2023/01/13 01:42:41
(1FM1.X7E)
もう7年ほど経ちますが私の初体験についての話です。
不慣れなのでそういった描写は少ないです。すみません。
私は道場の一人娘です。地方なので今はともかく昔は栄えていたという話を祖母や父に聞きました。高校等での部活でやる剣道とは違ったもので剣術と呼ばれている方の道場です。曽祖父以降は祖母、母が師範となりましたが、田舎ということもあり、私の代ではお弟子さんももう居ないような状況で、私は継ぎませんでした。母が厳しく、ずっと私を女子校にいれ、部活は禁止、早寝早起き朝夕稽古という人でした。相手もいないのに実戦的な技になんの意味があるんだろうね、父はそう言っていましたが女系だからなぁと、寂しそうに言う人でした。私はそんなに嫌でもなく、のめり込むものがあるだけマシと思う子供でした。今はそうでもないのですが、当時の私は全く喋らない人でした。年末年始に親戚が集まっても、庭で木刀を振っていたり、学校にも友人はおらず、1度も声を出さない日も少なくありませんでした。幸いいじめ等はなく、普通に通って普通に卒業したのですが、高校卒業後に見合いをするということになりました。意外にも数件の婿入り希望がありました。口を開かない私を見て向こうから辞退されたり、母を恐れて辞退する方が多く、正直私も興味を抱くような人がいなかったのですが、私と同い年の人が母と試合(寸止め)をして勝ちました。母が気に入ったことでその人と結婚したのですが、奥手な人でした。おかげでお互いに24歳になった年に初体験となりました。私も旦那も初めてで、最初の頃は恥ずかしくて布団をかけたままでした。恥ずかしいところは見ないからと、そう言われて顔を熱くしながら了承したのを覚えています。場所が分からないとかは無かったのですが、息が当たるほど誰かが近くにいるとか、挿入時の不思議な痛みや、肌が触れ合うというのが私にとって未知でした。身体を密着させ、こうすれば見えないからと言われてから、自分でも分かるほど愛液がでて、私も女なんだと自覚し、身を任せるようになりました。リズムが合ってなかったことが分かったり、体位を変えるタイミングを分かってくれたり、キスの時に歯が当たることも無く、身体を見られても大丈夫になり、行為の度に、俗に言う中イキするようになりました。なかなか子供ができず、そういった行為に慣れた頃ようやく妊娠し、娘ができました。母が見たこともない優しい顔で接するせいで、おばあちゃん子です。母が選んだ人ですが、喋らない私に文句も言わず、そばに居てくれる人です。