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2026/04/19 00:00:02
(lorLmfOA)
数年前からお世話になっている、某町工場。
いつもは電話かメールのやり取りで済ませるが、今年は訪問する事になった。
この町工場に通うのは今回でもう四回目。
そして過去にここでトイレを借りる度に、おしっこを覗かれた。
それなのに私は再び、ここのトイレに来ている。
(また来ちゃったよ)
非常に危険な行為だとは解っている。
過去に味わったスリルで十分満足して、もうここには近づかないと決めていた。
しかし一つの興奮を体験すると更にもう一歩先のスリルを味わってみたくなる。
(どうしようかな・・・)
トイレを前に最後の逡巡をする。辞めるなら今だ。まだ引き返せるところに居る。
しかし結論は自分で決めている。
この時のために、今回もトイレを我慢して、ダメ押しのコーヒーまで飲んで、他の準備までしてしまった。
前回、前々回と同様、女子トイレには誰も居ない。
工場内は鉄を加工する騒音に包まれ、従業員の人が忙しなく作業を続けている。
(早く入りなさい)
もう一人の私がこのトイレの放つ妖しい魔力に吸い寄せられるように背中を押します。
胸の高鳴りが止まらない。
高鳴りと言えば聞こえは良いが、これは私の心の内から湧きあがるただの劣情だ。
私はこの先に起こる期待に足を止められなかった。
一歩、一歩と足を進めていく。あの覗き穴の開けられた女子トイレへ。
ただ前回と違う事が一つ有った。前回は二つある個室の一つに『故障中使用禁止』の張り紙があった。今回はそれが無い・・・・
試しにその個室のドアを開けるとそこには少々狭いが綺麗な洋式便器が設置され、綺麗な女子トイレへと改装されていた。
(そりゃそうだ・・・一年以上前だもんね)
そして私は危険と興奮に満ちたもう一つのドアを開ける。
そこには一年以上前に見た物と同じ和式便器の女子トイレが残っていた。
薄暗い個室の中、壁に設置された配管、そして女子トイレからは解りずらい覗き穴。
私は覚悟を決めると薄暗い個室に入った。
そして、じっと息を潜める。薄い板の向こうの微かな音も聞き逃さないように。
キィィィ・・・カタンッ・・・
微かだが、ドアを静かに開けたような音がする。心なしか今までより音が大きい。
もしかしたら、前よりも向こうの警戒が解けているのかもしれない。
こんな場所に何度も来て、おしっこする姿を覗かれて・・・私に「警戒心がない頭の緩い女」だと感じ取っているのかもしれない。
それでも、あくまで私は「トイレを借りに来た女」を演じる。
ただの露出好きの変態と認めたくはない。それを認めたくない自分がいた。
ただでさえ危ない行為を繰り返しているのだ。たとえ形だけでも、その建前を守らないと、言い逃れもできなくなってしまう。
多分、向こう側に居る人は、穴からこちらを覗ける位置で構えている。
もしかしたら録画して後で観賞しようという気持ちなのかもしれない。
私はこれまでと同じ様にショーツを両脚から抜き取ると、ノーパンのまま便器を跨ぎその場にしゃがみ込む。
そして自由になった両脚を大きく開き、剥き出しになった股間を精一杯曝け出す。
「ふっ・・・」
呼吸が乱れる。僅かな風を下腹部に感じ、大切な所だけが無防備になっている事を思い知らされる。
向こう側からは今まで通り私の性器が丸見え状態のはずです。
そこに居るかもしれない誰かに、覗かれるように・・・
ヒクヒクと収縮する陰唇部。
粘膜が口を開くほどに大股開きにされ、おしっこも我慢の限界に近い。それでも、私はまだおしっこを出すつもりはありません。
もしも今出てしまったら、この愉しい時間は終わってしまう。
だから、このまま晒し続ける。おりもの交じりの粘膜を垂らす膣口も、それを縁取る飛び出した襞も、
恥ずかしさで肥大した陰核も、そしておしっこを堪え震える性器の様子も。
そこに潜んでいるかも知れない誰かに、ただ静かに懸命に晒したままにする。
ひくっ・・・
尿意だけではない。恥ずかしさで女性器が震えている。
まるでそこに居る誰かの視線に、恐怖し震えている。
(私のこんな所も、全部見られてるんだ・・)
そう思うと胸が苦しくなる。下腹部がジンジンと堪らなく疼いて来る。
羞恥と視線に育てられたかのように、陰核が震えながら徐々に肥大していく。
そしておしっこよりも先に熱い雫が膣口から溢れてくる。
その恥ずかしい姿を余すこと無く観察してもらう。
(あ・・・あぁっ)
意識がフワフワとして頭の中が蕩けてくる。快感に身を任せ判断力が鈍る。
危ない兆候だ。
嫌というほど経験し、それは解っているがそれでも、この甘美な悪戯を止められない。
(今なら・・・いける!)
ここに来る前に決めていたこと、もう一歩危険を犯す。
理性的な部分が残っている時では絶対に出来ない。
しかしそれを期待して、準備してしまった。
(土壇場に怖くなったら、いつでも止められる)
そう自分に言い訳して止まれなくなるのを解っていて、準備をしてしまった物。
私は胸のポケットに指を伸ばして、小さな付箋紙を摘まみ出す。
付箋には、既に考えておいた文字を書いておいた。
私はその字面に視線を送り、文字を確認する。
『私の恥ずかしいおしっこを覗いてください』
改めて読み返してみると、正常とは思えない破廉恥な文章。
それ以上に自ら相手を誘い込む、危険すぎる文章です。
(こ・・・これを)
露出する私に”安全”という距離がどのくらい残っているのか解らない。
そもそもここに来た時点で存在しているのかすら解らない。
それでも私は自ら”危険”に近づこうとしている。
付箋紙を摘んだ指先が震えている。それを壁にある穴に近づけたところで、躊躇するように手が止まってしまう。
(行けっ!)
