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2010/01/24 15:10:51 (DfS.FKeq)
年末から年始にかけて、居候との出会い、続編です

夕飯代わりに、屋台で食べようと思っていたので、お腹にたまる物を探していたが、あるのは、たこ焼き・焼きそば・綿菓子・フランクフルト・ベビーカステラみたいな軽食ばかり

彼女は楽しそうに、屋台のはしごをしているが、一向にお腹が脹れない

鳥居の近くまで戻ってくると、少し離れた所に、明るくビニールを張り巡らせた屋台があった

近付いて見ると、屋台の居酒屋さんの様だった

ビニールを捲り、中に入ると、「いらっしゃい!」と、やはり居酒屋チック

数人の先客はあったが、席も空いていたので、二人で座った

メニューを片手に、お兄さんが来て、「お飲み物は何にします?」と聞いてきたので、「温かい物ある?ノンアルコールで」と聞くと、「お茶ならタダだよ!」と言ってくれたので、「2つ頂戴」と頼んだ

すると、彼女が「甘酒あります?」と聞いて、「あるよ!」と言われて、注文してしまった

「甘酒でも、アルコールが入ってるから、俺は飲めないよ!」と言うと、「いいもん!私が両方飲む!」と言い出した

屋台にも関わらず、食べるメニューは、居酒屋並みに充実していたので、満腹になった

彼女は、屋台の甘酒を勘違いしていたみたいで、「甘くない~!」と文句を言っていた

家庭の甘酒とは違い、屋台の甘酒は、濁酒なんではないかと思う程、アルコールが入っている

それを、止めたのに「頼んだ責任だから飲む!」と、飲んだ事もない酒を2杯も飲んで上機嫌?

周りの席にも、人が入って、彼女の席の隣に、女性が座ってくれたので、安心してたのに、酔っぱらいの彼女が、その女性と話し始めた

彼女「この人、私が好きだって言ってるのに、付き合ってくれないの!」

隣の女性「可哀想に!なんで、付き合ってくれないの?」

彼女「知らない!好きなのに~!」

隣の女性「じゃ、まだフラれた訳じゃなさそうだし、頑張んなさい!」

その時俺は、彼女と反対側の酔っぱらいのオッサンに「若い子連れて、羨ましいの~」と絡まれながら、この会話を聞いていた

たのむから、2人切りにしてくれ!

このままだと、何を言い出すか分からないので、出ようとすると、「嫌だ~!もっと飲む~!」と完全に酔っぱらい

アルコールが入ってると言っても、甘酒2杯でここ迄酔っぱらうとは、全然思ってなかった

勘定を済ませ、隣の女性の方にだけ謝りながら、抱える様に出た

冷たい空気に当たれば、少しは酔いも覚めるか?と思ったが、今度は「眠たい~!」と言い出した

ここはまだ鳥居の所、30分は歩かないと駐車場に帰れない

彼女は、タイツを履いているが、(おんぶ)も(お姫様ダッコ)も、ミニスカートだと周りの男を喜ばすだけだ

鳥居に寄りかかりながら、介抱してると、目の前にタクシーが停まった

中から人が降りてきたので、その場に彼女を残し、タクシーに走った

「すぐ乗りますから、待ってて貰っていいですか?」と声を掛けて、彼女を連れてきた

行き先を聞かれて、「この先にある駐車場までお願いします」と言うと、流石は田舎のタクシーの運転手、「大変そうだから、メーター倒さないで行ってやる」と言ってくれた

車に乗ると、ものの5分で着いた

降りる時に、「助かりました」とお礼を言って、千円だけ渡した

駐車場のボッタクリババァは、「あ~あ、こんなに飲ましちゃダメじゃないの!」と手伝いもせずに、ぬかしやがった!

