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5歳下の彼 (1)

投稿者:ゆな ◆THn9VdT.pw
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2010/04/21 06:21:05 (.sE7YW//)
私が23歳の時の話。当時ホステスをしており毎夜ほろ酔いで帰るのが当たり前だった。
いつものようにほろ酔いで歩いていると「お姉さん大丈夫?」と居酒屋の店員が声をかけてきた。
いつも通る道沿いの居酒屋だったから何回かはお店に入ったこともあり「大丈夫よ」と愛想よく返事して行こうとしたら「待って」と呼び止められ、自分の着ていたパーカーを脱ぎ私の前に差し出し「寒いから着ていきなよ」と言う。びっくりしている私に彼は強引にパーカーをかけ「風邪ひくよ」と一言言って店中へ入って行ってしまった。
それがタクトとの最初の出会い。酔ったら眠たくなる私はこの時のタクトの顔は全然記憶にない。ただパーカーの温もりに包まれ不思議な感じで帰った。
次の日、私は洗濯して顔も覚えてない名前も聞いてない彼を訪ね居酒屋に入った。「あの、昨日いた店員さんにこれ返したいんですけど..」袋に入ったパーカーを見せると、「おい!タクト!お客さん!」と誰かが大声でタクトを呼んだ。奥から返事が聞こえ少年が私の前に立つ。坊主ではっきりした顔立ちに片耳ピアス、今時の子だ。私は袋を渡し「ありがとうございました」と一礼し立ち去ろうとするとまた「待って」と声がする
「少し飲んでってよ」開店仕立ての店内はまだお客さんはいなく、店員の視線は私に集まる。飲食業のよしみで断ることも出来ずましてや恩があり「少しだけ」とカウンターの椅子に座った。「ありがとうございます」とタクトはにっこり笑う。
かわいい。男性にこの言葉は間違いなんだろうけど私はそう思えたのだ。
それからタクトとは仲良くなった。
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青春の…

投稿者:ボイジャー ◆1KAwi07cG.
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2010/04/13 23:37:22 (bYGxGWMr)
今から、約5年程前の話です。

当時、まだ自分は上京しておらず、過疎化の進んだ田舎に暮らしていました。もちろん、子供の数も少なく小学校クラスメイトはたったの3人しかおらず、友達というより兄弟みたいに仲が良かった。特に一人の女の子『k』は小学校に入学する前から家族ぐるみで仲が良かった。

そんなこんなで、中学二年生になったとき人数の関係で中学校は廃校になることが決まり、移転先の中学校までは片道二時間以上かかるので、自分は上京して親戚の家に居候することになった。

そこで、自分は上京をするためkに意を決して告白することにした。

上京前日に夏になると毎年の様にkと一緒に町の神社で行われる夏祭りに出掛けていたので、この日の夜に告白することにした。

当日になり、午後7時に神社前で待ち合わせをした。待っていると『お待たせ~』とkが浴衣をきてやってきた。今迄は普段着と制服でしかみたことがなかったので、自分の目にはKが眩しく見えた。話をしながら、楽しんでいると時間はあっという間に過ぎ、気ずけば九時になっていた。Kが『時間だし、そろそろかえろっか?』と言ったので、自分はKの手を引き神社の裏手にKを引きつれた。Kが『どうしたの?急に』と慌てていた。そこで気持ちを整えてKの両手を握り、見つめて『上京しちゃうけど…Kのことが…好きです。付き合ってください。』そう告げるとKは下を向き、1分ほど沈黙が続いた。Kに『どうしたの?』と言うと、何故か泣いていた。自分は何故、Kが泣いているのかが分からず、動揺していたとき、Kが『私もずっと一緒にいたい…けど…そうはさせてくれないみたい…』と言うと、Kは自分に抱き付いてきた。自分もKを抱きしめようとすると、Kは『お願い…悲しくなるから…抱かないで』と言うと、涙目で見つめてきた。今でも、あの顔は忘れられない。