心の中で厭らしい私が背中を押す。付箋紙を持った指先を見えない”危険”へと突っ込む。
壁に沿う配管の下に隠された小さな覗き穴に付箋紙を突っ込み、それを床に捨て去るように置くと、慌てて手を引っ込めた。
カサッ・・・覗き穴の向こうで何かが動いた音が(聞こえたような気が)した。
しゃがんだままじっと、相手の出方を待つ。向こうも警戒しているのでしょう。
私の誘いに乗って来るかは解らない。
もし誘いに乗ってこなかったとしても一向に構わない。
この付箋を見せるだけの行為でも自分の中の変態性をこの人に見せつけ、知られてしまうだけでも十分に興奮できた。
「ハァ、ハァ」
薄っすらと聞こえてくる、覗き穴の向こうの息遣い。
興奮を抑えながら何かを迷っているかのような・・・
私の目線からは、壁の配管の下に隠された覗き穴に突き刺さった付箋紙が見える。
曝け出された私の性器は、ただじっと、その時を待つ。
釣り糸を垂れて海面を見つめている釣り人の様に、向こうの人が興奮を抑えられなくなる、その瞬間を・・・
じれったい時間が続く。その時でした。
(あっ?!)
床にあった付箋紙がスッと向こうに引き寄せられるように消えた。
思わず腰がビクッと震え、踵が動き、ヒールが大きな足音を立ててしまう。
私の足音に向こうも驚いたのか、付箋紙は完全に壁の向こうに消えてしまい微かな、あの息遣いも聞こえなくなった。
付箋紙が消えたということは、壁の向こうに人が居るということ。
警戒心の強い人なら、本当は自分の存在をなるべく悟られずに覗こうと思っているでしょう。だから私は、そのままの体勢でじっと待つ。
再び、誘惑に負けてこの人が覗くと思ったから・・・
「はぁぁ、はぁぁっ」
気が付けば私も呼吸が荒くなっている。
それを向こう側の人に知られたくなくて必死にそれを抑えようとする。
そして再び、壁の向こうから聞こえる微かな息遣い。
私は左手をそっと股間の方へと伸ばす。
そして震える指先を陰核にそっと這わせると、そこを上へと引き上げた。
皮が捲れその全体が露になった陰核。
私は自分で敏感になった突起部を撫で上げた。
皮から捲られ外気に触れる陰核、それに加えて誰かの視線。
その二つが陰核を膨らませ成長させる。
見知らぬ誰かの視線の前でプルプルと震える両脚とその付け根にある性器。
(ああ・・ピクピク震える)
「んっ・・・」
人差し指の腹でゆっくりと転がすように陰核に触れる。そおっっと、ゆっくりと。
焦らすように、そっと触れながら、ゆっくりと陰核の先端が円を描くようにして、転がっていく。
「ひっっ・・ぁ・・・ん」
堪え切れずに思わず喘ぎ声が口から漏れ始めた時でした。
『ピッ!』スマホを使う人なら耳にした事が有る、あの電子音が響く。
その瞬間、激しく、でも甘美な電流が全身を駆け抜ける。
陰核に押し付けたまま、指の腹が往復すると腰がガクガクと小刻みに暴れ出す。
(あっ!・・・だめぇ・・・・ああぁぁぁ)
ついに言う事を聞かなくなった性器が、震えながら飛沫を漏らし始める。
じわじわと溢れ出てくるおしっこを止めようとしても、一度決壊した膀胱は更なる流水を許してしまう。
下へと滴り落ちたおしっこは、やがて私の手に掛かり汚し始める。
(あ・・・ああ・・・止まらない)
どんどん勢いを増していく飛沫は、やがて放物線を描き便器へ落ちていく。
耐え続けた末に、一気に開放する快感。止められないどころか、私は両脚を開いて勢いよく思いっ切りおしっこを出して大きなアーチを描こうとしてしまう始末。
やがて終わりが近づき、勢いが衰え始める。
そして全てを出し切った私の性器は、飛沫に塗れ厭らしく濡れながら、満足げにパックリと割れ目を晒していた。
熱を持ち、大きく口を開けた秘裂は放尿の余韻に浸って、油断していました。
『ピッピッ!』再び聞こえるあの電子音・・・
浸っていた余韻が、徐々に醒めてくる。
夢心地のような麻痺した感覚の中で、壁の向こうの人が立ち去ったような音がする。
もっとも本当に立ち去ったかどうかは解らない。
外で待ち伏せされている可能性もある。
念の為、私はもう少し個室の中で時間を過ごしてから、トイレの外に出てみる。
やっぱり、外には誰も居ない。警戒心が強いのか、それとも紳士的だったのか・・・
トイレの周辺に人の姿は無かった。
(よかった・・・・かな?)
胸を撫でおろす、と同時にその反対の感情も湧いて来る。
(帰ろう・・)
それ以上はもう考えない事にする。
そうならないように越した事は無いに決まっているのだから。
今回でここの担当を外れる私はもうこの町工場に来る事は無い。
しかし私はこの場所を忘れて過ごす事ができるだろうか?
私は心の葛藤を抱えたまま帰路に着いた。