ホテル代が惜しいのか、最近は、ホテルですることは数回に１回で、車内やレンタルルームが多い。
仕向けてやらせているとはいえ、車や野外での恥辱は、男に、殺意にも似た激しい憤りを覚える。

嫌がることをさせて服従させたいドエスの傾向は、私と通じるところがあるが、男は、妻の人生に責任を負っていないぶん躊躇がない。
もちろん、妻に人前で肌を晒させたことなど、一度もない。
男が、妻にそれをさせていることが、殺したいほど憎い。

電話がバッグや上着に入れられていると、あまり聞き取れず、いつの間にか脱がされていることが多いので、いつどこで脱がされたかは、あとで改めて妻に聞く。
男は、毎回少しずつ、誰かに見せながら、妻を脱衣させる。

信号待ちで、服の前をはだけて歩行者に見せつけるように言い
胸をはだけさせたまま、街中を走り回り
停車して、妻が、見ていいる人がいることに気付がつくと、さらに脱衣して見せるように言う
下着をつけていれば、それも誰かに見せながら脱がされる
ほとんどの日は、全裸ではなく、ブラジャーだけを着けた姿で連れ回され、たびたび胸を露出させて辱める

カーセックスの場所で多いのは、デートスポットに使われるような大型施設の駐車場など。
男は、毎回早漏気味で、挿入は、長くて10分ほど。
大半の時間は、手や道具を使って体を弄ばれるか、自分で道具を出し入れする恥辱に耐えて男を喜ばせる。
人が近づくと足を開くように言われ、気付いて見られはじめても、我慢して続けさせられる。
我慢できなくなった妻が、大きな声を出しはじめることもある。

「もっと見てって言いなよ、気持ちいいくせに。」
「いや、いや、見ないで」
「丸見えオナニー大好きだろ。」
「あ、あ、イイ、イイ」

ただセックスは、人に見せようとはしない。
人目があるところで脱ぐのは妻だけで、フェラチオやオナニーはさせても、自分は脱がない。
男はいつも、人目がなくなるのを待って、自分は下だけ脱いでやるのだという。
車の中でやるときもあれば、外に出て、裸で車に手をつかせてやったりもする。

そして、妻に必ず「チンポいい」とか「中で出してください」という言葉を何度も言わせる。
その時だけ、誰かに妻の声を聞かせたいのかもしれない。

車外に出る際は、上着だけを着せられて、どこかで脱衣させられる。
家の近くで、服を着ていいと言われたら、やっと車を降ろされる。

妻は、有名でこそないものの代々続く日本伝統文化の家元の三女です。
「両親に報告」は、伝家の宝刀に等しい脅しで、不倫発覚当初から、何度か口にしています。

もともと、それほど無理な命令に服従させられるほどの亭主関白でもありませんし、離婚だけなら、決心したかもしれません。
ただし、離婚なら、妻の両親に理由を言わないわけにはいかない。
真実を知ってもらうには、その証拠も見てもらわないわけにはいかない。
本家だけでなく、もちろん兄弟姉妹にも、きちんと経緯を説明しないわけにはいかない。
詳しく。

どなたも世間体が命の立派なお歴々ですから、妻の残りの人生を終わらせるには、発覚当初のLINEだけで十分でした。

もちろん最後まで抵抗したのは、セックスを毎回一部始終電話で聞かせる条件でした。
しばらくは、裸で土下座して「できません」と「許してください」を繰り返していましたが
最後は
「できないなら両親にLINEを見せて、どうするべきか決めてもらう。」
の一言で、「何でも言う通りにします」と泣き崩れて承諾しました。