それから30分ほど泣きながら抱き締められ、Kが落ち着いてきたので、帰ることにした。帰りは二人とも何も話さず、終始無言だった。

Kの家の前につくとKに見つめられて『ごめんね…』といわれ、別れた。

しかし、そのことばが二人の最後に交わす言葉だとは自分は思っていなかった。

次の日、自分は上京し、地元をあとにした。

それから、二年がすぎたある時、一通の手紙が届いた。差出人はKの父名義であった。そこには、Kが亡くなったとのことが書いてあり、呆然とした。

その時悟ったのはKに言われた『そうはさせてくれないみたい…』という言葉。

そのことばの意味をやっと理解した。


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2010/05/20 21:18:52 (7EwqSy/C)
かれこれ数年前、俺がまだ正教員じゃなく、高校の講師だった頃。。
俺が副顧問をしていた部活で、あまり目立たないんだけど
純粋そうで楚々とした小柄な色白の可愛い子がいた。名前は萌香と言った。

その部活は弱小だったが、俺は学生時代の経験から
自分の力で強くしてやる!!と意気込み、かなり無茶なメニューもやらせ、
正直生徒達からは嫌われていたが
…ただ1人、萌香だけが俺に優しい笑顔を向けてくれていた。
俺は次第に、萌香に魅かれて行った。
いつの間にか16の少女に、かなり本気で惚れ込んでいた。

その部活は弱小だからか部室が無くて
生徒たちは皆、体育館の倉庫で着替えたりしていた。
…ある日、倉庫の扉が少し開いていて…見るつもりか無かった、といえばそれ
はまったくの嘘だった。
周りに誰も来てないのを確認して、そっと扉に近づき、中を覗き見た。

中では萌香1人が、ブラウスを脱ぎ、着替えをしていた。
萌香は、俺の視線があることにも気付かず、堂々とその白い胸をさらしてい
た。
小柄で童顔な可愛らしい顔とはアンバランスな、やや大きな胸が
薄いピンクのブラに包まれていた。。
俺は物凄く興奮し、一気に自分のモノがビンビンになった。
萌香はスカートを脱ぐと、ブラとお揃いの淡いピンクのパンツになり
上下下着のみの姿となった。
その、天使のような肢体に、俺はつい、見入ってしまった。

…顔を上げた萌香と、一瞬目が合ってしまい、
逃げ出すことも出来ずに、その場で固まってしまった。
てっきり、騒がれると思ったが、
萌香はいつものように優しくニッコリと笑うと、気にもせず?ジャージに着替
えた。
背後に人の声が聞こえて、やっと俺は我に返った。

その夜は、萌香を想像しながら、何度もマスターベーションをやった。
萌香を自分のモノにしたいと、本気で思った。
毎晩、抱きたいと思っていた。

…が、萌香を好きな男は、俺だけでなかった。
国語教師のSも、萌香を狙ってる様だった。
Sは、萌香の担任で28歳独身の、なかなかのいい男で
女生徒から絶大な人気があった。
一見爽やかに見えるSだが、本当は俺と同じく…いや俺以上に
生徒を性の対象として見ているところがあった。

Sとは、年も近く(俺の1歳上)歓送迎会で意気投合して
たまたま家も近かったから、その後もよくお互いの部屋に飲みに行っていた。
その時に、必ずSの口から話題に出ていたのが萌香の事だった。
「萌香って、かっわいいよなあ~。純粋そうで。
 俺と話すとき、顔赤らめちゃってさ。
 今時あんな子、いないよなあ。。俺、萌香狙いでいこっかなあ…」
「え、教師が生徒に手ぇ出すなんて、ダメでしょう?」
俺は一応、まっとうなことを言った。
「はは…実は俺、前の学校で、生徒2人とヤったことあるんだよ…」
「えッ!?」
俺は度肝を抜かれた。
「前の生徒も、萌香みたいな純粋な子たちだったなあ…俺が初めてだったし…
 あの、イク時の、泣きそうな、切なそうな顔、忘れられないなあ…
 もういっぺん、処女の生徒、抱きてぇなあ…」
本気か!?俺は心の中で、かなり焦っていた。

