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投稿者: ◆7Gi2N2lhp2
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2018/08/28 11:51:17 (H1Z4ZgQh)
この前のお盆、妹とセックスしてしまった。
流石にまずかったかもしれない...仲間を探して安心しようとこのページに辿り着いた。

俺は22歳の大学生、妹は19歳の大学生。


ことの発端は俺が小学6年の時まで遡る。
すでにオナニーを覚え、抑えきれない欲求に悩まされていた俺は、隣で寝てる当時はまだ小学3年の妹のパジャマを捲り乳首やマンコの割れ目を観察していた。

始めは観察して満足していたのが、それだけでは満足できなくなって、最終的にはマンコを舐めるまでになっていた。
クンニなんてまだ知らないし、クリトリスすら知らないから正確には、股を舐めていたと言った方が正しいかもしれない。

まぁそんな奇行も俺が中学生になって一人部屋になった途端に治って、黒歴史として記憶の奥底に封印した。
童貞は捨てれなくても彼女的な相手が常にいたおかげで、中学3年間は全く妹に興味がわかなかった。

だけど、俺が高校生になると再び奇行が始まった。
デートしたりキスをしたり、彼女的な相手は居るにもかかわらず、最後の勇気がなかった俺は、高2の夏まで童貞だった。
その間お世話になったのが中学生になっていた妹の下着だ。

最初は衣装ケースの中の洗濯済みの物、そして洗濯機の中の洗濯前の物、それらを嗅いだり舐めたりしていた。
この奇行も童貞を捨てた途端に治って、再び黒歴史として葬りさった。

高校を卒業して進学の為に地元を離れたから、高校生になった妹とは殆ど接点がない。
バイトが休みの盆や正月に帰った時、リビングで寝てる妹のパンチラを見て、下着が大人っぽくなってると少し発情したくらいだ。

ちなみに俺が言うのもなんだが、妹はそこそこ可愛い。
胸は小さいがスタイルも良い方だ。

そんな妹も大学生になった今年のお盆。
帰省初日と2日は地元の友達と遊び明かし、3日目を実家でダラダラしてると、地元の大学に進学し実家暮らしを続けてる妹が昼頃に起きてきた。

親は俺が高校生の時に離婚していて、病院勤務の母親はこの日は仕事で居なかった。
家にいるのはTシャツにパンツと言うだらしない格好で起きてきた妹と俺だけだった。

「居たんだ」

「下穿いてこいよ」

「兄妹だし別によくない?」

そのままリビングでテレビを見始めた妹と特に会話もなく時間が過ぎていた。
なんとも居心地が悪くなって自分の部屋に戻ってダラダラしてると、妹が何やら叫んでた。

「ご飯食べた?」

「まだ」

「兄ちゃんのも作ろうか?」

「料理できるようになったんだ?」

「いらないならいい」

「せっかくだし食うよ」

リビングに戻った俺は、期待してたものと違う目玉焼きとウィンナーと白米を食べていた。
相変わらずこれと言った会話もなく時間が過ぎていった。

「兄ちゃん新しい彼女できた?」

「一応」

「へぇ」

「お前は彼氏と続いてんの?」

「一応」

「へぇ」

また暫く会話もなくテレビの画面をボーッと眺めてた。

「ねぇ兄ちゃん」

「ん?」

「あのさ、セックスの時舐めたりする?」

「は?何を?」

「だから、下の方とか」

突然何を言い出すのかと思って聞いてると、友達とそう言う話になった時、みんなはちゃんんと前戯をしてクンニされたりしてるのに、自分の彼氏はろくに触りもせず挿入したり、フェラさせるだけだから話に着いていけなかったらしい。
さらには、愛されてないんじゃないかとまで言われて、そうなのかもしれないと彼氏に不信感がわいてきているらしい。

高1から付き合い始めて、セックスはその彼氏しか知らないと言う妹からしたらよくわからないのも仕方ないことかもしれない。

「セックスだけが愛の証明する手段じゃないし」

「だから兄ちゃんはどうかって聞いてんの」

「俺は普通にしてるよ」

「舐めたり?」

「うん」

いくらクンニ大好き星人の俺でも、流石に妹に向かってお兄ちゃんはクンニ大好き星人だからぁなんて言ってのけるメンタルは持ち合わせてなく、この空間から一刻も早く逃げ出したかった。
俺の返答に満足していないのか、まだ何か言いたそうな様子の妹を残して俺は自室へ逃げた。

