「妻を攻略されない法」だったら、
私はまた違った事を書くかもしれません。
大学生さんが私の息子だったら‥‥‥正直、背筋が寒くなりますが、
きっと長い時間をかけてじっくり話し合い、
自分の醜さも認めたうえでなんとか正しい方向に導こうとするでしょう。

でも、やっぱよこしまなんですよねー。俺。
スケベなんですよ。やめられんのです。
それが正直なところです。
「人妻攻略法」なのに、攻略しようとしている男を批判したり
やめさせようとしたりする読者の方が多いのが意外ですね。
では、妄想をマイナーな方向に向けてみましょうか。

企てを悟った奥さんが、旦那にちくるとする。当然怒り爆発！
派遣先の家庭教師センターに怒鳴り込む。
速攻クビ。怒り収まらず、大学生さんの御両親の家に怒鳴り込む。
「なんちゅう教育しとんじゃ！」
お父さん土下座。お母さん号泣。弟、妹もメソメソ。
ぜんぜん怒り収まらず、大学にも怒鳴り込み。
場合によっては退学（法的効力があるかどうかは知らん）

多額の教育費をかけて、一生懸命育て上げた自慢の息子。
ついこのあいだ、
「お父さん！合格したよ！今まで応援してくれてありがとう！」

嗚呼、、嗚呼、、、！！！

人は自分が誰かの役に立っていると
思える事を常に欲していると思います。
自分の存在意義みたいなものを確認したいというか。
母として妻として、絶えまなく頑張って生活してきて、
でも男と違ってその成果が形や数字となって表し難い。そして
「そんな事あたりまえ」と言われがちです。
旦那は出世や様々な社会のサーキットの中で手応えを感じる事が出来る
けれど、妻は家で同じ事の繰り返し。
その図式は当然子供は理解できませんよね。
それを最大限評価する夫がいて、子供や姑に対して
「ママは凄く立派な事を毎日してくれているんだよ」などと教育もし、
最近起きた事件や愚痴をよく聞き、仕事で疲れているにも関わらず
松岡修造みたいな熱き爽やかさで食卓を盛り上げる‥‥‥
妻の車のダッシュボードに散乱するMDを物色し、そのミュージシャンの
新譜を発売日に買って帰る。
誕生日には都内の中級エステのフルコース券をプレゼント。
風呂に入っている間にこっそり皿を洗って、澄まして野球観戦‥‥

逆説的に、そんな旦那と正反対の旦那の妻は心の
どこかに隙ができるものです。攻略の可能性が１％出てきます。