真由美ちゃんの行動パターンも監視カメラを設置てからは
ある程度の情報も入ったので分かる事が出来ました。
私は、真由美ちゃんがプレハブに居る時に、もしそこへ
私が現れたらどんな反応をするのだろう？そんな事まで考え
ましたが、真由美ちゃんが警戒したり、メモを渡して
真由美ちゃんの変化や成長が見れなくなるのも残念な事だと
思ったので、やめておきました。
それと、私自身は、まだ若いと思っていましたが、手紙を読んで
からは、そうだよな。自分はオジサンだよな。それまでは、自分は
もうオジサンだと認めたいとも思いませんでしたが、
真由美ちゃんから見て私は、オジサンの部類に入って欲しいと思い
簡単に、自分はオジサンだと認めました。
見られて恥ずかしい事。それも何となく察しました。
プレハブでの事かも。最近覚えたんだ。触るだけでも
真由美ちゃんなりの行為をしているんだ。オモチャね。
欲しいのかな？興味があるだけ？もし手元に届いたらどうする？
私は、探りを入れるためにメモをまた書きました。
「Ｍさんは、何歳からがオジサンってなる？
　もしかして、露出的な事にはまりそうなの？
　オモチャって欲しいと思う？
　悪戯って、Ｍさんが想像する事ってあれば教えて。」
幾つかの質問をメモ書きして、いつもの場所に置きました。
連続してメモと手紙のやりとりをしていたのも有ってか
真由美ちゃんもプレハブに来るパターンが更に正確に
なりました。私が、真由美ちゃんの手紙を読んだ翌日には
メモを置いていたからです。そして、返事は週末の金曜日。
１週間のパターン化が始まっていく事にもなりました。

「男の人ってこんな事考えてるんだって分かった。
　皆が同じことを考えてる訳でもないみたい。
　良くわからない事もあるけど女の子から見て感じると
　言うか、女の子も同じことを考えている内容もあるみたい。
　Ｍも近頃になって、ドキドキする事が出来たかな。
　若い男性より、オジサン関係の内容に目が行きます。
　何をされたいとか、何をしたっていうのはまだＭもよく
　分からないです。
　冗談のような誘惑かな？もしくは悪戯。
　見られたら恥ずかしいって思うような事を見られるとか。
　今のＭの秘密を知られるとか。
　もう知っている人がいたね。
　今、こうして書いていてもＭはドキドキしてます。
　３サイズは、どうしようかな。
　身長は、１４６ｃｍ　もう少し背が欲しかった。
　体重は、秘密
　バストは、８４ｃｍ　普通なのかな？
　ウエストも秘密　まだお腹は出ていないです。
　最後に、恥ずかしい質問だったけど、最近覚えたかな。
　雑誌で読んだりした程のことじゃないけど、雑誌を見だして
　自然とＭも覚えたって感じ。
　触るだけかな。　
　雑誌にも載っているようなオモチャ持って無いから。」
手紙を読ませてもらって、私は興奮しました。
そして、次は何をすればいいのかも思いつきました。


　

私は、時間を定めてカメラの監視をしました。
３日目だったでしょうか。調度週末の深夜でした。
予想通り１時半過ぎ頃に真由美ちゃんが現れました。
戻しにやってきた雑誌を何時もの様に置きました。
振り返り立ち去る後ろ姿がいつも通り映っていました。
しかし、その日の真由美ちゃんは直ぐに出ようと
しませんでした。立ったまま足を止めています。
後ろ姿しか確認出来ませんでしたが、何かゴソゴソ
しているように見えました。その時でした。
着ていたジャージの上を肩の後ろまでまでずらした
真由美ちゃんの肌が露出して見えました。息を殺して
映し出される映像に私は釘付けになりました。
そして、ゆっくりと腰の位置まで降ろしていました。
背中の映像でしたが、ブラを着けていない事は
分かりました。そのまま振り向いてくれたら
真由美ちゃんの。と、思い期待してしまいましたが
そんに甘くは無かったです。ジャージをまた着直し
プレハブから出て行きました。私は思ってもいなかった
展開に心臓がバクバクしました。生で見た映像を数回
再生して見てしまいました。ドキドキしながらプレハブに
向かいました。真由美ちゃんが先ここで。と、
思い返しました。雑誌の１ページ目に便箋が挟まれていました。
今回は何を書いてくれているのか。あの見た光景を
思い出しながら便箋を片手に部屋に戻りました。

