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続 人妻アナル調教

投稿者:r ◆Et1ODHAhxw
削除依頼
2024/04/17 21:45:02 (twwIG2jF)
1 2
レスの削除依頼は、レス番号をクリックして下さい
16
投稿者:Kaz   joker1973
2024/04/24 02:09:06    (khfJ04vS)
遂に続きを出してくれたんですね!
ありがとうございます
15
投稿者:**** 2024/04/19 20:38:10(****)
投稿削除済み
14
投稿者:(無名)
2024/04/19 16:08:20    (YRbIL9Hg)
ビデオ作品紹介
ストロベリー・パニック
Special Limited box IV
 電撃文庫から単行本が出ている公野櫻子さんの小説「ストロベリー・パニック!」を原作とする、テレビアニメーションです。2006年4月から放送されており、早くもDVD第1巻が6月23日に発売となっております。
 以前トップページで少しだけ紹介したとおり、原作小説単行本第1巻のP134とP295に、くすぐりシーンを連想させる会話があり、テレビアニメの第1話には、ヒロインの蒼井渚砂ちゃんが寮のルームメイトである涼水玉青ちゃんに、「制服を注文するため」と称して身体のサイズを計測されながら、くすぐったがるシーンがありました。
 この時はセリフだけだったのと、本当にくすぐられているわけではないと思われたため、この場への掲載を見合わせたのですが、第11話になって、もっと美味しいシーンが出現しました。
 夏休みに入り、サマースクールにやって来たアストラエア3校の生徒たちのはしゃぐ海岸の一画で、あの蒼井渚砂ちゃんがビーチパラソルの下で寝そべり、涼水玉青ちゃんに日焼止めクリームを背中に塗られています。
 渚砂ちゃんが「くすぐったい」と叫ぶと、玉青ちゃんは「動かないで下さいね」などと言いながら、大きく指を広げた手をゆっくりサワサワァ~っと……。普通にクリームを塗るのとは明らかに違う手つきに、渚砂ちゃんはたまらず足をバタバタさせていました。
 テレビ放送はまだまだ続いているので、今後もまた新たなくすぐりシーンが出現するかもしれません。
(2006/7/2)
 ……というわけだったのですが、あれから約3ケ月が経過し、私の住んでいる地域では、本日未明に全26話の放送が終了しました。
 DVDは全9巻発売予定となっており、最初の2話が第1巻に、残りの24話が3話ずつ第2~9巻に収録される事になります。
 現在発売されているのは第4巻までです。
 初回限定版の他に通常版がありますが、初回限定版の方には映像特典や封入特典がついてきます。
 問題の第11話が収録されているのはDVDの第4巻で、初回限定版の封入特典はオリジナル携帯ストラップとプレート、それにオリジナルブックレット、映像特典は声優さんへのインタビューのようなもので、今回のゲストは月館千代役の斎藤千和さんです。
 原作の小説とはタイトルが微妙に違っており、ストーリーは大幅に異なっております。小説では、アストラエア三校の代表を決める「エトワール選」の模様を中心に物語が展開するのですが、アニメの方はエトワール選のそのものは最終話でしか描かれず、その代わり、寮や学校で行なわれる様々なイベントの模様が幅広く描かれており、第11話のサマースクールもその一つです。

 第11話で日焼止めクリームを塗られる渚砂ちゃんは、この物語の主人公。そして、クリームを塗る玉青ちゃんは、渚砂ちゃんののクラスメイト兼ルームメイトです。
 玉青ちゃんは第1話で編入してきた渚砂ちゃんと出会ってから、保健室で目を覚ますまで寝顔を眺めていたり、自分で測定した渚ちゃんの全身のサイズを記録した手帖を宝物にしていたりと、渚ちゃんに対して並々ならぬ興味を抱いているようで、第11話でも、肝試しの時に録音した渚砂ちゃんの悲鳴をウットリとした表情で聞き返すなど、かなりの変態ぶりを発揮しております。
 しかしその一方で、渚砂ちゃんと静馬様の親密な仲を認める心の広さをも持っていたりします。

 静馬様は、渚砂ちゃんの通う聖ミアトル女学園と同じアストラエアの丘に建つ、聖スピカ女学院、聖ル・リム女学校の三校を代表する存在であるエトワールの称号を持っています。
 第1話で寮の食堂に皆が揃っている前でいきなり渚砂ちゃんにキスしようとしたり、第12話ではプールの中で本当にキスしてしまったり、さらにはベッドの上に押し倒したりと、かなり大胆な事をなさってます。
 まるで今は昔に作られた18禁百合アニメの「エスカレーション」に登場するナオミお姉様ではないかと思っていたら、なんと、あのアニメに使用されたベートーベンの「月光」を、第6話で堂々と独奏なさってました。

 同じ丘に建っているだけあって、アストラエア三校の生徒たちは互いに顔を合わせる機会も多いらしく、渚砂ちゃんにもスピカに通う友達がいます。それが、聖歌隊の此花光莉ちゃんと南都夜々ちゃん。
 この二人は寮で同室なのですが、夜々ちゃんが光莉ちゃんに対して並々ならぬ想いを寄せているのに対し、光莉ちゃんが憧れるのはは、スピカの王子様と称される鳳天音様。
 夜々ちゃんはそんな光莉ちゃんへの想いを抑えながら、あくまでも保護者役に徹するのですが、第13話でついに抑えきれなくなったのか、いきなり光莉ちゃんに襲いかかります。
 確か、「神無月の巫女」にもこれと似たような場面があったなぁと思ったら、光莉ちゃんと夜々ちゃんの足もとには、あのアニメに登場するものと似た貝殻が。
 どうやらこのアニメ、既存作品に登場する物をあえてそのまま登場させる事によって、製作時に何を参考にしたかを示しているようです。
 このような例が他にいくつあるか、数えてみるのも面白いかもしれません。

