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2016/02/26 00:41:11 (gYRLqwRG)
第一章

私 42歳 大学の教務課勤務 身長約170センチ 体重62キロ 趣味 釣り お酒
妻41歳 介護職員 身長168センチ 体重55キロ 趣味 料理
子宝に恵まれぬまま結婚20年目を迎えた夫婦です。
夫婦仲は、世間一般の感覚に照らし合わせても、「普通」と言えるのではないでしょうか。
結婚記念日や誕生日には人並みのお祝いはしますし、お互いの仕事の話が中心とはいえ会話もそこそこあるほうだと思います。
ただ、夫婦生活については、お互い仕事の立場が中堅で多忙になってきたこともあり、二十代、三十代の頃に比べれば、激減とは言わないまでも確実に減っているのは確かです。
そうは言っても、知人友人の話を聞く限り、格別セックスレスという自覚は、少なくとも私自身にはありませんでした。要するに、特別仲がよいわけでも悪いわけでもない、世間並みの夫婦生活だと思っていました。

私の想像の斜め上を行く、あんなことがあるまでは。

 
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投稿者:sinn9nnn ◆MCbX1O.Cg.
2016/03/05 21:07:29    (O//eeZvM)
第十六章

差し出された妻の手を握り返し、空いたほうの手で肉棒を握り照準を定めると、妻のアドバイスに従い恐る恐るといった感じで、田中君は凶棒を彼女の中に埋め込んでいきます。妻は彼の手を握り締めたまま眉間に皺を寄せ、固く結んだ唇からは小さくうめくような声が漏れていました。それは初めて男を受け入れた処女のようで、その姿を目にしただけで私は精を放出しそうになりました。
田中君は慎重に腰を押し付け、ようやく亀頭部分が蜜壷に収まります。
「ああ、奥さん」
「待って、そこで我慢して。一気に押し込むんじゃなくて、そこからゆっくり小さく動かしてみて」
「こう、ですか」
「ああ、そう、そうやって、少し慣らしてあげて。そしたら、うっ、少しづつ、動きを大きくして。お願い、ゆっくりよ」
田中君は妻の言うとおりに、慎重に腰の振り幅を大きくしていきます。
「うう、いいわ、その調子。あっ、そこ、そこでストップ」
「はい、はぁ、はぁ」
彼のペニスは全体の三分の二ほどが妻の中へ侵入していました。
「わかる?先っぽが私の奥に当たっているのが。私にはもうこれ以上は受け入れられないの。これ以上突かれても痛みが先になってしまうわ。だから、ここを限界点にして、出し入れしてみて。ゆっくりよ」
「はい、奥さん」
素直に頷くと、彼は大きなストロークで前後に腰を動かしはじめました。
今まで私のものは妻の限界点まで届いていたのだろうか。
そんな疑問が湧き上がりました。そしてその答えは、この後の妻の反応で明らかになります。次第に田中君の腰使が勢いを増していきました
「あっ、くっ、ああっ、うううっ」
妻は先ほどまでのようなアドバイスをする余裕がないのか、両手で枕をつかみ大きく顎をのけ反らせながら喘ぎ声を発するだけになっていました。しかも、その声はだんだん大きくなっていきます。
「ああっ、あっ、奥に、奥に当たってる」
「ああ、奥さん、気持ちいいです」
「私も、ああっ、だんだんよくなってきたわ。あんっ」
「奥さん、大丈夫ですか。痛くないですか」
「ああ、いい、気持ちいいよ」
「もう少し奥まで、入れてもいいですか」
「あうっ」
「あっ、すいません、大丈夫?」
「ああ、いいの、大丈夫、続けて」
「じゃあ」
調教師の許しを得た野獣は、一層大きく腰を前後させました。すでに巨大な肉棒は四分の三ほどが妻の中へ、出ては入ってを繰り返しています。妻は先刻話した限界点を超えて彼のものを受け入れていることになるのですが、その表情に苦悶の様子は見られませんでした。
「ああああっ、すごい、当たる、奥まで当たる、なにこれ、すごい」
「ああ、奥さん」
「ああっ、あああっ、すごい、すごいの、壊れちゃう」
ここまで「すごい」を連呼する妻の姿は初めてでした。
「いいんですか?奥さん」
「いい、いいの、すごい、気持ちいい」
「僕も、ああ、すごく気持ちいいです」
「いやっ、すごい、すごすぎるーー、こんなの初めてーーー」
いつの間にか調教師と猛獣の立場が入れ替わったのでしょうか。妻の叫び声はもはや獣のそれのようでした。
「ああっ、奥さん、すごい、締め付ける」
「ああああああ、だめ、だめっ、壊れる、壊れちゃうーーー」
激しく髪を左右に振り乱しながら、もはや絶叫といっていいほどの声を張り上げる妻。
「ああ、奥さん、僕もう、いきそう、いって、いいですか」
「きてっ、きてーーー、」
隣で私が見ていることなど、全て忘れたかのようによがり狂う妻の蜜壷は、もはや田中君の巨大なペニスの殆どを、その中に飲み込んでいました。
「あああ、いくよ、あああああ、いくっ、いくーーー」
「あああああ、すごい、すごい、すごい、いく、いくっ、いっちゃうーーーーーー」
二匹の野獣がお互いを激しく求め合い叫び狂う姿に、私もこの日、二度目の精を床の上にぶちまけていました。