私は、雑誌を読んでは自分で処理をするだけでしたが、
真由美ちゃんはどうしてるのだろう？やはり私と同じく
それなりな行為はしているのだろうかと想像しました。
それとも、興味があって愛読してるだけ？一応、男性が
読む雑誌でしたから女性的な感覚では、どう捉えているのか？
私は、次回のメモには疑問に思っている事や、もう少し秘密を
知りたいと思う事を書く事にしました。
雑誌の追加はしませんでしたが、メモを封筒に入れ「Ｍさんへ」
と宛名を書いて雑誌の上に置いておきました。正直、プレハブは
私と真由美ちゃんしか利用していないので別の人が見る事は
ありません。
「今回はメモだけ置いておきました。
　Ｍさんは、これらの雑誌を愛読して何か感じますか？
　男性目線の雑誌かと思ったりしてます。
　女性が見たら、どう受け取ってるのか教えて欲しい。
　雑誌を見て、オナニーはしますか？
　私は、正直します。
　雑誌に色々載っている写真や、色々と書かれている内容の
　全てをやってみたいとは思いませんが、Ｍさんはどうですか？
　Ｍさんのイメージを知りたいので、例えば３サイズとか
　少し教えてくれたら嬉しいです。」
私は、この様なメモというより手紙を書きました。
翌朝、カメラを再生し確認すると、早くも手紙が真由美ちゃんの
手元に渡りました。置いておいた封筒と何冊か選んで雑誌も
持ち出す姿が映っていました。そこで、真由美ちゃんが
プレハブに来る時間帯も大体同じ時間であることも分かって
きました。深夜１時から２時の間でした。

机の上に雑誌を置き、折って挟まれいた便箋をあけました。
「ありがとうございます。
　あれから何回もお借りしています。
　今まで借りたりしているような漫画や雑誌を
　コンビニの本棚に並んでいるのを見るだけだったけど
　手に取って見たのは初めてでした。
　今は少し想像したりするようになったかも。
　Ｍもいつかこんな事するのかなって。
　怖いなって思うけど、されたらどうなるの？って。
　気になるページは、沢山ある。
　色んな話や写真の全てが、Ｍには理解できない事もあって
　頭の中がパニックしてる。
　経験してみないと他人には分からないって内容もあったから
　Ｍも同じなんだと思う。
　もう少し、お勉強が必要かも。
　Ｍは、どんな人とこんな関係になるんだろ。
　リクエストは、今のＭには何をリクエストしたらいいのか
　分からない。
　今は、お借りできている事だけで、Ｍは十分かな。」
素直に思っていることを書いていると思いました。　

夏休みも残り数日となった時、その数日間だけ真由美ちゃんは
自宅に帰省しました。ここに来てから初めての帰省でした。
私は、真由美ちゃんが帰って来た時のために新しい雑誌を
数冊ほど追加してあげました。もちろん私が先に愛読した雑誌です。
新学期もスタートしましたが、コロナによる環境は悪化していました。
完全に生活スタイルも変わってしまいました。月に数日だけ
会社に顔を出すだけになりました。月日が経つのも早いもので
１１月に突入していました。少し気が早いとも思いましたが、
今回の延長期限は、年末までとなっていました。景子さんも
こちらに来る回数も減っていました。電話で予め年末以降の件で
電話をしました。更に延長となる事は予測していましたが、確認の
意味もありました。そして、正式に２年間の賃貸契約をしました。
この時点で私は、この２年間で起こる出来事は予測できませんでした。
プレハブに雑誌を置く回数が減りました。私自身も外出する回数が
減っていた事もあります。時間を持て余す私は、ある事を
思いつきました。プレハブの隅に部屋の中で使用する監視カメラを
設置しました。個人のパソコンで画像を確認しました。
雑誌を置いてある場所に焦点を合わせておきました。
カメラを設置して数日後でした。誰なのか明確になりました。
カメラの画像を再生しました。プレハブの扉が開く音がしました。
そして、中の小さな明かりが点きました。斜め上からの映像ですが
人影が映り鮮明に真由美ちゃんの姿が映っていました。
シートを捲り雑誌を選んでいます。２冊ほど手に取ると
着ていた服の中に隠しました。それまでは真由美ちゃんだろうと
考えるだけで確信は無かったのですが、その映像でリアルに
確信となったのです。私は、２回目のメモを残す事にしました。
「愛読してますか？例えば、何かリクエストありますか？
　気になるページが有れば何か印を出来ますか？」
私は、この雑誌を持ち出し戻って来るのを楽しみに待ちました。
そして、真由美ちゃんが雑誌を持ち出す映像が確認できました。
メモを読んで、また反応してくれる事を期待しました。
今までプレハブまで確認をしに行っていたのが、カメラで
確認できるようになり簡単になりました。
真由美ちゃんの映像が映るのを待つだけでした。
待つこと数日。夜中に雑誌を戻しに来た真由美ちゃんが
映ったのです。私は、逸る気持ちを押さえました。
少し時間を空けプレハブに向かいました。ワクワクする
気持ちでシートを捲り一番上に置かれた雑誌を手に取りました。
便箋が挟まれていました。私は、雑誌を数冊持ち帰りました。

