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2020/08/13 21:57:33 (dDU.vRLk)
昔から女装好きな私ではありましたが、社会人になって転職を契機にバイトの女子大生と別れてからというもの、毎日悶々とした毎日。転職先では後から入社してきた元銀行のOL女性が気になり、思いきってプロポーズしたものの見事にフラれてしまいました。

しかし、同時期に新婚間もない若いパート女性も入ってきて、容姿はこちらの方が断然上。可愛いいしスタイルも抜群。しかし、所詮は他人の奥さんですから、独身の私としてはとりだてて意識することもありませんでした。

それから数ヶ月が経過した頃、何か彼女が原因で職場に並々ならぬ雰囲気が漂い始めました。後で分かったことですが、職場の上司や年配のパートのオバサンたちと人間関係が上手くいかず徐々に孤立し始めたみたいです。それだけでなく、パートのオバサンたちの話では、新婚早々から彼女の夫が毎晩酔っ払って帰宅するため、毎晩のようにケンカが絶えなかったようです。

ある日、退社時刻になり帰ろうとすると、唐突に彼女が、
「今日は何か予定あるの?」
「…ん?…これから夕飯兼ねて飲みに行くけど…」
アパートに帰っても誰も待ってるわけじゃありませんから月並みな返事をして、どうせ奢っても職場の愚痴ぐらい聞かされて終わりだろうとたかをくくってました。しかし、まさか誘っているとは…。

自分の車で行き付けの寿司屋に行き食事をしながら、予想通り職場の人間関係だけでなく、彼女の夫の体たらくと散々愚痴を聞かされました。1時間ほどで切り上げ、職場から近い彼女の公団アパートに送り届けようと車のエンジンをかけたところ、彼女が呟きました。
「今日は旦那、帰ってこないかも…」
「…?…出張旅行か何か?」
「違うわ…又どこかで飲んだくれてハメを外すのよ!」

話を聞いてる内に彼女が段々涙声になりベソをかき始め、私もちょっと気が動転。
「気晴らしに、ちょっとドライブにでも行こうか?」
黙って頷く彼女でした。


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投稿者:亜成絵夢子 ◆iuAI4q6RA.   sailor-de-enema
2020/08/15 20:57:59    (w7DWfUGX)
軽音楽のカセットテープを回し、1時間ほどドライブしながら彼女の昔話や私の過去を語り合いましたが、ちょっと逸れた田舎道にラブホテルの看板が目に入り、私は思いきって冗談半分に
「ここで休憩してこうか?」
「……」
あっさり頷いてしまう彼女。

車を止めた2階に上がると料金プランの看板が見え、受付なしで部屋に入ることができました。新婚ホヤホヤの人妻と不倫だなんて、映画かテレビドラマの世界の話くらいにしか考えられないのに、正直自分でもずいぶん大胆な行動だったと思います。

部屋に入ってからは、自分が先にシャワーを浴びてバスローブ姿でソファーで寛ぎ、続いて彼女がシャワーを浴びてから同じ白いバスローブ姿でソファー隣に腰掛けました。

「お兄ちゃん!って呼んでいい?」
「お兄ちゃん!?…なんか照れ臭いな。二人兄弟の弟なのに(笑)」
据え置かれた冷蔵庫の缶ビールで乾杯した後は、たわいもない会話で緊張感もなくなり、あっという間に1時間ほど経過しました。

「(さてさて、これからどうしたものか…)」

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