「なんで着いてくるんだよ」

「まだ話終わってない」

「セックスの相性を理由に別れる奴も居るんだし、信用できないんだったら別れてしまえ」

「でも好きだもん、それに別れるとかじゃなくて私もそう言うのされてみたいの」

「だったら彼氏にそう言えば済む話だろ」

まだ納得いかない様子で黙ってしまった。
俺より遥かに論理的で頭が良いはずの妹も、恋愛になると馬鹿になるんだなと思っていた。

「今だから言うけどさ、兄ちゃん小学生の頃たまに私の舐めてたよね?」

「え...」

「やっぱりそうなんだ」

車に跳ねられでもしたかのような衝撃に、倒れてしまいそうなくらい心拍数が上がった。
どう取り繕ってもバレてたんなら仕方ないと、開き直ることにした。

「気付いてたのかよ」

「いや、当時は夢だと思ってたけど、私が中学生の頃に私のパンツで何かしてたでしょ?
その頃からあれは夢じゃなかったのかもって」

「パンツまでバレてたのか、よく一緒に暮らせてたな」

「たたみ方違うパンツが混ざってたら誰でも気付くよ
気持ち悪すぎて死んで欲しいと思ってたけど、家ここしかないし」

「ホント反省してます。ごめんなさい
でも今この話関係ある?」

暫く実家に帰るのはやめようと思うくらい申し訳なくて情け無くて話をそらした。

「中学生の頃はホント兄ちゃん嫌いだったけど、私も高校生の頃たまにこのベッドで兄ちゃんの枕を抱きしめて寝てたからお互い様なんだけど、舐めたりはしてないし...あれは軽いトラウトになってたし...悪いと思うんだったら...今の私の悩みを...あれする義務があると思う」

言おうとしてることは察しがついていた。
しだいに小さな声で支離滅裂なことを口にする妹を妹としてだけじゃなく女として可愛いと思う気持ちはあるし、なんならずっと見えてるピンクに黒いレースがあしらわれたパンツに欲情すらしていた。
だからと言って俺はもう分別付かない小学生でも思春期の男子高校生でもない。
実の妹とそんなことしていいはずがないと言うまともな思考を持った成人した大学生だ。

「だからさ...久しぶりにその...言いたいことわかるでしょ?」

「舐めてってこと?」

「それもだけど...さっき悩んでること言ったの忘れた?」

妹としちゃいけないのがまともな思考だといつ誰が決めた。
倫理観なんてクソ喰らえだと、妹の肩を抱いてキスをしていた。
軽く唇が触れた時、緊張してるのかキスは余計だと思っているのか、体を硬直させてる妹に一瞬躊躇したが、かまわず唇の隙間から舌を滑り込ませた。

妹は舌を動かすわけでもなく、俺にされるがまま舌を絡められていた。
だけど嫌がってる感じはなく、妹は両腕を俺の腰にまわししっかりと抱きついていた。


 
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28
投稿者:まさお   imasao40
2018/09/11 14:05:43    (wSZm60U8)
最後まで一気に読ませて貰いました。
僕も妹と関係を持ちましたが、パターンと心理描写がほとんど一緒で
驚きました・・・

やはり似た兄妹っているんだなぁ~
27
投稿者:(無名)
2018/09/11 01:17:30    (W8yb3G56)
凄いよかった
軽妙な文章も読みやすいし、妹さんの愛情表現やあえぎ方が
下品でもなく色っぽくてそれでいてうそ臭くないというか...
創作含め今まで読んだ兄妹相姦もので一番すきかもしれない
26
投稿者:たちよみ ◆a4M2WZTC8.
2018/09/02 22:48:20    (35BpL97b)
妹さんの病みっぷり。兄さんの困惑。
とても良く伝わって来ました。
妹さんとのLINEやり取りでも好いし、連休に押し掛けて来るかもしれないヤンデレ妹さんの様子でも好いし、兄さんと妹さんの話をもっと読みたいと思っています。
期待を込めて、気長にお待ちしています。
25
投稿者:日本茶々!
2018/09/02 19:53:04    (jx/7i.T6)
私も名作だと思いました。そこでリクエストがあります。お願いですから続きを書いてくださいませ。


24
投稿者:(無名)
2018/09/02 08:05:15    (4kqPasHD)
葛藤する気持ちはわかります。
けど、もう少し妹さんに優しくしてあげて…
23
投稿者:まる
2018/09/02 04:22:32    (eObfYoPO)
凄くよかったですよ。名作ですね~。
性描写、感情の表現、句読点、行間などの細部にわたる読みやすさ。想像を掻き立てる文章力。全く問題なく興奮できました。
スレ主さんと妹さん、今後どうなっていくのでしょう。続きを楽しみにしてますね。
22
投稿者: ◆7Gi2N2lhp2
2018/09/01 20:01:41    (XtjnfzWb)
射精寸前、一気にチンポを引き抜いた後も、あぁっ、あぁぁぁっうぅぅ、ヤバい、と息を荒くしたまま下半身を震わせる妹を抱きしめ、舌を絡めながらコンドームの中に出していた。

