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2007/10/08 15:51:18
(DaeC0c.o)
25日はお昼から天気がよくなってきたの。
今晩10時に神社の公園で裏山の木の精に私を観てもらうつもりなの。
今日は10時にお月さんが一番高く上がるんだって。
きっとそのときが、私を一番綺麗に照らし出してくれるんじゃないかな?
モデルさんみたいに颯爽と歩くの。
バイトの帰り、日の暮れる前に、神社に下見に行くと、
エっ! おじさんやおばさんがいっぱい来ているの。
何コレ!
観月祭っていうお月見をする催しなんだって。
私、すごいショックで逃げ出した。
さすがの私も今日はどうしたらいいかわからなくて、頭の中は真っ白!
いちおうやるつもりでシャワーを浴びて身体をチェックしてすっかり準備し
たけど、
結局、怖くていけなかった。
10時に家で私も窓からお月見したの。
予定ではこの時間にお月さんに照らしだされてるはずだったのに!
モデルさんみたいに颯爽と歩いてるはずよ~
私、今日にあわせて身体を完璧に仕上げてたのよ~
今年一番綺麗なんだから・・・
26日、白いワンピ着てたの。 学校へ行くときはこんな女らしい格好をよ
くするの。
学校では真面目なんだから。
午前の講義が終わり家に帰ると未練がましくまた神社に行ったの。
誰もいない。
セミももう鳴いてなくて静寂なの。
町の騒音も遠くのほうで聞こえて別世界みたい。
少し汗ばむ暑さ、けど、快晴でカラッとした微風が吹くの。
とっても気持ちいいんだ。
私は神社の裏山の木陰にまで行ったの。
木の精さんたち、約束破ってごめんなさい。
昨日、たくさん人がここに来ていてできなかったの。
今日、夕方からバイトだからダメなの。
明日必ずやるね! 必ず綺麗になってくるから。
微風が服の中まで吹き抜けとっても気持ちいい!
私、白いワンピを脱いだの。
こんなことになるのはわかってたから、下着は家で脱いでいたの。
微風に撫でられているみたい。
ホント、気持ちいい。
背もたれのないベンチに少しのつもりでそのまま横になって目を閉じたの。
「気持ちが落ち着いている」自己暗示かけたの、「私はとても綺麗」、
「綺麗な姿勢で歩く」、「綺麗な姿勢で歩く」・・・
私はモデルさんみたいに歩いてるとこをイメージしたの。
「綺麗な姿勢で歩く」・・・
急に耳元で男の子の声が聞こえたの!
両手で身体を隠して起き上がって、何してるのよ!!
大声上げて威嚇したの。
小1ぐらいの男の子が二人、私のすぐ横でしゃがみこんでたの。
私が具合悪いと思って心配して一緒にいてくれたんだって。
私が裸なことは変だと思いながらなんとも思ってなかったみたい。
心から私を心配してくれたみたい。
服が汗で濡れて乾かしてたの、ちょっと疲れていたから横になったの、
って言うと信じてくれた。
この子らにとっては自然な話らしく疑いもしないのね。
恥ずかしいからおねえさんに会ったこと内緒にしてね、って、子供の頃を思
い出して、指きりさせたの。
絶対約束守るっていてくれたよ。
うれしい! それから、頭を撫でてあげたよ。
これでたぶん大丈夫・・・かな?
アっ! 夢でした。
コレは学校の講義中居眠りしていたときの夢~♪
家に帰って明日のためのお月さんが一番高く昇る時間を調べたの
ビックリしちゃった!
仲秋の日は満月じゃないの!
27日が満月なの。 やった! 明日じゃない。
明日は学校終わったらバイトも休み。
学校終わったらフィトネス行ってサウナに入ろう。
今日バイトが終わったらもう一度腕や足綺麗にするの!
私、何より準備が好きなんだ。
ところが・・・
27日、こんなことありかな?
・・・・・・雨。
フィトネスの後、家に帰り一番お気に入りのパーカーのスウエットにきがえ
たの。
夕方、霧のような雨が降るなか傘を差して神社にまた行ったの。
裏山まで行き木の精に謝ったよ。
今晩は雨でずーっとお月さん出ないの。
ごめんネ。
霧のような雨がカーテンのようにゆらめいてるの。
フヮーって感じ。 とてもやさしい雨。
傘をホリ投げると、細かくい雨粒が私の髪にたくさんくっついたの。
だけど、髪はびしょびしょにならないんだ。
お月さんに照らしてもらえないけど。
綺麗に見える?
私はもうスウエットを脱いで裸だよ~♪
それから、公園の外灯の下でモデルさんみたいに歩いたの。
どう? 綺麗に観えた?
霧のような雨が私の髪にも身体にも細かい水滴の粒になってまとわりつく
の。
けど、すぐスウエットを着ちゃった。
木の精に、必ずお月さん照らし出してもらってまたやるね。
約束したんだ。
だけど次の日も曇り。
その次の日も曇り・・・
ここ房総では9月が終わるまで雨と曇りが続きました。
私、まだお月さんに照らし出してもらってません。
木の精との約束まだできてないんだ。