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2020/07/10 22:20:35 (Au5PmS1h)
最近のニュースで24歳の母親が3歳の娘を・・・っていう話がありました。あの事件自体はまこと、、なんと表現していいのかわからないほど絶句したくなるような内容であったのは皆さんも同じだと思います。

人妻という訳ではないのですが、母子家庭という部分だけをもって、(そういや、あの時の母子家庭、今元気してっかな?)と思い出した事があるのです。

これは僕が24歳の頃の話です。

この時、僕はいわゆるガテン系っていうやつで現場仕事で生計を立てていました。手取りで毎月28万。20代前半にしては稼いでいたほうだと思います。

そして住まいも実家暮らしという事もあって家に毎月3万円を納入するだけで光熱費等は免除。極端な話、自分で好きに使える金が毎月25万円を持っていたという、悠々自適な生活をしておりました。

ですが、オンナノコに関するご縁は一切なく。。

そんな僕が今からお話をするヒトと出会ったきっかけは以下の通りです。

当時の僕は現場仕事だけでなく、夕方からは格闘技ジムに通っており、それなりに真剣にサブミッション(関節系)の格闘技の練習をしていました。

仕事が休みの日曜日の朝になると、僕は公園の遊具を使って体を動かす事をかねて近所の公園に行くのですが、ついでに齢不相応にもハトにパンを上げたりしていたんです(笑)

だいたい、ウチの親も食パンの6枚切りなんかを買ってくるのですが、毎度毎度といっていいほど2枚くらいは食べないまま賞味期限を迎えてしまう傾向がある家でした。

僕はそんなゴミ箱にいくだけのパンをもって公園に行ったのが初めでして、それから毎週日曜、運動がてらのハトの餌やりに妙にハマってしまった事があるんです。

そんな事をやっていた今のような梅雨の時期のある日。とある母子が朝の7時くらいに公園に訪れた事がありました。

母親の年齢は30歳。娘の年齢は6歳という事がのちに判明しました。

日曜日の朝7時。てっきり日曜日で小学校が休みの日に、早起きした娘にせかされて、いやいや公園にやってきたのであろう。そんな雰囲気が伝わってくる母子だったのです。

母親のほうは普通に美人?というか体の細いヤンキーっぽい感じ。黒のロングヘアーに所々、茶色いメッシュなんかを入れて、それこそコンビニに行くような恰好というか、黒のワンピースにサンダル履きのラフな格好でした。

母親のほうは終始、ダルそうに「もういい?かえろ?」と言ってますが、娘のほうはやけにテンションが高く、走り回ってあちこちの遊具で遊んだりしているのです。

そんな娘が僕のところに近寄ってきたのは、やはりハトの餌やりの光景がきっかけでした。娘にとってはこんなに大量のハトを至近距離で見るのは初めての出来事だったのかもしれません。「ハトにえさあげてるの?」なんて僕に話しかけてきたりしたのです。

出会い自体はこんな感じでした。長くなってもアレなんて適当にハショらせてもらいますと、それから公園で「ハトのニイサン」という形で僕とその母子は仲良くなっていき、適当に世間話なんてする間柄になっていったんです。

それがちょっとしたきっかけで家にまで呼ばれる展開が待っていたんです。

それは僕には5つ上の姉貴がいまして、この時、姉貴は結婚して半年くらい経っていました。姉貴は結婚と同時に旦那との同居を始めたのですが、実家のほうに靴やらカバンやら服やら、たくさんの僕から見たらガラクタが家に山のように残しており、一向に家に引き取りに来ないという状況があったんです。

そこで僕はふと思ったのですが、(そーいや、あのママさんと姉貴、年齢もそうだし体系も似てるよな。タダでいいからカバンとか服とかいる?っていったら欲しいって言いそうだな)なんて思いついたのです。

僕はそれから姉貴に了承を得た上で、そのママさん(ここからはナオさん。と呼びます)に公園で会ったときに聞いてみたんです。「姉貴がいろいろ服とか置いて行ってるんですけど、よかったらいります?本人いらないっていってるんで」と。