33
投稿者:TOKIO
2016/03/04 23:32:35    (7n9sIhZY)
彼のポセイドンはやはり暴れん坊だったようですね 笑
しかしそれをアテナが抑え込む槌 寝とられで良く巨根を募集している意味がわかりました。
32
投稿者:とら
2016/03/04 22:38:29    (cN0fZkOh)
田中バズーガに比べれば、黒田バズーガなど子供だましですな。
奥さん優しいですね。
31
投稿者:おじさん9 ◆Zeurdfl2k6   u-9-u-9
2016/03/04 22:16:15    (ckT55d0P)
素晴らしい展開です まるでその場にいたかのような臨場感があるので ドキドキです
30
投稿者:sinn9nnn ◆MCbX1O.Cg.
2016/03/04 21:40:39    (yRtLRoRC)
第十五章

乱れて顔にかかった前髪を振り払おうともせず、妻はベッドの上に四肢を投げ出し横たわっていました。
二人とも、既に全身を汗で光らせ肩で息をしています。
田中君がゆっくりと妻の蜜壷から指を引き抜きました。彼の指は、妻の愛液でぬらぬらと照り輝いています。彼は、その指を目の前にかざしたかと思うと、自分の口に含み妻の蜜を舐め取りました。
「いやだ」
妻が恥ずかしそうな笑みを彼に向けてそう言いました。
「おいしいです」
妻の手料理を口にした後と同じように、満足そうな笑みを浮かべた田中君が言いました。
「ねぇ」
潤んだ瞳でそう言う妻の右手には田中君の怒張が握られています。
「きて」
その言葉に弾かれたように、彼は枕元にあらかじめ準備してあったXLサイズのゴムを掴むと、乱暴に袋を引き裂き巨大なペニスに被せました。
「ゆっくり、優しくね」
「はい、奥さん」
田中君ははちきれそうなほどの筋肉に覆われた両腕で妻の太ももを抱え上げると、ゆっくりと彼女の両足を開きました。深く息を吐くと自身の中心にそそり立つ凶棒に右手を添え、
その先端を妻の秘部にゆっくりと近づけていきました。
私はいつの間にかベッドから降りてすぐ脇の床に跪き、これ以上ないほど目を見開いて食い入るようにその光景を見つめていました。妻が始めて他人棒を口にする瞬間の興奮もすごかったのですが、その比ではありません。心臓の音はうるさいほどに高鳴り、めまいを感じるほどでした。
ついに目の前で、野獣の猛り狂った欲望が妻を貫きました。
「うううっ」
大きく顎を上げ、顔を後方にのけ反らせる妻。
巨大な杭が妻の陰部を無理やりこじ開け押し入っていく様に、メリメリっという音が聞こえたような気がしました。
「ああ、うううっ」
妻は明らかな苦悶の表情を浮かべ、両手でシーツを握りしめています。
「ああ」
田中君は悦楽の声をあげながら、妻の様子などおかまいなしに腰を激しく動かし始めました。
「うううっ、だめ、痛いっ」
妻が壊される。そう思った私は止めに入ろうとしました。
しかし、田中君の肉体が発する圧倒的な迫力に気圧され体が動きません。
「あああ、奥さん、いい、すごくいいです」
「だめ、田中君、やめて。ほんとに、ストップ」
妻が発した声の切実な響きに、はっと我に帰ったように田中君は動きを止めました。
「だめよ、田中君。これじゃ、だめ」
「ああ、すいません」
