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2000/05/27 01:26:23
(yXCcr47c)
まどかさん、とむさん、はじめまして。
わたしは消防署で働く現役の救急隊員です。
救急救命士をめざして勉強をしています。
救命士の話がでていましたので、補足説明させていただきます。
救命士の国家試験の受験資格を得るためにはいくつかの方法があります。
ひとつはそういった類の専門学校を卒業することです。
医療技術専門学校などの「救急救命士科」なんてのがあるかと思います。
期間は2年間だと思います。
もちろんそれ相応の費用がかかりますね。
もうひとつは、消防署に就職して救急隊員になること。
救急隊員になるには消防士になってから消防学校の救急標準課程を卒業す
ればなれます。
そして、救急隊員として救急車に乗って、ある程度の経験を積めば、
「救急救命士研修所」へ入校する資格が得られて、その研修所で、
6ヶ月間、講義や実習を受けると、国家試験を受けることができるのです。
研修所での必要な費用はすべて公費です。
給料をもらいながら学校へ通うことができるのです。
ただし、勉強の内容はかなり濃いです。ハードです。
もうひとつは、救命士法が施行された平成3年8月(定かではない)の時
点で、すでに看護婦(士)の資格をもっているか(まどかさんはどうなん
だろ)、そのための学校に在学中であった人であるならば今すぐにでも救
命士の国家試験を受験することが出来ます。
救命士ができる処置(特定行為と言う)ですが、対象になる患者さんは心
肺停止患者だけなんです。つまり、呼吸、脈拍の止まっている人に対して
しか特定行為が出来ないのです。
残念ながら気管内挿管は出来ません。食道閉鎖式の気道確保用チューブし
か使えないんですよ。カウンターショックは出来ます。点滴も出来るんで
すが、人間の体液に近い組成の「乳酸リンゲル液」しか使えず、そこに薬
剤を入れることは一切出来ません。
もちろん、すべて救急車の中から電話で医師の指示を受けてから行います。
救急救命士の資格は救急の現場でないと意味を持ちません。
救急の現場で、一刻を争う患者さんに対して、病院に着く前にできる限り
処置をしようということで作られた資格だからです。
病院で働いてた看護婦さんが、救命士の資格をとって、消防署に女性救急
隊員として転職するなんてこともときどきありますよ。
「救急救命士」ってあまり知られてないんですよね。
現場で一生懸命処置しようとしてるのに、「なにやってんだ、早く病院へ
連れてけよ!この人殺し!」なんて言われることだってあるんです。
一生懸命やってるのに…
よい機会だと思いアピールしちゃいました。
以上です。