萌香が、Sの毒牙にかかるのを、何とか阻止したい思いと
自分の萌香への想いが交錯していた。

…部活の夏合宿、俺は萌香と2晩も一緒に過ごせるのを、何よりも楽しみにし
ていた。
もし、チャンスがあれば、自分の想いを、さり気なく伝えようとも思ってい
た。
…が、Sがなんと、自分の部活の合宿を、同じ日にぶつけてきたのだった。
「萌香は俺のモノになるから。手ぇ出すなよ?」
Sは教師とは思えないくらい、不敵な笑みを俺に向けた。
本気なのか?本気でSは、この合宿中に萌香を抱くつもりでいるのか?
何とか萌香を護らなければ・・・
俺は、部活の事より、そのことばかりで頭がいっぱいになってしまった。

初日の夜、俺は不眠でずっと、女子が寝床にしている武道館と校舎の見回りを
ずっとやっていた。
その晩は何も無かったようで安心したが、次の日の昼間、情けないことに体調
不良となり熱も出て、寝込んでしまった。
部員は「顧問のクセに!」「信じらんない!!」と非難轟々だったが
萌香だけは「せんせい、大丈夫ですか?」と枕元に薬を持ってきてくれた。
・・ああ、やっぱり優しい子だな…俺は感激していたが、夜の事が心配になっ
た。
「萌香。。あのな、夜は気をつけろよ?武道館から一歩も出るなよ?」
うわごとのように言った。
萌香は不思議そうな笑顔を向けて、去って行った。

「情けないヤツだな。」顔を見せたSはニヤリと笑った。
「一晩中、見張ってたのか?でも、今夜は動けそうにないな。」
「…おい、絶対やめろ。萌香だけは、、、やめてくれ、、、」
「うん?もしかして、萌香の事好きなのか?」
「・・・・・とにかく生徒に手ぇ出すな、、」
「はは・・・俺はな、ちゃんと〝合意の上で〟するから大丈夫なの!レイプは
犯罪だからな」
Sはそう言うと去っていった。。
動けない自分が情けなかった。

その夜は、熱にうなされ、悪夢にもうなされた。
萌香が、Sに陵辱され、最後には恍惚した顔でイっていた。。
夢の中で、萌香が汚されたというのに、俺はしっかり夢精していた。。
慌てて下着を取り替え、ますます、情けなくなった。

昼には体調も良くなり、とりあえず体育館へ向かった。
扉を開けると、部員の白い目が矢の様に突き刺さってきた。
俺はすぐさま、萌香を探した・・・いない。。
「も、萌香はどうした!?」
「あ…、萌香、朝具合悪いって言って帰りましたけど・・・」
俺は頭に血が上るないなや、Sの部活へ走っていった。

「…おいッ…!」俺は言葉を荒げて、Sを呼んだ。
「あ、なんですか?」Sはよそよそしく返事をした。
「…萌香を…したのか?」
「…あ~…、、ちょっとこっちに。。。」
Sは、俺を人気のない陰に連れて行った。
「…聞きたいか?」Sは少しにやけていた。
「ふ、ふざけるな…!」
「…まあまあ、、。あのなあ、・・ショック、受けるなよ?」
俺は怒りで右の拳を左手で抑えた。
「…あのな、、、萌香な、つまるところ、俺の好みじゃなかったんだよなぁ」
「どういうことだ?!」
「萌香、…あれ、俺が初めてじゃないよ…どころか、かなりヤリつけてるぜ?
 …も~う、自分から腰振ってさ、凄かったモンなあ・・
 今日はくたびれて帰ったんじゃないのか?」