 大胆な場面を最も頻繁に見せてくれるサービスキャラは、光莉ちゃんたちと同じくスピカに通う鬼屋敷桃美と剣城要。
 この二人、同室なのをいい事に、いつもベッドや浴室などであんな事やこんな事を……。
 同時に、夜々ちゃんと天音様との関係を壊そうと画策する悪役キャラでもあるのですが、彼女たちの使う言葉は極めて独創的で、特に第13話で要が光莉を口説くのに使う台詞には多くの人が爆笑する事でしょう(環境問題と関連の深い職業の方は別ですが)。

 というわけで、女の子が同級生にくすぐられる状況に萌え萌えな方、そして、女の子同士の仲の良い姿に萌え萌えな方には、特におすすめです。

(2006/10/3)
戻る
13
投稿者:(無名)
2024/04/19 16:07:01    (YRbIL9Hg)
ビデオ作品紹介
ストロベリー・パニック
Special Limited box IV
 電撃文庫から単行本が出ている公野櫻子さんの小説「ストロベリー・パニック!」を原作とする、テレビアニメーションです。2006年4月から放送されており、早くもDVD第1巻が6月23日に発売となっております。
 以前トップページで少しだけ紹介したとおり、原作小説単行本第1巻のP134とP295に、くすぐりシーンを連想させる会話があり、テレビアニメの第1話には、ヒロインの蒼井渚砂ちゃんが寮のルームメイトである涼水玉青ちゃんに、「制服を注文するため」と称して身体のサイズを計測されながら、くすぐったがるシーンがありました。
 この時はセリフだけだったのと、本当にくすぐられているわけではないと思われたため、この場への掲載を見合わせたのですが、第11話になって、もっと美味しいシーンが出現しました。
 夏休みに入り、サマースクールにやって来たアストラエア3校の生徒たちのはしゃぐ海岸の一画で、あの蒼井渚砂ちゃんがビーチパラソルの下で寝そべり、涼水玉青ちゃんに日焼止めクリームを背中に塗られています。
 渚砂ちゃんが「くすぐったい」と叫ぶと、玉青ちゃんは「動かないで下さいね」などと言いながら、大きく指を広げた手をゆっくりサワサワァ~っと……。普通にクリームを塗るのとは明らかに違う手つきに、渚砂ちゃんはたまらず足をバタバタさせていました。
 テレビ放送はまだまだ続いているので、今後もまた新たなくすぐりシーンが出現するかもしれません。
(2006/7/2)
 ……というわけだったのですが、あれから約3ケ月が経過し、私の住んでいる地域では、本日未明に全26話の放送が終了しました。
 DVDは全9巻発売予定となっており、最初の2話が第1巻に、残りの24話が3話ずつ第2~9巻に収録される事になります。
 現在発売されているのは第4巻までです。
 初回限定版の他に通常版がありますが、初回限定版の方には映像特典や封入特典がついてきます。
 問題の第11話が収録されているのはDVDの第4巻で、初回限定版の封入特典はオリジナル携帯ストラップとプレート、それにオリジナルブックレット、映像特典は声優さんへのインタビューのようなもので、今回のゲストは月館千代役の斎藤千和さんです。
 原作の小説とはタイトルが微妙に違っており、ストーリーは大幅に異なっております。小説では、アストラエア三校の代表を決める「エトワール選」の模様を中心に物語が展開するのですが、アニメの方はエトワール選のそのものは最終話でしか描かれず、その代わり、寮や学校で行なわれる様々なイベントの模様が幅広く描かれており、第11話のサマースクールもその一つです。

 第11話で日焼止めクリームを塗られる渚砂ちゃんは、この物語の主人公。そして、クリームを塗る玉青ちゃんは、渚砂ちゃんののクラスメイト兼ルームメイトです。
 玉青ちゃんは第1話で編入してきた渚砂ちゃんと出会ってから、保健室で目を覚ますまで寝顔を眺めていたり、自分で測定した渚ちゃんの全身のサイズを記録した手帖を宝物にしていたりと、渚ちゃんに対して並々ならぬ興味を抱いているようで、第11話でも、肝試しの時に録音した渚砂ちゃんの悲鳴をウットリとした表情で聞き返すなど、かなりの変態ぶりを発揮しております。
 しかしその一方で、渚砂ちゃんと静馬様の親密な仲を認める心の広さをも持っていたりします。

 静馬様は、渚砂ちゃんの通う聖ミアトル女学園と同じアストラエアの丘に建つ、聖スピカ女学院、聖ル・リム女学校の三校を代表する存在であるエトワールの称号を持っています。
 第1話で寮の食堂に皆が揃っている前でいきなり渚砂ちゃんにキスしようとしたり、第12話ではプールの中で本当にキスしてしまったり、さらにはベッドの上に押し倒したりと、かなり大胆な事をなさってます。
 まるで今は昔に作られた18禁百合アニメの「エスカレーション」に登場するナオミお姉様ではないかと思っていたら、なんと、あのアニメに使用されたベートーベンの「月光」を、第6話で堂々と独奏なさってました。

 同じ丘に建っているだけあって、アストラエア三校の生徒たちは互いに顔を合わせる機会も多いらしく、渚砂ちゃんにもスピカに通う友達がいます。それが、聖歌隊の此花光莉ちゃんと南都夜々ちゃん。
 この二人は寮で同室なのですが、夜々ちゃんが光莉ちゃんに対して並々ならぬ想いを寄せているのに対し、光莉ちゃんが憧れるのはは、スピカの王子様と称される鳳天音様。
 夜々ちゃんはそんな光莉ちゃんへの想いを抑えながら、あくまでも保護者役に徹するのですが、第13話でついに抑えきれなくなったのか、いきなり光莉ちゃんに襲いかかります。
 確か、「神無月の巫女」にもこれと似たような場面があったなぁと思ったら、光莉ちゃんと夜々ちゃんの足もとには、あのアニメに登場するものと似た貝殻が。
 どうやらこのアニメ、既存作品に登場する物をあえてそのまま登場させる事によって、製作時に何を参考にしたかを示しているようです。
 このような例が他にいくつあるか、数えてみるのも面白いかもしれません。

