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2024/01/22 19:23:17 (5Wt0GC8W)
長い夫婦生活を振り返れば、夫婦というのは、歳を重ねるごとに変化してきたことに気付く。
夫婦になる前、俺と妻は恋人であり、その前は全くの赤の他人。
出会いがあり、お互い惹かれ合い、指が触れ合い、唇が触れ合い、そして一つになって思いを遂げるのだ。
一度セックスをすると、その男女は、まんざら赤の他人ってわけでもなくなる。
それは、セックスが元々は種の保存のための生殖行為だからだ。
セックスはメスに主導権があり、メスが欲しがる遺伝子を持つオスを選び、選ばれたオスは自分の子孫を残すためにメスに射精する。
この時、オスにもメスにもセックスに快感が伴うように仕掛けられてるから、朱が途切れないようになっている。

女の身体は、男に撮って興奮しエロく感じる形になっているのも、種の保存を促すため。
ただ、動物の中でも人間だけは、生殖行為に理性的な理由を求め、男女の愛のコミュニケーションのためにセックスをする。
また、生殖を目的としない、セックスに伴う快感だけを享受する、性欲だけのセックスも、人間だけがする行為だ。
ただし、そのような愛情を伴わないセックスは、終わった後に虚しさが残る。
その点、夫婦のセックスは愛に満ち溢れるから、終わった後も心身ともに満たされる。

恋人が結婚を決意するのは、セックスの正当化でもある。
時代にもよろうが、未婚の男女がセックスするのは、いくら愛があっても他生の後ろめたさがあるものだ。
しかし、結婚したとたんに、夫婦にはセックスが推奨される。
夫婦はセックスするもので、夫婦になるとまず、周囲から「子供はまだか?」とセックスをどんどんやれのような雰囲気になる。
そして事実、新婚時代には、俺も妻もセックスしまくってた。

俺と妻は、子供を二人設けた。
それ以上の子供は求めなかったから、もうセックスする必要はないのだが、夫婦はそれでもセックスし続ける。
特に妻が40代の頃は、ほとんど毎晩セックスがあった。
四十し頃とはよく言ったもので、妻の発情ぶりは凄かった。
妻の身体も程よく熟しきり、若い頃には無かった艶めかしい色気、熟した女が放つフェロモンが凄かった。
俺たち夫婦の40代は、おそらく一番セックスした年代じゃないかと思う。

布団の上で、夫婦愛のコミュニケーションの名のもとに、お互いの性器を弄り合い、舐め合い、長年の夫婦生活で知り尽くしたお互いの身体を感じさせた。
セックスに伴う快感を求めて、お互い気持ちよく体液にまみれる事が、夫婦の日常におけるセックスのような気がする。
そしてそれは、羞恥を捨てて遠慮なく快楽を貪り合える夫婦という仲であるから可能なのだ。
愛がなければ、あんなに長時間、排泄器官がある部分を舐め合うことはできない。
特に女は、夫の男根は舐められるが、夫以外の男根は汚くて舐められない人が多いし、女陰も、夫以外には舐めさせられない。
遺伝子をより多くばらまきたい男はさにあらず、妻以外の女の女陰も舐められる。

夫婦は、子供が出来ると夫と妻から、父と母という役割も担う。
子供たちがいる空間では、父と母であり、子供たちがいない空間では、夫と妻になる。
夫婦は、夫と妻が基本だから、寝室で二人きりになれば、夫と妻、つまり男と女になる。
夫婦は、それを切り替えて生活していく。
父と母でいるときは、決して発情しないし、夫と妻で居ると、つい発情してしまう。
だから、父と母から夫と妻に戻ってするセックスは、この上なく気持ちいいのだ。

振り返れば、40代の妻は美しかった。
女の魅力が全開だったし、女体の熟れ具合も志向だったし、使い込まれて色付いた女陰もその卑猥さが何とも魅力的だった。
子供なんか作らなくなったのに、毎晩妻の女体にむしゃぶりついてた。
妻も、喜んで股を開いてた。
充実した夫婦の性生活だった。

50代の妻は、発情も落ち着いてきた。
女体も緩み始め、せいろも止まった。
もう、妊娠することがk¥できなくなったけれど、それでも男根を見れば女陰を鵜済ませて、夫婦の時間を愉しんだ。
40代の時のように、毎晩ではなくなったが、今度は毎回中に出せた。
安全日にだけ楽しめた中出しが、毎回になったが、この中出しと言うものは、セックスの基本の行為だから、とても気持ちがいい。
濃厚なキスを交わしながら、妻の子宮に精液を注ぎ込むと、妻は、身体の奥底に熱い精液を感じて、安らかなイキ顔を見せた。

子供たちも家庭を持ち、俺も還暦を迎えて退職し、第二の職場へ移った60代、妻との営みは週に1回程度になっていた。
ある休日、久しぶりに真昼間から妻といたす気分になって、一緒に風呂に入っていた。
湯船で男根と女院を弄り合い、チチクリ合う60代夫婦はみっともないが、誰に見せるわけでもないから、イチィチャと楽しんでいた。
風呂から上がり、裸のまま居間に戻ると、娘が帰ってきてて慌てた。

「一緒にお風呂に入ってて、仲いいわね。しかも裸んぼで、もしかして、真昼間から etti
しようとしてた?」
「いい年してと思うかもしれんが、この歳になっても、男はな、出したいものは出したいんだ。出すなら、やっぱり母さんの中に出したいからな。」
「お母さんだって同じ。お父さんに入れて欲しいし、入れてもらえたらやっぱり中に欲しいもの・・・」
娘は、大量に貰ったタケノコをおすそ分けに来たのだが、まさか還暦過ぎた両親が、まだセックスしてるとは思ってんばかったようだった。
「お邪魔さま。」
と言って娘が帰った後、妻とゆっくり楽しんだ。

昨年、65歳で第二の職場もリタイヤした。
そしてもう、妻を抱くこともなくなった。
間もなくやってくる妻の一周忌、俺は妻の思い出だけ抱いて生きている。
今年、妻が活きていれば結婚40周年だった。
こうして今、長かった結婚生活を振り返れば、夫婦というものは、日々進化していくものなんだと気づく。
母と父、その後は爺と婆、今、妻と母と婆はいない…
仏壇で微笑む妻の笑顔、そして、20年前に撮影した44歳の妻のヌード、これさえあれば、俺は生きて行ける。
長かった妻との思い出を携えて、俺は、独り生きて行こう…
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投稿者:(無名)
2024/01/23 07:56:21    (P3/DcRNt)
奥様、愛してらっしゃったんですね。
奥様は幸せな人生だったと思います。
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