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2005/01/23 13:26:01
(9voM1BIb)
どうしても逢いたくなり、メールで、逢いたい。とだけ打ち、車をとばして近くに着いたら電話をし、公園で待ち合わせをした。たわいもない話を続けて辺りが暗くなってきた時、別れが寂しいと私の胸にしなだれかかってきた。髪を優しく撫でながら、耳元で、好きだょ と囁くと声を抑えて泣いているのが分かる。私の手を握る力が、いっそう増した。何分そうしていただろうか、もう帰らなくちゃと云いながら顔を上げたが、もういいの?と言葉を掛けると、また私の胸に顔をうめた。車を降りる時、私の太ももを叩いたり、ツネッタリして貴男は悪い人と。帰りの車の中は彼女の香水の匂いが充満していて先程までの事が甦ってきた。夜のメールには、こんな気持ちになったのは数十年ぶりとあった。次に逢えるのは桜が咲く穏やかな時かもしれない。