「いいのよ。いいの。ただ、さっきも言ったでしょ。もっと優しくして、ね」
「はい」
再び、猛獣使いの本領発揮です。
「一回、抜いてくれる?」
田中君は妻に言われるがまま、肉棒を引き抜きました。
ベッドの上に座りなおし、向かい合いながら彼の巨根に手を添えて妻は諭すように言いました。
「田中君は、自分のものが少し立派すぎることを知らないといけないわ」
「ああ、はい」
「こんなに大きいので力任せに突かれたら、大抵の女性は気持ちよくなるどころか、苦痛しか感じないまま終わっちゃうの」
「そうなんですか、だから」
「そうよ、あなたと彼女がうまくいかなかったのも、多分それが原因じゃないのかな。彼女は、体は大きいほうなの?」
「いえ、奥さんに比べたら小さいです」
私は、数ヶ月前に教務室に訪れた高橋美佐君のことを思い浮かべていました。あの後、彼から聞いた話で、彼女が彼のお相手であることを確信していました。
そして、彼女の細く華奢な体つきを思い出すに至り「確かに、彼女の体に田中君のものでは、下手したら傷害罪だよな」と心の中でつぶやきました。
「そうでしょう」
「でも、奥さんは結構、こう言っては失礼かもしれませんが、女性にしては大きいほうですよね。それでもああなっちゃうってことは、僕に普通のセックスなんて無理ってことなんじゃ?」
「大丈夫よ。それを今から教えてあげる」
「ほんとですか?」
「ほんとよ。あら、でも、すっかり元気がなくなっちゃったわね」
会話の間も妻が擦りつづけていたにも関わらず、彼のペニスは固さを失っていました。それでも、私が勃起したときよりはるかに大きいのですが。
「すいません」
「いいのよ、不安にさせるようなことを言った私も悪かったわ」
そう言うと、妻は田中君の胸を突いて押し倒し、力を失った肉棒からゴムを外しました。そして、左右に開いた彼の両足の間で四つん這いになると、右手でしごきながら舌を這わせ始めたのです。それは私にもしてくれたことはないのではないかというほど、巧みで淫らなフェラチオでした。裏筋に肉厚の唇で吸い付いた後、フルートを吹くように唇を上下に滑らせたり、巨大な亀頭のくびれに舌を突き出すようにして這わせたり。そうかと思うと亀頭の先端の尿道口に舌を突き入れて激しく舐めまわしています。その表情に、先ほどまでのような固さはすでにありません。ふん、ふん、と鼻を鳴らし巨大なペニスに舌を絡めながら、上目遣いで田中君の反応を楽しんでいるようにさえ見えました。高く突き上げた豊満なヒップを左右に揺らしながら屈強な若者の股間に顔を埋める妻の姿は、これまでに見たどんな姿よりも淫靡なものでした。
「ああ、奥さん、気持ちいいです」
田中君が、女性のような声を上げて首を反らせます。
「もう固くなってきたわ。やっぱり若さってすごいわね」
聞き覚えのある言葉でした。実際、彼女の言葉通り、彼のペニスは妻の舌戯によって瞬く間に先ほど以上の欲望をみなぎらせていました。
「奥さん、僕、もう」
「まだ、だめよ。いくときは私の中で、ね」
妻は彼のペニスから唇を離すと、新しいゴムの袋に手を伸ばし、それは田中君に向けて差し出します。そして、彼がゴムを装着したのを見届けると、ベッドに体を投げ出すように仰向けに倒れこみました。右手を差し出し、彼の顔を見上げながら言いました。
「早く、入れて」

