2015/09/04 01:47:29
(E8uNs.ZC)
旅行に行った時の話だけ書こうと思いましたが、書いてて楽しくなり、それ以降の事まで書いてしまいました。
これ以降は、普段の生活になり、たいした変化もないので読んでもあまり面白くないと思います。
けど、なかなか楽しい伯母です。もう少しだけ、あったエピソードをチョイスして書いてみます。
今年の4月。
いつものように、仕事帰りに伯母の家に行きました。テーブルに夕食が並べられ、着々と準備が出来ています。
そこで伯母に『ごはん終わったら、大事な話があるから。』と深刻そうに言われ、気になりながらも夕食を頂きます。
夕食が終わり、洗い物を済ませた伯母が、エプロンをはずしながら、僕の前に腰腰掛けました。『なんだろう?』と考えます。
伯母は思い詰めたような顔で話し始めました。『タツヤ?あのね、よく聞いてね。わたし…結婚しようと思うの。』、頭の中が一気に混乱します。
『僕と?』『誰と?』『なんで?』。伯母が続けます。『あのね、将来考えたの。タツヤとは結婚出来ないし。私も、いつまでも一人でいられないし。』と。
あまりの突然の告白に、ただ『うん…うん…』と返事しか出来なくなります。伯母は携帯を取り出し、写真を見せてきました。
そこには、35歳くらいの男性がアップで写っていました。『会社の方でね、やさしい方で、もうプロポーズもされたのよ。』と言ってくれました。
もう、言葉が出ませんでした。色んなことが頭を駆け巡って、伯母の話もまともに聞いてなかった。
『タツヤには、言っておかないといけないと思って…。』と言われました。
『これがフラれるってことなのか。』『もう、伯母といっしょにいられないんだ。』といろいろ頭を駆け巡り、
どうにもならないもどかしさから、伯母の顔もまともに見れず、そして…唇が震えた。その唇の震えを、伯母が見逃さなかった!
実はこれ、伯母が仕組んだウソ。その日は、エイプリルフールだったのだ。写真の男性も、伯母の会社の同僚の方で、
ちゃんと妻子ある方。伯母がイタズラ用に撮らせてもらった物だったのだ。
あまりに深刻な顔で、最後には唇を震わせた僕を見て、これ以上はダメと判断した伯母が抱き締めに来ました。
『あぁ~…ゴメンゴメン。悪かった悪かった。ウソよ、ウソー。』と、抱き締めながら、頭を撫でてくれます。『ゴメンゴメン…』と何回も謝られました。
『ゴメンねぇ、泣いたらあかんよ…』と、自分の大きな胸に頭を埋めさせてくれます。ちょっとやり過ぎたと、自分でも思ったのでしょう。しばらく、頭を撫でられ続けました。
『タツヤの顔見たら、私が泣きそうになったわぁ。』と、自分の涙もぬぐっていました。
去年のお盆。
母から『姉さん(伯母のこと)、14日に来るって。』と聞かされました。うちは本家なので、お盆には親戚中が参りにきます。もちろん伯母も、その一人。
しかし、14日に来るのは伯母だけと分かりました。
その日、朝の11時に伯母がやって来ました。父も母も妹も、伯母を迎えます。あいさつでは、僕の顔を見るなり、『タツヤ、仕事もう慣れた?』と言ってくれます。
しかし、それは前日に打合せ済み。12時間前は伯母の家で抱き合ってた二人ですから。
うちでの伯母は、僕にたいして素っ気ない感じです。それも、何か寂しいのですが、仕方がありません。
夕方になり、伯母を連れて、家族で近くのハンバーグ専門店に食べに行きました。偶然、伯母が隣に座ります。
伯母は、食事しながら僕以外の家族と世間話を始めます。相変わらず、僕にたいしては素っ気ない感じです。
やることもないので、スマホをいじり出す僕。その時、僕のあいてる左手を伯母の右手が握りました。『ん?』なんだろうと思います。
伯母の右手が、僕の左手をさわり始め、指と指を絡ませ始めました。そして最後には、僕の人差し指を包んで握り、まるでセックスをしてるように、
右手を上下させ始めました。ドキドキしますよねぇ。
後で伯母も『面白かった?なんかドキドキしたよねぇ。』と言っていました。