 大胆な場面を最も頻繁に見せてくれるサービスキャラは、光莉ちゃんたちと同じくスピカに通う鬼屋敷桃美と剣城要。
 この二人、同室なのをいい事に、いつもベッドや浴室などであんな事やこんな事を……。
 同時に、夜々ちゃんと天音様との関係を壊そうと画策する悪役キャラでもあるのですが、彼女たちの使う言葉は極めて独創的で、特に第13話で要が光莉を口説くのに使う台詞には多くの人が爆笑する事でしょう(環境問題と関連の深い職業の方は別ですが)。

 というわけで、女の子が同級生にくすぐられる状況に萌え萌えな方、そして、女の子同士の仲の良い姿に萌え萌えな方には、特におすすめです。

(2006/10/3)
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投稿者:(無名)
2024/04/19 16:03:06    (YRbIL9Hg)
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atwiki アニメセリフ集WIKI 第1話 櫻の丘
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第1話 櫻の丘
最終更新:2017年01月04日 13:56

makolifework

---,--- view
だれでも歓迎! 編集
静馬「いつからだろう……。立ち並ぶ木々が全て緑を失って見えるようになったのは。

いつからだろう……。生い茂る葉の香りを感じなくなったのは

いつからだろう……。」

タイトル:櫻の丘

渚砂「え……。うそ……。アストライアの丘って……あんなに遠いのぉ……。

うああー! 間に合わないよー!」

(鐘の音)

渚砂「はぁ……はぁ……あ!

うわぁ……はは!

あ!

(ミアトルの制服を見て)
あーこの洋服素敵!

(スピカの制服を見て)
あー綺麗~

(ル・リムの制服を見て)
この制服も可愛いかも~。

あー……あ。うわああああ! いやあああああ!

うわー!」

(茂みから飛び出る)

渚砂「いってて……。

う……あ?

う……どうしよう……。とにかく、急がなきゃ!」

(鳥のさえずり)

渚砂「うあー、ここどこなのー……はぁー……ん?」

はぁ……ん?

ああ!?」

静馬「あ……」

渚砂「あ……あの……。ああ……」

渚砂(すっごく、綺麗な人……)

渚砂「あ、えと、わたし、こちらに編入することに」

静馬「そうなの」

(キーホルダーを拾い)

静馬「どうぞ」

渚砂「あ……」

静馬「ぁ……」

渚砂「ありがとうございます。

あ、あのぉ……」

静馬「うふふ……」

渚砂「あ……」

渚砂(なんだか、体が動かない……)

渚砂「え?……えー?」

(でこチュー)

(渚砂、気を失う)

渚砂「ああ! ……なに、なんだったの? 全部夢だったの? わたし……」

玉青「ふふ」

渚砂「うわあ!」

玉青「あら、ごめんなさい。あんまり寝顔が可愛いから、思わず見惚れてしまいましたわ」

渚砂「あの……ここは……」

玉青「あ……ここは、聖ミアトル女学園の保健室ですわ。はじめまして、わたし、涼水玉青(すずみたまお)です。」

渚砂「あ、わたしは」

玉青「存じております。蒼井渚砂(あおいなぎさ)さんですよね。わたし、渚砂さんと同じ学年、同じクラス、寮でも同室なんです」

渚砂「あ、そうなんだ」

玉青「渚砂さん、具合はいかがですか?」

渚砂「全然平気です! もう、ほら、ね?」

(玉青笑いながら)

渚砂「ええー!? もうこんな時間!?」

玉青「ええ、話によると、朝中庭辺りで倒れてらしたとか。それでこちらに運ばれてからずっと寝てらしたと聞いていますわ。」

渚砂「ゆうべ緊張して、あんまり眠れなかったので」

玉青「それで、わたしが同室ということで、目を覚まされるのをお待ちしていたんです」

渚砂「授業が終わって今までずっと?」

玉青「ええ、大したことありませんわ。渚砂さんの、可愛い寝顔を眺めていたら、あっという間でしたもの」

渚砂「あ、ははは……」

玉青「とにかく、お元気で何よりですわ。編入の手続きは終わってますから、これから学校の中を少し回って、一緒に寮に参りましょう」

渚砂「はい、よろしくお願いします」

(玉青ドアをロックする)

玉青「ああ、その前に……」

渚砂「え、何?」

玉青「ちょっとお時間をいただきますわ」

渚砂「あ、え、え……ふええ!?

