さて、話を戻します。

ダイエー某店で購入した、ちょっと中年向けのプリーツスカート。部屋に戻って、その晩に穿いてみることにしました。むろん、その下にはブラジャーやガードル、そしてスリップ、ピンク色のガーターバンドで留めた黒のストッキングを着用。もう、フル装備ですね。

上半身はスリップの上から白い丸首Ｔシャツを重ね、一応は女装姿の完成。小さな手鏡でしたが、床に置いて首下が映る距離に合わせました。

いいですねぇ。Ｔシャツに映るスリップの肩紐。ブラジャーによる胸の膨らみ。横に１回転するとサッと捲れ上がりスリップのフリルが見える瞬間。

ウーマンリブだとか男女平等とか、本当に
「何言ってんのよ！」
って叫びたくなるくらい超気持ちいい。

でもでも、やっぱ股間が熱く硬くなるのが分かる。
「オレって変態かな」
「いや、良いものは良いんだよ」
天使と悪魔のツッコミ漫才。

結局その夜はスカートを穿いたまま寝てしまい、当然のことながらオナニー三昧。朝になったら、ショーツどころかガードル及びスカートまでヌルヌルのカウパー線液が滲んでおりました。

そういえば聞いたことがあります。

どこかの女装倶楽部では、たとえ年齢が高くなっても歳相応の化粧と服装を纏わせてくれ、ランジェリー専門店ではなく普通の衣料スーパーや下着売り場に行って、自分に合う、自分の好きな女性下着を購入することがあるそうです。

男顔で
「女房にプレゼント」
だとか
「娘の誕生祝いに」
なんて言い訳して買えなくもないですが、他の客にいちいち理由を説明するなんて出来ませんし、信用してくれるはずもありませんよね。
かといって、LＧＢＴに便乗し隠れ蓑にしてセコく買うというのも情けないですし。

私の経験からすれば、売り場にいる店員と仲良くなるのが１番だと思います。そして他の客が少ないアイドルタイムを狙い、お店の信用をなくさないように注意する。ですから、逆に店員は中年のオバチャンタイプより、若い娘さんタイプの方が理解力があるかもしれませんね。

私の投稿、他にもお読みになってる方、きっといらっしゃることだと思います。女性下着売り場の体験、ご意見ありましたら是非お聞かせください。

愛知県民さんは、いくら通販やネット時代といわれても、女性用の下着を単に手に入れるのでは面白くなく意味がないとお考えのようですね。私も同感です。
店頭に並べられたり積まれたりしてる商品を直接手に取って調べたり、許されるなら試着させてもらう、そしと何よりも他の女性客や女性店頭たちの目前でも堂々と選べ購入できる、それが『至福の時』なんですよね。分かります、分かります。

あの、幸福感＞緊張感、羞恥心＞罪悪感、嵌まった人なら当然ですね。ブルセラショップでいくら「現役女子高生が脱いだ物」と言われても、実際の女性下着売り場で購入するスリリングさに比べれば月とスッポンだと思います。

また、女性店員さんや傍で物色する他の女性客が美人の人妻タイプだったりしたら、それもまた興奮の材料ですね。違和感なく会話できたら、デートしてるも同然。毎日でも通いたくなりますよ。

私がアバンチュールよりアドベンチャーと言った意味は正にそこなんです。

ありがとうございます！
ご指摘のとおり、私は現在も買いに行けるようなシチュエーションがあるといいなぁなんて思ってます(＾◇＾)
私が100円ショップで買い物かごいっぱいに女性下着を買って白い目で見られたり、スポーツショップで女性用の競泳水着を買ったりしたのは、もう10年近く前になります。
最近では、見た目がおじさん化してることもあって、大人の本屋さんとかで女装用のものを買ったりとかくらいです…。それでもサイズが合わなくて(T0T)
エリザベスは一度行ってみたいんですが、私もリボンのついた普通の綿のショーツとかが好きなので…ちょっと方向性が違うかもです。

ちょっと中断しますね。

ひょっとして↑愛知県民さんは今現在のお悩みではないでしょうか？でしたら今の私も下着売り場に直接買いに行くのはムリですよ。あくまでも過去の話ですから。年齢的なこと体型的なこともありますが、何よりもスーパーが淘汰され、昨今の女性はファショシマやユニクロなんかが下着の主戦場になってますから、男性顔で近づくには勇気だけではとてもとても。