29
投稿者:TOKIO
2016/03/04 09:18:43    (7n9sIhZY)
彼のポセイドンが奥様の中で暴れるのを楽しみに待っています。
28
投稿者:とら
2016/03/03 23:48:23    (cB//biWK)
おおっ!短時間の講習でこの成果!田中くんセックスの才能ありますね。
これで缶コーヒーが炸裂したら、奥様は完全に落ちてしまいます。
動物のような激しいセックス期待しとります。
27
投稿者:sinn9nnn ◆MCbX1O.Cg.
2016/03/03 19:40:41    (MKY1cgqV)
第十四章

妄想の中で何度も繰り返した光景がついに目の前で始まろうとしています。先ほどまで萎んでいた私の愚息はいつの間にか先刻以上の固さを取り戻していました。
あれほどの巨大なペニスが妻の口におさまるのだろうかという心配をよそに、肉厚の唇は一気に彼の肉棒を包み込みました。間を置かず、ゆっくりと頭部を前後に動かすと、瞬く間に彼のペニスは妻の唾液でてらてらと濡れそぼり、ズズッ、ズズッという卑猥な音を立て始めました。
「ああ、奥さん、気持ちいいです」
彼の表情とは対照的に、眉間に皺をよせながら口一杯に巨大な肉塊を頬ばる妻はかなり苦しそうに見えました。
ゆっくりとしたストロークをしばらく繰り返した後、妻は口を離し二、三度咳き込みました。
「奥さん、大丈夫ですか」
「けほっ。大丈夫、気持ちよかった?」
妻は何か使命感を帯びているかのような神妙な面持ちで、田中君を見上げました。
「はい、気持ちよすぎて、なんていうか、感動しました」
「よかった、今度は田中君が気持ちよくさせてくれる番よ」
妻の言葉はこのうえなく淫靡なものでしたが、その表情はまるで授業参観の時の先生のように固く強張っていました。
それを見て私は気づきました。妻は、肉欲からではなく、私の提案通り田中君に性の手ほどきを果たすことに徹しているのだと。私は田中君の悩みをだしにして、自分の邪な欲望を果たすために妻をだましていたいような気分になりました。
しかし、私の愚息は、私の自責などどこ吹く風で、目の前の光景に興奮して尚も固さを増すばかりです。
ベッドに仰向けになった妻に襲い掛かるように、田中君は乳房にむしゃぶりつき揉みしだきました。最初の夕食で肉塊を食らい尽くす姿を思い出しました。妻の豊満な胸も田中君の巨大に手にかかると、すっぽり全体を覆われ指が食い込んでいます。
「あん、もう少し、やさしくして、ね」
「あ、すいません」
「強く吸い付くだけじゃなくて、もっと舌を使って、ゆっくりよ」
「はい」
「ああ、いいわ、いい」
妻の言いつけに素直に従い、彼がゆっくりと乳首に舌を這わすと、彼女の声が大きくなります。
「指も、それじゃ少し痛いわ。手のひら全体をつかって、子猫を撫で回すようにしてみて」
「こう、ですか」
「そう、そうよ、とっても、いいわ。そしたら指でおっぱいの先っぽをやさしくつまむように転がすの」
「こんな感じですか」
「ああ、そう、上手よ、気持ちいいわ」
私は目もくらむような興奮の一方で、妻の姿を感心する思いで見つめていました。セクシーな衣装に身を包んだ美女が、巨大なライオンを意のままに操るサーカスの猛獣使いのショーを見ているようでした。
「今度はこっちも気持ちよくさせてくれる?」
そう言うと妻は猛獣の手首を掴み、自らの秘部へと導きました。
「いきなり入れちゃだめよ、最初は入り口の周りから、優しく、さっきおっぱいにしたみたいに」
「はい」
「あん、今、中指が触れたところ、少しとがっているところ、わかる?」
「はい。ここ、ですか?」
「そうよ、そこ。ああ。そこを指の第一関節の腹を使って、やさしく擦りあげるように動かしてみて。ああっ、そう、気持ちいいわ」
「奥さん、すごい、ああ、溢れてきました。」
「そしたら、ああ、指を二本、三指と四指、中指と薬指を入れて。ゆっくりよ、そう。ゆっくりと動かしてみて、ああっ」
田中君の指の動きに合わせて、妻の股間からグチュグチュと愛液が溢れ出てくる音が聞こえてきました。
「あん、あん。指を第三関節から折り曲げて、そうしたら、指の付け根の辺りがさっきの尖っているところに当たるのがわかるでしょ?」
「はい。はぁ、はぁ、これが奥さんの、クリトリス、ですか?当たっています」
「ああ、私の中と、そこと、同時に擦りあげるように、あああ、動かしてみて」
「はい、はぁ、はぁっ。こう、ですか」
妻の蜜音は次第に大きさを増し、部屋中に響き渡るほどになっていました。それに合わせて田中君の呼吸も荒く、大きくなり、今ではまさに野獣のそれのようです。
「そう、そうよ、ああ、もう少し早く。ああっ、いい、いいの、もっと激しくしてみて。そう、そう、そう」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「ああああっ、いく、いく、いっちゃうーーーー」
妻は大きく背中をのけ反らせて、今日、最初の絶頂を迎えました。
私ではなく、田中君の手によって。