あ、うう、何で身体測定が必要なの?」

玉青「制服を注文するためですわ

はい、次はアンダーです。」

渚砂「はい」

玉青「制服が揃ってないなんて、よほど急な編入だったのですね。

はい、足を揃えてください?」

渚砂「あ……くすぐったいです」

玉青「動かないでくださいね?」

渚砂「はいぃ」

購買部店員「冬服夏服一式ね? えっとお名前は……蒼井渚砂、と。で、サイズは」

玉青「7号のARでお願いします

渚砂「え?」

購買部店員「はい、かしこまりました」

渚砂「あの、涼水さん、あの、サイズ……」

玉青「そんな呼び方水臭いですわ。名前で呼んでください」

渚砂「え、じゃあ、玉青ちゃん?」

玉青「はい? なんでしょう、渚砂ちゃん」

渚砂「あの制服のサイズって号数だけじゃない。さっき全身測った意味は?」

玉青「ああ、あれですか?」

渚砂「そうそう、体重とか股下とかアンダーバストとか。わざわざ測った意味が」

玉青「意味はありますわ! 渚砂ちゃんの全てのデータはわたしの大切な宝物なのですから……」

渚砂「う……」

玉青「ご両親が海外に転勤されたんですか」

渚砂「うん。わたし1人こっちに残ることになっちゃって。うちのおばさんがミアトル出身で、紹介するからって、すぐここに編入することが決まっちゃったの」

玉青「そうだったんですか。普段4年生で入ってくる方はいらっしゃらないので、不思議に思っていました」

渚砂「4年生?」

玉青「はい。ミアトルは中高一貫ですから。私たち高校1年生は、ここでは4年生と呼ぶのです」

渚砂「あ、そうなんだ……あ」

玉青「え?」

渚砂「ここからも見えるんだ」

玉青「ああ、お御堂ですね。アストライアのシンボルと言える建物ですわ。お御堂の西には聖スピカ女学院、東には聖ル・リム女学校がありますわ」

渚砂「ああ。それで今朝女の子の制服が3種類あったのね?」

玉青「ええ。白い制服がスピカ、チェックのスカートがル・リムですわ。

はい。こちらが教室です。席は明日、先生が指定してくださると思いますわ」

渚砂「わ―、落ち着いた感じ」

玉青「そろそろ、寮に行きましょう。渚砂ちゃんのお荷物が届いているかもしれませんし」

渚砂「うん」

玉青「それに、6時の門限に間に合うようにしないといけませんから」

渚砂「門限……そんなのあるんだ」

玉青「ええ、絶対厳守、遅れたら大変なことになりますわ」

渚砂「うわー……すごーい」

(マリア像に向かい)

渚砂(これから、よろしくお願いします)

玉青「お祈りしている渚砂ちゃんも、素敵ですわ」

渚砂「あ、ああ……」

女生徒A「あ、涼水さん」

女生徒B「部長がお探しでしたよ」

玉青「ああ」

(渚砂1人で歩きながら)

玉青「残念ですわ! ご一緒できなくなってしまいました。こんなことになるなんて、お詫びのしようもありませんわ」

渚砂「大げさだなぁ、玉青ちゃん」

玉青「いいえ、渚砂ちゃんに何かあったら、私は……」

渚砂「ありがとう。でも寮に行くだけだし」

玉青「とにかく、くれぐれも気をつけてくださいね」

渚砂(なんか、圧倒されちゃうんだよね)

渚砂「あ……

あ!」

あの人……。

待って!

はぁ、はぁ……

どこまで行くのかな。

あの!

くっ

はぁ、はぁ

あ! ……あれ? 消えちゃった。

あ」

玉青「門限は6時。遅れたら大変なことになりますわ」

渚砂「いっけなーい」

玉青「ギリギリになってしまいましたわ」

(ドアを開ける音)

渚砂ちゃん! すみません! ……あれ? まさか、まだ……」

(鐘の音)

玉青「あ……」

渚砂「はあ、はあ、はあ、はあ」

(門が閉まる音)

玉青「あ、待って! 渚砂ちゃんが、まだ……!」

渚砂「玉青ちゃーん!」

玉青「渚砂ちゃん!」

渚砂「はあ、はあ!」

(門が完全に閉じる)

渚砂「玉青ちゃん、開けられないの!?」

玉青「すみません」

渚砂「じゃあ、わたしもう入れないの?」

玉青「いいえ。舎監のシスターだけがこの門の鍵をお持ちなのです」

渚砂「シスター?」

玉青「はい。いらっしゃいました」

シスター「どなたですか?」

渚砂「あ……」

シスター「門限を破るような人は、このアストライア寮にはいないはずですが?」

(教鞭で机を叩く音)

シスター「残念です。いかに編入生とはいえ、初日から門限を破るとは、恥ずかしくはないのですか?」

渚砂「すみません!」

シスター「ではもう一度」

渚砂「はい!」

シスター「当寮の規則を詠唱いたしましょう。はい、1条から」

渚砂「第1条、アストライア生は……」

玉青「あ……」

渚砂「当寮生での誇りを持ち、寮生として、」

玉青「あ」

渚砂「学生の本分に則り」

玉青「六条生徒会長」

渚砂「第10条、携帯電話、ポケットベルの所持は、これをすべ……」

(ノックの音)

シスター「どなたですか?」

深雪「六条です」

シスター「入りなさい」

深雪「失礼します。この度は、シスター浜坂にお手数をおかけして、申し訳ありませんでした」

シスター「まあいいでしょう。せっかく生徒会長がお迎えにいらしたのですから。今回のことはこれまでにいたしましょう」

深雪「ありがとうございます」

渚砂「あ……」

深雪「行きましょう」

深雪「あなたもついてないわね」

渚砂「え?」

深雪「編入初日にシスターに呼び出されるなんて」

渚砂「あ、はい。その」

玉青「こちら、6年の六条深雪さま。ミアトルの生徒会長ですわ」

渚砂「あの……」

深雪「ん?」

渚砂「すみませんでした」

深雪「蒼井渚砂さんだったかしら。次から気をつけてくれればいいのよ?」

渚砂「だってだって生徒会長さんにお迎えまでさせちゃって」

深雪「気にしないで。私の仕事なんだから。それに、私なんかでそんなに緊張していたら、エトワールと会ったらどうなるの?」

渚砂「エト、ワールって何? 先生なの?」

玉青「うふふ。生徒ですわ。ミアトル、スピカ、ル・リムの3校を代表なさる方のこと」

渚砂「3校の代表って、あのシスターより怖い?」

玉青「あ……」

玉緒・深雪「ふふふっ」

深雪「別に、怖くなんかないわ」

玉青「3校で最も愛され、尊敬されている方」

深雪「一応そういうことになるわね。少なくとも、一番愛されているのだけは間違いないわね」

渚砂「なんかすごい学校かも……。舎監の怖いシスターに、生徒会長、そして生徒会長の上にエトなんとか」

玉青「渚砂ちゃん? 食堂へ行きましょう?」

渚砂「あ、うん」

(生徒の話し声)

