2018/01/13 21:25:20
(2/aoeO1Y)
自宅に戻って興奮冷めやらず。
『俺がオバさんで興奮するなんて…』
そんなことを心に思いながらシャワーを浴びる。
シャワー浴びてても固さが衰えない。
手で数回擦れば大量に出るだろう。
『オバさんで出すのも悔しい!』
ヘッドホンで好きな音楽を聴いて、
紛らわすしかない。
冷蔵庫に入っているHeinekenと手に音楽に
集中する。興奮が収まったら一人反省会だ。
Heineken3本を空にし反省会と今後の展望を
考える。
親父さんは上機嫌だった→次も呼ばれる。
そのときは→手土産にビール持参。
ジャージの盛り上がりを確認し敬子さんから
も指を絡めてきた。
あの雰囲気なら敬子さんも快く招いてくれる。
コタツでの展開をどうするか。
2回目なら長居も可能だろう。
脳天気で自分よがりなことを考えていた。
でも現実は逆だった。
おでんから二日目の朝、ゴミ出しで敬子さんに
会う。
私「おはようございます。おでんごちそうさま
でした」
敬子さん「おはよう」
と小さな声で応じ、目も合わさずそそくさと
戻っていった。
どうしたんだろ、と思ったが社用車で急ぎ出社。
1週間、2週間がすぎた。
敬子さんとは3度顔を見ただけで今までと
まったく違っていた。回覧板手渡しからドア
ポストに挟んである。おかずを持った訪問も
ない。
私もどうでもよくなり、交流が少なければ
面倒なことも少ない。ただ反省点はオバさん
とはいえ、盛り上がったジャージを見せた
ことだろう。
おでん以来、社用車の空きが出たのでクルマ
通勤だし、ゴミ出し以外は正面入り口と
駐車場の出入り口は違うため敬子さんと会う
回数も減る。ゴミ出しの時間をずらせば会う
こともないだろう。当然、駅で親父さんに
会うこともない。
どうでもよくなりつつあった11月の最終週
が始まった休みの日だった。
シャワーを済ませ、ビールに音楽!
突然?否唐突に敬子さんの訪問があった。
転入以来、ドアフォンを鳴らすの敬子さん
だけだったから、久しぶりにドアフォンが
鳴ったときはドキっとした。
まだ〃どうでもよくなった〃わけじゃなく
〃なりつつ〃あっただからドキっとした。
ちょっと声がうわずりぎみだったし、声も
大きすぎたかもしれない。
敬子さん「回覧板と多めに作っちゃったから」
私「ああありがとうございま。頂いていい
んですか?」
敬子さん「もちろんよ、容器はそのまま返して」
敬子さん「…それから、、、旦那がね、
水炊きするなら呼べよって…」
私「…」
敬子さん「誰を呼ぶのよ、って言ったら
決まってるだろ、敬だよ敬。しっかりしろよ!」
私「そうですか…」
敬子さん「来週だけど、大丈夫?」
私「7時過ぎには帰ります」
敬子さん「じゃ~~、旦那も7時頃に帰るから
8時に来て」
確か、おでんのとき旦那じゃなく親父さんって
呼んでた。今は旦那…かぁ。
当日、おでんのお礼に5千円で花束を作って
もらい、同じ値段のワインを購入し6時過ぎに
帰る。帰り際敬子さんの自宅に花とワインを届け
る。
敬子さん「ありがとう~、うれしい!花もらうの
何年ぶりなか?ちょっとしたら初めてかも。
ワインもありがと、冷やしておくね。8時に来て」