2023/03/15 22:13:52
(M.1A4LPK)
道中の車の中では優子はいつもと変わりなく、仕事の話や友達の話をしています。
私:(心の声)「優子は何も思ってないのかなぁ?もしかして先週の男の子達に出くわしたら?とか考えないのかなぁ???ん?もしかして優子は出くわすことを期待している?まさかぁ・・・」
優子:「ョウ君!リョウ君ってば!優子の話、聞いてるの!?(怒笑)」
私:「あぁぁ~聞いてるよ。ちゃんと聞いてるさぁ~~~(笑)」
なんて言いながら、優子の日常の話など一切、頭の中には入ってきませんでした。
18:30頃、先週の洋風居酒屋へ到着。
他お客さんも疎ら(五組くらい)で、案内された席は、またもや先週と同じテーブル席、二人向かい合って着席。
ただ先週と違ったのは、隣席にはまだ誰も居なかったとゆうことです。
私は安堵な気持ちと、何故か少しガッカリした気持ちになっていました。
私:(心の声)「俺は何を思ってるんだろう?何を期待しているんだろう?また優子のあの淫ら姿を視たい?優子が堕ちてゆく様を鑑賞したいと思ってる?」
そんな俺の胸騒ぎをよそに優子は「蒸鶏のサラダ!それと酎ハイレモン一つお願いしまぁ~す!リョウ君は何する?注文は優子がしまぁ~す!」と、やたらとハイテンションの優子がそこに居ました。
1時間ほど経ったでしょうか。私はすっかりエロのことは忘れて、優子との日常の話を楽しんでいました。
店員:「はい!いらっしゃいませぇ!二名様ですか?」
お客:「うん!二人で!」
どこかで聞いた声っ!!!
私は咄嗟に振り返ると、タカヤ君とコウジ君がそこに立っていました。
タカヤ:「あれっ!こんばんはぁ~!リョウさん、今日も来てたんですねぇ!」
コウジ:「お二人、ここの常連さん?俺達はもうここ来出して二年くらいかなぁ~?ほら!だってここ、あんまり流行ってないから、いつ来ても空いてるんからねぇ(笑)」
私:「はぁ~・・・こんばんはぁ。いや、自分達は先週が初めてで、今日二回目の来店で・・・」
タカヤ:「えっ!?リョウさん達、まだ二回目の来店で、二回とも俺達と出会うなんて、運命以外の何ものでもないよねぇ!w(笑)w」
優子:「・・・・・・・・・・・・・」
コウジ:「優子さん、こんばんは!」
優子:「こ・ん・ば・ん・は・ぁ~ 」
優子はうつむき加減に小さな声でそう答えただけでした。先程まで楽しそうに私に喋っていた優子とは明らかに違います。
タカヤ:「優子さん、お久しぶりだね。今日も楽しく一緒に呑みましょう!さっ!さっ!此方へどうぞっ!」
タカヤ君は優子の腰を抱いて、自らのテーブルへエスコート。私もコウジ君に促されて隣のテーブルへ。
6人掛けのテーブルに私とコウジ君。向かい側に優子とタカヤ君で、またもやまさかの呑み会がスタート。
優子は私の手前、二人とあんまり仲良くしてはいけないと思ってるみたいでした。
タカヤ君とコウジ君は先週の出来事はなかったのように、何も悪びれることなく、優子と私に喋りかけてきます。
コウジ:「毎日、暑いですよねぇ!」
タカヤ:「本当っそれっ!たまんないよねぇっ!暑くて良いのは、優子さんみたいな女性が、こんな格好で外歩いてくれることくらいしか暑いメリットないよなぁ!(笑)」
と言いながら、優子の格好を隣からタカヤ君が、私の横に居るコウジ君は正面から視姦し始めました。
優子:(うつ向いたまま)「・・・・・」
タカヤ:(優子の耳元で小声で)「今日の優子もまた凄く可愛いね。赤の下着がよく似合ってるね!」
優子:(うつ向いたまま)「・・・・・」
私:「いやまぁ、本当に毎日暑いよねぇ。タカヤ君は昼間は何してるの?」
タカヤ:「自分は夜の仕事なんで、昼間は殆ど寝てることが多いっす!夜の仕事って言ってもバイトなんで、こうやって土曜日なのに仕事入れない日があるというか~・・・何かいい仕事ないっすからねぇ!?(笑)」
コウジ:「タカヤお前は楽して儲けようとし過ぎなんだよ。夢ばっかり語ってないで、現実見ながら仕事決めないとな!」
タカヤ:「それはそうなんだけどなぁ。。。」
その日は私とタカヤ君とコウジ君で何か人生相談トークになり、優子は全く喋ろうとしませんでした。
タカヤ君達と合流して、1時間半くらいが経ちました。時計は21:00を指そうとしています。
私:(心の声)「今日は何も起こらなさそうだな。優子もそうならないように警戒してるみたいだし、タカヤ君もコウジ君も先週みたいにギラギラしてないし・・・」
と、思っているのは私だけだったみたいでした。この後に起きることを、全く想像出来ていなかった私だけ・・・