2025/02/08 13:19:38
(pdmsFhno)
コロナ禍で一年遅れで開催された東京オリンピック。
私は、2020年の開催に合わせて調整して来ていたのでしたが、
1年遅れた為にコンディションがくるって調整不足で予選で敗退。出場を逃してしまいました。
自暴自棄になった私は、家を飛び出て、ふしだらな生活を送る事となったのでした。
そんな折に出会った男性の甘い言葉に絆されて同棲生活に入ったのでした。
そこから私の転落の人生が始まりました。
ある日、何気なく押し入れを開けると、ロープや手錠に鎖が山と詰め込まれて有ったのでした。
見つかってしまったのなら仕方ない。と言った男性の言葉が背後から聞こえて来ました。
裸にされ、その場で縛られました。運動で体力には自信のあった私でしたが、男の人の力には敵いませんでした。
その日から辛い調教が始まったのでした。どんなに泣いて許しを願っても聞き入れてはくれません。
全てを動画に収められました。そのビデオ映像が男性の手元にある限り、逃げ出すことは出来ません。
泣く泣く男性の下で暮らすほかありません。どんなに辛くとも耐えるしかありませんでした。
そして、東京オリンピックが開催されました。
私の競技種目の試合を男性と二人して観ることになりました。
画面に映し出された女性選手は、予選で私を下した選手でした。
画面の中で躍動する彼女の姿を見ている私は、全裸に厳しく縄を掛けられていました。
テレビの前に正座しているのでした。いついかなる時も正座の姿勢を義務付けられている私でした。
躾けに厳しい男性の言葉に従う他ありません。
画面の中の選手を指さして、この子との予選に勝っていたなら、お前は此処に居なかっただろうにな。
男性の言葉に思わず泣き崩れた私でした。
画面の中のあの子が、あんなにも輝いているのに、私は恥ずかしい姿で縛られている。
ひとつの敗退がこれ程に惨めな自分をつくりあげたのでした。
たった一度の負けがです。競技の勝敗の厳しさに項垂れる私でした。
オリンピックには出られなかったが、俺の中ではお前は優秀な選手だ、金メダル候補だ。
と言われました。あの日から5年、色々とありました。
その後、家族も巻き込んでの騒ぎとなりましたが、今は何とか落ち着いてきています。
