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2002/06/03 03:57:44
(yEAxckFV)
5年越しの浮気だった。
しかし、浮気相手である人妻の両親が事故で亡くなった。
色々と忙しくなり、家を出るのが難しくなった。
彼女のダンナさんの方は、まったく彼女のことを疑っていなかった。
むしろ、出来た…良い女房だと思っているらしい。
素朴な感じの勤め人という事だ。
それを聞いた時、ちょっと後ろめたさを感じた。
電話、電子メール、手紙…色々な手段でつないできた関係。
そう簡単に会うことも出来ずに、二人で念入りな打ち合わせをしていた…。
そして、彼女から電話がかかってきた。
「もう会えないかも知れない…。」
「どうした?」
「実は…主人が入院してしまって…。」
ダンナさんは、いわゆる健康なヒトだった。
しかし、中年に入り、急にこんなことに…。
「そうか…。分かった…。」
承諾するしかなかった。
やはり、彼女には人間の心があったのだ。
ダンナさんが病床にある時に会えない…そんな普通の女性だった。
何となく、納得できて、サバサバした。
家に戻って、女房とするか…。