車の助手席をリクライニングさせて、彼女を乗せ、シートベルトをした

運転席に乗り、タバコを吸っていると、ババァがチラチラ見てくる

ボッタクリの被害者を減らす為に、居座ってやろうか?とも思ったが、彼女が心配なので、静かな所を探す為に出た

あまりウロウロも出来ないので、高速のSAに入った

隣では「気持ち悪い~!」と、早くも二日酔いの様な事を言っている

吐いた方が楽になると思い、障害者用のトイレに一緒に入り、指を入れて吐かせてやった

少しは楽になったのか?話はする様になったが、今度は「寒い!寒い!」と五月蝿い

ヒーター全開で、俺は暑い位なのに、まだ「寒い!」と言ってる

俺のコートも掛けてやると、眠ったようだ

寝ている内に距離を稼ごうと、帰路についた

元旦の夜明け前に、酔っぱらいの女を乗せて走っていると、今年1年の先行きが不安になった

高速はガラガラで、来るときの半分位で、自宅に着けた

起こしても、起きないので、人が居ないのを確認して、お姫様ダッコで部屋まで運んだ

ベットに運び、エアコンを点けた

着替えをさすには、室温が低いので、布団を掛けて、リビングに行った

しかし、大変な初詣だったな~と振り返りながら、ウイスキーを飲んだ

そろそろ寝室の温度も、上がっただろうと戻った

寝室の電気を点けると、ベットの上で、貞子の様に長い髪を顔の前に垂らした彼女が座っていた

一瞬ビックリしたが、何とか声も出さず、腰も抜かさず、男の体面は保った

「起きた?」と声を掛けると、「ここどこ?」と聞いてくる

質問に質問返しだ!

会社の部下なら、1時間は説教するとこだぞ!と思いながら、「もう、家に帰ってきたんだよ」と優しく言った

「なんで私、家に居るの?」と聞くので、「神社の屋台で、甘酒飲んで酔っ払ったから連れて帰ってきたんだよ」と説明してあげた

どうも彼女は、酔った後の記憶が無いのかも知れないと思ったので、「酔っ払って、裸踊りしたの覚えてる?」とからかうと、「そんな事してないもん!タクシーに乗って帰ったもん!」と覚えていた

余計な事を言った

口の中が気持ち悪いと訴えるので、コッブに水を汲んで来てやった

まったく、世話のかかる酔っぱらいだ

トイレで戻した時に、髪の毛に嘔吐物が着いてしまったようで、お風呂に入りたいと言い出した

お姫様ダッコしたから、お姫様気分なのかな?

今夜は、執事になりきる事にした

「お湯が入ったよ」と言うと、「脱がせて!」とおっしゃる

服を脱がせてやると、「一緒に入るのっ!」と手を引っ張って風呂に連れていかれた

湯船に入って温まってると、「体洗う!」と出ていった

ナイロンタオルを差し出し、「洗って!」と言われ、いつかする事になるだろう、介護の練習をさせて頂いた

髪の毛だけは洗い方が分からないので、自分で洗って貰った

風呂から上がると、酔いも覚めたようで、いつもの彼女に戻っていた

ベットに入る頃には、外が明るくなりかけていた

昼過ぎに目が覚め

隣には、可愛い寝息をした彼女が寝ている

「おはよ!」と言ってキスをした

眩しそうに起きて、「おはよ」と返事をする

「大丈夫?」と聞くと、「平気」と答える

昨夜のドタバタが嘘の様な、和やかな目覚めだった

彼女を抱き寄せながら、「夜の事覚えてる?」と聞くと「ごめんなさい」と謝った

如何に大変だったか、彼女に説明しようと思っていたが、素直に謝られてしまったので、タイミングを失ってしまった

これも、彼女にとっては、いい経験になっただろう

和解が成立したので、イチャイチャしていた

いつまでもベットに居る訳にもいかないので、起きる事にした

彼女は、胃の中の物を戻していたので、「お腹減った!」と言って、台所で料理を始めた

俺は、やることが無いので、1階のポストに年賀状を取りに行った

すると、昨日のミセススピーカーに会ってしまった

話し出すと、相槌を打つだけでも、長くて辛いので、年賀の挨拶だけして、部屋に戻ろうとしたら、呼び止められてしまった

「昨日は、車が無かったけど、朝に帰ってきたの?」と聞かれたので、人の事良く見てるな~と感心しながら「はい」とだけ答えた

「じゃ、初詣に行ってきたの?」と聞かれ、お前に関係ないやろ!と思いながら、「はい」と答えた

「じゃ、きっといい人と行ったのね?」と聞かれ、ドキッとしたが「会社のヤツと行きました」と答えると「色気ないわね~」と言われ、ウルサイ!と思いながら、笑ってごまかしてその場を逃げた

