1
2001/05/30 00:27:37
(3K81ucMB)
先週の金曜日、とうとうヌードモデルのデッサンのアルバイトに行ってきました。
それに至る経緯については先週頃の投稿のとおりです。ただ僕としてはもう報告す
るつもりはなかったのですが、励まし応援して下さった方への感謝と、今後同じよ
うなアルバイトに悩まれる方に参考になればとの気持ちで投稿させて頂きます。
当日は前日までの雨が上がり、蒸し暑い天気の中、駅前のカルチャーセンターの入
ったビルに開始1時間前の9時に到着しました。まだ受講生の方は誰も来ておら
ず、友人Aが忙しく準備をしている中、まず先生がやって来ました。元美術教師と
いう肩書きですが、ごく普通のおばさんです(多分50代)。その後デッサンにつ
いての説明を先生から聞き、教室の隣の小部屋に通されました。そこは普段準備室
に使われている部屋らしく、画材道具などが所狭しと置いてあります。そしてその
隅のイスの上に小さなカゴと中にガウンが置いてありました。すぐに友人Aが入っ
てきて「着替えておいて」と冷たく一言だけ言って出て行きました。一人残された
僕は踏ん切りが付かずただポツンと立っていると、隣の教室から受講生の声が聞こ
え始めました(女性の声が多い)。もう何がなんだかわからなくなった僕はとにか
く急いで裸になり、大慌てでガウンを着ました。
そしていよいよ始まりです。教室の方から先生の説明が聞こえてきます。そこで分
かったのが、先週もヌードデッサンがあり、その時は女性がモデルだったこと。で
すから受講生の方もある程度基礎知識をもっているみたいです。先生の説明ではモ
デルが服を着脱するときは、全員視線を外すのがエチケットだそうです。モデルが
ポーズを決めてから見るということ、すなわち完全にモデルが静止した状態になっ
てから書き始めるということです。もちろんモデルは極力動きを止めなければなり
ません。(ただこの説明が余計後から自分を苦しめることになりましたが)
そしてとうとうドアがノックされ、先生が「お願いします」と顔を覗かせました。
意を決したガウン姿の僕は、教室に一歩踏み出しました。そのときです、教室から
「うっ」とした熱気というか威圧感を感じたのは。何と受講生は全員中年の女性だ
ったのです。すかさず教室の後ろに立つ友人Aを睨みました。確か男性もいると言
ってたのに。このときばかりはだまされたと思いました。でも金曜の午前中に暇が
あるのは主婦ぐらいと気付いたときにはすでに遅かったのです。十数名の中年女性
と、唯一20代の友人Aが見守る中、一言先生から紹介され、すぐに前の台の上に
立たされました。まるで死刑台に登らされた気分です。そしておそらく先生が僕と
受講生の両方に気を使ってくれたのでしょう。最初は後ろ向きから始めると言いま
した。約束どおり受講生のみなさんが下を向いたりして、僕の方から視線を外して
います。先生が「心持休めのポーズで楽な姿勢で」と指示があり、そして先生も台
から少し離れます。そしていよいよ「じゃお願いします」と合図がありました。僕
は背を向け、大きく深呼吸してからガウンのヒモをほどき、そっと脱ぎ下ろしまし
た。先生が「始めて下さい」というと、静かな教室に「フーッ」と中年女性の溜息
が響きました。まだこのときは後ろ向きだったのでまPは見られなかったと思いま
すけど、横の方の女性からはヘアーは見えていたかもしれません(ちなみに僕は恥
ずかしいくらい人一倍のジャングルです)。濃い化粧の匂いが漂う中、背中に中年
女性の視線と憧れの友人Aの視線を感じながら、じっと耐えてました。
以上が僕のヌードデッサンアルバイトの体験記です。おそらく皆さんは前を向いた
ときのことを知りたいと思いますが、それは勘弁してください。