俺は何が何だか分からなくなっていた。
Sが萌香を抱いたことに激しく嫉妬を感じたのと、萌香がそういう女だったと
いうショックと。。。

けれど、それからも俺は、萌香のギャップの激しさを想像しながら
毎晩マスターベーションに耽っていた。

それから2年、萌香が卒業するまで完全な片想いで
Sは「好みじゃなった」と言いながらも、萌香とはずっとヤリまくっていた。
Sと飲んだとき、たまにSが俺に萌香との事を聞かせて面白がっていた。
不愉快なはずなのに、俺はそんな2人のセックスを想像しながら
萌香を毎日見ては、一人自分のモノを慰めていた。

萌香が卒業して、ようやく俺は正教員になれたが
どんな好みの生徒がいても、やっぱりSのように生徒とは出来ない。
だが、Sのことは非難しつつも、本音は、羨ましくもある。
















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観覧車

投稿者:かず ◆/IhwdJmRBk  kazamidori2501 Mail
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2010/06/19 06:43:14 (wox9wdE9)
あれは初めて付き合った年上の女性との話です。付き合い初めてまだ間もない頃、港町の観覧車に二人きりで乗りました。その時は夏の盛りで観覧車の中も相当な熱気です…僕は彼女が涼しくなるように直前に観た映画のパンフレットで仰いでいました。その時の彼女の一言。かずくんは奥手ね…。当時の僕は臆病で彼女の肩に腕を回すことさえ出来ませんでした。その後案の定すぐに別れることに…今でもあの時にキスをする勇気があればと後悔しています。
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投稿者:さざなみ ◆K4uC7X8rB6
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2008/06/26 17:21:38 (S.RLuMd4)
俺が中学三年の時の話である。
ある大雨の日の学校帰りの時、俺は傘がなかったので、近くのコンビニの傘立てから傘をパクった。コンビニの店内には人がいなかったので忘れ物だと思ったからだ。
ちょっと歩いて、なんとなく気になって後ろを振り返ったら、コンビニから気が強そうなギャルっぽい女子高生が出てきたのが見えた。

「まずい」

俺は早足になり、そしてだんだん駆け足になり、全力疾走した。
しばらく走ってもう大丈夫だろ?と思い後ろを振り返ると、ギャル女子高生がチャリで立ちこぎして追いかけてきた。

(終わった)

俺はあきらめてゆっくり息を整えながら歩いていると、俺の横でチャリが急ブレーキをかけた。

キキイィィィー!!

前髪がずぶ濡れで目が開いてるか開いてないかの状態で、俺に呼び掛けた

「君!!」

俺は震えた声で答えた。
「は、はい…」

「財布落としてるよ」
ギャル女子高生は俺にまっすぐ財布を差し出した。
俺は財布を受け取ったまま言葉が出ないでいると、「雨ヤバイねー」と言ってニコっと笑いチャリをこいで住宅街に消えていった。

俺は雨でその子の透けたブラ紐を見ながら一目惚れした自分に気付いていた。

次の日、あの子にお礼を言おうと思った。

そしてギャルに敬意を示すため、日焼けサロンに行って真っ黒になるまで焼いた。
端から見たらテニスの試合帰りの中学生にしか見えないが、全身で気持ちを表したかった。
面白がってついて来た友達と一緒にコンビニで待っていたが、その子はいつまでたっても来なかった。

しびれを切らして友達が帰った30分後に、あの子は来た。

キキィー!

黒光りした外車からグラサンにタンクトップでマッチョの恐い彼氏と一緒に。

俺に気付かず手をつないで、幸せそうに店内に入っていった。

俺はあらかじめ用意してた自分のアドレスのメモとラブレターをコンビニのゴミ箱に捨て、晴れの日なのに顔を濡らして帰った。

自分が無力過ぎた。
あの子が求めるものが何一つ自分にない気がした。

家に帰って鏡にうつる真っ黒な自分に中指を立てて、変な顔をしてウッヒョッヒョという声で笑った。

母親に心配された。
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