朝から、縁起が悪いので、行動は気を付ける事にしよう

部屋に戻ると、彼女が「出来たよ~!」と笑顔

やっぱり、彼女はこの笑顔だな~と思った

食事中に、年賀状を見てたら「食べるか、見るかのどっちかにして!」と怒られた

どこで、そんな怒り方を覚えるのか?歴代の彼女すべてに、同じ怒られ方をしている

食事も終わり、やっと年賀状の整理をしていると、「洗濯するから、洗い物有ったら出してね~」と、働き者の嫁さんのように思えてきた

ソファーでイチャイチャしてる時意外、ずっと彼女は動いている

風呂掃除にトイレ掃除、洗濯に料理、疲れないのだろうか?

「正月位ゆっくりすれば?」と言ってみたが、「ありがと、これ終わったらね」と言う始末

よく出来た娘だ


つづく

 
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430
2010/12/22 16:22:00    (1tVWp6zf)
こんにちは、30時間の勤務が終わり文句を言う元気も無いつちたかです(笑)雪だるまさん、オイラも似たような事がありましたが(笑)オイラの場合は飲み会となると徹底的に飲むんで(笑)完全アウェイの中で彼女何ぞ放ったらかしで生意気な発言をする若者に大人の強さ、怖さを知らせてやろうと(笑)2人で泡盛を3本飲んで完全に潰し(笑)気を良くして帰った事がありました(笑)
429
投稿者:雪だるま
2010/12/22 15:13:37    (wBiFjx38)
皆さん、こんにちは

全く仕事をする気にならない雪だるまです

名無しさん

喜んで頂けましたか?(笑)

何も出来ないですが、その後報告のつもりです(笑)

オチャメな絵文字より感想なんかを聞かせて頂ければ、プレゼント返しで嬉しいのですが…(笑)

またコメントお待ちしてますね(笑)

今日も定時で帰って、休暇に突入予定です(笑)

帰る気満々!(笑)
428
投稿者:名無し
2010/12/22 14:52:56    (3.GmZnC4)
m(__)m
427
投稿者:雪だるま
2010/12/22 13:16:25    (wBiFjx38)
《冬休み》彼女のバイト編2

車から降りて、店を探していると、良い匂いのするラーメン屋を見付けた

夜食には少しカロリーが気になったが、ラーメンと炒飯を頼んだ

俺「さっき楽しそうに話してたけど、何を話してたの?」

彼女「○○さんは事務所で一番古い人だから、それぞれの先生について教えて貰ってたの」

俺「例えば?」

彼女「例えば、○○先生は恐妻家だから絶対に一次会で帰るよとか、○○先生は直ぐに電話番号とかアドレスを聞いてくるから気をつけてとか」

俺「いいアドバイスしてくれる人だね」

彼女「そうでしょ!娘さんと歳が近いから可愛がってくれるの。今日の歓迎会も○○さんも行くって誘われたから来たの」

俺「そうだよ!帰るようにメールしたのに」

彼女「ごめんなさい。断りづらくて」

俺「ま~いいけど。あんな場で俺の名前出しちゃダメだよ」

彼女「じゃ、他の人がタイプだって言ってもいいの?」

俺「それは…ダメでしょう」

彼女「じゃ、本当の事なんだし、あの先生嫌いだから言っちゃった」

俺「取り敢えずナイショにするんだよ」

彼女「えっ~!遅いよ。○○さんにも言っちゃったよ。悪い事してないんだから良いんじゃない」

俺「君って子は…。」

その後はこの話題に触れる事無く美味しくラーメンを食べた

終わり

後日、若い弁護士は何処からか?彼女のアドレスを聞き出しメールしてくるようになってます(怒)

その内容はデートの誘い等の他愛もないもので、彼女も笑って相手にしてないので許してますが、エスカレートするようならお灸を据えてやろうと思ってます

以上が彼女のバイトまでの経緯です

長い文章を読んで頂けて感謝致します

《冬休み》の後日談としてご報告致します

つまらないプレゼントですがお許しください(笑)

次回は、《一周年》を予定してますが、何も報告するような事は無いかも?(笑)