ま、それでも昨年はアピタで女子用のスクール水着を買いましたけど。ただ、やっぱサイズ的にキツかったですね。しかも旧スクタイプが全然なくて、スポーツ用品店なんかはトドみたいな競泳用か、身体全体を覆う上下のセパレートばっか。あとは長袖シャツのようなものとか。

話が逸れましたが、じっくり選んだり、店員と会話しながら女性下着を買うなんてのは本当に難しくなりました。そうそう、ホームセンターでグンゼの女性用ショーツを見かけ、防災用品と一緒に買ったら怪しまれずに精算できました。

名古屋にはエリザベスさんという女装者向けのランジェリーショップはあります。一度行ったことがありますが、値段的にどれも高いですね。私は庶民的なお手頃価格の物が好きなんですけど。

怪しげなベビーロールよりオーソドックスなスリップ。キャミソールミニより裾にフリルの付いた切替スリップ。こんなレアなのを女性下着売り場で探してたら時間がかかるし、店員に「何故？」って聞かれそうで、いやぁ、本当に難しい時代になりました。

ネット購入で良いんじゃないですか。私が投稿したような、店員との丁々発止はもうムリだと思いますよ。
ただ、お店と時間帯とタイミング、それに時節とアプローチの仕方しだいでは、気に入った女性下着を選んで買える可能性はあると思いますよ。

スカート購入となったのは、ある日地元のダイエー某店に行った時のこと。ちょうどバーゲンセールをやっていた平日の昼下がり、いわゆる昼メロの放映時間中のショッピングでした。

スカートといっても種類は多々あり、売り場に行ってから迷ってると怪しまれるから「母親にプレゼント」と偽ることにしました。ま、当時はウエストも70㎝そこそこでしたから、中年女性のサイズとしてはありがちだったんじゃないでしょうか。

世は郊外型スーパーが進出し始めた時代。駅周辺のスーパーの集客力はしれたものでした。予想通りダイエーといえど閑古鳥、しかもアイドルタイム。女性下着売り場に近づいたら、ここも人件費の節約か、中年のオバチャンがまばらです。
「(アタックチャンス！)」
しじみチャンスなら二箱。

一先ず怪しまれないようレジのオバチャンに
「すいません。母親が穿くようなスカートってどの辺にありますか？」
「それなら、あそこ辺りです」
指差す方向に歩き始めたら、ワコールやらトリンプやら下着コーナーに突き当たり、ゆっくり見学しながらスカートのある場所に向かいました。

マネキン人形にブラジャーやガードル。ありました、ありました。ボディースーツのマネキンも。大きなワゴンには100円ショーツの山、山、山。いつも行ってた衣料店とは段違いです。さすが量販店ですね。

ダイエーもターゲット層は中年女性だったんでしょうかねぇ。スカートやワンピースなんかはミニが少なく、ミディスカートやマキシスカートが多く見られました。私としては、初回ですから何でも良かったのですが、どうせならとプリーツスカートでワインレッドという渋めの色を選びました。ポリエステル製で滑りを良くするためか内布が付いてました。
「(これならＴシャツと合わせられるな)」
内心しめたと思いレジで精算することに。

慎重にも慎重を重ね、男性用の肌着も買いカウンターにレジ籠を起きました。
「お客様、スカートの包装は如何いたします？」
「あ、そのままで良いです。他にも渡す物がありますから」
いつの間にか後ろに二人のオバチャンが並んでましたが、無難な会話で事なきを得ました。

スカートってどんな感じかな？

少し話は反れます。
私が女性下着に嵌まった頃、たしかワコールだったと思いますが、『ボディースーツ』なるものが登場しました。
時代はガンダムの初期放映開始。『モビルスーツ』という新語も現れ、「紛らわしい！スーツって何？」みたいな冷やかしと戸惑いが男性陣に生じていたのではないでしょうか。

調べてみたのですが、ボディースーツが現れる以前にもコルセットにガーターベルトを加えた、いわゆる「オールインワン』というのはありました。ただ、あまりにも重装備でレトロな感じでババ臭く、しかも高額だったため高度経済成長期以降は不人気だったようです。

私のお気に入りの衣料店には、残念ながらボディースーツは扱っておりませんでした。しかし、ティーンエイジには無縁の代物でしたから、それほど興味はなかったですね。ただ、スクールストッキングの包装写真が頭にこびりついて、それからですね。下着に合う服装を思い描いたのは。

「(オバチャンには悪いけど、スカートはどこか違う店で買いたいなぁ)」
アバンチュールというよりアドベンチャー。何か女性の世界に足を踏み入れるのが面白くなってきました。