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2026/04/01 07:43:51
(/XNy8nKb)
大企業はどこも賃上げ交渉で満額回答ばかりでも僕の工場は孫請け工場です。
冬のボーナスも30%カットでした。
春から息子が高校進学です野球部へ入るそうですが用具にお金が掛かります。
そこで妻も働きに出ると言ってくれました、でも何も資格も持たない妻に条件のいい仕事などありません。
そこで仕方なく清掃の会社が雇ってくれましたビルメンテナンスです早い話ビル内の清掃ですトイレもします。
男性ばかりに職場で一癖も二癖もありそうな面々ばかりでした。
僕は心配でたまりませんでした。
だから時々様子を見にも行ったりしてました、でも心配をよそに妻は生き生きとして働いていました。
三十代後半ですが彼等から見ればまだまだ女として見ていたと思います。
そして事件が、僕が近くを通リ掛かったので妻の様子を見に行ったのです。
受け付けの人に聞くと今日は5階から8階が担当だと教えてくれました。
ちょうどトイレしたくなったので5階のトイレへ、すると個室から変な声が聞こえて来たのです。
アッウッああ~そこいいわ感じるもっと奥までと女の声でした。
まさか妻が?
僕は息を殺して出て来るのを個室から覗き待っていると、ドアが開き清掃員の髭面の男が出て来てその後ろから驚きの光景が。
もうあの世に行ってもいい歳の老婆が杖を付きながら出て来たのです。
入れ歯はガタガタ腰は曲がっていました。
その老婆は僕に気ずくと、「老婆の休日じゃ」と言って脱兎の如く走り去ったのじゃ。
今日はこれくらいにしときまます。