26
投稿者:とら
2016/03/03 06:07:18    (cB//biWK)
何という淫靡な。まるで夢の世界のようですね。
ギリシャ彫に缶コーヒー…私も嫁さん抱かせるならこのタイプ希望です。
25
投稿者:sinn9nnn ◆MCbX1O.Cg.
2016/03/02 22:17:15    (QXMRqRWO)
第十三章

私にとって、それは経験したことのない快感でした。
普段と同じ妻とのセックスが、他人に見られているというだけでこんなにも変わるものだとは。私は当初の目的も忘れ、思わぬ副産物の余韻に浸りながら目を閉じ、妻の上に倒れこみました。
ふと、妻はどうだったのだろうと思い至り、目を開きました。私と繋がったままの彼女は、目をつぶったまま満足げな表情を浮かべてはいましたが、それが絶頂後の様子でないことはすぐにわかりました。
考えてみれば当然のことです。私は、田中君に私と妻の秘部が繋がっているところを見られているという興奮のあまり、普段以上の早さで果ててしまっていたのですから。
急に焦りと羞恥心を感じた私は、今後の展開に思いをめぐらしました。
予定では、私達夫婦のセックスの後、私と田中君が交代して、その後はその場の雰囲気次第で、ということになっていました。
雰囲気次第、と曖昧な表現にしたのは、三人とも始めての体験だったので、その後にどうなるのかを想像できなかったからです。
私がこれまでに仕入れた体験談やDVDでは、三人同時でのプレイ、つまり妻が私と田中君の肉棒を同時にフェラしたり、前後から貫かれたりすることが最も多かったのですが、男性陣はともかく妻がそこまで望んでいるとも思えませんでした。
ですので、私の中では妻と田中君の行為が終わった後、寝取られの興奮に昂ぶった私がもう一度妻を抱いて終幕、ぐらいに考えていたのです。
計画通りにことは進み、この後の妻と田中君のセックスで今夜のクライマックスを迎えるはずでした。ただ、私も男としてのプライドが多少なりともあったので、私が妻を抱く姿を前座扱いにするつもりはなかったのです。
田中君に性の手ほどきをするのは妻だけではない。寝取られが目的とはいえ、まずは始めに先輩としてセックスのお手本とまではいかなくとも、それに近いものを見せつけてやりたい。そんな思いがありました。
私の目論見は、今や見事なまでに崩れ去りました。
先ほどまでの興奮が、潮が引くように消え去り、妻の中で私の愚息は急速に萎えしぼんでいきます。
そのとき、ベッドのすぐ脇から衣擦れの音が聞こえました。その方向に目をやると、そこにはギリシャ彫刻のような筋肉を纏った田中君が、下着だけの格好で私たちを見下ろしていました。
その姿を一目見て圧倒されたのは妻も同じだったようです。
「ああ、田中君、そこにいたの」
そう言いながら、妻が体を起こす間に、先ほどまでの固さを失ってしまった私のペニスは、彼女の蜜壷からあっさり抜け落ちてしまいました。
そのままベッドの上で膝立ちになった妻は私の体を押し退けるように田中君のもとへ近づくと、右手を彼の濃紺のボクサーパンツの中心へと差し伸ばしました。ウエストのゴム付近まで盛り上がっている膨らみに彼女の指先が触れました。