そして、禁忌を犯した罪深き愚者は賢者の足音に震えていた。
吐き出したドロドロの欲望で満たされたコンドームを外す気力も失せるほどの罪悪感と自己嫌悪の時間。

まだ整わない息で「お兄ちゃんとしちゃった、途中わぁぁぁってなって頭がふぁぁってなってヤバかったの、まだ脚がカクカクするしお腹がピクピクしてる」などと、俺の腕を枕にし、なにやら嬉しそうな妹。
そんな妹を可愛いと思いながら頭を撫でる度に、凄まじい罪悪感に苛まれた。

セックスしたことで妹の思いが強くなっても俺は答えられない。
妹のことは可愛いし、なんなら女として見ても好きかもしれないが、結婚できるわけでもない俺達の将来はどう転んでもバッドエンドだ。
気を持たせたかもしれない、どうして我慢できなかったんだ。

そんな負の感情がひしひしと湧き出ていたんだろう。
スッと寂しそうな顔に変わった妹は俺の体に抱き付いてきた。

「後悔してるんでしょ?私のこと気持ち悪い?」

「お前のことは可愛いと思ってるし、セックスも気持ちよくて満たされたよ、なんなら女としても好きなのかもしれない、けど違うじゃん?俺達に将来なんて無いしさ、何かを期待させたなら悪いことしたなって、もっと辛くなるのお前だよなって」

「馬鹿だなぁ、私はお兄ちゃん大好きだよ、お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんってお兄ちゃんに埋めつくされてて、息できないくらい埋めつくされてて苦しくて辛いから幸せなの」

「ちょっとわからない」

「うぅぅん...お兄ちゃんが言う将来って付き合うとか結婚ってことでしょ?私だって子供じゃないからそんな将来が無いことくらい知ってるし、お兄ちゃんとのそんな将来いらないよ、彼女なんて喧嘩して嫌いになって嫌われて別れたら終わり、結婚も同じ、だけど妹は何があっても生まれてから死ぬまでずっと妹なんだよ、お兄ちゃんに彼女が居ても将来奥さんができても、妹は唯一の存在でお兄ちゃんは私だけのお兄ちゃんなの」

「う、うん」

「私がお兄ちゃん大好きなのは、何々君カッコイイ、付き合いたい、付き合えて嬉しい、喧嘩して悲しい、浮気されて辛い、とかそんな次元の低い話じゃないの、好きとか愛してるとかを超越したもっと凄い大好きなの、だから最強なんだよ」

「うん、意味がわからない」

「本当に馬鹿だなぁ、私が生まれた瞬間から私達は一生切れない関係で結ばれてるの、それも唯一の存在として君臨してるの、他の儚くて脆い将来なんて必要ないじゃん、私は一生お兄ちゃんだけの妹で、お兄ちゃんは一生私だけのお兄ちゃんってことが保証された中でお兄ちゃん大好きだから私の大好きは最強なの、同じミトコンドリアDNA分け合ってるんだよ?結婚指輪より強いんだよ」

「謎理論か、それだと父さんでもいいじゃん」

「は?やめて気持ち悪い...それにミトコンドリアDNAは母体からしか」

「わかった、その話はいいわ」

「お兄ちゃんって本当にクズの最低人間だけど完璧なの」

「急にディスるのやめろ」

「大好きって言ったんだよ」

「わかんねぇよ」

「お兄ちゃんは今まで通りでいいの、私はお兄ちゃん大好きだし、お兄ちゃんも私が大好きだから」

「大好きとか言ってないけど」

「言ったよ、私わかるもん」

「もしかして聞こえてた?」

「え?言ったの?」

「言ってない」

「言ったんだ、いつ?もう一回言って」

「嫌だ」

「ホラ、言ってるじゃん、もう一回言ってよ、あと名前で呼んで、じゃないとイタズラされたってみんなに言うよ?」

「うわぁうざっ」

「いいもん、お兄ちゃんいっぱいギューッてして、いっぱいキスしてたの、私のこと大好きって感じだったもんね」

よくわからないが、狂気に満ちた歪んだ愛情を向けてくる妹がいいかならそれでいいか、と考えることを放棄した。
そして「大好きって言わないの?」としつこく纏わり付いてくる妹をあしらいながら、放置していたコンドームを外し、中身をティッシュに絞り出してゴミ箱に投げ捨てた。
中身を絞り出したのは妹がなにかやらかしそうな予感がしたからなのだが、アァッと残念そうに声を出したのでやっぱり何か企んでいたんだろう。