良いハッピークリスマスをお過ごしください(笑)
426
投稿者:雪だるま
2010/12/22 13:15:17    (wBiFjx38)
続投稿者の出現に感化されて、少し書いてみます

雪だるまから、コメント欄の体験談好きの皆さんに贈る、少し早いX'masプレゼントがわりです(笑)

長くなるので暇な時にでもどうぞ(笑)

《冬休み》彼女のバイト編

少し前になりますが、こんな事がありました

彼女は高校卒業間際から、イベント・コンパニオンのバイトをしている

理由は「短い時間拘束で効率的に稼げるから」と彼女は言っていたが、俺から言わせれば「目立つし・ちやほやされるのが気分良いだけなんじゃない?」って思っていた

実際には、その問い掛けを口にしたことは無い

彼女の主張は「学校を疎かには出来ないけど、経済的に自立したいと思ってる。学費に関しても、生活費に関しても負担に思われるのが嫌!何年掛かるか分からないけど絶対に返すから…」というものだった

父親にしても俺にしても、《負担》と思ってるなら援助なんてしないのに…

それが彼女のモチベーションになってるなら、俺が口を挟む余地は無いと思った

仕事柄その業界とは少なからず接点もあるので、あまり良い印象が無かった

始めの仕事こそ名の通ったイベントだったが、繋ぎの仕事として紹介されるのは《スーパーでコスチュームを着させられての、試飲・試食会》だったり、《カタログ撮影のエキストラ》だったりだ

そんなバイトの給料なんて思ってる程貰える筈もなく「我慢してる割には収入にならない!」とボヤき出した

これは絶好の好機だ!と思ったので、兼ねてから考えてた案を話してみた

俺「バイト面白くないなら他のバイトでもしてみれば?」

彼女「他って言っても時給の良い仕事は、拘束が長かったりするからな~」

俺「じゃ、今度はお金目的じゃなく、経験が将来に役立つような仕事にしてみれば?」

彼女「将来?」

俺「そう!法曹界を目指すなら、今のうちから内情を知っておくのは役立つと思うよ」

彼女「でも、どんなバイトがあるのか?知らないし」

俺「じゃ、会社の弁護士の先生に相談してみるよ」

彼女「ふ~ん」

こんなやり取りだったので、彼女は本気で俺が考えてるとは思って無かったようだ

数日後、会社で弁護士に会ってお願いをすると「一度会ってみましょう」と了解が取れた

バイト先を私が勝手に決めてきたので、余り気乗りのしない彼女は「嫌な感じだったら直ぐに辞めるからね」と言いながらバイトに行った

私は、キャンギャルの仕事に嫉妬心が無かったと言えば嘘になるが、彼女の将来《弁護士になりたい》と言う夢を叶え易くする上でも役に立つバイトと考えて行動したつもりだった

会社の顧問弁護士の事務所に頼む訳なので、リスクは多いに考えられた

一番気に掛けたのは、会社に彼女との同棲が発覚する事である

独身なのだから、どこにも疚しい所は無いのだが、彼女の年齢からヤッカミや好奇心を掻き立てられる連中は少なからず出てくるだろう

立場的にそんな好奇な目で見られる事は避けなくてはいけないと思っていた

弁護士の先生には「将来弁護士を目指してる知り合いの娘なんです」と伝え、何の疑いもなさそうに快諾してくれた

業務内容については、何の希望もしなかった

初日、面接?から帰ってきた彼女は「面白そうな先生で安心した。取り敢えず受付とお茶出しの雑用係になったよ」と笑顔で報告してくれた

その笑顔を見て、自分の判断は間違えて無かったと胸を撫で下ろした

彼女の行く弁護士事務所は、弁護士を4~5人雇ってる所で、顧問の先生曰く「小さい事務所なんで、バイトに来て貰ってもね~」と聞いていたので、受付なんてあるとは思ってなかった

後日、先生が来社された時に、お礼かたがた様子を伺おうと近付くと、「いい娘を紹介してくれました。よく気が付くし、いつも元気で笑顔なので事務所に帰るのが楽しみになりましたよ」と先に話掛けられてしまった

その場には、他にも数人居たので「何?・何?、何の話?」と言われ、先生がいきさつを話してしまい、私は、「余計な事を言わないでくれ~!」と祈りながら作り笑顔でその場に居ましたが、本心は逃げ出したくて仕方なかった

先生に詳しく話して無かったので、心配する事態にはならずに済んだ

この分なら彼女も上手く口裏を合わせてくれてるとばかり思っていたのですが、その日の帰宅後一日を報告すると、彼女が「へ~、先生全部知ってるよ。私、話したもん」と言い放つではないですか!

