷やかしのLINEが来ました。

この前、千佐子の方から姉とやってこいと言うはずと予言した事を私が否定していたからです。

子供を作るのは絶対にダメだけど、セックスするだけなら許すって、……その相手は旦那の実の姉だぞ。
しかも姉と三回やったら自分とも同じだけやれとか過激な事を言うんです。
千佐子のエロの底は有るんだろうか……
まあ、物心ついた辺りには父親の兄弟からイタズラをされていて、低学年の男の子とエッチな事をして遊び、そのまた従兄弟も交えて遊んで、従兄弟の父親からも、つか、その父親が初体験のお相手というすごさですよ。

担任教師にさんざんやられた？
たぶん、最初にたぶらかしたのは千佐子の方だと思いますよ。
聞けば聞くほどあいた口が閉じない位の性遍歴です。

でも、未だに分からないのは１２の時にその担任が他の下級生の子にイタズラをしたのがバレて学校からいつの間にか消えたあと、高２で沙絵との関係が始まるまでの何年間、千佐子の相手は誰だったのか……

このセックスモンスターが４年も五年もオナッて我慢してたなんて俺には到底信じられないです。

だけど、本人がその間はたまに見知らぬオヤジにナンパされてホテルでやったりはしてたけど特定のセフレはいなかったと言うんですよね。
ま、そのナンパされてホテルに行く回数にもよるけど。千佐子の家庭環境からみてそうそうやれたとも思えないし、
その辺りの話になるといつもスッキリとした返事が無くなるんです。

さて、愛する疑似ロリとガチロリの待つ家に帰りますか……

またね、姫

あ、沙絵には
「バカにしたお礼は金曜にお返しするからな」と送ると
「キャアッ！、じゅん、こわあ～い」更に小バカにしてきました。

その５分後位に姉ちゃんに何かリクエストはあるかと聞いてきたので
「ミニスカートでこいよ」と返すと

「わかった」……って、そこは「ふざけんな」でしょう、
なんか調子狂うんだよな最近……
ま、いいですけど

おはよう姫。

腹が減れば食えるように寝不足になれば眠れるものです。
朝まで爆睡でした。

でも姫に書き込んで眠ろうとウトウトしていたら千佐子がベッドに入ってきた気配に目が覚めて何となく腕枕をして千佐子の背中を抱きよせるといつものいい香りでうっとりとしていました。

「こんどの土曜日、違う公園に行ってみるか？」と話しかけると
「ほんと？、いいとこあるの？」と声を弾ませます。
「いいかどうかは分からないけど……子供は多いよな」
「うん、わかった……ちさこ、頑張るね」
飽くまでも「純のために」と言いたいようです。

前髪を持ち上げて額にキスをすると顔を上げてポツリと言いました。

「じゃあさ、……金曜の夜、お姉ちゃんとしてくる？」

沙絵の言葉が頭のなかをぐるぐると廻ります。
「千佐子の方から言ってくる……」そんなことを書いてあったよなぁ、と。

「なんで？……嫌じゃなかったのか？」と聞くと私の胸に顔を埋めて
「もちろんイヤだよ？……いいわけないでしょ？」

「じゃあなんでよ」甘い香りの髪を撫でながら聞きました。

「じゅんくんが楽しめれば、ちさこはいいの」と胸のなかで小声で囁きました。

そして突然顔をあげると
「ねっ、そのかわり沙絵と三回したら千佐子にも同じだけしてくれる？」と言うんです。

「まてまて、そら無理だろ、中や高じゃねえんだからそんなに……」と笑うと真顔で
「だったら沙絵とも一回にして！」(訳がわからん)

「わかったよ、沙絵とは一回だけ、お前とは二回すればいいんだろ？」と言うと
ギュッと抱きついてきて
「うんっ……じゅんくん、だあいすきっ！」と甘えるんです。
こうやって骨を抜かれていくんだなと思いました。

沙絵には千佐子が言うそうです。

千佐子を散々に楽しんでおきながら沙絵の体が恋しくもなります。
もちろん千佐子には内緒ですけど、ロリコンのクセにと姫は笑うかも……

巨乳とは言わないけどそこそこの乳房を持っていて、千佐子には無い脂肪のシットリとした吸い付くような体をしてます。
男と遠ざかってたと言うわりにはテクニックはすごいものがあります。
千佐子も沙絵も子供の頃からオヤジたちの性的なオモチャにされて否が応でも覚えさせられたんだろうと思うと切ないですね。

ところで姫は沙絵も千佐子と同じ「ショタコン」だと言うけど、今のところそんな本性は見せませんよね。
確かに七瀬目当てに……いや、多分、七瀬に手をつけて小さなパートナーとして育て上げたあげくにずっと側におくために七瀬の父親とかりそめの結婚をしたと思えばショタ以外の何物でもないでしょうけど、

千佐子は俺と沙絵のセックスの話は聞きたくないと言って泣いたけど、沙絵に言わせると聞きたくないどころか私の口から聞きたいのだと言うし、どっちなんですかね……

100均で食った二人の男の子の話をすると
「AEONに入った時から狙ってたよ」だ、そうです。
てっきり千佐子の勘で100均に入ったと思い込んでいた私の純真さがアホらしく思えます。
偶然でもなく仲良し二人の男の子の後をつけてたと言うから怖いですよね。

「じゅんくんに女のオマンコを見たことあるのって聞かれてママのを見てるって、可愛かったよね～」

思い出したのか少しだけ顔を赤らめて話します。

深呼吸のような深い息をつくと視線を虚ろにして
「かわいかったなぁ……」と呟きました。

沙絵も同じような事をやってるのかな、
あれは何となく女の子専門狙いのような気がするけど、
それはそれでちょっとグッと来ますよね。

大きな沙絵にキスをされながらゆっくりと時間をかけて愛撫されて次第に息を荒くして興奮して行く女の子の姿を想像するとたまりません。

七瀬はきっとそんな状態で沙絵の性ドールにさせられたはずです。

七瀬は沙絵と私が性的な関係を持ったことを知ってるんだろうか……
知ってるとしか思えないLINEを送ってきたけど、その場合嫉妬とかしないのかな……

いや、今夜は眠ろう！
睡魔に敗北します……

おやすみなさい、姫さま