絆奈「ねえねえ、編入生ってどんな子だと思う?」

檸檬「すっごく綺麗な子だったりして」

絆奈「えー、期待しちゃうなー」

籠女「パーシバルはー、編入生って、知ってる?」

(グラスが倒れそうになる)

檸檬「あ、すみません」

千華留「大丈夫、気を付けてね」

ミアトル生徒「編入生のお噂、お聞きになりました? 月舘さま」

千代「いえ、み、あっと……」

スピカ女生徒「編入生の噂、もう聞いた?」

蕾「私、ミアトルの編入生なんて、興味ないわ」

夜々「花莉、ダメよ、私以外の人を好きになっちゃ」

花莉「夜々ちゃん、それ誤解されちゃうよ」

天音「編入生か……」

深雪「ここが食堂よ。まず食事の前にエトワールにご挨拶した方がいいわね」

渚砂「はい!

渚砂「あ……なんかみんなの視線、厳しいような……わ!」

深雪「編入生です。エトワールにご挨拶に参りました」

ミアトル生徒「あ……」

水穂「あ、今ちょっと席を」

渚砂「あの! はじめまして、エトワールさま! 今日から編入することになりました、1年生……あ、違った、4年生の蒼井渚砂です! あの、その……よろしくお願いします!」

玉青「渚砂ちゃん、違う……」

渚砂「ふう」

静馬「またお会いしましたわね」

渚砂「え、うわ、あー! けけけ、今朝の!」

静馬「あら、覚えてくださったのね。光栄だわ」

渚砂「忘れるわけないでしょ! いきなりひとのそばに寄ってきて、そして、そして……。はぁ、だめよ、ここをどこだと思っているの! エトワールさまの前なのよ!」

静馬「エトワール?」

渚砂「そうよ、分かってる? とっても偉い人なのよ! 生徒会長より偉いのよ! だから、だからこんなところで、偉い人の前で、こんな、

だ、だめよ!」

静馬「だめじゃないわ」

(ざわめき)

渚砂「な、なんなの。なんでこの人、どうして、なんで……」

深雪「静馬、そこまで」

静馬「何故止めるの?」

深雪「時間よ」

(時計の音)

玉青「渚砂ちゃん! 渚砂ちゃん!」

深雪「みなさん、お席について」

渚砂「はぁ……」

深雪「それでは、食前のお祈りを、エトワール、花園静馬さま」

渚砂「えっ

え、えと、えと、そんな」

玉青「渚砂ちゃん」

渚砂「あ」

静馬「主よ、今いただくこの食事を感謝いたします。どうぞ、これを祝福し、私たちの体と魂を養い」

渚砂「あの人が、エトワール?」

静馬「御心に叶う良い働きが出来ますよう」

渚砂「3校の代表の、誰からも愛されてる人なの?」

静馬「精霊とのみ名に寄りて、アーメン

うふっ」

渚砂(し、し、し、し、信じられない!)

玉青「すごいデビューでしたわ。いきなりエトワールの静馬さまにあんなに迫られるだなんて」

渚砂「デビューって」

玉青「やっぱり、わたしの渚砂ちゃんがかわいすぎるのですね」

渚砂「あの、別にわたし、玉青ちゃんのものじゃ……」

玉青「動いちゃだめ」

渚砂「は、はい」

玉青「本当に綺麗な髪。これから毎日、お手入れをしっかりしないと」

渚砂「ふー」

渚砂(私、なんかすっごい学校に来ちゃったのかも……。これから、どうなるのかなぁ……)


次回予告

渚砂「ねえ玉青ちゃん、エトワール様って」

玉青「エトワール、それはフランス語で星を意味する言葉ですわ。そして、このアストライアでは3校全ての生徒達の頂点に立つお方をエトワールとお呼びするのです」

渚砂「へー」

玉青「気をつけて、渚砂ちゃん。エトワールの静馬さまに見込まれた下級生は……」

渚砂「下級生は、どうなるの?」

渚砂・玉青「次回、ストロベリーパニック。エトワール」

玉青「ああ、これ以上は言えませんわ」
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atwiki アニメセリフ集WIKI 第1話 櫻の丘
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第1話 櫻の丘
最終更新:2017年01月04日 13:56

makolifework

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だれでも歓迎! 編集
静馬「いつからだろう……。立ち並ぶ木々が全て緑を失って見えるようになったのは。

いつからだろう……。生い茂る葉の香りを感じなくなったのは

いつからだろう……。」

タイトル:櫻の丘

渚砂「え……。うそ……。アストライアの丘って……あんなに遠いのぉ……。

うああー! 間に合わないよー!」

(鐘の音)

渚砂「はぁ……はぁ……あ!

うわぁ……はは!

あ!

(ミアトルの制服を見て)
あーこの洋服素敵!

(スピカの制服を見て)
あー綺麗~

(ル・リムの制服を見て)
この制服も可愛いかも~。

あー……あ。うわああああ! いやあああああ!

うわー!」

(茂みから飛び出る)

渚砂「いってて……。

う……あ?

う……どうしよう……。とにかく、急がなきゃ!」

(鳥のさえずり)

渚砂「うあー、ここどこなのー……はぁー……ん?」

はぁ……ん?