思わず食事中にも関わらず「えっ~!」と声を上げると、「ご飯粒飛んだよ」と怒られた

話しのきっかけ作りとして私の話しになったんだろうが、彼女は聞かれて直ぐに「一緒に住んでます」と答えたそうだ

先生も驚いたようで、知り合ったきっかけや親の承諾等、質問攻めにしたようで「弁護士相手に嘘を突き通すのは、私には無理!」と訳の分からない理由を言われた

言わなきゃ分からないのに…

流石に家出中に知り合ったとは言わずに、「昔からの知り合いで」と口を濁したらしい

私が頼んだ先生以外には、まだ知られてないのが、せめてもの救いに感じた

あの時先生は知ってるのに話さなかったんだと思うと、少し安心出来た

二人きりになると、根掘り葉掘り聞かれそうで、少し距離を置かなくては…

我社は今、労組と長期病欠・療養中(自律神経失調症等)の処遇改善に付いて交渉中で、労務士と弁護士が毎日のように来社している

会議で同席する事も多く、彼女がバイトに行くようになって一週間くらい過ぎた時に、弁護士と目が合い会釈した時の笑顔が気になった

会議が終わって自分のデスクに戻ろうとエレベーターを待っていると「○○さん、今夜時間ありますか?」と後から来た弁護士に聞かれた

何の用か?は想像出来たが「えっ?時間は作れますが、何でしょう?」と聞くと、「じゃ、お酒でも飲みながらお話しましょう」と笑顔

断り文句のつもりで「すいません。私は車ですので飲めないんです」と言ったのに「じゃ、食事にしましょう。○○ちゃんも一緒にご馳走しますので」と半ば強引に約束させられた

