2015/09/24 22:07:10
(QPIaYzGr)
例の事件の話でした。
一瞬、頭が真っ白になりました。
勿論、マネくんと二人でシフト
だから、その話もでるかな、、、
と思ってたんですが、楽しそうに
仕事の話をするマネくんに、油断
してました。
私が絶句してると、マネくんは、
「ゴメンゴメン、もう終わった話
だし、咎めてないですよ(笑)」
と取り繕ってくれました。
「まあ、男と女だし、ハルカさん
美人だし、俺が店長でも、同じ事
してたかも(笑)」
マネくんがおちゃらけてくれたの
で、ハルカも血の気が戻り、冗談
を返しました。
「その節は、お見苦しい画像を
お見せして、ゴメンね(笑)。もっと
ハルカが、若い女の子だったら、
目の保養になったのにね(笑)」
マネくんは言いました。
「目の保養どころか、、、何回も
思い出して、オカズに使わせて
もらいました(笑)、、、」
「お口に合いました?ってコラ!(笑)」
二人で笑ってしまいました。
楽しい時間でした。。。
マネくんが言いました。
「まだ、店長とは付き合ってるの?
あ、咎めてないよ(笑)」
私は頷きました。
「そっか、残念(笑)。フリーなら
アタックするとこだった」
「フリー、というか、ハルカは
もともと人妻だよ(笑)。店長くんにも
言ったけどさ、うちの職場、若い女の子
は沢山いるじゃん(笑)、つまみ食いする
なら新鮮な方がイイぞ」
マネくんは言いました。
「若い女、ってのと、いい女、ってのは、
別だからね」
少しだけ、沈黙が訪れました。
気まずい沈黙ではありませんでした。
それは、少しだけ、エッチな沈黙でした。
マネくんは洗い物をしている私の方へ
ゆっくりと歩いてきて、私の背後に来ま
した。私は洗い物をしながら、蛇口から
流れる水を見ていました。
マネくんが、
背後からゆっくりとハルカを抱きしめ
ました。
私は言いました。
「マネくん。からかっちゃ、ダメだよ(笑)。
もうオバサンだけど、、、まだ女なんだよ、
アタシ」
マネくんは言いました。
「知ってる。だから、抱きしめてる」
。。。
私は何も言いませんでした。
その沈黙が、
答えになることを、
知っていました。
私は抱きしめられたまま、
マネくんの方に顔を向けました。
そのしぐさで、
キスがもらえることを、
知っていました。
マネくんは、ゆっくりと
唇を重ねてくれました。
でも、
最初に舌を絡めたのは、、、
ハルカでした。
心の中で思いました。
「、、、店長くん、、、、、、、」
でも、
甘くて、刺激的な、毒は、
すでにハルカのカラダとココロに
染みていました。
エプロンにポタポタと唾液が零れました。
下品で、罪深いキスを、止めることはできませんでした。