「待って...」

チンポを拭こうとするのを止められた。
止められたが、何を企んでいるかわからない妹の指示に従う義理はない、かまわず拭こうとすると妹は慌てて俺のチンポを口に含んだ。
胡座をかいた俺には、妹の後頭部しか見えないが、ヌチャッヌチャッと音を立てながらチンポに纏わり付いた精液を舐めていることだけはわかった。

「なにやってんの?」

返事もせず妹は俺のチンポを舐め続けていた。
妹を止めることが無理だと悟った俺は、早々に諦めてそのまま仰向けに寝転がって妹との今後を考えていた。
しばらくヌチャッヌチャッと音を立てていた妹だったが、一頻り舐めて満足したのか、恥ずかしさを誤魔化したような笑顔を見せ、嬉しそうに俺に抱きついてきた。

「お兄ちゃんを摂取した」

「よかったな」

「うん、お兄ちゃんのだったらいっぱい飲める、今度は口に出していいからね」

「今度なんかないよ」

「あるもん」

俺に抱きついたままウトウトしていた妹は、とうとう寝息をたて始めた。
そんな妹を、ただボーッと眺めながら頭を撫でていた。

「あっ、お風呂入らなきゃ」

10分か20分ほど寝てた妹は突然目を覚まして時計を確認していた。

「準備してくるから一緒に入ろう」

「俺は後でいいよ」

「入らないと、凄い臭いしてるよ」

「これお前のオシッコと変態汁な...うあ、痛い」

「一緒に入るでしょ?」

「入るから離せ」

二の腕に噛み付いてくっきり歯型を残した妹は、何故か俺のパンツとTシャツを身に付けると、勝ち誇った顔で部屋を出て行った。
兄妹喧嘩するとよく噛み付いてきていたが、今も変わってないんだなと思いながら、顔の前にぶら下げた妹のパンツを眺めていた。

風呂の準備を済ませ戻ってきた妹は、何を話すでもなく俺に抱きついていた。
俺もそんな妹の頭をただ撫でていた。

その後、十数年ぶりに妹と一緒に風呂に入った。
私が洗ってあげる、と俺の体を洗おうとする妹を振り払って、嫌がる妹のマンコを洗ってやるとウゥンッと声を出し、ボディソープの泡の奥に滑りを帯び始めた。
そんな妹をからかい湯船につかり、しばらくは妹を抱きしめていたが、真夏の夕方の入浴なんて地獄でしかない。
すぐに気分が悪くなり、まだ入ってると言う妹を残して部屋へ戻った。

なにやってんだ俺。
妹を可愛いと思うほど、本当によかったのかなという気持ちが込み上げてくる。
しばらく悩んでると、俺とは対照的に上機嫌な妹が部屋へ入ってきた。

「この布団汚いから夜は私の部屋で寝ていいよ」

「別にいいよ、夜は母さん居るし」

「平気だよ、私達の部屋に入ってきたことないじゃん、てか一緒に寝るのは決定事項なの、夜遊びに行っても帰ってきたら一緒に寝るの、わかった?」

そう言い残して部屋を出て行った妹が髪を乾かすドライヤーの音を聞いてる間に母親が帰ってきたようだった。
当然、俺は自室で考えこんでいたが、結局答えは出ないまま、夕飯できたよ、と呼びに来た妹にうながされ、リビングで夕飯を食べていた。

「最近どうなの?どうせ遊んでばっかりで彼女に愛想つかされてんでしょ?」

などと呑気に話してる母親が我が子の近親相姦を知ったらどう思うだろうか、そんなことを考えると居心地が悪くて、急いで食事を済ませて自室に戻った。
その後、すっかり夜になっていたが、妹がまた部屋へ入ってきた。

「たぶん、母さん寝たよ」

「そう」

「私達も寝よう」

嬉しそうに俺の手を引く妹からは、母親への罪悪感など一切感じられなかった。
女って強いななんて思いながら、結局妹のベッドで、俺に抱きついてる妹を抱きしめながら頭を撫でていた。

