それ以降ふたりの様子を背中で感じながら、横目で
必死で探りました。
少し寒くなってきた日家に帰るとコタツが出してありました。
私はコタツが大好きなので喜んだのですが妻なりの考えがあったようです。
食事の後3人でコタツに入っていると
妻の正面に座ったたかしがカメラを自分の足の上に置いているのがわかりました。
コタツの中の妻の足を撮るのだとすぐにピンときました。
私はお酒を飲みながらどうやって確認しようかと考えていたのですが
覗き込む以外確認できないのでジリジリした気持ちでいました。
見ていたバラエティが終わったタイミングで妻がキッチンに行き
お菓子とお茶を持って戻ってきました。
たかしに「はい」といってお茶を渡し渡し、自分も飲み始めました。
いつもはすぐに自分の部屋に行くたかしもテレビに集中しているふりをしていました。
コタツに入った妻を見るとコタツバトンが盛り上がっているのがわかりました。
ひざを立てて座っているようです。
たかしの右手はコタツの中に入っています。
カメラも見当たりません。
コタツの中で妻の膝立てしたところを写しているのだと思います。
時々こちらを気にしながら下を向いて写した画像の確認をしているようです。
妻はテレビの方を向いたままです。
妻が風呂に入ったらというので風呂場に向かいました。
と見せかけて、そっとドアの隙間からふたりの様子を見ていました。
妻はさらにコタツに深く入りコタツに上半身を乗せるような形になってテレビを見ています。
たかしは両手をコタツの中に入れています。
その様子を確認して風呂場に行き
どうにかしてたかしが妻を風呂で撮影している様子を確認できないかと考えました。
小さなカメラを買ってどこかに付けて
と考えて取り付ける場所を探したのですが
隠す場所が見つかりませんでした。

風呂から上がるとたかしが風呂に行きました。
妻はキッチンで片付けを始めました。
たかしが風呂から上がったタイミングで私は寝るからと言って
寝室に向かいました。
少しドアを開けて見ているとたかしは二階の自分の部屋に戻り
少しして妻が風呂に入りました。
すぐにたかしが降りてきました。
そして、そのままそっと風呂場に入って行きました。
そっと廊下に出て風呂場のドアを確認したのですが
きっちり閉められており中を見る事はできませんでした。
寝室に戻りいろいろ考えているとたかしがリビングに戻ったようです。
少しして妻も風呂を出てリビングに行きました。
私は寝室の窓を開けて庭に出ると裸足のままリビングのほうに移動しました。
レースのカーテンがしてありハッキリ見えないのですが
妻はロンティーを着てコタツで髪の毛を拭いています。
やはりひざを立てて座っていました。
たかしもコタツに入ったまま先ほどと同じように両手をコタツの中に入れています。
少しして妻がコタツから出て食器棚の一番下のドアを開けてゴソゴソしだしました。
四つん這いになって何かを探しているようです。
ロンティーがズリ上がりパンツが見えそうな感じです。
たかしは少し移動してその後ろ姿を撮影し始めました。
私の位置からではどこまで写っているのかよくわからないのですが
少しの間その姿勢が続きやっと妻が後ろを向いたまま立ち上がりました。
たかしは慌ててテレビの方に向き直りました。
妻はそのまま風呂場に戻りドライヤーを使い始め、たかしは自分の部屋に戻りました。

前回に書いたように
たかしは常にカメラを持っていろいろなもの
例えば夕食や花瓶の花、家の前をうろつく野良猫
ある朝出かけるときに声をかけられ振り向くとたかしがカメラを構えていました。
ネクタイを直して前を向こうとすると
「そのまま」と言って2.3枚撮影されました。
その日の夜夕食の時に「お父さんを撮影するよりお母さんの方がいいだろ？」と言うと
「いっしょだよ」と素っ気なく言います。
「そうか、じゃいつでも撮っていいけどパンイチとかは勘弁しろよ」と笑いました。
妻にも「お前もいいだろ」と言うと
案外簡単に「いいけど撮る前に声をかけてね、変顔だと恥ずかしいから」と笑いました。
それ以降観察していると
わかりやすく7：3くらいの割合で妻を撮影していました。
少しして家に1人になる機会があった時
たかしのパソコンを確認しました。
mというフォルダの中はさらに増えていました。
妻がカメラを意識して写されているものが増えていたのですが
触る妻の太もも見えているもの、パンチラしているもの
上からの撮影でブラが見えているもの
そして、風呂で髪の毛を洗う妻
座ってシャワーを浴びているものと
立ったままシャワーを浴びているもの
立ったままの姿だと大きくないですが乳首まではっきり写っていました。
そして、動画撮影したものまで確認できました。
必要以上に長く髪の毛を洗う妻は撮影されている事に気付かないふりをしているのか
ふたりの暗黙の了解なのかわからないのですが
絶対に妻が振り向かない決まりがあるようでした。