ああ!?」

静馬「あ……」

渚砂「あ……あの……。ああ……」

渚砂(すっごく、綺麗な人……)

渚砂「あ、えと、わたし、こちらに編入することに」

静馬「そうなの」

(キーホルダーを拾い)

静馬「どうぞ」

渚砂「あ……」

静馬「ぁ……」

渚砂「ありがとうございます。

あ、あのぉ……」

静馬「うふふ……」

渚砂「あ……」

渚砂(なんだか、体が動かない……)

渚砂「え?……えー?」

(でこチュー)

(渚砂、気を失う)

渚砂「ああ! ……なに、なんだったの? 全部夢だったの? わたし……」

玉青「ふふ」

渚砂「うわあ!」

玉青「あら、ごめんなさい。あんまり寝顔が可愛いから、思わず見惚れてしまいましたわ」

渚砂「あの……ここは……」

玉青「あ……ここは、聖ミアトル女学園の保健室ですわ。はじめまして、わたし、涼水玉青(すずみたまお)です。」

渚砂「あ、わたしは」

玉青「存じております。蒼井渚砂(あおいなぎさ)さんですよね。わたし、渚砂さんと同じ学年、同じクラス、寮でも同室なんです」

渚砂「あ、そうなんだ」

玉青「渚砂さん、具合はいかがですか?」

渚砂「全然平気です! もう、ほら、ね?」

(玉青笑いながら)

渚砂「ええー!? もうこんな時間!?」

玉青「ええ、話によると、朝中庭辺りで倒れてらしたとか。それでこちらに運ばれてからずっと寝てらしたと聞いていますわ。」

渚砂「ゆうべ緊張して、あんまり眠れなかったので」

玉青「それで、わたしが同室ということで、目を覚まされるのをお待ちしていたんです」

渚砂「授業が終わって今までずっと?」

玉青「ええ、大したことありませんわ。渚砂さんの、可愛い寝顔を眺めていたら、あっという間でしたもの」

渚砂「あ、ははは……」

玉青「とにかく、お元気で何よりですわ。編入の手続きは終わってますから、これから学校の中を少し回って、一緒に寮に参りましょう」

渚砂「はい、よろしくお願いします」

(玉青ドアをロックする)

玉青「ああ、その前に……」

渚砂「え、何?」

玉青「ちょっとお時間をいただきますわ」

渚砂「あ、え、え……ふええ!?

あ、うう、何で身体測定が必要なの?」

玉青「制服を注文するためですわ

はい、次はアンダーです。」

渚砂「はい」

玉青「制服が揃ってないなんて、よほど急な編入だったのですね。

はい、足を揃えてください?」

渚砂「あ……くすぐったいです」

玉青「動かないでくださいね?」

渚砂「はいぃ」

購買部店員「冬服夏服一式ね? えっとお名前は……蒼井渚砂、と。で、サイズは」

玉青「7号のARでお願いします

渚砂「え?」

購買部店員「はい、かしこまりました」

渚砂「あの、涼水さん、あの、サイズ……」

玉青「そんな呼び方水臭いですわ。名前で呼んでください」

渚砂「え、じゃあ、玉青ちゃん?」

玉青「はい? なんでしょう、渚砂ちゃん」

渚砂「あの制服のサイズって号数だけじゃない。さっき全身測った意味は?」

玉青「ああ、あれですか?」

渚砂「そうそう、体重とか股下とかアンダーバストとか。わざわざ測った意味が」

玉青「意味はありますわ! 渚砂ちゃんの全てのデータはわたしの大切な宝物なのですから……」

渚砂「う……」

玉青「ご両親が海外に転勤されたんですか」

渚砂「うん。わたし1人こっちに残ることになっちゃって。うちのおばさんがミアトル出身で、紹介するからって、すぐここに編入することが決まっちゃったの」

玉青「そうだったんですか。普段4年生で入ってくる方はいらっしゃらないので、不思議に思っていました」

渚砂「4年生?」

玉青「はい。ミアトルは中高一貫ですから。私たち高校1年生は、ここでは4年生と呼ぶのです」

渚砂「あ、そうなんだ……あ」

玉青「え?」

渚砂「ここからも見えるんだ」

玉青「ああ、お御堂ですね。アストライアのシンボルと言える建物ですわ。お御堂の西には聖スピカ女学院、東には聖ル・リム女学校がありますわ」

渚砂「ああ。それで今朝女の子の制服が3種類あったのね?」

玉青「ええ。白い制服がスピカ、チェックのスカートがル・リムですわ。

はい。こちらが教室です。席は明日、先生が指定してくださると思いますわ」

渚砂「わ―、落ち着いた感じ」

玉青「そろそろ、寮に行きましょう。渚砂ちゃんのお荷物が届いているかもしれませんし」

渚砂「うん」

玉青「それに、6時の門限に間に合うようにしないといけませんから」

渚砂「門限……そんなのあるんだ」

玉青「ええ、絶対厳守、遅れたら大変なことになりますわ」

渚砂「うわー……すごーい」

(マリア像に向かい)

渚砂(これから、よろしくお願いします)

玉青「お祈りしている渚砂ちゃんも、素敵ですわ」

渚砂「あ、ああ……」

女生徒A「あ、涼水さん」

女生徒B「部長がお探しでしたよ」

玉青「ああ」

(渚砂1人で歩きながら)

玉青「残念ですわ! ご一緒できなくなってしまいました。こんなことになるなんて、お詫びのしようもありませんわ」

渚砂「大げさだなぁ、玉青ちゃん」

玉青「いいえ、渚砂ちゃんに何かあったら、私は……」

渚砂「ありがとう。でも寮に行くだけだし」

玉青「とにかく、くれぐれも気をつけてくださいね」

渚砂(なんか、圧倒されちゃうんだよね)

渚砂「あ……

あ!」

あの人……。

待って!

はぁ、はぁ……

どこまで行くのかな。

あの!

