「かわいいね。お小遣い、いくらもらってるの?」 女子高生Aさん(当時15歳)に、こう声をかけ、車で連れ去って性的暴行に及び、わいせつ誘拐と不同意性交等の2つの罪に問われていた大久保隆夫被告(79)に判決が下された。 11月21日、さいたま地裁。この日、グレーのジャンバーに白いシャツ、黒いズボンで入廷した大久保被告は、「よいしょっ」と声を出して被告人席に座ると、じっとうつむいたかと思えば、顔を上げて前を見つめたりと、落ち着かない様子だった。そして、傍聴席に座る妻にひとつうなずくと、証言台に座った。 そんな大久保被告に対して、室橋雅仁裁判長は「車内で恐怖を抱いている被害者の心情を顧みることなく、犯行に及んでいる」などとして、「懲役5年(求刑6年)」を言い渡したのだった。 事件が起きたのは、5月11日のことだった。...(続きは元記事で)