デスクに戻って彼女にメールすると「今事務所に居るけど、何も聞いてないよ」と返ってきた

彼女に「同席すると邪魔くさい話しになりそうだから、理由を付けて断って」とメールを送った

約束の時間になり、気がすすまないので逃げようか?とも考えたが、嫌な事は早く済ますに限る!と思い返して行く決心をした

さながら免停講習に行く前の心境のようだ

指定のお店には先に着いてしまったようで、まだ弁護士は来てなかった

料理屋でただ待つのも手持ち無沙汰に感じるので、突き出しを頼み待つことにした

暫くすると賑やかな一行が入ってきて、先頭の弁護士の横には彼女が居た

帰れって言ったのに…

挨拶もそこそこに、奥の座敷に通されて、「今日は○○ちゃんの歓迎会なので、紹介頂いた○○さんにも来て頂きました」と紹介された

総勢10人程の宴会の開始だ

酒は飲まない約束だったのに、「乾杯くらいは…」「車は置いて帰ればいい」と言われ、断って場をシラケさすのも…と思い、飲む事にした

離れて座った彼女は、他の事務員の人と仲良さそうに話しをしている

話題は二人の話しにはならず、仕事の話しや趣味の他愛もない話しに終始していた

これなら邪魔くさい話しにはならないかな?と思っていると、隣に先生がビールを継ぎに来て「毎日楽しいでしょうね」なんて言ってきた

多分還暦は迎えてる歳の先生から、意外な発言だった

先生「会社の人達は知ってるの?」

俺「いえ、誰にも話してません」

先生「じゃ、事務所でも言わない方がいいね」

俺「はい。お願いします」

先生「ところで○○さんは、今独身だったよね?」

俺「はい。離婚して三年目になります」

先生「じゃ、彼女の卒業を待って結婚とか考えてるの?」

俺「さ~、どうでしょう?その時になってみないと何とも言えないですね」

先生「そうなの?彼女はその気みたいだよ」

俺「そうですか…」

一体どこまで彼女が話してるのか?分からないので迂闊に話せないのと、彼女の気持ちを始めて知った驚きとで、それ以外の返事が出来なかった

先生「取り敢えずウチで預かってる間に、弁護士の仕事を見て貰いますね。多分想像してるより地味な仕事ばかりで幻滅させてしまいそうだけど…」

俺「いえ・いえ。本気で目指すなら実情をしっかり見ておいて欲しいから先生にご無理を言ってお願いしたのですから、ビシバシ鍛えてあげてください」

先生「ん~。○○ちゃんは私には孫くらいに思えるから、厳しくは無理だね~」

俺「そう言わずに、お願いします」

先生「厳しいかどうかは分からないが、一通りは見て貰うようにしますね」

俺「ありがとうございます」

終始笑顔でビールを継ぎ、満足そうに離れて行った

前から彼女の発言には驚かせられているが、今回はどこまで本気で考えてるのか?が分からないので、敢えて彼女には確かめないでおこうと思った

歓迎会だけあって、彼女にスピーチを求める声が上がった

渋々立ち上がり、恥ずかしそうに自己紹介と挨拶をすると、若干アルコールの回りが早い連中が、彼女に質問をし始めた

弁「彼氏は居るの?」

彼女「はい。居ます」

弁「なんだ~、居るのか。居ないなら立候補しようと思ったのに…」

この時点でキレる準備

弁「別れる予定は?」

彼女「全く無いです」

弁「若いのより年上の方が良いんだよ」

彼女「そうですね」

弁「じゃ、別れちゃえ!」

彼女「彼は年上ですから」

弁「へ~。そんな感じだよね」

彼女「もう良いですか?」

弁「じゃ、最後に。この中で選ぶなら誰がタイプ?」

彼女「○○さんです」


彼女が即答したので、場の皆が一斉に私の方を見た

余りにしつこい質問にイラッとしてたので、作り笑顔が間に合わず、苦笑いをするのが精一杯だった

弁「へ~。渋い趣味してるね。俺より年上だと思うよ」

彼女「そうですか?私には、○○さんの方が若く見えますけど…」

弁「こりゃ~、嫌われたかな?」

この一言で笑いが起きて、やっと彼女への質問が終わった

あのままイラッ!としたままなら殴っていたかも知れなかった

名前だけの歓迎会も終わり、アルコールが入ってしまったので車で帰る事も出来ず、代行業者に連絡をして車で待つことにした

質問をしていた若い弁護士が、彼女を頻りに二次会に誘って「余りシツコイと女性に嫌われますよ!」と彼女に嗜められてたのを遠目に見ていた

店を出ると二次会に行く者と、帰る者とに別れた

会費を受け取って貰えなかったので、二次会の店を紹介して精算をこちらに回すように手配した

彼女を見ると、チラチラこちらを見てチャンスを伺ってるのが分かったので「○○ちゃん、帰るなら送って行くよ」と声を掛けた

彼女は「ハイッ!帰ります。送ってください」と周りに宣言するかのような大きな声で答えた

若い弁護士は、あからさまに(チェッ!)という表情をして「送り狼には気を付けるんだよ」と言った

彼女は気に留める事無く、事務員の女性にだけ挨拶をして俺の側に来た

俺が先生に挨拶をしてると、横に来て「これから宜しくお願いします」と言って皆と別れた

二人っきりになると、いつもの癖で腕を組もうとするので、目で「ダメ!」と意志を伝えた

車に戻り、代行業者に連絡しようと思うと「お腹空いた!」と彼女が言い出した

「歓迎会で食べたのに?」と聞くと「お喋りが楽しくて、殆ど食べなかったの」と甘えてきた

確かに俺も関係がバレないかとヒヤヒヤしてたので、酔いもまわらず食べ足りない気がしてきた

車から降りて、店を探していると、良い匂いのするラーメン屋を見付けた
425
投稿者:雪だるま
2010/12/22 12:18:30    (wBiFjx38)
皆さん、こんにちは

少しアルコールが残り気味の雪だるまです

帰宅後直ぐにベッドに潜り込むと、彼女を起こしてしまい「お酒臭~い!」と怒られ、浴びたくも無いシャワーを浴びさせられて酔いが醒めました(泣)

朝食の味噌汁が美味しかったな~(笑)

さて、気分はゲレンデになってるのですが、どうも雨が降ったようで積雪が減ってコースもクローズが増えてしまいました(泣)

筋肉痛も治まりかけてるのですが残念です

先日のスキーで板を傷めて後悔したので、積雪が少ないようならスキーはお預けにして、観光に変更しようと考えてます

彼女は滑りたそうですけどね(苦笑)

女性全般に言えると思うのですが、遊びの道具に関しての執着心と言うか?大事にするって気持ちが少ないですよね?