「いつまで居るの?」

「明日の昼」

「え、嫌だ...もっと居なよ」

「明後日バイトだから」

「明日の最終でいいじゃん」

「向こう着くの何時になると思ってんだよ」

「うぅ...私もついて行こうかな、夏休みが終わるまで居ていい?」

「ダメ」

「デートの邪魔したりしないよ?」

「お前もバイトあるだろ」

「同じ大学にすればよかった...じゃ我慢するから寝るまでキスして」

「寝れないだろ」

「いいじゃん、それともついてきてほしい?」

「ないわ」

「じゃキス...あと名前呼んで大好きって言いながらね」

「嫌だよ」

「恥ずかしいの?私はお兄ちゃん大好き」

妹は自分からキスしてきた。
唇をつけたまま、お兄ちゃん大好きと何度も繰り返しながら必死に舌を絡めてきていた。
俺も心の中で大好きだと思いながら、口に出せないもどかしさを晴らすように強く抱きしめて舌を絡めていたが、しだいに妹の舌の動きは弱々しくなっていき、寝言のようにお兄ちゃん大好きと言いながら、本当にキスをしながら寝てしまった。
そんな妹が可愛くてたまらなくて、既に寝息をたててる妹に何度もキスをして、そのまま俺も寝ていた。

翌日、寝返りをうったのか、妹に背中を向けた状態で目を覚ました俺は、俺のTシャツをしっかり握りしめて眠っている妹を起こさないよう一回だけキスをしたあと身支度をし、自室の荷物をまとめていた。

「なんで起こさないの?」

「アホ面で寝てたから、てか下履けよ」

「ドキドキするの?」

「しないわ」

「待ってて、私も駅まで一緒にいく」

「来なくていいよ」

「嫌だ、お見送りする」

駅に向かう道中、やたら手を繋ごうとする妹を振り払うのが大変だった。
お兄ちゃんとしたって友達に自慢すると脅迫され、朝食か昼食かわからない食事を奢るためカフェに入った。

「正月帰ってくるの?」

「わからない」

「帰ってこなかったら私が行く」

「来るなよ、てか家知らないだろ」

「住所は知ってるよ、母さんが荷物送る時にメモしてたのが残ってるの」

地元から新幹線で3時間かかる場合に住んでてよかったと思った。
そんなこんなで妹に見送られ、俺は一人暮らしのアパートに戻ってきた。
日を追うごとに妹が恋しくなってもう一度したいと思ってしまったり、やっぱり我慢するべきだったと後悔してみたり、葛藤している。

「妹はお兄ちゃん不足です」

自分の変顔をラインしてくる妹。
もともと、突然カタツムリの画像だけをラインしてきたり、意味がわからないスタンプを大量に送ってきたりする変な妹だったが、盆休み以降はその頻度が極端に増えた。

「画像くれくれ」

「断る」


「ビデオ通話希望」

「断る」


「お兄ちゃん部屋の掃除中」

「やめろ」


「今日のパンツ」

極め付けは一緒に風呂に入った時、妹が履いていった俺のパンツを履いた妹の画像だ。
絶賛葛藤中の俺とは対照的に、毎日楽しそうにくだらないラインを送りつけてくる妹が、お兄ちゃん大好きってラインをしてこないことに若干の寂しさを覚えたりしながら、俺の葛藤は続くんだろうと思う。

身内の冠婚葬祭でもない限り、次に会えるのは正月だ。



21
投稿者:日本茶々!
2018/09/01 06:01:32    (i.VgUCnK)
おはようございます。
次回で最終回になることがファンとしてはすごく哀しいです。


できるだけ詳しく濃密な描写をお願いいたします!
20
投稿者: ◆7Gi2N2lhp2
2018/09/01 00:44:18    (XtjnfzWb)
コメントくださった方々ありがとうございます。
いつもまとめてのお返事で申し訳ありません。

その後のことが読みたいとコメントもいただけて嬉しいですし、当初からそこまで書くつもりでいましたので、次回の投稿でその後のことなどを書いて、今回の投稿は完結になります。
よろしければお付き合いください。
19
投稿者:たちよみ ◆a4M2WZTC8.
2018/09/01 00:03:43    (xSt5PQfO)
兄さん、描写力がスゴイ!
妹さんにパンツを下ろされる時とか、一つに繋がって愛おしく感じながら「好き」と、なかなか言えない心理とか、切実に伝わって来ます。
今はどうなっているのでしょうか?
妹さんのリミッターは外れてしまいましたよね?
兄さんにとっても、最高に可愛い女性になっていますよね?1回だけ… で留まって居られるものなのでしょうか?
兄妹相姦のリスクと兄妹愛の居心地の好さとの間で葛藤しながら、兄さんと妹さんがどうして生きていくのかまで知りたくなっています。
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