2026/08/19 11:54:25
(w5sBbHKC)
他人の心理なんて、分かるはずもない。
でも、当時の(そして今も多分)妻には、「自暴自棄」という言葉が一番しっくりくる気がする。
あれよあれよと、自分が風俗に行く流れになっていた。
どうやってその話が進んだのか、詳細は正直あまり覚えていない。ここは省略させてもらう。
表向きは、自分は一貫して風俗に行くことに否定的な発言をしていた。
「そんなのいらない」「妻がいるのに」と、ちゃんと断る側の言葉を選んでいた。
でも内心では、大学時代以来のご無沙汰な風俗を、少しばかり楽しみにしている自分がいた。
「自分も男だな」と、少し自嘲気味に思ったのを覚えている。
そして、結婚後初の風俗の日が来た。
自分と妻は、電車で約1時間揺られて都会へ向かった。
時刻は11時頃。まずはカフェに入った。
見た目は普段通りのデートみたいなものだったけど、会話は明らかに少なかった。
いつもより丁寧で、どこかよそよそしい言葉選びをしている気がした。
カフェには30分くらいいただろうか。
そのあと、今日のメインである風俗店へ向かった。
妻が入り口まで同伴する、という奇妙な光景になった。
店の前で別れ、妻は近くで買い物をしたりカフェに入ったりして暇を潰すらしい。
風俗での詳細は省略する。
相手は25歳で、明るい雰囲気の女性だった。顔は普通、という感じ。
当たり障りのないプレイで終わった。
久しぶりの非日常で新鮮味はあって満足したけど、それ以上でもそれ以下でもなかった。
プレイが終わったあと、すぐに妻に連絡した。
店を出ると、妻が入り口付近で出迎えてくれていた。
送り迎えまでしてくれる妻同伴の風俗。
この背徳感が、自分の中で何かを点火させた。
自分は妻に、珍しく強要するような口調で言った。
「この後、ラブホ行くけどいい?」