ナンネットID のアカウントをお持ちですか? ログイン ログイン
ナンネットID
 
1
2022/05/28 19:31:39 (Lrv/WBWw)
君と最後のデートをしてから、三十数年も過ぎた。
あの頃、僕は町役場の技師で、佐護湯服とヘルメット姿で町道拡幅工事の現場監督してた。
君のお父さんは証券マンで、後にバブルと言われたあの頃、年収は僕の4倍だった。
結婚したいと挨拶に行ったら、
「安月給の役場のドカタに娘をやれるか!」
と言われて、思い切りお茶かけられたんだ。
僕は、黙って君の家を出ていった。

僕は、君との接触を絶ったけど、まだ、携帯電話のない時代だから、僕のアパートの電話にかけられた君からの電話には、出ざるを得なかった。
「ごめんね。悔しかったよね。もう、終わりにしたい気持ちh分かるけど、お別れ、ちゃんとしたい。最後のデート、して欲しい。」
と言われ、次の日曜日、君とした最後のデート、今も覚えてるよ。
君と一番たくさん行ったレストランでランチして、君と一番たくさん行ったラブホで最後のセックスしたんだ。

君のまろやかな裸身、オマンコ、見納めとばかりに脳裏に焼き付けたっけな。
焼き付けすぎて、今でも忘れられないや。
ふやけるほど69で舐め合って、最後のセックスは安全日じゃなかったけど、マイルーラ入れて生で入れたんだ。
君との最後のセックス、射精したら終わる切ないセックス、見つめ合いながら、
「最後の精液、どこに出す?」
「いつもと同じ、お腹にかけて…」

ラブホを出たら、もう薄暗くて、君と一番たくさん行った居酒屋で、僕と君は別れの杯を酌み交わしたんだ。
僕の好きなもつ煮、君の好きな肉豆腐、枝豆、焼き鳥…
居酒屋を出て、君の家にほど近い公園のジャングルジムの前で、最後のキス…お別れのキス…
さよならは言わなかったけど、僕は、君が家の原案に入るとき、こっちを見て手を振ったのに振り返して、公園を後にした。
アパートに帰って、一人、嗚咽した。
町内に実家はあったけど、兄貴夫婦が住んでるから僕は家を出てたので、惨めな姿を見せずに済んだ。

あれから、君に会うことはなかった。
僕は、君と別れた後、町役場で臨時職員をしてた女の子に告られて、君を忘れようと付き合った。
すごく良い人で、気立ても良くて、領地上手でその子と結婚したんだ。
その子、箱入り娘で処女だったし、あの時代、成人した処女は珍しかったからね。
ほのぼのとした幸せの中、家族も増えて、君のことも忘れかけていた。
そしたら、いつの間にか役場職員が安月給から高給取りになってて、やがて隣の県庁所在地と合併して、いつしか僕は巨大な市役所庁舎の中で勤務してた。

この間、仕事で君の家の近くに行ったんだ。
三十数年過ぎたのに、あの頃のままだったよ。
ただ、君の実家、君とは違う名字の表札がかかってた。
そういえば、君のお父さんの証券会社、昔、廃業したんだよね。
それで、家屋敷を手ば明日んだろうと思た。
懐かしい街並みを、暗い気持であるったことを、ここに書き記しておくよ。
今はどこに居るかわからない、遠い昔愛した君との思い出を…
 
1 2
レスの削除依頼は、レス番号をクリックして下さい
4
投稿者:チョット先輩
2022/05/30 20:09:03    (ZAvEfpgs)
そっかぁ!悔しい話だなぁ。
俺の場合は、彼女との結婚を俺の両親に反対されたんだ。
理由は他愛も無い事で、彼女は母子家庭で借家住まいなんて事で反対された。
俺は彼女にぞっこんで別れられず2年掛けて結婚できた。
処女ではなかったが、気立てが良くて今は両親とも上手く行っているのだ。
でも、結婚前に母親に俺たちのセックスを見られてしまい、母から
妻に「息子以前に男性経験有ったようね?」なんて言われた様で
確かに妻の愛戯はセックス慣れしているのだ。そこにも俺は惚れたのだった。
そんな事が有って、実家でのセックスは母に覗かれている気配を・・。
ともかく、夫婦は円満です。 少し母親のヤキモチが気になりますがね。
3
投稿者:(無名)
2022/05/30 08:21:00    (Rw4gdy0a)
元カノのお父さんは、山一證券にお勤めだったのかな?
そういえばあの頃、公務員は安月給と言われてましたねえ。
2
投稿者:(無名)
2022/05/29 15:04:06    (tpUUf1wm)
良いお話でしたが、誤変換がもったいないですね。
1 2
レス投稿フォーム
名前
トリップ[]
E-mail
※任意
本文

投稿文に自動改行は行われません、適宜改行を行ってください。 # タグ使用不可
「sage」
※投稿を上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。