するとナオさんは予想してたよりメチャクチャ喜んでしまい・・・。結果として段ボール2箱分のカバンやら靴やら服を横流しする事になったんですよ。

というか、そもそもなんで僕がこんな事を思いついたのかというと、、そのナオさん母子なんですが、、、明らかに経済的に苦しそうな雰囲気をもっていたんです(笑)

例えば、ナオさん自体が安物のワンピースっていうんですかね。安物であるがゆえにパンティ透けまくりの980円くらいで売ってそうなものを着てるとか、、娘が乗ってる自転車がやけに年期入ってるとか・・。

さらに住んでいるところが「Aノ台集合住宅」という、地元の人なら誰もが知っている、朝鮮系、福祉系、高齢者というか。。そういう人たちが集まってる5階建てのエレベーターなしの住宅っていうんですかね。そこに住んでいるというのも経済苦を表すには十分すぎる根拠でもあったのです。

そしてそこそこ重量もある段ボールが二箱もあるっていう事で、僕が直接家に届けてやる事になったのですが、それが家に呼ばれたきっかけというものでした。

まぁ小出しにしても仕方ないのでここでナオさんっていう人物について解説を入れておくと、案の定、僕の予想通りの人物だったという結論でした。

学歴は中卒。それからは工場等で働いたそうですが、19、20になって水商売の世界へ(容姿はいいので理解できます)それから24の時にデキ婚。今の娘がこの時の子供だそうです。

そして旦那も同じ水商売系。ですが、結局そんな安定していない二人が長続きする訳もなく、娘が1歳の時に離婚。そして今現在は、昼間に働いているスーパーのレジ打ちの仕事と、実家からの食料や野菜、そしてささやかな資金援助。そして元旦那側からの養育費。そして国からのシングルマザー手当みたいな。そんな感じで生活をやりくりしている様子でした。

ただナオさんの問題は、自分のスーパーのレジ打ちの仕事以外は、すべて他者に依存している生活を続けているという事。そこが問題でした。

案の定といってはなんですが、このナオさんとふとしたきっかけで公園で知り合い、またまたふとしたきっかけで家まで行く展開になった僕は、他者への依存っていうものが常習化しているナオさんに、けっして悪意があった訳ではないのですが、自然と「いろいろやってあげるかわりに、いろいろやってもらう関係」になっていったのです。

さて、次回は段ボール2箱分の荷物をもって、ナオさんの集合住宅のチャイムを鳴らしたところから会話を始めたいと思います。

今日は遅いのでここくらいで。
 
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投稿者:(無名)
2020/07/11 07:57:39    (lQa8GpQa)
楽しみです。早く続きをお願い致します。
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投稿者:(無名)
2020/07/11 07:10:29    (gv3Yxvq4)
長い。余計な話が多すぎ
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投稿者:(無名)
2020/07/11 05:45:16    (/E3NHpSG)
期待してます。
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投稿者:ハトニイサン ◆FjOpeTE2Ts
2020/07/10 23:26:44    (Au5PmS1h)
とりあえずここまで書いときました。

Aノ台集合住宅。ここは地元の人が誰もが知っている、「あそこはガラが悪いから近寄ったらあかんよ!」と子供なら一度は聞いたことがあるセリフの場所でした。

昭和のバブルの時代に山を切り開いてニュータウンにするという計画があって、その時の建築関係の労働者たちがここに住んでおり、この周辺はにぎわっていたそうです。

ですが今は家賃2万円~3万円。6畳6畳に小さなベランダがあって、かろうじて風呂とトイレが別でついている。という、誰も好き好んでココに住みたいという人はいない、そんな物件でした。

そんなナオさんの住居のドアの前に立っていた僕は、リン♪ となるベル。インターフォンじゃない。ベル。それを鳴らすとあらかじめ到着時間を伝えていたという事もあり、ナオさんはすぐに出てきました。

が・・・。重たい鉄のドアをあけて中に入ってみると、玄関先には〇〇文化勲章 世界平和へ貢献 〇〇先生の思想こそが人類への光!みたいな言葉が書かれた某宗教団体の新聞が綺麗に山積みにされており、周辺には子供用の雨の日の長靴やレディースサンダル、そして子供用の黄色い傘が置いてありリアルな生活感を感じました。