アクセサリーやバックなら傷がつかないように、毎回帰宅後にカバーに入れる位気をつけるのに、スノボの道具には無頓着に感じます(泣)

余程、バックなんかより高いのに…(怒)

道具好きの私には理解出来ません(泣)

「雪が少ないから、板が傷付くよ」と言っても「ふ~ん」って感じです

これがバックだったら、雨が降りそうなだけで「困ったな~」と真剣な顔をします

大事に使ってくれてるのは、あげた側からすると嬉しいものなのですが、このギャップが理解出来ません

彼女も早く道具の大切さに気付いて欲しいものです

朝からボヤきました(苦笑)

つちたかさん、コメントありがとうございます

《スポーツつちたか》っていつから商売を始めたのですか?

何か、ボラれそうな店ですね(笑)

利益率300%位ありそう(笑)

ラグビーのヘッドギアは、何回見てもオウムの電気を流してるヘッドギアにしか見えないので却下です(笑)

変なマインドコントロールをされそうで…(苦笑)

下半身にカイロ8枚は貼り過ぎじゃないですか?

背中の真ん中に一枚貼るだけで全身が温かく感じますよ(笑)

それでも寒いなら、ラクダのパッチで防寒してください(笑)

重ね着になってもチームtなら分からないですから(笑)

ありがとうございました

うどんさん

篠笛ってどう読むのですか?

雅楽の楽器なんですよね?

彼女を探すなら、巫女のバイトの中から探してみればどうでしょう?

可愛い娘が多い気がしますが…(笑)

来年の初詣は旅先で行く事になりましたが、例年なら和装で近所に行く事が多いんです

和装好きには晴れ舞台ですからね(笑)

伝統文化を継承していってくださいね(笑)

では、今年最後の仕事に取り掛かります(笑)
424
投稿者:雪だるま
2010/12/22 01:11:24    (wBiFjx38)
皆さん、こんばんは

完全に酔っぱ状態の雪だるまです

誤字・脱字にはお許しください(笑)

8時から4時間以上飲みつづけると結構な量を飲みました

こんなに飲んだのは久しぶりです

今、タクシーの中です

楽しみにしてた肉は殆ど食べれず、普通の焼肉ばかり食べてました(泣)

彼女に怒られそう(泣)

筋肉痛は不思議と気にならなくなってます(笑)

麻痺状態なんでしょうね

ひたすらに眠いです

では、お休みなさい(笑)
423
投稿者:うどん
2010/12/22 00:38:32    (PaNRXLZW)
おばんです。うどんです。
うどんには彼女はいないので、クリスマスは関係ありません。
正月は近所の神社で神楽(かぐら)の奉納が1日12時からあります。うどんは篠笛を吹きます。トロンボーンを吹く他にそんなこともやっているんです。衣装もきちんと着けます。水色の袴をはいて、烏帽子をかぶります。結構本格的です。

その後に直会(なおらい)という飲み会があって、朝まで続きます。その後は死んだように寝ています。

そんなことを10年以上やっているので紅白は見ていません。

うどんの正月はそんな感じです。
422
投稿者:とも
2010/12/22 00:09:26    (17ifND//)
うどんさん
2学期お疲れ様でしたo(^-^)oうどんさんはX'masとお正月はどう過ごされる予定なんですか??

つちたかさん
私はいつマウスピースを使ったらよいでしょうね?(笑)
421
2010/12/21 22:06:05    (YNVGb.dU)
こんばんは、下半身にカイロを8枚貼って泊まりに挑んでるつちたかです(笑)お嬢も職人さんもミラー大尉さんもマウスピースが必要な時は御連絡を(笑)スキーは大の苦手のつちたかでした(笑)
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