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私には不謹慎と言われる意味がわからない

投稿者:長谷川美香
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2026/07/23 15:33:08 (rUuInOFh)
この話は「美香さん、それはいくらなんでも不謹慎だわよ」と言われた日から約1年半前の話となります。

その日を起算日として1年半前、何があったのか?それは私は夫(40)を交通事故で亡くした日となります。

当時、専業主婦をしていた私は普段通り、朝の7時に夫を送り出し、朝食の片付けや子供を起こしたりと普段と変わらぬ朝のルーティンを過ごしていました。

それが15時頃になって警察からの第一報で「長谷川美香さんですね?ご主人が交通事故にあいまして、、、、」と低い声で行ってきたのです。
私はパニックになって「生きてはいるのですか?!!どうなのですか?!」と強く問い返したところ、、「残念ですが、、」との返事だったのです。

私は崩れるようにその場にしゃがみ込み、、呆然としながら母に連絡すると直ぐに近くに住んでいた私の父母が家に来てくれました。
それから私はあまり覚えていないのですが、私の父母や義父、業母につれられ司法解剖が行われる大学病院へ行き、職員に案内されるがままに薬品臭の漂う無機質な部屋にいきました。
すると銀色の台の上でチャック付きのグレーのビニール袋に入れられた変わり果てた姿の夫と対面したのです。

それからは夫の弟の慎二さんが葬儀の段取り、その他の手続きを中心に進めてくれて、あの警察からの一報からやっと私が(このままボーっとしてる訳にはいかない、、)と我に帰ったのは、火葬が終わり骨となって家に帰った夫の骨壷と位牌を葬儀社が持ってきた祭壇に安置した時でした。

金子「では祭壇は49日の法要が終わった後にお電話頂けましたらお引き取りに参ります」
美香「はい。。でも49日後っていつですか?」
金子「それはお寺様によって考えが変わります。お亡くなりの日からなのか、それとも祭壇に骨壷を安置してからなのかはお寺様にお尋ねください」
美香「わかりました」

こうして葬儀社にしてはスカートが短かい女性のスタッフは帰って行きました。

ーー暗い話はここまでにしておきましょうーー

それから私は各種の保険や手当などで一時的に貯蓄額は上がりました。ですが働き手の夫はもう帰ってきません。ですから私は働くことを考えたのです。
そしてこの1年、一年半、ずっと私の生活を支えてくれたのは義弟の慎二さんでした。

慎二さんは夫の慎一の一卵性双生児の双子であり、親族ですらパッと見ただけでは区別がつかないというほど似ている方です。
ですが夫が堅いサラリーマンをやっているのに対し、慎二さんは飲み屋系の飲食店経営をしておりバツイチ、親族の中ではいい年して遊び呆けているという評価の人でもあったのです。

ですが慎二さんは夫が事故にあった日から献身的に残された私と子供の生活を支えてくれて、どんな些細な事でもすぐに家に来てくれました。
子供も夫とそっくりな慎二さん、そして夫とは違いなんでも買ってくれる慎二叔父さんに懐いており、、私と子供は劇的な速さで喪失体験からの回復をする事が出来たのです。

そして、、私、、慎二さんとセックスしてしまいました。

だって、、、寂しかったから、、、。

では一旦区切ります。

 
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5
投稿者:長谷川慎二
2026/07/23 19:09:16    (r0vi7o1B)
そして兄貴の命日から幾月が経過した。

その頃、俺は「家族」として美香ちゃんや姪と接する状態に至っていた。
俺は自分が経営していた店の権限をある程度は店長に委譲し、俺はなるべく美香ちゃんの家に食べ物を持って訪問してくれる叔父さんになっていた。

あの日は忘れない、、、美香ちゃんが初めて俺に「酌」をしてくれた日のことを。

次回、美香のターン
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投稿者:長谷川慎二
2026/07/23 19:08:37    (r0vi7o1B)
ーーー慎二のターンーーー

俺が兄貴の一件を聞いた時の話はもういいだろう。

通夜、告別式の全てが終わり俺は直ぐに自分が経営している店に戻った。
だが俺はどうしても突然、未亡人となった美香ちゃんの事が頭から離れずにいた。
その思考は誠実なる良心なのか、それとも(少なくとも俺好みの女ではあったが)といった下心なのかは俺にもわからない。

確かに美香ちゃんは俺にとって理想とも言える容姿や振る舞いをする女性だった。双子の兄貴と俺が、好みの女といった領域まで共通しているのは俺もよくわかっている。
そんな理想の女性と結婚できた兄貴を羨んだこともあったのは事実ではあるが、なにも兄貴が世を去ったからといって兄嫁を寝取ってやろうなんて思うほど、俺はクズではないと思っていた。

だが、、本当にわからないんだ。

俺は仕事の合間に、法律上、未亡人となった兄嫁と再婚する事が可能なのか?または養父として立ち振る舞える事が可能なのか?などを調べている俺がいた。
なんというのか、、、兄貴が居なくなったのは事実として俺も悲しい。だが未亡人となった美香ちゃんを、、(俺が面倒みないと、、)といった、「性的なものですら含んだ」歪んだ正義感に悩まされるようになった。
もし俺に配偶者がいたら、あるいは美香ちゃんそのものが俺が好意を抱く存在でなかったら?そうであるならこんな悩みを持つ事もなかったかもしれない。

だからこそ、、俺は未亡人となった美香ちゃんと姪の面倒をみた。正義のエネルギーと邪悪なエネルギーが掛け合わされた、とても強いエネルギーである。
頻繁に連絡をとり、幸い自分が飲食店経営をしていたものだから食材などを主に届けていた。

兄嫁に下心を持つなんて不謹慎である。

そう自分に言い聞かせ、俺は正義のエネルギーに自分が傾き、邪悪なエネルギーを跳ね除けれるかもしれないと積極的に美香ちゃんと姪の面倒を見るようにした。
下心的なのは単に俺が女日照りしてちるから、これは単なるオスの本能にすぎないと。
だが、日に日に、、美香ちゃんが俺に接近してくるような気がした。

いや、俺が兄貴の模倣をし始めていた。

俺は水商売系らしく髪の毛は後ろで束ね、シャツの胸元を開けてネックレスをし、俺の見た目には浮かれた生活が醸し出されていた。
だが兄貴の葬儀の日から俺は無意識のうちに、、遺影写真の兄貴に寄せている自分がいた。髪の毛を切り落ち着いたスーツ姿で美香ちゃんや姪に会いに行く俺がいた。
美香ちゃんも姪も、、「まるでパパが帰ってきたみたい」と、、俺の心を掻き回してくるような、そんな事も言われた事がある。
3
投稿者:(無名)
2026/07/23 17:00:07    (bSE9UKNT)
もうだいたい結末わかったからいいよ
2
投稿者:   get072
2026/07/23 16:05:39    (DTlnBsBD)
心の支えがあって良かったですね!
でも不謹慎なのは仕方ないかと~(^_^;)
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