玄関をこえるとキッチンの棚には、調理器具や皿などが綺麗に棚に並べられておりましたが、やはりどれも使い込んだ感が見受けられるものでした。

そして6畳6畳のほうの玄関に近いほうの空間には、これも年期のはいった木製の四角いテーブルと、曇ったガラス戸がついたテレビ台、そしてそのテレビ台の上には一応、今風の液晶テレビなんてのが乗っていたのです。

自分の足元を見れば所々、すり切れた畳。子供が小さいころに穴をあけたのでしょうか。押し入れのフスマの紙がはがれてフスマの中の木の骨組みが見えてもいました。

さらにベランダに近いほうの6畳には、3つに畳まれた布団がベランダ側のガラス戸に面して置かれており、化粧台と子供用の学習机が所狭しと部屋の一角を支配しておりました。

こうしてナオさん単体(もちろん娘も)で見れば、別に経済的にどうだからといって、髪がボサボサとか、歯が黄色い、服がヨレヨレとか、そういう不潔なタイプではないんです。ただ・・・環境が貧しい。いや設備が古いだけっていったほうが的確かもしれません。

なんだかんだとナオさん単体では、ただちょっとヤンキーっぽい美人なオネーサンであるのは間違いないのですが、やはり生活環境の向上よりも、その日、いかに食っていくか。っていうところのほうが優先されるのでしょう。(ギリギリで生きてるんだな・・・)と、当時の金銭的には余裕のあった僕は、妙な感覚を覚えたものです。

おそらくナオさんの過去の話から検証する限り、こういった生活をきっと以前の旦那と離婚した時くらいから続けているものだと推察されます。(離婚してここに引っ越してきた。といってたので)そう考えると4年~5年くらい、この生活を続けているという事になるんです。

(5年も続けたらどこか感覚がおかしくなりそうなもんだけどな・・・)と思った僕の予想はあながち間違ってはいなかった事をすぐに知る事になってしまうのです。

それは以前にも少しお話した「なにかに依存しなければならない生活」がもたらす精神的堕落っていったほうがいいのかもしれません。

ナオさんの中にある、まず最初の問題点でもあり、最大の問題点でもあったのが、「なにかとモノを売りたがる」という性質を持っている部分があったのです。

そもそも、なぜ布団が3つに折りたたまれて押し入れの中に入っていないのか。というのから説明すると、それには理由があって、押し入れの中には一杯にものが詰まっていて布団を入れる事ができない状態になっていたのです。

では、押し入れの中に何が入っているのかというと、、、それはナオさんがキャバクラ時代に客からもらった、あるいは自分で買った、時代遅れのブランド品や、ドレス類などが詰まっていたのです。

僕が思うには、(さっさと質屋にいれたらいいのに。。)と思うのですが、ナオさん的には二束三文で引き取られるのが嫌なのかもしれません。いや、それよりもこれらのアイテムは、ナオさんが輝いていた時代の名残であり、本当は「売りたくないもの」なのかも知れないのです。

本当は売るつもりはない。それをわかっているからこそ、「こんなの幾らで売れるのかな」とか「こういうの欲しい人とか知らない?」等と僕に聞いてくるのです。

つまり、これは遠まわしに「お金がほしい」と僕に訴えかけているアピールなのでした。

以上、長くなりましたが・・・これがナオさんの真の姿だったのです。

ですが、僕はそんな真の姿のナオさんがどうこうというのでもなく、この時は公園で知り合った世間話をするニイチャン。姉貴が服をいらないっていってたから、よければどうぞ。って処分しにきたニイチャン。それだけなのです。

もちろんその日は僕は何事もなく家に帰りました。

が・・・。ナオさんにとってはこれが終わりではなく、これが始まりだったようです。

僕が大量の衣服やカバン等を提供したことにより、味をしめてしまったのでしょうか。

その翌週の日曜日も公園で会う事になっていたのですが・・・(この時、連続でナオさんと公園であっており、もはや日曜の7時は公園であっておしゃべりするっていうのが暗黙の了解になっていた)ナオさんは今までにないアピールを僕にしてくるようになったのです。
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