実に久しぶりに体を重ねて絡み合う事になる。
最後にしたのは、就職して1年ぐらいだったはず。あの頃は、ホントやる事だけを考えて
盛ってたから…
大学2年の水泳部の夏の合宿で、夜に飲めない酒で酔ってしまい、Fが介抱すると言うから
宿泊していた2人部屋の中でFにされるがまま
酔って抵抗出来ないおれは、気持ち良くされた。それ以降は2人でコソコソと会っては
エッチしていた。
そしておれのアナルバージンはFに奪われた。

しかし…F
今までの空白の間にも、たくさん経験を積んでいたことが彼の愛撫でわかった。
長い時間Fの責めは続き、いつの間にか
穿いていた白いTバックの股間部分から
ハミチンさせられてたという痴態を晒した。
そして、壁に手をついて、アナルをほぐされた。そのまま正常位で貫かれた。
Fは親切にも妻に向かって
旦那さん、アナルやられてヒイヒイさてますよ。よく見てあげて！とチンチンもシコシコされた。最後は背面座位で股をひらかれて
乳首、サオ、アナルの３点責めで
フィニッシュ！！
しっかりと妻に見せつけるように
発射させられた。
そして、イカされた僕をFは
また仰向けに寝かせると、添い寝しながら
身体中を舐めてきた。
妻は、えっ？と不思議な顔をした。
するとFは妻に
イカせ合い勝負は、おれの勝ちでした。
いつも負けた相手をたっぷりと全身舐めするんです。

いつも槌槌
おれは内心思った。

旦那さん、多分このままもう責めてこないと思います。戦意喪失というか。
なので、もう一回抱いちゃいます。

このまま
観てますか？

と妻に聞くと妻は静かに頷きました。

ちょっと言葉責めとかバシバシいくけど
気にしないで下さいね。

恥ずかしいけど、おれ
Fにしがみついてアンアン大声で
言わされて鳴きました。

妻は仕方ないという目でおれを見つめていました。

その後も一回挑んでいるが、やはり負けてしまった。おれも意地になるクセがあるが、元来責められるのは嫌なAさんにもプライドがあるのか手加減は無しだ。

おれもAさんも今まで通りの交友関係は健在だが、いざベッド上では火花散る感じだ。
周りから見ると、可笑しく見えるのだろうが
2人の間ではマジなのだ。
そして、こういう事をやり始めてから
実はイカせ合い勝負という世界も世間にはある事を掲示板で知った。
検索すると確かに男同士でのイカせ合いを
募る掲示板も存在する。
いつしか、おれと Aさんの闘いは夫婦間のスワップから独り歩きし始めた。
それは、Aさんの奥さんは興味を失ったのか少しずつ4人で会う機会は減った。
が、おれの妻は逆に全然違った。
妻もレズをやるせいか同性同士のプレイには
理解があるのか知らないが、おれと Aさんの事に興味深々だ。
しかし、闇雲に挑んでもおれに勝てる術が今はない。それなら単純に場数を踏めばいいのでは？と自問自答した。妻もある意味納得した様子だった。
とは言え、すぐに相手もいるわけではないし
例の掲示板に書き込む勇気もない。
そこで、ふと頭の中によぎったのは
大学時代に男同士の良さをおれに教えた
友人Fだった。
卒業後もしばらくつるんでいたし
おれの結婚式にも来てくれてるし何より
妻も面識がある。
おれは妻に大学時代の話を正直に打ち明けた。
妻はすぐに理解してくれたというか
余計あれこれと聞いてきたくらいだ。
相手が気になるようで、しつこく問い詰められ
私も知ってる人なのか？と少しずつヒントを与えると、的中されてしまった。
その時の妻の表情は、まるで
その様子を見たかった！と言わんばかりだった。興奮していたのだろう。

仕事場はお互い近いし連絡先も知ってるので、かなり久しぶりだがおれは思い切ってFに
連絡を取ってみた。
偶然だがFもおれの近況を気にしていたと言った。早速、翌日の仕事帰りにお互いのオフィスの側の居酒屋で再会した。
話題はすぐにアッチの話となった。
最近どうなの？みたいな…
驚いたことに、Fは今でも時々奥さんに内緒で
男ともしてると言った。
Fはおれに、なんで連絡してきたんだと不思議がっていた。
おれはFに正直に、Aさんの事を含め全て話した。奥さんにも見せれてるなんて羨ましいな！とFは言った。
そのあとすぐに、要はそのAをイカせたいが
練習相手みたいなのが欲しいと？
だから俺に連絡してきたと？
最初からそう言えよ。
だからそう言ったつもりだけどw
で、おれは正直にもう一つ頼んでみた。
今度ウチにきて、おれの妻の前でやってみないか？と。
Fはさすがに、おいおい、それはハードル高いよ。俺だってお前の嫁さん知ってるんだからよ！
さすがにダメか…
妻は見たがるんだよ。

しばし沈黙…
やりたいし見せたいのは山々だが
と、Fが、
じゃあ、マスク付けるか！
一瞬、ぷ…っと吹き出してしまった。
が、おれはアリだな、それも。と妙に納得。
うんうん。とあいづちしながら
その作戦で言ってみるかと。

だが、いきなりマスク被ったヤツを
俺の家に呼ぶ設定にはムリあるぞ！と。
それなら、フツーにホテル取って
俺のことは掲示板で知り合ったって言えば？
おお、冴えてるな！というか
そこまでして、うちの妻の前でやりたいんだ？
まあな、知り合い女性の前でなんて
興奮するよ。

あっという間に時間が過ぎて、そろそろ帰宅しないと…

後の段取りはメールでいいよな？LINEだと
バレるかもだから…
わかった、帰ったら連絡する。
そういうと、その場を後にした。

帰宅後にFからメールがきていて風呂上がりに返信して寝た。

朝起きて、メールを見ると
ところで、当日はどんな流れでしたいんだ？
と書かれていた。
できれば、妻はイカせ合い見たいだろうから
Fと勝負してみたい。
Fは面白そうだな！と快諾。

そして、金曜日の仕事帰りに駅前のビジホを
予約したFの部屋を訪ねるとおれたち夫婦を迎えてくれた。すでにマスク姿なのが
面白いのだが…
一応妻には、地元だし絶対顔バレしたくない
人だからと伝えてある。
自己紹介も早々に、すぐに準備を整えた。
そしておれは、この日
妻にも内緒にしていた白のTバックを穿いてきていた。実は大学時代、男同士でする時は
必ずTバックを穿いていた。
妻はビックリしていたが、反応は悪くなかった。
そして、やはりFも予想通りに赤のTバック姿を披露した。
そして、おれは
マスクを被ったFと久々にお手合わせだ。
元々、おれはFに手解きをした相手なので
そう簡単にどうにかなるはずはないと
考えていた。

そして、組み合った…

　　つづく