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2026/04/28 14:56:14
(efXf3hsb)
仕事の時は男装なので、帰りにたまに新宿西口地下とか寄る。
小用器の前に立って、用をたすふりをしながら立っていると、すぐに隣にも人が来る。
用が済んですぐ立ち去る人もいるけど、そこは有名トイレ、私と同じく、そこに立ち尽くす人もすぐやって来る。
来るかな、とこの辺からどきどきが始まる。
左は立っている、私好みのイケおじタイプの彼。ちらちらと視線をよこす。
その視線を感じると、自分の手の中のものが、ぐぐっと力を得てくる。
支える手もいらないぐらい、上向きになってしまったところへ、彼の右手が伸びてくる。
逞しい手に包み込まれて、思わず吐息が出てしまう。
どちらからともなく小さく頷いて、一番奥の個室へ。
並んで立ち、お互いを刺激しあう。
実際は音などしないけど、シコシコって響きを感じる。
私は日頃の行為の時も手や口でイカされることはほとんどない。
だからこういう時は、相手の方がだいたい先に果てる。
この日もそうだった。私のものを扱きながらも、彼は目を閉じ、やがて上を向いた。
うっ、という抑えた声と共に、彼のそこからは白い欲望が吹き出した。
「ありがとう」ズボンを履いて、彼はそそくさと、何事もなかったかのように出て行った。
残された私は、さっきまで彼を握っていたその手で、今度は自分を慰める。
彼の放ったもの、汗、においが沁みた手だ、と思うと、普段の自慰とは比較にならないほど、あっという間に興奮が高まる。
そして私も絶頂のときを迎えた。
床に垂れた、2人分の悦びの印をトイレットペーパーで拭き取って、私も個室を出る。
束の間の、どきどきの行為は、今日も満足だった。