「あっ」
筋骨隆々の体からは想像もつかないような、か細い声を上げながら腰を引く彼。
妻は一旦離れた彼の股間に再び手を伸ばすと、手のひらで下着の上から軽く上下に擦りはじめました。
「ああ」
田中君は再び声を上げ、立ったままの姿勢で首だけを仰け反らせます。
しかし、今度は妻が左手を彼の腰に廻していたので、膨らみに添えた彼女の手が彼から離れることはありませんでした。次第に手指の動きを早めていく妻。田中君の声も大きくなっていきます。
私はというと、ゴムを外すのをわすれたまま、ベッドの端で膝立ちになったまま彼女達の行為に目を奪われているだけした。
「ああ、奥さん、僕、もう」
その声に妻の手の動きが止まりました。眼前の膨らみを見つめたまま大きく息を吸い込むと、彼の下着に手をかけ、ゆっくりと引き降ろし始めました。ウエストのゴムに巨大な亀頭の先端部分が引っ掛かかります。妻が両腕に力を込めると、トランクスの下で天を突かんばかりに反り立っていた巨大な肉棒が、徐々に下向きに角度を変え次第に全容を露にしました。彼の膝上のあたりまで下着をずり下げたところで、とうとう引っ掛かりから解放されたペニスが弾かれるように跳ね上がり、猛烈な勢いで彼の下腹部を打ちつけました。
「バチン」
部屋中に響くような打撃音に、私も妻も一瞬、全身を硬直させてしまいました。妻は彼のペニスが弾かれたときの勢いに驚き、顔を背けたままです。
おそるおそるといった感じで、顔を上げる妻。その視線が田中君のものを捕らえた瞬間、彼女は目を大きく見開いたまま動かなくなってしまいました。
時間にして十秒くらいだったでしょうか。金縛りから解けたように、大きく肩で息を吸い込むと、ため息混じりに妻が言いました。
「何、これ、すごい」
私も同じ心境でした。
薄明かりの中そそりたつ田中君の男性器は、見慣れた自分のものと比べても同じ人間のものとは思えないほど巨大だったからです。
でかい
という言葉しか思い浮かびませんでした。
太さはコーヒー缶くらい、いやもっとあるしょうか。長さはすぐ横で見上げる妻の顔が定規の代わりになりました。彼女の顎の下から額の上くらいまであります。二十センチは遥かに超えているでしょう。
女性として比較的大柄な妻とはいえ、こんなものが入るのか。まず頭に浮かんだのがそれでした。
心配する私をよそに、妻は魅入られたように手を伸ばし、彼の肉棒に指を絡めました。
「うっ」
初めて年上の熟女の手で分身に触れられた若者は、小さく呻きながら大きな体を硬直させました。
「太い、それに、固いわ。鉄みたい」
握りしめようとして、廻した親指と他の指がくっつきません。
妻は顔にかかった髪をかき上げると、ゆっくりと田中君の怒張に顔を近づけました。
鼻先に迫ったペニスの前で、少し戸惑ったように俯きかけましたが、意を決したように目を閉じると大きく口を開きました。

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