1
2026/08/12 08:38:10
(FwslLaT4)
夏休み前。
双子の娘らが私の実家に遊びに行きたいと言い出した。
同県にある私の実家には母が1人で暮らしている。(番犬一匹と)
昨年の夏に私の仕事の都合でひと夏いることになったのだが、すっかり気に入ってしまったようだ。
母も喜ぶし私も助かるし反対する理由もない。
暇を見てお母さんも顔を出すからと娘らを送り出した。
娘らには小学生最後の夏だ。
何日か経つと母に連絡して近況を尋ねた。
娘らは母のカードで図書館に行き本を借り、プールや川遊びやと楽しく過ごしてるそうと聞いて安心した。
ちょっと大人の目がいるような時は近所に住む私の従弟が面倒見てくれることになっているらしい。
近々キャンプに連れてってもらえるのを楽しみにしてるようだ。
従弟は私の実家のある町で獣医をしている。
犬を飼いたくてもマンションで飼えない娘らの一番の目的は実家には犬がいるからだと思っていた。
仕事が一息ついた時、様子見がてら里帰りした。
時刻は2時くらいで娘らは従弟と釣りに出掛けてるらしい。
水着を持参したそうだから、泳げて釣りもできる場所に当たりをつけて、私も散歩がてら行ってみることにした。
子供の頃からかって知ったる遊び場だから見つけられるだろう。
私は虫除けスプレーをふりかけて出掛けた。
河原沿いを上流に進み、やがて林の中に入り獣道を進んでいく。
所々水辺に行ける道をくまなくチェックし、ずいぶん上の方でやっと三人を発見した。
この辺になると地元の子供らでもなかなか入ってこない。
似たような場所はもっと手前にもたくさんあるからだ。
私はずいぶん奥まで来たんだなあと思っていた。
大きな岩が無造作に立ち並ぶような場所で、砂利が敷いてある四畳半くらいのスペースに娘らのカラフルな荷物が置いてある。
死角になっている岩影で泳いでいるのだろうと思った。