私は、それとなく真由美ちゃんから情報を聞き出しました。
「ここの所、お母さん来ていないみたいだけど大丈夫？
　今週も来る予定は無いの？」
「はい。来ないみたいです。一人生活も慣れたし、母が来なくても
　大丈夫です。母も一人で休みの日ぐらい、のんびりしてもらって
　いいのかな。」
私は、景子さんの家を訪ねる適当な理由を考えました。
こちらの近くで、どうしてもやらないといけない仕事があって
帰りに顔を出そうと思い急に寄らせてもらいました。
私は手土産に焼酎を買って行く事にしました。
金曜の２０時頃に伺いました。前もって考えていた嘘の理由を
伝え手土産を渡しました。玄関先で話をして私は帰りました。
男性の気配も無く、初めて、家での普段着姿の景子さんも見れて
ワクワクした気持ちで帰路につきました。もう半部は帰っていたと
思いますが、私の頭の中で悪い事を考えてしまいました。
迷いなく私は景子さんの家に向かって引き返しました。
近くまで戻った頃には外は完全に暗くなっていて、ポツン・ポツンと
建つ民家の明かりだけがありました。私は、景子さんの自宅近くの
広く開いた路肩に車を停め、歩いて家まで向かいました。
明かりが２ヵ所点いていました。一つは部屋の明かりでした。
そして、小窓から漏れる明かりの方に近ずくと、そこは
風呂場でした。恐る恐る覗き込むと、窓が半分開いていました。
窓から湯煙の蒸気が漏れています。裏山の陰から中が見える場所へ
移動しました。開いている窓からは何も姿が見えませんでした。
それでも目を凝らして我慢強く見ていると、景子さんの頭が見えたかと
思うと上半身までが全て私の目に飛び込んできました。
数秒でしたがシャワーを浴びて出て行きました。
私は、その日見た光景を瞼に焼き付け家に帰りました。

夏休みに入り初めて真由美ちゃんと２人だけで夕食を食べました。
ホットプレートで、お好み焼きを作って食べました。
景子さんも居なかった分、真由美ちゃんの事も色々と話せました。
・母子家庭になたのは何時なのか記憶にない幼少期でした。
・小学校に行き出す頃には、今の家に住んでいた。
・小学校、中学校はバス停が有った橋を渡った所に有ったので
　通学には不便が無かった。
そういえば、自宅を確認しに行った時、学校が有りました。
・高校に進学してから半年ほどは電車で通学してたらしい。
・お母さん一人で外出した記憶は無く、休みの日の買い物や
　お出かけは、いつも一緒だったという情報もゲットしました。
私は、真由美ちゃんの事も聞きながら景子さんの情報もさりげなく
聞き出しました。
・夜遅くに帰って来ることは無い
・会社の用事（飲み会）で出かけてもそんなに遅くに
　帰って来た事は無い。
真由美ちゃん曰く、少し気になる事が有る様で
・家に帰ったら、毎晩お酒を飲むこと。
・休みの日などは、昼間からお酒を飲みながら家の事を
　する日もよくある。
・そのまま寝てしまっている時もあるから今一人なのが
　逆に心配。
真由美ちゃんは母思いで優しい女の子だなと感心しました。
そんな事を知れば知るほど、そのギャプに私はメロメロに
なってしまいました。真由美ちゃん。私は知っているんだよ。
夏休みも後半になりましたが、自宅に帰る様子もありませんでした。
日中、顔を会せたときに聞いてみました。
「休み中は家に帰る予定は無いの？」
「こんな状態だから、もし何かあったらいけないから
　帰らない様にしてる。せかく、別で暮らしてるし。」
そうか、なるほどね。コロナが原因だよな。現に私も
かなりな事を自粛してるしな。真由美ちゃんは小さいころから
自炊もしてたので一人での生活面も問題無いようでした。
そういえば、夏休みに入って直ぐの週末までは今までと同じ
ように景子さんがこちらに来てたけど、ここ２週間は
来た気配が無いな。その事が気になりました。