2015/01/31 18:23:51
(a/NlE5/6)
風呂に入っていると乱入してきたりして、機嫌悪い俺でも、つい笑ってしまったりする。
あぁ、なんか書いてて、俺、妻にうまいこと操られているのかも、書きながらそう思ってきた。
性格的にも明るく、前向きな妻。
何かひらめいたり、よいことが起きたり、何か納得したりすると、妻は必ず手をパンと合わせる癖も楽しい。
俺が妻のやっていた店に、初めていったのが、離婚して二年くらいしてからだ。
知人が誘ってくれて、可愛い女の子いるからと連れていかれた。
知人は働いてる女の子目当て、俺は離婚から立ち直れない、単なる若造。
お客さん同士で話しをしたりして、お客さん同士仲良くなったり、明るい雰囲気が好きになり、時々行くように。
知人はお目当ての女の子がいなくなると、もう来なくなったが、俺は一人でも行っていた。
常連同士でも仲良くなったりして、一人でも気軽に行けた。
その雰囲気を作っていたのがママ。
「中村さん、来てましたね~」
「信さん、今日も会いましたね」
ふらっと行くと、そう声をかけられたり。
携帯を教えあった人同士。
「中村さん、良かったら仕事終わったら行きませんか」
「俺今一人でいるんだけど来ない?」
誘ったり誘われたり。
楽しい店だった。
それが今なくなり、ママだけ俺の元にいる不思議さ。
実は常連だった人、一部に俺達のことがすでにバレている。
妻がパートしてる先に、偶然現れた常連さん。
「今どうしてるの?」
となる。
名札には中村と書いてある。
「もしかして中村さん、信さんと?」
かわしきれないと思った妻は、正直に話したそうだ。
「やられた~、まさか信さんがママに手を出すとは」
と言っていたそうだ。
俺が手を出した、そうゆうことになってるらしい。
妻は違うと言ったそうだが、まさかママから手を出した、とも言えるわけもなく。
俺の携帯知ってる常連さん二人ほどから、電話もきた。
「中村さん、ずるいよ」
「中村さんだったら許すよ」
俺はすまない、ただ謝った。
「ずっと前から出来てたの?」
「違う違う、閉店するって決まってからなんだ、それをちょっと手伝ったりしてるうちにな」
「ちっくしょ~!」
みたいに言われた。
女房子供いるやつのくせに。
他に何か聞きたいこととかありますか?
差し障りない程度で答えます。
皆様の役にたつことがあれば。