くっ

はぁ、はぁ

あ! ……あれ? 消えちゃった。

あ」

玉青「門限は6時。遅れたら大変なことになりますわ」

渚砂「いっけなーい」

玉青「ギリギリになってしまいましたわ」

(ドアを開ける音)

渚砂ちゃん! すみません! ……あれ? まさか、まだ……」

(鐘の音)

玉青「あ……」

渚砂「はあ、はあ、はあ、はあ」

(門が閉まる音)

玉青「あ、待って! 渚砂ちゃんが、まだ……!」

渚砂「玉青ちゃーん!」

玉青「渚砂ちゃん!」

渚砂「はあ、はあ!」

(門が完全に閉じる)

渚砂「玉青ちゃん、開けられないの!?」

玉青「すみません」

渚砂「じゃあ、わたしもう入れないの?」

玉青「いいえ。舎監のシスターだけがこの門の鍵をお持ちなのです」

渚砂「シスター?」

玉青「はい。いらっしゃいました」

シスター「どなたですか?」

渚砂「あ……」

シスター「門限を破るような人は、このアストライア寮にはいないはずですが?」

(教鞭で机を叩く音)

シスター「残念です。いかに編入生とはいえ、初日から門限を破るとは、恥ずかしくはないのですか?」

渚砂「すみません!」

シスター「ではもう一度」

渚砂「はい!」

シスター「当寮の規則を詠唱いたしましょう。はい、1条から」

渚砂「第1条、アストライア生は……」

玉青「あ……」

渚砂「当寮生での誇りを持ち、寮生として、」

玉青「あ」

渚砂「学生の本分に則り」

玉青「六条生徒会長」

渚砂「第10条、携帯電話、ポケットベルの所持は、これをすべ……」

(ノックの音)

シスター「どなたですか?」

深雪「六条です」

シスター「入りなさい」

深雪「失礼します。この度は、シスター浜坂にお手数をおかけして、申し訳ありませんでした」

シスター「まあいいでしょう。せっかく生徒会長がお迎えにいらしたのですから。今回のことはこれまでにいたしましょう」

深雪「ありがとうございます」

渚砂「あ……」

深雪「行きましょう」

深雪「あなたもついてないわね」

渚砂「え?」

深雪「編入初日にシスターに呼び出されるなんて」

渚砂「あ、はい。その」

玉青「こちら、6年の六条深雪さま。ミアトルの生徒会長ですわ」

渚砂「あの……」

深雪「ん?」

渚砂「すみませんでした」

深雪「蒼井渚砂さんだったかしら。次から気をつけてくれればいいのよ?」

渚砂「だってだって生徒会長さんにお迎えまでさせちゃって」

深雪「気にしないで。私の仕事なんだから。それに、私なんかでそんなに緊張していたら、エトワールと会ったらどうなるの?」

渚砂「エト、ワールって何? 先生なの?」

玉青「うふふ。生徒ですわ。ミアトル、スピカ、ル・リムの3校を代表なさる方のこと」

渚砂「3校の代表って、あのシスターより怖い?」

玉青「あ……」

玉緒・深雪「ふふふっ」

深雪「別に、怖くなんかないわ」

玉青「3校で最も愛され、尊敬されている方」

深雪「一応そういうことになるわね。少なくとも、一番愛されているのだけは間違いないわね」

渚砂「なんかすごい学校かも……。舎監の怖いシスターに、生徒会長、そして生徒会長の上にエトなんとか」

玉青「渚砂ちゃん? 食堂へ行きましょう?」

渚砂「あ、うん」

(生徒の話し声)

絆奈「ねえねえ、編入生ってどんな子だと思う?」

檸檬「すっごく綺麗な子だったりして」

絆奈「えー、期待しちゃうなー」

籠女「パーシバルはー、編入生って、知ってる?」

(グラスが倒れそうになる)

檸檬「あ、すみません」

千華留「大丈夫、気を付けてね」

ミアトル生徒「編入生のお噂、お聞きになりました? 月舘さま」

千代「いえ、み、あっと……」

スピカ女生徒「編入生の噂、もう聞いた?」

蕾「私、ミアトルの編入生なんて、興味ないわ」

夜々「花莉、ダメよ、私以外の人を好きになっちゃ」

花莉「夜々ちゃん、それ誤解されちゃうよ」

天音「編入生か……」

深雪「ここが食堂よ。まず食事の前にエトワールにご挨拶した方がいいわね」

渚砂「はい!

渚砂「あ……なんかみんなの視線、厳しいような……わ!」

深雪「編入生です。エトワールにご挨拶に参りました」

ミアトル生徒「あ……」

水穂「あ、今ちょっと席を」

渚砂「あの! はじめまして、エトワールさま! 今日から編入することになりました、1年生……あ、違った、4年生の蒼井渚砂です! あの、その……よろしくお願いします!」

玉青「渚砂ちゃん、違う……」

渚砂「ふう」

静馬「またお会いしましたわね」

渚砂「え、うわ、あー! けけけ、今朝の!」

静馬「あら、覚えてくださったのね。光栄だわ」

渚砂「忘れるわけないでしょ! いきなりひとのそばに寄ってきて、そして、そして……。はぁ、だめよ、ここをどこだと思っているの! エトワールさまの前なのよ!」

静馬「エトワール?」

渚砂「そうよ、分かってる? とっても偉い人なのよ! 生徒会長より偉いのよ! だから、だからこんなところで、偉い人の前で、こんな、

だ、だめよ!」

静馬「だめじゃないわ」

(ざわめき)

渚砂「な、なんなの。なんでこの人、どうして、なんで……」

深雪「静馬、そこまで」

静馬「何故止めるの?」

深雪「時間よ」

(時計の音)

玉青「渚砂ちゃん! 渚砂ちゃん!」

深雪「みなさん、お席について」

渚砂「はぁ……」

深雪「それでは、食前のお祈りを、エトワール、花園静馬さま」

渚砂「えっ

え、えと、えと、そんな」

玉青「渚砂ちゃん」

渚砂「あ」

静馬「主よ、今いただくこの食事を感謝いたします。どうぞ、これを祝福し、私たちの体と魂を養い」

渚砂「あの人が、エトワール?」

静馬「御心に叶う良い働きが出来ますよう」

渚砂「3校の代表の、誰からも愛されてる人なの?」

静馬「精霊とのみ名に寄りて、アーメン

うふっ」

渚砂(し、し、し、し、信じられない!)

玉青「すごいデビューでしたわ。いきなりエトワールの静馬さまにあんなに迫られるだなんて」

渚砂「デビューって」

玉青「やっぱり、わたしの渚砂ちゃんがかわいすぎるのですね」

渚砂「あの、別にわたし、玉青ちゃんのものじゃ……」

玉青「動いちゃだめ」

渚砂「は、はい」

玉青「本当に綺麗な髪。これから毎日、お手入れをしっかりしないと」

渚砂「ふー」

渚砂(私、なんかすっごい学校に来ちゃったのかも……。これから、どうなるのかなぁ……)


次回予告

渚砂「ねえ玉青ちゃん、エトワール様って」

玉青「エトワール、それはフランス語で星を意味する言葉ですわ。そして、このアストライアでは3校全ての生徒達の頂点に立つお方をエトワールとお呼びするのです」

渚砂「へー」

玉青「気をつけて、渚砂ちゃん。エトワールの静馬さまに見込まれた下級生は……」

渚砂「下級生は、どうなるの?」

渚砂・玉青「次回、ストロベリーパニック。エトワール」

玉青「ああ、これ以上は言えませんわ」
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2024/04/19 15:55:50    (YRbIL9Hg)
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平成20年03月12日
三重県の広域連携

三重県は中部地方?近畿地方?
結論からいえば、三重県は中部地方にも近畿地方にも属していると考えています。
 地方の区分については、法律などに基づいて一律に定められている訳ではなく、歴史的背景や地理的条件、経済的・社会的関係など、様々な要因を考慮して、適宜分類されているようです。
 教科書や教材、辞書での分類につきましても、教科書会社で統一的な基準を設けてはおらず、社会経済情勢や学術研究の成果などからの、その発行会社のご判断によるものとうかがっています(三重県は地理的な要因から近畿とされている場合が多いようです)。

 法令面では、近畿圏整備法(昭和38年)における「近畿圏」、中部圏開発整備法(昭和41年)における「中部圏」のいずれにも三重県は指定されています。なお、国土形成計画法では「中部圏」に指定されています。

 国の省庁の所管区分では、三重県は中部・東海に含まれることが多くなっていますが、国の地方機関の管轄区域は各々異なっており、その取扱は一律ではありません。

< 国の所轄区分における三重県の例 >

中部管区警察局 …三重、富山、石川、福井、岐阜、愛知
中部経済産業局 …三重、富山、石川、岐阜、愛知
中部地方整備局 …三重、岐阜、静岡、愛知
中部運輸局    …三重、福井、岐阜、静岡、愛知
東海農政局    …三重、岐阜、愛知
近畿中国森林管理局…三重、石川、福井、滋賀以西(本州のみ)  など

 県行政の面からは、現在、三重県では、 中部圏知事会にも近畿ブロック知事会にも参画しています。

 三重県は、中部と近畿の結節点に位置し、それぞれの中心都市である名古屋と大阪に近接していることもあり、生活や文化、経済など様々な面で双方との関わりを持っています。
 交通手段、情報通信技術の進歩に伴い、私たちの生活範囲は県や市町村の区域を越えた拡がりを見せ、名古屋や大阪との距離感は縮まっており、特に北勢地域は名古屋の、伊賀地域は大阪の通勤・通学圏になっています。

 本県が県民の方々のニーズに対応した県行政を進めるためには、中部、近畿のいずれか一方の立場からの対応では十分ではないということが言えます。

 こうしたことから、本県は、中部、近畿の両圏域に属しているとの認識に立った、双方の視点からの県行政を進めているところです。


【参考:地理分類の歴史的な経緯について】
 古代律令時代、大和・山城・河内・摂津・和泉国の5か国が畿内として定められ、諸国は七道に分類され、三重県に関係ある伊賀・伊勢・志摩国は東海道、紀伊国は南海道に属しました。諸国は畿内からの遠近によって近国(きんごく)・中国・遠国(おんごく)に分けられ、伊賀・伊勢・志摩・紀伊国はすべて近国に含まれていました。

近畿地方という呼称が使われるのは、明治時代以降になります。畿内と近国の一部がそこに入り、明治36年発行の国定教科書でも三重県は近畿地方として扱われました。
こうした経緯から、教科書や辞書類では三重県が近畿地方として区分される場合が多いようです。

国定教科書「小學地理」(明治36年10月発行 文部省著作)の記載
「小學地理 二」第五 近畿地方
「近畿地方は、本州中部の西南に連り、中に、山城、大和、河内、和泉、攝津、伊賀、伊勢、志摩、近江、丹波、丹後、但馬、紀伊、淡路、播磨の十五國あり。これを、行政上、京都、大坂の二府と滋賀、奈良、三重、和歌山、兵庫の五縣とに分つ。」 (日本教科書体系 近代編/講談社発行)

(「中部地方」については、この教科書では「本州中部地方」とされており、その編纂趣意書において、「関東及奥羽ト近畿トノ中間ノ地方ハ別ニ適当ナル名称ナキカ故ニ姑ク本州中部地方ノ名ヲ用ヒタリ」(同上)とされています。明治43年以降に使用された教科書では「中部地方」と変更されています。)

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電話番号:059-224-2089 
ファクス番号:059-224-2069 
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